『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[(三観目)映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』を観た]

2013-11-23 17:03:11 | 物語の感想

☆う~ん、三回目の鑑賞だが、普通に面白いな。

   ◇

 なんかね、特別な、動員100万人突破の特別カードを貰ったよ。

 表に「連環まどか」で、裏が「サタンほむら」のイラストだ。

 サタンほむらの肩が出ているのはいいのだが、私は、まどかの方が好きなので、まどかのほうを飾ろう^^

  

 今回はキャラクターに注目して見たのだが、今作のさやかの魅力は倍増しているよね。

 その身のこなしがいいし、作画に力も入っている。

     

 仁美のナイトメアを前に、杏子と二人で下りたつ立ち姿なんか格好いい。

 なんで、マミさんが魅力的なのかもずっと考えてみた。

 いや、答えは出ないんだけど^^;

 おっぱい大きいのに上品だからかなぁ。

     

 ほむらは、マミさんのリボンに囚われて、声を枯らして世界への疑義を訴える必死さが良かった。

 まどかは、常にのんびりしていて可愛いですね。

 五人が並んだ時の、横から見たときの胸の大きさの違いは、なんとも色々考えさせられます^^

 さて、この作品、多くの人が、それぞれ、多くの作品を引き合いに出して語っていて、私も特に『うる星やつら ビューティフルドリーマー』や『ヱヴァ:破』を思い出したものだが、

 もう一つ、ディズニーの名作『ファンタジア』にも似ていると感じていた。

 その、画面と音楽の融合の姿が、だ。

 今回、三回目を鑑賞し、その感を強くした。

 実は、それについて長く書きたいのだが、これから仕事なので、これにて終わる。

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                                     (2013/11/23)

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[映画『かぐや姫の物語』を観た(寸評)]

2013-11-23 16:24:32 | 物語の感想

     

☆・・・観てきました。

 『まどか☆マギカ 叛逆の物語』の三観目と連続して見たのですが、そのクライマックスの「忘却」についての論じ方が、似ている点もあり、こちらの作品の方が、よりクールに描いている点もあり、その符号が興味深かった。

 私は、常々、作劇上の三大悲劇条件として、「落差」「切断」「忘却」があると考えているのですが(持論である。どの本にも書かれていないことだ)

 この作品には、その三大条件が含まれている、にもかかわらず、大人の抑制だろうか、ウェットな展開にはなっていなかったので、私の主観では完成度が増していたと思う。

 でも、隣りに座っていた女の子(知らない子)が、終盤でグズグズ泣いていたので、そこは、私の見たて違いかも。

 さて、私が危惧していた、「左翼的な解釈による、かぐや姫の不遇への、雅子皇太子妃の不調への重ね合わせによる皇室批判の側面」だが、

 私の杞憂だったようだ。

 まあ、無理してそう見れば、そう見えないこともないし、その側面で語る人もいるだろうが、私は楽しく観た。

 ある意味、古式ゆかしい古い展開だが、ジブリ的な動きを重視させていて、愛嬌のある人物も配し、やや退屈に感じる点もあったが、

 序盤のチビかぐや姫のあくび、おばあさんの大きな乳首から、中盤のパタリロのような侍女、終盤のブッダみたいな月からの迎え人と、全編 楽しめた。

 かぐや姫は、赤ちゃんの頃から、成人するまで、ずーっと魅力的で可愛かった^^

          

 かぐや姫の養父母となる二人だが、私、どうしても「横田めぐみ」ちゃんの両親に見えて、最後の別れは、短い描写ながらも辛かった・・・。

                                      (2013/11/23)

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[とりあえず、その考えは仕舞っておけ!(保守と左翼の構図/赤旗 日曜版)]

2013-11-22 12:37:03 | 保守の一考

☆明日に公開を控えた「かぐや姫の物語」、その中でのかぐや姫の描写について、雅子様をイメージしたのではないかと、問題へと至る衝動の提議をした。

 反皇室プロパガンダにもなる可能性があると書いた。

 すると、どうやら、保守派の「雅子様の批判派」「現皇室の批判派」の方が、大挙としてコメントしてきた。

 どうにも、コメントとして反映させられないものもあるのは了承してくれ^^;

