柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

感動

2013-12-23 08:55:50 | Weblog
天皇誕生日です。過去何十年もこの日のTVの特集番組はずっと流れてきたことでしょうに、今まで見たことがなかったなと今朝NHKのそれを見ながら気づきました。特に行幸(なんて言葉も死語ですね)の映像、被災地を巡られる映像。沿道を埋めた国民が打ち振らる日の丸、両陛下の笑顔。気づいたこともう一つ。ああ、日の丸とは天皇陛下そのものなのだということ。両陛下を迎えるのに手ぶらというのもどうかな、日の丸の小旗ですよねどうしても。動員した人達に前もって配っておく(まさか銘々が用意しませんから)。日章旗では少しアクが強いでしょうし、あれ朝日新聞の社旗に似てますし。そして拍手。被災地の避難所、多くは体育館ですが、両陛下の登場に拍手が湧く。どうかな(失礼じゃないかという意味で)と思いますが、しかしあそこはあれしかないですね、前もって小旗配ってる場面場所ではないですから。フロアに膝まづいて話しかけられるお姿。映像見ているだけで有難いという気持ち、畏れ多いという気持ちが湧きます、その場でお声を聞いた人には如何許りの恐懼感激であろうかと見ている方が涙してしまいます。私の仕事は祈ることですとの皇后さまのお言葉を読んだことがありますが、まさにその体現です。自然に、両陛下に感謝する、かしこまる気持ちになる、これが日本人ということだと感じます。いえ、こういう気持ちを嫌う向きの多いことも重々知っていますし、だからあなたは日本人じゃないなんていうつもりもないことですが、天皇という権威を常に中心において二千六百有余年営がれてきた日本民族の国柄、これを国体(國體)と呼ぶのですが、を再確認することです。
 昨昼高校駅伝見ました。都大路の、あれです。全国放送されますから冬の風物詩です、すっかり。実業団女子も同じコースです、駅伝は京都が似合う気がしますね(もっともそう思うのはTV放映されるし何年も続いているからでしょうが。正月の箱根と同じで)。女子が先、ハーフの距離。男子はフルマラソンの距離。どうしていつまでもこんな差をつけてるんでしょうね。男女差なんて、特にこんな競技についてはないでしょうにね。男女の体格差は歴然たるもので、力の強い弱い、背の高い低い、体重の重い軽いが勘所の競技ならハンディキャップマッチすればいいですが、そもそも男女混交の競技ってないでしょう?早く高校野球(甲子園)に女子を出してやれと思ってるくらいで、男女別の競技であれば柔道やレスリングと同じことですわね、女子マラソン距離は男と同じですよ、今時の中学高校生の女子が体力劣ってますか?、小学生なら却って女子の方が体格いいですから。高校生女子に10km以上走らせたら危険だというなら、区割りを増やして同じ距離でやらせるべきですね。陸連の幹部にいつまでも化石のような爺さんを飾っているからいくら待っても変わりません。未成年女子は守らねばならぬ、のでしょう、無闇なこと。女子は順当高の順当勝ちでしたが、男の方は面白かったですよ。これは!という留学生が世羅高校にしかいなくて、しかしこいつがしっかりゴボウ抜きして見せてそれなりに見せたのでしたが世羅が逃げ切れず最終区で捕まって4人でトラック勝負。ああいうのも珍しいことで、見入りました。昔はアフリカからの留学生が花盛りで皆が一区に出て、いきなり大差をつけられて勝負が全く面白くなくなって、協会が留学生は一区に出るなとお達し出したほどでしたが、それも今は昔。駅伝、マラソンの季節になりました。年末です。
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