柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

幼稚

2019-11-23 10:20:23 | Weblog
きっと誰もがそう思っていたように落ちました、GSOMIA韓国が折れた形です。いえ、向こうさんはそうは言わないでしょうし、自国に向けては韓国の寛容さを強調するのでしょう。絵に描いた如き政治劇ですね、しかも出来の悪い。チキンレースのように見せかけて落し所はここしかない、日本を脅していたはずがチキンは自分の方だったというわけです。もっとも日本に非がないわけではない、輸出規制発動した時に安全保障上の問題をその理由に挙げたからこんなにこじれたんだと、これは当初から昼のワイドショーで元役人が言うていたことです。でもきっとそれは確かなことだったんでしょう、韓国は無実を証明しようとしませんから。それには触れずに安全保障上信頼されぬ国と軍事協定結んでも意味がないと返すばかりでしたからね彼の大統領は。アメリカから圧力をかけられ、一方で頼みの北の将軍にはASEANには行かないと袖にされて、日本は一向に折れる気配はないし、と八方塞がったのでしょう。でも考えれば結局アメリカ頼みという情けなさですね、日本に軍隊がない、軍事的脅威(抑止力です)を示せない弱みを露呈してます。核兵器を持っただけであれだけブラフを仕掛けられる現実を見ようとしない。しかし考えてみれば、今までの日本ならそれこそあれこれ言い訳付けて輸出規制を外していたでしょうよ、韓国はそういう脅し外交を習得しているのですから。突っぱねたのは珍しいことではあります。ま、それもこれもアメリカの強い後ろ盾があってのことで、情けなさには変わりのないことですが。ドタバタ。子どもの喧嘩並みの幼稚。溜息ものです。
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