 だが、私はそれには組しえない。

 言論界において、私を味方につけたものは勝利する、と言うのは、定説ではあるが、

 私も、次第に激情に任せての言論活動はしなくなっているんだわ。

 でも、皆さんの意見はなるべく公開しておきたい。

 さて、保守派の「雅子様批判派」「現皇室批判派」に言いたいのは、

 あなた達の思いと、左翼の「批判派」の思いは天と地ほども違いがあると思うので、敵対の「数」になる行為はやめなさいと言うこと。

 このような内輪もめをしている段階はいいのである。

          

 しかし、我々には、大きな敵がいるわけだ。

          

 表立っての保守派内でのもめ事をさらすは、それぞれの護っているものさえも貶めることになる。

 何を基準に、現在の皇室の堕落を語るかは分からないが、今までの歴史を鑑みれば、けして、皇室が100%の潔白に存在していた訳ではない。

 それでも、変わらない神聖なものがあったればこその皇室である。

 貶めるな。

 しかし、あなた方の主張に沿って、「かぐや姫の物語」のかぐや姫は、「悪女」らしいぞ!!

 おっと、さっそく、今日届いた「赤旗(日曜版)」で、共産主義者・高畑勲監督のインタビューが載っていた。

          

 正直、作品の出来は、期待大であり、物語も良さそうだ。

 しかし、その思想と、それに伴う、観た者の感じ方までは保障できない。

          

 分からない、分からない、杞憂であればよいのだが・・・。

                                          (2013/11/22)

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[『GOGOMONZ』採用投稿(24:嬉しさと恥ずかしさと心強さと~♪)」]

2013-11-21 06:31:32 | GOGOMONZ(ゴゴモンズ)

☆FM NACK5の番組「GOGOMONZ」では、最近、番組の最初で芸人を一人紹介するのですが、昨日は「マジックジェミー」さんで、

 私、以前、この人に舞台上からいじられた経験があり、ちょっと嬉しさと恥ずかしさがありました。

 マジックジェミーさんの画像と、おまけでサイコジェニーの画像・・・。

     

     ◇

 さて、私の店には、何人かの常連さんがいるのだが、先週、Eさんが閉店間際に来た。

 着の身着のままで、私と、やはり常連のSさんが座っている間に分け入ってきた。

 どうやら、彼女とケンカして、寝ている彼女を置いて、ここに来てしまったとのこと。

「なんでケンカしたの?」

「いや、彼女と出かけて遅くなるので、家で、ばあちゃん(御年90歳超)が鍋を作ってくれるとの話を聞き、火をかける直前で作るのをやめといて、と頼んだのに、家に帰ると、グズグズに煮込んであったので、僕がばあちゃんに文句を言ったら、彼女が、そんな言い方ってないでしょ! と怒り出してケンカになったんだよ・・・」

 私は、90歳のばあちゃんに炊事をさせ、あまつさえ、文句を言えるEさんに、ちょっと反感を感じた。

    ◇

 私の店のお客さんには、ナック5のリスナーが非常に多いのだが、このEさんとSさんはナック5を聴いてない。

 だが、いつも、私の採用投稿をレコーダーで聴いて、三人で笑っている^^

    ◇

 日曜日、店にはEさん(37歳・カメラ好き)が来ていた。

「僕のよく聞くラジオ番組の、明日の投稿テーマが出ているんだけど、一緒に面白いネタを考えませんか?」

「どんなテーマ?」

「・・・人生のかさぶたシリーズ。 『記憶に残る!家庭内で起きた小さないざこざ』です・・・」

 たまに、J-WAVEなどで投稿が採用されているEさんは、幾つもネタを提供してくれた。

 しかし、どれもいまいち面白くない。

 私は言いました。

「この間の、彼女とケンカした時の、鍋の話を詳しく教えて下さい。それを自分のこととして、ゴゴモンズに投稿しますから。」

「おお^^」

「あの話は使えそうです・・・^^」

     ◇

 かくして月曜日、投稿が採用された。

     ≪鬼丸師匠、かおりん、グッドアフタヌーン!

