自主

県知事選が近づいてきました。候補者が揃ってきます。連合山口が自主投票と決めたんだそうです。民主党の候補が出るというのにという話ですが「うちに何の相談もなく勝手に決めたからダメ」なんだそうです。自民党（形式的に無所属だそうですが）の候補から推薦依頼を受けたけれども、こっちは前の衆院選二回とも対立候補（民主党の現職）を推した来歴からヒヨリ（日和見）があんまりだろうと断ったそうです。独自の候補も立てられず、今回は自主投票だそうです。こういうのが多いですよね。組織としてまとめられない結果です（いや、その実はまとめるまとめない以前に、あいつは気に入らぬ、こっちは前があるから、というメンツと感情論です。これが男の組織なんですね、男のバカさが丸出しです）。すると組織の力（政治力）が落ちて行きます。ひとえに恩を着せられないからです。あん時協力したんだからこっちの言い分聞けよなというのが政治力です。それを自ら放棄する。自主投票なんてのはとっても響きが良くて、こっちの方が本来だろう？誰に投票しようが本人の自由だろうに、となっていきます。まるで「大人の」組織のような錯覚です。世俗の義理の損得のギラギラベタベタを超越した気分になって、自分だけがきっちり外されてる。それに気づいているのにわざと知らん顔してる。もうそんな時代じゃないだろう？って。残念でした、役に立ってくれぬ奴らのいうことを誰が聞いてくれましょうや。今回の連合が悪いとかどうとか言ってるのではなくて、圧力団体で居続けるには権力や決定権者に恩を着せることですよねと言いたいのです。それこそ物心両面で。政治家にはひとえに選挙で。そうやって凋落に歯止めがかからないのが我が医師会であります、トホホなことに。高尚な理想論でどいつが言うこと聞いてくれましょうや？ですよねぇ。

現実

昨夜は他にこれといったネタがなかったんでしょうが、なでしこが負けた映像ばかりが目につきました。オリンピックの前哨戦という触れ込み、例に拠っての大煽り。残念とか、本番では頑張ってとか、選手も悪びれずに次は頑張るなんて言ってました。澤が先発に復帰してそれなりの構えでしかも相手が最強のアメリカです。結構長尺で流してました、4-0のスコアで負けたんでしたが、その得点シーンを全部。こりゃダメだわ。ワールドシリーズの決勝がいかにフロックだったか、きっちり見せつけられましたね。スピードが違う。これにつきます。体格はもともと違うんです（見りゃわかることです）、それでスピードで負けりゃ勝てる道理はどこにもない。体格の差はスピードとパスワークで補う、って戦略が昔からの日本のサッカー（に限りません、どのスポーツも）で、でもそれではやっぱり勝てないねぇというのが現況ですわね。デカイのが速いわ。これじゃ10回やって1回勝てるか勝てぬかの力の差ですよ。先のワールドカップの決勝はその来るか来ないかの「一回」が偶々やってきた僥倖天佑。繰り返し流れる澤の決勝点も突っ込んで行ったら偶々当たっての、しかも敵の誰かに当たってのオウンゴールですのものね。神風報道していたらまたまた痛い目に遭いますぞと、多くの人が感じたでしょうね。もっとも神風吹かそうとしているのが多くいれば、流れは変わりませんか。しかと現実を見つめよ！

