柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

譲位

2017-02-21 08:24:43 | Weblog
天皇陛下の譲位問題(退位とマスコミは表記しますがご本人の意思なのですから譲位ですわね、私はそう思います)、国会議員達があれこれやってます。皇室典範との関連、もう一つ上の憲法との整合性、連中の拘りそうな言いそうなことでそこに三百代言が混じると思考停止してしまうのですが、しかし進めねばならぬというのは共通認識のようです。こういう問題になると、という御仁が多く参考人として呼ばれて、面々は保守系月刊誌にはおなじみの人ばかりです、きちりとレクチャーしてましたがそれでも意見が割れます。皇室観というのは総論は共通していても各論になると甲論乙駁です。そしてこういう時には左巻き達は呼ばれません、当然ですけれど。志位さんまで結構しおらしいこと言いますからね、天皇制粉砕!とは叫ばないわけですこの機には、日和見もいいとこですけど。摂政が置かれた時の苦労や天皇崩御の際の長期に亘る国挙げての大行事による日常の停滞を身をもってご存知の今上天皇であればこそのお言葉であって、下々とすれば謹んで拝聴するばかりだと思うのですが、法治国家とあらばそうはならじと肩肘張るわけです。平成30年をもって今上天皇の御代を終える、一代限りの特例法として処理する意見が多いそうですが所詮は法律(司法)は前例主義ですから、これが今後の手本になる。次の浩宮(皇太子)がいくつまで生きるか知りませんが、誰かが心配するように早々に譲位を求めた場合にどうする?の話は、次の皇后が皇后ですからあり得る話かなと穿ってもしまって。譲位した天皇様はどう呼ぶのか、死んでもないのに謚名で呼ぶのかとか、細かいところはツッコミどころたっぷりです。でも、そんなことは瑣末、事務手続きです、天皇様は亡くなるまで天皇様です。大葬の例の簡略化とか何とかも事務手続き。それこそ下々の仕事。そう思いますがねぇ。違いますか。
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