       一年ほど前、夕方に母親から連絡があり、「夕食は鍋焼きうどん」と聞いた私は、帰宅が遅くなるので、

       火を掛ける直前の状態にしておいて、と頼みました。

       が、夜中に帰宅すると、鍋焼きうどんには火が通っていて、いや、通り過ぎていて、ネギや白菜は溶けて繊維状態、

        うどんも溶けて餅みたいになり、鶏肉は表面が乾いていました。

       ハンペンは、固くなってビート板のようになっていました。

       たまごは隕石の如く、クレーターまであるカピカピ具合。

       ちょうど起きてきた母親に文句を言い、口論。

       で、その愚痴を、電話で当時の彼女に話すと、

        「お母さん、せっかく作ってくれたのだから、そんなこと言うもんじゃないわ!」と口論。

       夜中にダブルイザコザ、踏んだり蹴ったりでした。

 そしたら、鬼丸師匠、ことのほか、この話にノッて、今までで最長のコメントをしてくれた、

 でも、「うぇーん」、その内容としては、「話は面白いが、いい歳して、お母さんにご飯を作ってもらうのは、彼女、と言うか、周りから見ると『キモい』」とのこと^^;

 きーっ! いや、作ってもらうことは多々ありますけどね・・・^^;

 カオリンも、最初は笑ってくれたのに、「鬼丸さんの話を聞いて、あっ、感じ方が逆になった!」と言う始末、もう嫁にもらってやらない、いやさ、嫁にもらってやる!!^^;

 そして、最後に、鬼丸師匠は、「でも、私もそうですが、ミドランの気持ちは分りますよ、息子はいつまでも、母親に対しては、小学生の頃のままなんですよ」とフォローまで入れられる^^;

 とほほ・・・、投稿の採用は嬉しくも、キーっ、恥ずかし~ッ!!!

 骨を断たれて、肉を斬る・・・、ってトコかな?(変な喩え)

                                  (2013/11/21)

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[超緊急速報! 「かぐや姫の物語」は雅子様じゃないか?]

2013-11-20 11:16:08 | 保守の一考

☆今 仕事中、保守派に緊急速報です。

 杞憂であって欲しいのだが、ジブリの新作「かぐや姫の物語」は雅子様をイメージして製作した恐れがある!

 どうやら、その作品は、環境に慣れず、変調をきたすかぐや姫を描いてるっぽいんだよ。

 左翼陣営は、雅子様の不調を、天皇制の犠牲者のように語りたがるからなぁ・・・。

 今、仕事中 作業をしながら、色々と考えながら、ふと思い至ったのだ。

 保守派は警戒せよ!

 高畑監督が共産主義者だったことを改めて思いだしたよ。

                                 (2013/11/20) 

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[映画『清須会議』を観た(寸評)]

2013-11-19 16:35:06 | 物語の感想

☆正直、堅実に作り過ぎていて、いまいち面白くなかったなぁ。

 史実との整合性を追うのにいっぱいいっぱいで、物語自体に笑える部分が少なく、

 豪華キャストの会話のやり取りのみが面白かった。

 個々の役者の演技は見事で、それぞれに唸らせられたが、舞台が限定されているので、大時代的なダイナミズムに欠けていたかな。

 でも、その清須城と言う限定舞台の中での多くの人物の入り乱れ・・・、中庭を間に置いた登場人物たちのそれぞれの部屋が隣り合い・向かい合っていることなどは、この時代のプライバシーのあり方なんてのを、見当違いにも考えさせられて面白かった。

 秀吉役の大泉洋は良かったね、『のぼうの城』の野村萬斎演じるところの成田長親的な役割を掴みどころなく演じていた。

 鈴木京香は、お歯黒でマロ眉だったけど、やっぱ魅力的だ。

 剛力彩芽は、普通に芸達者なのに、色々とバッシングされて可哀想やね。

 中谷美紀は、私にはギスギスのレズみたいに見えていたのだが、今作の田舎娘は可愛かった。

 冒頭とエンディング、途中の天守閣からの城下町の風景・・・、

 密室劇なので、時折の青空が眩しく、この物語が、時代の一瞬をCTスキャンしたに過ぎないことがほろ苦い・・・(この後、時代は更に更に激動するし)。

                                    (2013/11/19)

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[映画館で貰った『かぐや姫の物語』のプロモーションビデオ]

2013-11-19 15:52:25 | 物語の感想

☆いつの間にやら公開日が迫っていた『かぐや姫の物語』。

 今日、「清須会議」を観に行ったら、チケット売り場に、その、『かぐや姫の物語』のプロモーションビデオが積まれていた。

 チケット売り場のお姉さんに、「そこに積まれているDVDは貰えるのか?」と聞こうと思ったら、言う前にチケットとともにくれた。

   

