柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

奇貨

2017-02-05 09:59:39 | Weblog
mad dog であり且つ warrior monk であるマティスさんの言動に振り回されてます。トランプさんの言いっ放しよりはこの人の言の方が信頼が置けるだろうという希望的推測なのですが、中でも在日米軍の駐留費用へのトランプ親分の噛みつきに対して彼の「日本は他国の手本だ」なんて甘言にヨヨと縋りついてます。なんか情けないですなぁ、そこまで依存してるんですねぇ改めて知ることです。経済、軍事だけではなく明らかに精神的にもですね。もちろんこれもトランプ効果と言えば言えるのでしょう皮肉と自虐をこめて。どんな綺麗事を並べても、左巻きさん達が言い募る丸腰の世界平和という理想論がいかに空論であるかの何よりの証拠と思うのですが、在日米軍を引き上げられたら中韓、北朝鮮にどう対するんだという根源的な恐怖が露わになるわけです。話し合いでとか交渉でとか連中は言い訳るんでしょうが、そんな理屈が通らぬ相手ですからね。頼みの安倍さんが御機嫌とりの態ですから余計に不安が吹き湧きあげられます。丸腰の恐怖を初めて国民に対して教えてくれたんじゃないですかね、保守系の月刊誌ではずっと言われていることですけれど。だから国軍。そういう方向にどうして行かないですかね。改憲の端緒にすればいいじゃないですか。国軍持たねばならぬという火急事項をもっと国民に訴えればいいんです。違いますかね。一気に押せるんじゃないんでしょうか。左巻き達は現行の自衛隊で、現行の法制下で対応できるだろうとかでまた形の上の護憲だけを目的とした反対の為の反対を繰り広げるのでしょうが、専守防衛とか集団的自衛権とかその解釈だけで繕ってきた不自由不全を解消する絶好機です。自国を守る仕組みが何もない国が他国の援助に回る?自国の為に銃を撃つことさえ許さぬ憲法の大間違いさ。これに乗じて自衛隊員を海外に派遣するに当たり緊急時での発砲やその他の防御の一つ一つにあれこれ制限をつけておいて、死者が出たらどうするんだ?とヒステリックに叫ぶ。国が滅んだら元も子もないという単純則をわざと無視して徒らな人命人権至上論を振りまわす。実は左巻き達こそが精神的にアメリカ依存症なのですが、表面上は反米を気どっている。トランプショックを奇貨にして今こそ改憲への歯車を回す時でしょう。安倍さんもそう思っているんじゃないんでしょうかね。アメリカファースト方針はきっとビジネス的にはビッグチャンスなんでしょう、だからトヨタやの輸出産業はどんどん入り込めばいいんです。一方で日本の体制も造り直す。こういう機に安倍さんが長く頭でいることも日本の幸運でしょう?
コメント
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