勘違

反原発学者の飯田某が山口県知事選に出馬するんだそうです。新聞記事には、大阪維新の会はじめ政党の支援は受けず無所属でやる、とあります。原子力ムラという表現を作った人だそうで、反原発側の論客として、筋金入りの反原発学者は他に京大にいますが、その人と露出度は同じくらいかもっと勝つかの人です。橋下さんのブレーンであることも有名です。そこを辞しての立候補表明です。同じく記事には「エネルギー政策を変える使命がある」とあります。おいおい、そんなのは知事の仕事じゃないぞよ。今更上関に新しいのができる筈もないこと。わざわざあなたが出て来なくても暫くは凍結です。政党の支援を受けずに、徳山出身（徳山高校出だそうです）だけで当地で暮らしてるわけでもなく、市長や県議でなく全県一区でどうやって選挙戦するの？と、かえってびっくりしますが、先にも書きましたが、維新の会から見れば、衆院選を前にして余計な出費は控えたい所ではありましょうが、大阪や都会以外の田舎、日本には田舎の方が多いのですから、田舎での集票力のバロメーターになるでしょうにね。橋下や中田といったＴＶタレントが応援に来るだけで勝ってしまうことにでもなれば次の衆院選の予想になります、既成政党を揺すぶれます。そういう含みは十分に残ってますね。でもこんなのが知事には要りませんね。もう一人高邑某現衆院議員。次の選挙には勝てないと踏んでのことなんでしょうが、今週の週刊誌に尖閣へ行ってのパフォーマンスが写真付きの記事になってます。若いだけにこういう元気は溢れていると見えます。こんなのも要らないですねぇ。と、私は思います。
　その週刊誌、文春の今週号に小沢さんの大スキャンダル記事が載ってます。奥さんからの暴露モノです。地震の際に一番に逃げたとやら、隠し子がいるとやらの話です。放射線を怖がって、水道水が汚染されているからとペットボトルの水で洗濯させていたんだそうです。地元岩手になかなか入らない、何してる？と非難されてましたが、きっちり逃げてたという話です。が、新聞もＴＶも不思議に採り上げません。ワイドショーも知らん顔してます。これは明らかに恣意ですね。芸能人のスキャンダルなら発売前からやんやん騒ぎますものね。いまこの人を叩くのは面白くないというわけでしょうか。野田さんを利するから？確かにそれじゃぁ面白くないですけどねぇ。悪役でいてくれないと。党を割ってくれないと。でも、ねぇ。是非ご一読を。