 連れがいるので、二枚もくれた。

 このチケット売り場の女性は、以前、私がトレーナーを裏返しに着ていたら、「失礼ですが、お客さん、上着が裏表逆になっていますよ」と言ってくれた方だったんだよね。

 さて、このDVDだが、映画館で主題歌とともに流れる長い予告編が収録されている。

 この『かぐや姫の物語』の予告編第一弾は、成人したかぐや姫が、髪を振り乱し、京の町を猛り走るものだったと思う。

 そして、第二弾は、おじいさんに竹林で見つけられたかぐや姫が成人するまでのものだ。

 この第二弾予告は、幼いかぐや姫の可愛らしさがこれでもかと描かれたまらなかった。

 竹の中にちょこんと座り、竹取の翁に微笑み、その後、あくびするかぐや姫の可愛さたるや、アニメ表現の究極だろう。

 今日からは、最後の予告編が始まった。

 第一弾と第二弾が包括され、更に、未公開映像も含まれていた。

 主題歌も1コーラスからフルコーラスへ、スタジオジブリ宣伝部、フルスロットルだ。

 何やら、京の町には、妖精の姿もチラホラし始めている。

 「竹取物語」=「かぐや姫」は、ある意味、理不尽の極みの様な話である。

 世界の童話を集めてミックスしたものをモチーフにしたマンガ『月光条例(藤田和日郎)』は、その最終章を「かぐや姫」に収斂させ、今、クライマックスに向けてひた走っている。

 理不尽打開を目指している。

 『かぐや姫の物語』、『月光条例』・・・、どちらも、その全貌が明らかにされるのを楽しみにしている。

ユリイカ 2013年12月号 特集=高畑勲「かぐや姫の物語」の世界
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青土社

 

ユリイカ2010年2月号 特集=藤田和日郎 『うしおととら』『からくりサーカス』そして『月光条例』・・・少年マンガの20年
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                                         (2013/11/19)

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[ジャイアンの陰から顔を出し舌を出すスネ夫みたいな小林よしのり]

2013-11-16 23:59:01 | 新・保守の一考

☆・・・今回の一連の山本太郎の問題、と言うか、だけに留まらず、天皇家に関連する事例について、私は多くを語ってない。

 そこが、私の最強に慎ましいトコだ。

 それには訳があり、

 「天皇」と言う存在には、「天皇」に批判的な者・興味がない者らにとっては、どうしても「矛盾」に見えることがある。

 それは、「靖国神社」のあり方にも似ている。

 要は、それは、人の「心」でのみ量れることだからだ。

 故に、殊更に、「天皇」を糾弾する者はもとより、それをまた批判する者も、いつの間にやら、肯定すべき存在を批判することになる。

   ◇

 小林よしのりの使用人のトキウラ(極めて悪相)と言うのが、尊皇派を気取って、雅子さまをバッシングするマスコミを、なんか口汚い言葉でバッシングしているが、

 その文章の中で、この雑誌はなかなか良い、などと、こう記している。

   ≪「週刊現代」は最近

     雅子妃殿下に好意的なので
     基本的には好感を持ちます。
     先日も書きましたが
     11月9日号の記事
     『そして雅子妃の復讐が始まる』
     には明るい気分になりました。   ≫

 この後に、その記事の内容が続くのですが、私は、「ああ、こいつ(トキウラ)、感覚がマヒしているな」と思った。

 雅子様に「復讐」なんて言葉を冠しているタイトルの時点で、もう、特に、彼らにとってはアウトでしょうよ・・・。

 論敵相手憎しで、自分の思考が淀んでいることに気づくすべなく・・・。

 こいつ、山本太郎に一票を投じたと言うし、山本太郎が天皇陛下に手紙を出したことに意義があったとも語っている。

 それは、マスコミのヒステリーが炙り出されたことを言っているが、そこには、手紙を渡された天皇陛下の困惑に意識が向いているということはない。

 これが、天皇陛下に批判的な者の文章ならばいいんだよ・・・、でも、あんた、尊皇派の仮面を被っているんでしょ(不細工な仮面だが)。

   ◇

 で、私もちょい、「ミイラ取りがミイラに」なろうか。

 ・・・小林よしのりの山本太郎についての主張は、最初に感情がありき。

 それは、いわゆる「マスコミ(≒世論)」の「集団ヒステリー」にも似た画一論調、それを一身に受ける者(山本太郎)への、自分の境遇に似ていると考えるシンパシー、同一被害者意識である。

