柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

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2012-06-24 10:17:08 | Weblog
大マスコミは民主党の内紛を追うばかりです。有象無象の陣笠(党の言うこと聞かないんですから陣笠という表現も正しくないですが)がめいめい勝手に動いてる風ですが、最後は己が保身です、何より大事は来年の選挙資金です、選挙公認です、中間派とかの優柔不断、日和見野郎どもは大方が最後は体制側に雪崩をうちましょう。小沢チルドレンはもう破れかぶれです、次に勝てないんですから、それがわかってるから少しでも国民の耳目を引く方、増税を好む人などいないのですからそっちを叫んでそれこそ乾坤一擲です。民主党に残っても次はダメ、きっと冷や飯食いです、ならば毒を食らわば皿までの心持、親分についていこうでしょうか。TVは伝えます、どいつもこいつも選挙区に戻って支援者に会ってるって。ううむ、これってどうなんですかね。今内幕はこういうことだと説明するんですか、私はどう立ちまわればいいでしょうかとお伺いを立てるんですか?小沢さんの側近が言ってますが、私は野田さんに選ばれたんじゃない、選挙区の人達に選ばれたんだって。うむ、その通りですが、だから?ですか。選挙民、一般住民の意見を吸い上げる?参考にする?字面は正論のように見えますが、日本をどうするか、今の状況をどう打開するかとかの将来に向けての天下国家論が問題になっているんです、そんなことを素人に聞いてどうする?所詮は言い訳しに帰ってるんですね、あれこれ誰かに吹き込まれた受け売りの理屈並べて煙に巻いて、皆の意見を聞くポーズをとって。自分は陣笠ですからと言い訳して、次の選挙もお願いしますと念押しに帰ってるんでしょう。そんな奴らの多数決で国の大事が決まって行く恐怖というか、最高のブラックユーモアではあります。いえ、言いたいのは連中の正体ではなくて、何度もしつこいですが大マスコミ達の報道の恣意さです。昨日の産経新聞に、右寄り月刊誌WiLLの編集長花田さんが書いてます、どうして小沢問題を大マスコミは採り上げない?と噛みついてます。新聞に出たのはこれが初めてじゃないですか。当の週刊文春は今週号で、原辰徳の大スキャンダルの次の記事として、立花隆の寄稿を載せてます。小沢スキャンダルをどこも採り上げないのは、昔田中角栄の金脈問題を自分が書いた時の反応そのままだ。大新聞、TVが週刊誌記事を低く見る、相手にしない体質は変わっていないと斬り捨ててます。未だにどの全国紙もこの話題を採り上げません。TVもそうです(TVと全国紙は同じですから)。誰が怖いんですかね。大マスコミは小沢さんを叩き続けてきたんじゃなったですか。小沢さんが記者クラブの会見に出ずに、インターネットの番組に出てたのはそういう理由です。だからここぞとばかりにいつもの集団暴力振るえばいいのに、何故かしないですねぇ。今の民主党の内紛劇、ニュースバリュー最高の(視聴率稼げますよ)ドラマのヒール役、悪役スターをわざわざ引きずり降ろさなくてもいいだろうという計算でしょうね。野田さんが苛められるという図柄がおいしいんでしょう。きっとこの騒ぎが終わって、次の選挙の時には、というか党を割ったらすぐにでも大叩きが始まるのでしょうか。放射線怖くて一番に逃げて、一切選挙区岩手に入らなかったこんな奴は、政治家の風上にも置けない!とかなんとか。いやらしいことですねぇ。TVで流さなかったら知らない人の方がうんと多いことですからね。原の問題もそうでしょう。どこのTVも流しませんよ。これはナベツネの緘口令だろうなと察しはつきますがね。今朝のABCの報道番組がやっと流してましたが、それも文春の記事をなぞるだけです、あっという間に終わりました。申し訳程度です。大マスコミ(全国紙、TV)報道の恣意さ。捏造はしないまでも明らかな取捨選択、勝手な色付けです。情報が溢れていると枕詞のように言われますが、こういうひどく加工され無用の色や匂いのついたものが全国紙やNHKニュースに流れているのです。情報の正誤正邪を判断できぬ、受け取るばかりの側とすれば、その意識を強く持って多くの他の情報に当たらねばならぬのでしょう。そして自分の目で確かめられることは確かめに行く。これですね。そう思います。
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