苦渋

先に公務員の交通費が高いんじゃないのかと噛みつきました。転勤することは承知の上だろう、少しでも経費を少なくする方向が筋じゃないのかという趣旨でしたが、女房に意見されました、これが一番節減する手立てじゃないのかと。月に5万円は一般企業では（中小企業では）高額だけれど、引っ越させると何ちゃら手当が次々について却って割高になるんじゃかと。そういう給金体系がおかしいじゃないかという話になるのですが、そこはそこの労使交渉の結果ですし、決して法外非常識なものではない（少なくとも彼らの給金体系においては）という考え方なのでしょう。5万？と目を剥くことじゃないのよと諭されたことでした。問題は労使関係、既得権益、橋下さんが振り上げてる拳のところにあったことでした。
　オームの最後の手配犯が捕まりました。ワイドショー（に限りません、ＮＨＫもどこもかしこも）が面白がって囃したてる、専門家にあれこれ予想させる、もちろん外れることを期待してるんですが、プロ野球の順位予想と同じレベル。南だ、やれ北だ、女に匿われている、子供連れの夫婦の体裁を装えばばれ難いとかなんとか。結局ああいう捕まり方でしたが、それにしても監視カメラの多いことですな。監視社会。悪者、迷惑者を排除するためにはまことに効果的なツールなのでしょうが、あれだけ写されてるとは気味の悪いことでもあります。悪いこと、疾しいことしてなければどうってことないのですが、プライバシーに関わる部分に係る情報源の売買なんてことも、つまり誰を撮るではなく撮り続けてその中から必要なものを抽出するという技術はどんどん進みましょう、これはきっとビジネスです。新手のストーカー。密告社会。こっちへの流れも止められないでしょうね。
　大飯原発再開、再起動、再稼働決まりました。ここしか落し所がないことでしたし、こうなるだろうときっと多くの人が思っていたことでしょう。反対者の意見を十分に出させて、おもむろに法的手続きを進めていく。通常の行政的決定手順でした、結果的に。中国新聞の見出しは「安全か電力か　苦渋の判断」です。違いますねこれは。こういう対立軸におきかえるのが恣意です。大飯原発は故障してないのですから、安全でしょうに。将来に亘る安全と電力供給が同じ平面で比較できますか？あれだけの大地震大津波がまた来る？備えればいいことじゃないですか。その対策が二年先だ三年先だと不平を鳴らしますが、二年三年経てば備えられるんです。せめてきちんと新たな構えが完成してから再開しろという意見は相応に思えますが、いえ、動かしながら待てばいいです。千年に一度の地震が三年内に起こればどっちみち大被害です。動かしていても動かさないでいても。ここには別の見解があります、止めても動かしても危険は同じ、ではない。動かせば手に負えぬ核のゴミがどんどん増えるのだという見方です（今朝の毎日新聞はしつこく書きます）。でもこれは今動かすことの直接的な危険じゃないですね。二三年動かさないことのデメリット、電力不足にともなう経済活動上の大影響とはとても釣り合うものじゃないと思います。千年に一度の大地震が二三年のうちに二度も来たら往生ですわ。そのくらいの諦めが要るんじゃないですね。それまで人災と非難しますか。構えが足りなかったから地震が来たって？何だかそう言う無茶な理屈になって行きそうですよ。天声人語は安全神話への逆コースだと言います。都合の悪いことは知らんぷりで、体裁の整うことだけを甘くつないで安全を謳う、と。ふむ。安全と言い続けてその実最悪の事態への備えが不完全だった、考えようとしなかったことへの非難です。想定外、という弁明が槍玉にあがりました。想定外を想定しろ。そんな無茶な。原子力ムラという言葉を作ったとされる学者が山口県知事選に出るそうですが、事が起こった後の非難はまぁ言えば容易なことですからね。肝心要は日本という国の将来に亘るエネルギー問題です。いえ、話をすり替えているのではありません。電力をどう作るのかの大命題です。将来に向けて代替エネルギー源の研究をどんどん進める、同時に原子力に関する研究も強く推進する。六ヶ所村の、東海村の施設は事実上冬眠しているんでしょう？もう捨てる場所がないとの反対論の前で立ちすくむのではなくて、次を考える。核燃料の再利用研究をもう一度国家プロジェクトとして大金掛ける。事故起こした国だからこそやるんです。化石燃料（と言い方自体が不安を煽る方向への恣意ですが）はやがてなくなります。エネルギー源の確保問題は直截に国益問題です。先の戦争の発端はここです。だから原子力だろう？という話のはずなんです。もっともっと技術を開発すればいいんじゃないんでしょうか。触るな！捨てろ！じゃなくて。現実問題として今は電力源として原子力の「有効」「安全」「平和」利用しかないのですから。滋賀女知事が言ってます、あの変節ぶりの言い訳してます、国や関西電力や関西の企業からたっぷり脅された、お前は責任取れるのかと。それで枉げたんだそうです。あなたも予定調和を担った一人じゃないですか、あなただけ逃げようったってそうはイカのなんとかですぞ。びわ湖を守る。こんな大義はないことでしょうにね。