 その感情がまずあり、山本太郎擁護の体勢に入る。

 理屈は後付けで、理屈はどうにでも付けられる。

 正しいかなんかはどうでもいい、一方的な意見を羅列すればいいのだから。

 小林は、ここ数年は、その「競技ディベート」と、「もう一つ(後述)」の能力だけで、言論界をしのいでいる。

 今回、その「感情」は、後付けへと変質し、凄まじい紆余曲折を経て、最終的には、どうやら、「手紙を渡したことは失礼、なれど、マスコミや多くのコメンテーターが言う『政治利用』『手紙テロ』などではない」と言う普通の意見に落ち着き、

 天皇陛下が宮内庁を通し告げた「バッシングにあっている山本太郎を心配している」という内容を、あたかも「錦の御旗」の如く、「ウキャウキャ」と喜んでいる。

 山本太郎の反原発の考え方が、「放射能怖い怖い」病に由来するヒステリーの帰結に端を発しているのは、小林よしのりを含め、誰一人として異論はあるまい。

 内容がメチャクチャだからだ。

 理屈じゃなく、恐怖と言う感情に支配されているからである。

 最終的に反原発の主張として表面に表われているからと言って、小林よしのりが、それを擁護できるのは「競技ディベート」精神にも反しよう。

 ・・・ならば、私も、天皇陛下に御会いして、手紙を渡したいものだ。

 ≪・・・私は、真摯に幼女を愛していて、この愛すると言う気持ちは、世の中で一番に素晴らしいものだと考えており、それは、世界中の誰もが頷いてくれるものだと思っています。幼女を愛するということは、世界平和と同義とも言えます。今回は、特に、私だけには、町行く幼女のホッペをムニュッとする権利をお与え下さい。とりあえず、先ず、私だけは、抑制を持って幼女を愛でますれば。是非是非、ロリコン御免状を頂きたい・・・≫

 そう! これを読んでいる皆さんも、自分個人の趣味嗜好を、天皇陛下に直訴しようじゃあないか。

 その段について必要なのは、あたかも、その個人的な願いに、社会的な装いをデコレートすることである。

 そしたら、小林よしのりは認めてくれる。

 だが! その「社会的なデコレート」をしたことで、あなたが政治的な地位にあるのなら、それは「政治利用」になるぞ!!!

 私が今回、山本太郎「議員」の行為を「政治利用」と認めないのは、山本太郎の直訴内容がデタラメで、政治的な論理性を欠如させている「むき出しの放射能怖い怖い感情」に他ならないからだ。

 子供の腐った行為を「政治利用」とは咎められない。

 だが、マスコミや、まっとうな言論者は、やはり、山本太郎をバッシングせざるを得ない。

 腐ったガキでも、社会の中で問題を起こした・・・、天皇陛下が山本を心配しようと、山本をバッシングせざるは、天皇制さえ脅かす、からだ。

   ◇

 先ほどの、小林よしのりの言論活動の能力「もう一つ」について書いて終わる。

 それは、「権威主義」である。

 こいつ、先ほどの天皇陛下による「山本太郎を心配する」発言において、天皇陛下の陰からこっちを指さして笑って、舌をペロッと出しているような動きをしている。

 こいつ、最近の言論活動の全てがそんな動きだ。

 権威の頂点には、媚び諂い「おべっか」を使い続けるのだ。

 AKBを支持するにおいての、絶対者・秋元康への「おべっか」の数々を見てもそうだろう。

 天皇陛下を押さえておけば、秋元康を押さえておけば、首相をとことん貶めても平気だよ、わしは強いよ、わしはAKBメンバーにも言うことは言うよ! 後は陛下や秋元がケツモチしてくれる。

 こんな人間が偉そうに詭弁を弄しているのを見ていると、時々、腹が立ってくる・・・。

                                             (2013/11/17)

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[映画『悪の法則』を観た(寸評)]

2013-11-15 13:32:57 | 物語の感想

☆悪くないが、これは、商業ベースに乗せたいだろう作品としては厳しい気がした。

 完成度もいいのだが、私が求めるリドリー・スコット監督の姿は微塵も感じられなかった(どなたか、バカな私に教えてくれ^^;)。

 予告編で、「誰が悪か?」みたいにキャッチコピーが語られていたので、そういった目で見ていたのだが、タイトルロールの出演者の表示で分かった。

 メインの五人のうち、その人の名前だけが画面中心に出てきたからだ。

 ちゅうても、物語の中盤で、それはすぐに分かる。

 それがポイントの作品でもなかった。

 ポイントはなんなのか?

