深読

北朝鮮への国連安保理決議についてあれこれ解説聞きました。評論家達はここぞとばかりの深読みを披露してます。ふむふむ。全会一致の意味、露中がどうして拒否権使わないか。アメリカが原案からかなり譲歩しても決議を急いだのは何故？もう９回目だそうです国連が北朝鮮に勧告や制裁するのは、どれも相手には効かず現在に至っているのは周知の通りですが、その間に露中は一度も拒否権使ってないんだそうです。ウクライナや南シナ海問題は直截に国益問題ですから仕方ないにせよ、常任理事国五国、特に露中二国の拒否権であれこれ潰れてきたことは多いですよね。拒否権使わないこと自体が露中の意思表示で、そういう風に案を作れよという暗示、それはつまりアメリカに暴走させないための挙手だと。米からすると露中二国に拒否権使わせないようにして決議をコントロールするために、強い原案を示しておいてその後退く。これを守らなかったら本当に原油止めるぞと。へぇ～と聞いてましたが、深読みも過ぎるとフィクションに傾いていきます。不思議なのは、原油禁輸と紹介する時にほんの少し（ＮＨＫもそうＴＢＳも報道ステーションもそう）だけ日本が戦争に至った契機になったことを枕に振るだけで、、詳しく言わないですね。どうして？日本が真珠湾攻撃に至った経緯を今こそ伝える時でしょうにね。不都合なんでしょうね、マスコミにとっては。ここも歯がゆいというか、まさに恣意です。