合意

三党合意だそうです。ＴＢＳの昼のワイドショーが言うままに展開します。合意とは文言上のことで、同作文するかの駆け引きなんだと。自民党は10％増税を前の選挙時に既に言ってた、だから反対しきれない。民主党は鳩山がこの4年間は増税いないと叫んでた、その御本尊はその後のてんやわんやの張本人だったことを知ってか忘れてかこの期に及んでその時の責任者として賛成できないなんて神妙な顔でマイクの前に立ってる。小沢さんはそれを言質に依怙地になってる。命をかけるとまで行ったからには意地でも引き下がれぬ野田さんは、自公を抱き込む方向に舵を大きき切っている、文言は譲歩すればいい。でも、民主党を割ってはならぬ、これはどうやら共通認識なのでしょう、選挙前ですから。でもそういう脅迫はとっても効果的でもありましょう、こっち（本流）についておかねば公認も金もなくなるよ。中間派なんてキャスチングボートを握ってるつもりなんでしょうが、どうせ最後は本流（野田さん）つきますよ連中。時間一杯粘って見せて、玉虫色の文言に変更させるという落し所は予定調和です。小沢さんが割れば民主党は政権与党から滑るかもしれない、公明党がどっちにつくかですね数の計算上は。でも金も地盤も何もない小沢チルドレンたちがどこまで親分に盲目的な忠誠を貫けるか。無理でしょうに。小沢さんが党を割っても多くはついていかないでしょう。なれば、党内融和と一応は大義を掲げておいて（輿石さんを持ち上げておいて）小沢斬りの一手ですか首相。そう決めた時にルーピーはどうしましょうかね。あれだけまだ党内で力がある（ように見えますが）のは余程に子分達の資金源になってるんですなぁ。どれだけ金持ってるのよ、びっくりしますねぇ。昔の資産家、素封家の桁違いさですか。マニフェストの旗を降ろすの上げ続けるのという瑣末な作文レベルの交渉事です。こんなことが今ただ今の緊急事ではないでしょうに。マスコミも加わっての大ドラマ。落とし所はもう決まってますよ。どれだけ煽れるか。どれだけドラマ仕立てにできるか。つまらんことです。

天国

公舎の利用率が下がり県が解体を進めているという記事がありました。県の出先機関の職員用の宿舎ですが、岩国に転勤しても岩国に住まないというわけです。高速道ができてますから、徳山から山口から通って来るんだそうです。ふむふむ、それは時代の流れよね、という話ですが、その先です、78㎞以上の自動車通勤に対して月に5万、さらに5千円上乗せして支給されてるんだそうです。これってどうよ？ですよね。公舎が用意されているのに、自分の勝手（勝手ですよ、自由の権利のの話じゃありません、転勤は受諾の上の就職ですからね）で遠距離通勤してそれに手当てが出る？月5万円だ？こりゃ気に入らんなぁ。交通費が民間でそんなに出る筈ないじゃないですか。この辺りも、国会議員達が選挙用にあれこれいいこと言ってますけどまだまだ役人天国ですか。記事でもう一つ気になったこと、岩国の県機関に勤める人のうち半分は市外から遠距離通勤しているんだそうです。県の出先ですから、転勤は常で、その度に引っ越すというのも現実的ではないと考えるも仕方ないかなとは思いますが、これは市役所町役場でも同じことだそうです。柳井市の住民じゃない人が市役所に勤めてる。これは転勤ないですからね。つまりは柳井に税金納めない人が柳井から給料もらっている、二言目には税収が減っているから緊縮予算だという行政の話に噛みつく時の一つの拠り所です、その効率の悪さ、無駄は何とかならんのかという意見を思い出しました。役所は、働く場の強制制限はできぬとか、柳井の住民も他所の役場で働いている者が多い、こっちばかりを閉めるわけにはいきませんとごく当り前な反論でチョンなのですが、この不景気目詰まりした世の中だからそういう自由気ままを制限する方向も間違いじゃないんじゃないかなとも思いますが、いかがですか。