 まあ、「愛情や友情、わずかばかりの良心を残したまま悪に走ると、取り返しのつかないダメージを受ける」と言うことだろう。

 それが、今までの経過なく、いきなり始まっていた膨大な麻薬密輸計画の中で語られ、悲劇につながっていく。

 マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ラッド・ピット、それぞれの演じる役柄の八割までが破滅する。

     

 

     

 それぞれの悪度に違いはあるが、かなり悪度の高いブラッド・ピット演じた男も、「アウトレイジ」っぽい終焉を迎える。

 もっと徹底した、「告解室での懺悔」さえも戯れに行うような悪がいるのである。

 最後、主人公の弁護士に、電話越しに優しく長々と破滅を告げる麻薬カルテルのボスが絶望的に面白かった。

                                               (2013/11/15)

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[最近、読んだ本(島田荘司・魔法少女禁止法・聲の形)]

2013-11-15 13:05:34 | 物語の感想

☆・・・お店の暇な時にマンガをいっぱい読んでいるんだけど、最近、忙しくて、そして、忙しいと、マンガよりも読みにくい小説などを読んでしまう。

星籠の海 上
島田荘司
講談社
星籠の海 下
島田荘司
講談社

 今は、下巻の半分ほどまで読んでいて、特に派手な謎はないようだが、やっぱ、なんか面白いんだよね。

 作中の90年代で、南相馬から引越してきた化石掘りが好きな少年が被曝者として描かれており(原発の近くに住んでいるだけ・・・)、「相変わらず、猪突猛進だなぁ」と苦笑いした。

 これ、大問題だと思うけど、島田荘司だから許される・・・^^;

魔法少女禁止法1
伊藤ヒロ
エンターブレイン

 「まどか☆マギカ」に夢中になった流れで、こんなのも読んでみたのだが、和製『ウォッチメン』的で、非常に面白かった。

 「koi」の描く魔法少女たちは、これでもかと可愛い。

 私が言うのもなんなんだが、物語はちゃんとしているのに、時折、下品な表現があって、その不調和が嫌だった(私のようにはじめからエロを指向した魔法少女小説ならば、そんなストレスは起こるまいが)。

 それから、続巻で明らかにされるのかされないのかわからないが、幾つもの謎が残っているのが心残りだ。

聲の形(1) (少年マガジンコミックス)
大今良時
講談社

 話題作ですね。

 今買ってきたばかしなので、これから読みます。

 テーマは重いけど、絵柄は可愛い。

 往年の、いじめ問題がクローズアップされた頃の少年ジャンプ掲載『元気やでっ』を思い出すなぁ・・・。

元気やでっ (ジャンプコミックス)
土屋 守,次原 隆二
集英社

                                               (2013/11/15)

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[近況報告・244:何故・・・?]

2013-11-14 23:59:39 | 保守の一考

☆・・・寒くなってきたので、お店で洗い物をするとき、お湯を使いはじめたら、すぐに手が荒れてきた。

 店の営業は非常に順調だが、今、ちょいと思案していることがある。

 数日後、とある夫人が来店するのだが、その人は元モデルで、三十路終盤だが、非常に色っぽいのである。

 夫人が言うことにゃ、夫に内緒の「お忍び来店」だそうだ^^;

 基本、私はロリコンで、「青い果実」が好きなのだが、その夫人に来店されて、カウンターに座られたら、その「熟れ頃」の色っぽさで、メロメロにされてしまい、仕事にならなくなるだろう。

 可愛い方なのだ。

 その日は、他に団体の予約が入っている。

 メロメロにされては、営業が滞る。

 私は、その日、常連の「イケメン若者」を呼び出し、あてがうことに決めた。

    ◇

 さて、売り上げである。

 先月は、いつもの月よりも、1.5倍の稼ぎがあった。

 仮に、いつもの時の売り上げを60万円とする。

 すると、先月は、90万円だったということである(実際は、これよりもやや低いぞよ)。

 で、今月なのだが、11月13日の時点で、先月の稼ぎの半分を稼いでいる。

 つまり、45万円を稼いでいるということだ。

 簡単に言うと、単純計算で、今月の26日には、先月の稼ぎが達成できる。

 残りの数日を頑張れば、今月の末日には、まさに新記録だ!!!

 ・・・と、なんで書いておくかと言うと、それはそれ、水商売であり、捕らぬ狸の皮算用である。

 今月の後半、どんなに伸び悩むかは分からないのである。

 故に、今のうちに自慢しておくのだ。

 そして、疑問に思うのが、なんで、最近こなれてきたとは言え「素人」の私の店に、こうもお客さんが来てくれるのか? という問題である。

 嬉しいのだが、不思議でもしょうがない・・・。

                                          (2013/11/14)

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[「天才バカ板」は、原子力研究ひいては原発推進に賛成し続けます]

2013-11-13 23:59:38 | 保守の一考

☆・・・例え、私の家族や知り合いが放射能で死んでも、私は、賛成し続けるでしょう。

 感情などよりも、普遍なものがそこにあると思うからです。

 先ず、私は、在るものを「ゼロ」にするというメンタリティに異常な危機感を感じる

 

   ダメだ、眠い、続きは、後で!!!

 

 

 

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[心に残る被写体・70:インキュベーター]

2013-11-12 23:59:42 | 保守の一考

☆はぁ・・・、疲れた。

 今日はポスティングのバイトで、店の開店は午後8時からだった。

 しかし、団体が来て、店が貸し切りになり、ごっそりと稼いだ。

 地域一番店はダテじゃない!

 へとへとだ。

 へとへとで、ずっと頭がくらくらだが、なんか更新しよう・・・。

 今日のポスティング現場は、立川の曙町だった。

 開店前の料亭みたいなところの店先に、「からすみ(?)」が干してあった。

     

 それから、黒鬼味噌ラーメンを食べた。

    

 また、街角で、可愛い小学生の女の子二人に笑いかけられたので、変なダンスをしてあげたら、大爆笑していたので、私は嬉しくなった。

 嬉しくなったと同時に、キクヤビルで、キュゥべえの巣窟を発見した。

          

 そう言えば、「叛逆の物語」のキュゥべえは可愛かったなぁ^^;

 

          

                                               (2013/11/12)

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[映画『ルームメイト』を観た(寸評)]

2013-11-10 23:59:31 | 物語の感想

☆この作品は、ツッコミどころ満載なれど、エンドクレジットで分かったことなのだが「本格(ミステリ)畑」の今邑彩(今年の三月急逝・・・、御冥福を祈る)が原作であるがゆえに、物語の途中からのどんでん返しの数々は、かなりの驚きが起ころう。

 そして、事件の原初には、女性特有の、性的な事件へのねちっこい感性もあり、・・・およそ、不愉快になりつつ、感心もした。

 ある意味、M・ナイト・シャマラン監督の代表作へのアンサー・ストーリーの様な側面もある。

 さて、主演は、北川景子と深田恭子である。

 二人とも、まだまだ若いなどと思っていたが、今作で、ちょいとトウが立ってきたのが分かるのは悲しいものだ。

 ・・・実は、土曜日から公開の『清須会議』があり、その宣伝の意味もあり、土曜日の夜のフジテレビでは、同じ三谷幸喜監督の『ステキな金縛り』が放送されていた。

 その余波で、このサイトにも「ステキな金縛り」検索で、多くのお客さんが来た。

 が、その多くは、アクセス解析の結果、「ステキな金縛り 深田恭子 谷間」での検索で閲覧しに来てくれたのが判明。

 つまり、『ステキな金縛り』にチョイ役で出た深田恭子が、視聴者に鮮烈なイメージを残し、『清須会議』の宣伝のはずが、同日公開の『ルームメイト』の宣伝にもなっていたワケだ!^^;

                 ・・・(この後、感想を書き足します・・・)

            走り書き・・・、楽曲「あの素晴らしい愛をもう一度」の世にも下卑た使い方・・・。

 

      

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[映画まとめて語り『キャリー(2013)』『おしん(2013)』を観た]

2013-11-08 16:12:18 | 物語の感想

     

☆・・・どちらも面白くて、どちらも、母と子の関係がポイントで、作中の時間経過に違いはあるが、過酷な生活の中で、近い年齢でセレブの理解者が出来たりする話である。

 『おしん』の方は、

 貧しい寒村で、まだ7歳なのに、過酷な奉公に出される少女の物語で、演じる濱田ここねちゃん・・・(なんか、もういい歳の吉永小百合が、最近の映画でちゃんとロマンスをしているように・・・)、若干7歳のおしんも、なんか成人女性の如くバリバリ働き、訳ありの男と恋もどきをし、セミヌードも披露してくれる。