依存

オスプレイ、実は一時駐機ではなくて月に何度かこの辺りで飛行訓練するんだそうです、岩国基地で。沖縄に持って行くんですけど、岩国にも置くって。聞いてないよ？さて、どうしますか知事さん市長さん。知事さんは早速防衛相に会いに行くって新聞にありますが、今までの素人ブラザーズとは違って本当の軍事専門家ですからね新大臣は、単純な反対表明じゃ効果ないかもしれませぬ。沖縄で危ないモノは岩国でも危ないでしょう？こっちの方が単純な話です。どこかに持って行きたいので、取り敢えずは開港とのバーターということで。ありがちな落し話ではあります。ここで安全性とやらを一応型どおり証明しておいてズドンと沖縄に持っていく。普通はこう考えましょうね。他の米軍基地より岩国でしょうよやはり。
　櫻井よし子、保守論客としてときめく女史です。山口で講演があってそれを聞きに言ったことがありますが、シャキッとしていかにも切れ者然とした佇まい。読んでファン、聞いてフ見てまた魅きつけられてましたが、今日の産経に寄稿してます。この人はＴＰＰに賛成なんですね。その理由が中国がらみで。中国はＴＰＰの考え方を嫌っている（恐れている）、先の一等書記官のスパイ騒ぎもＴＰＰ参加妨害工作なのだろうとしてます。へぇ、そうなんだ。新聞には中韓のＦＴＡが早々に締結される、日本は外されるなんて書いてます。中国の思惑に乗るな、中国の覇権主義に対抗するためにも、アメリカ主導のＴＰＰが必要だという論理に読めました。ここには違和感でした。我が業界（医療、医療保険関係）も農業だけでなく危機に晒されるので私は大反対なのですが、対中国の視点はもちろんありでしょうが、だからＴＰＰにというのもちと乱暴かなぁ。どっちにも与しない。独自に立つ。この選択肢もきっとある筈でしょうにね。
　

趣味

来月から禁止されるんだそうです、牛刺し。レバ刺し、生レバー、生肝と呼び名が多いということは各地で人気のある食べ物という証拠でしょう。生肝ってのが一番生々しく、直截に表現しているようで。今にも匂い立つ感じ、おどろおどろしい感じ、血が滴る感じ、ゲテモノ感。さよう、こんなに悪しざまに言うは苦手だからです、禁止されても影響のない者だからです。お好きな方々のコメントが頻りに放映されます、残念でしょうねそうは思います。食肉協会かどこかのコメントが載ってます、食物は誰でも大なり小なりリスクを受け容れて食べているんだ、これだけ禁止されるは合点がいかぬといった内容です。ううむ、こういう反論でしょうねぇ。敵さん（厚労省）は国民の健康第一という大上段ですから。数々の事故を踏まえての処置という大正論です。これに抗うには、自由の公平の権利のといった市民団体や民主党得意の大声絶叫作戦ですか。でも人の好きずきに関わる事項でしかも少数派はやはり弱いですかね、私のような反応が周りには多いでしょうから。レバー食べたいなら他の料理を頼めばいいじゃん。
　政府は次々と威勢のよかったマニフェストを取り下げて行きます。できる筈のないことだったというわけですが、そういう口先三寸集団を選んだのは私達ですから文句ばかり言ってはいけません。昨夜の古館の番組見ていて（彼が自分の思いをあちこちの滲ませながら解説してました、よくわかったことではありましたが）思いました、一元化という方向が多いんだなと民主党連中の頭の中は。年金もそう、社会保険がそう、そして幼稚園と保育園の一元化。選択肢が多すぎて機能不全、だから一本化、という流れは理解しますが、他に選択肢のなくなる危険も同じくらい大きいと感じなければならないというわけです。幼稚園と保育園の違いが如実じゃないですか。この選択肢は実は大きいでしょう？各年金間の不公平さは是正すべきでしょう、そうは思うのですが、掛け金の違いは受け取りの違いですからね当然。社会保険庁のあのずさんな管理は問題外の咎め事ですが。一元化とか一本化とか、言葉の響きはいいですが、選択肢がなくなるということ、皆ここに否応なくまとめられるということ、それは管理に繋がりますしね、そこに腐敗が必ず起こります。みんなが金科玉条の如くよく言う、競争原理が働きませんよ。全体主義。違いますか。
　

先行

韓国大統領がしつこく慰安婦問題の解決を要求してます。日本の対応は法的には既に解決している、補償等は過去に十分になされている、すでに終了したことは条約にも明らかだというものです。当然です。ずっと撥ねつけていればいいのですが、それにつけても宮沢、河野のあの談話が如何に禍根であるかということです。何かの本で読みましたが、韓国はベトナム戦争に参戦してましたが、そこに多くの慰安婦を連れて行ってたそうですよ。もっとも、慰安婦という表現だったかどうかは知りませんが。戦争という非平時にあたり、男は死にに行く、女は守り産む、くっきりと役割が分かれる、ジェンダーのくそのという以前の「分」を思い知らされる所、ふにゃふにゃの権利屋達の屁理屈は平時にだけに許されること、平時に有事時を裁けはしません。だからといって何をやってもいいということではない。そうでしょう確かに。が、それも平時の理屈です。竹島を無体に獲りに来る、かたやで法的ではない人道的に補償しろとつまらぬ因縁つけてくる。オバマと一緒で自分の支持率挙げるためには日本叩きなんでしょうね。よその国の国旗や首相元首の写真を公然と燃やすような国民性です。話し合いとか何とかの次元じゃないのでしょうけれど、事の発端は我が国の当時のトップの世迷い事でしたからここも天唾モノです。ううむ。無視するばかりですか。
　山口県知事に飯田哲也なる反原発の旗振り役、ＴＶに雑誌に強露出の御仁が立候補するそうです。この人、大阪府市の特別顧問です。今をときめく維新の会関係の人です。すわ、衆院総選挙に向けての行動開始かと誰でも思いますわね。新聞読む限りはこの人以前に民主党の依頼を蹴っていて、維新の会の松井、橋下両氏も山口の行政に関わらないと言ってますが、さてさて。衆院選はもちろん全国ですからね、こういう田舎（山口）でどこまで票が出るか、これは日本の他の田舎を占うケーススタディー、パイロットケースになりましょうしね。ううむ。ポピュリズムが田舎に通用するか。ううむ。侮れませぬ。本人はそっちのけで。

裁量

御指摘を受けるまで気付きませんでした。仰せの通り、先に来日された若き国王夫妻はネパールではなくブータンの方でした。情けないこと。昨日の記載、間違っていました。訂正します。申し訳のないことでした。
　まるでサンダーバード２号の運ぶコンテナから出てくるようなアメリカの新型ヘリコプター、オスプレイが沖縄の反対を受けて岩国にまず搬入されるんだそうです。沖縄でダメなものがどうして岩国ならいいんだ？という話ですけれど、そんなに反対の声が聞こえません。これまたどうして？岩国錦帯橋空港が、これは米軍岩国基地内の滑走路を共用するという代物です、やっと１２月に開港と決まった矢先です。これですねきっと。ここで騒ぐことのデメリットでしょう。ここはひとつ辛抱して開港を急ごうという計算でしょう。そう思いますが違いましょうか。危ないモノだから沖縄は拒否したんでしょう？
　津波被災地の復興が全く進まないという話題、今朝のＮＨＫニュースで特集してました。どこやらの町ごと高台に避難させる計画があるんだそうです、それは自治体として決定されているとのことです。で、その候補地が保安林とやらで、そこを転用（農地転用のような）する手続きに半年以上かかるとかで、そこでストップしていると報道します。担当役人が、これも仕方ないかと思ってます、なんて笑ってました。おいおい。その前にそこの住民たちの声を流します、何にも進んでない、重機でも入ってくればその気になるけど全くない、なんて。その後にこれです。放映の構成はありがちなパターンですが、だから仕方ないのよって言いたげでもありました。違うだろうに。保安林？誰のためのものなのよ。例えばそこが名勝、観光地、天然記念物であったとしてもそこの住民あればこそのことなんですからねぇ、叩き潰すくらいの決定がなければならぬと思いますよ。保安林？風害水害への構えが弱くなるのかもしれませんが、高台避難という大プロジェクトの前に障害になるほどのことですか。しかも転用の為の手続きに手間取ってるという報道です。仕方ない？馬鹿馬鹿しい。平時じゃないんですよ。平時にどこかの業者が金儲けのために申請してきた時と同じ対応してどうする？役人のあの言葉に態度にがっかりしました。首長も出てましたが同じ反応でしたよ、規制を緩和してくれないと・・って。ったく。どいつもこいつも、お上の裁定待ち。何のためにその町を任されてんのよ？違いますかね。