 この濱田ここねちゃん、可愛いし、演技もメチャうまい。

 おしんが笑顔で、「俺、なんでもスルっす!」とか言ってるの見ると、胸がキュンとなる^^

 セミヌードの時の肌も、幼女なので、キメ細かくて、当然に美しい。

 なんで裸になるかと言うと、奉公先のイジワルおばさんに、盗みの濡れ衣を着せられ、裸にひん剥かれるのだ。

 でも、乳首は見えない。

 乳首を見せないことによって、この幼女を、鑑賞者が、余計 そういう対象に見てしまうという悪循環を生んでしまう・・・、な訳ないだろっっ!!!

 しかし、この映画、ストレスがたまらない。

 奉公先での過酷な生活描写は短い・・・、盗っ人の濡れ衣はすぐに晴れるし・・・、お嬢さんの大事な本を懐に入れてしまうが、すぐに勉学への興味でつい持ち出してしまった、と理解される・・・、奉公先のお嬢さんに怪我を負わせてしまうが、すぐにお嬢さんと友情を育む。

     

                「おしんだけが、私に本気でぶつかってきてくれたのっ!!!」

 この井頭愛海が可愛い^^

 さすがはオスカープロモーション!!!

 母親役は、最近 女優として人気の上戸彩。

 このお母さんとおしんの関わりの中で、「女は他人の為にだけ働く」と言うテーマ性を浮かび上がらせていて、本来は、その老年期までの「おしん」の物語であるわけだが、少女期だけで完成させている・・・。

 ・・・続いて、『キャリー』。

 こちらのお母さんは、狂信者でもなく、原理主義者でもないが、キリスト教に偏執的な信仰を持っている。

 そんな母との生活の中で、キャリーは、コミュ障として高校生となっていた。

 ただ、まだ若いゆえに、少なからずの青春への憧れを持っている。

 生理も、母親にとっては、欲望の芽生え・不浄のものとされ、その知識を知らされずにいて、体育の時間の後のシャワー室で初潮になり、パニック状態で、皆の笑いものとなる。

 その半裸でうろたえる様を携帯で動画に撮られ、ネットに公開されたりもする。

 だが、それを咎める教師がいて、それに後悔するクラスメイトもいる。

 ちなみに、キャリーを守る教師は、私の好きなジュディ・グリアである。

 

 まあ、この物語は、竹熊健太郎言うところの「イヤボーン!」の法則のオリジナルとも言えて、話はオーソドックスである。

     ≪イヤボーンの法則(「ウィキペディア」より)≫・・・エスパーまんがにおける法則。

          ヒロインがピンチに陥り「イヤァッ!」と叫ぶと眠っていた「能力」が覚醒し敵の頭が「ボーン」と破裂する。

          読者に超能力の威力を見せ、話を先に進めるためのわかりやすいパターン。

 故に、楽しむのは、今を時めく、クロエ・グレース・モレッツの魅力なのだが、う~ん、なんか、この子も、対人関係に難ありの女の子をうまく演じ過ぎていて、どうにも、心魅かれない。

 この物語は、悲劇を迎えるのだが、キャリーをいじめたことに後悔するクラスメイトのはからいで、キャリーは事情を知らないうちに、その彼氏がプロムに誘ってくれるのだ。

 初めは訝っていたキャリーだが、その彼氏の気づかいで、ちょっとした恋愛を経験する。

 彼氏の方も、キャリーがグングン綺麗になっていくので驚く。

 私が一番綺麗だと思ったのは、血みどろになってからのキャリーである^^;

 しかし、この物語、最初から最後まで、血のイメージが繰り返されますな。

 プロム会場は、いじめっ子の仕掛けた罠と、それに怒ったキャリーの超能力で阿鼻叫喚の地獄と化すのだが、

 キャリーは最後まで、自分にも恋愛が出来たと思って物語を終えていると思われるので、キャリーにとって、一瞬の幸せもあり、救いがあるかな。

 なお、キャリーを苛める女・クリスだが、ただ悪いだけでなく、たまに、後悔の表情をするところが良かったかな。

 また、キャリーが超能力についてネットで調べているとき、あたかも、恋愛の伏線のようでいて、そのまま投げっぱなしにされた男がいたのが面白い^^

                                       (2013/11/08)

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