柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

悪法

2014-03-07 08:24:01 | Weblog
千葉の通り魔事件、いかがですか。はっきり言うて、もう驚きませんね。こんな手合いはどこにでもいる。そういう認識ですか。隣にいて累が及べばこっちの悪運、みたいな解決気分ですか。個人情報法をはじめとした人権悪法に縛り縛られて(敵さんは守られて)一般住民が危険に晒されているという絵です。新聞には折しも児童虐待が最多になったと報じられて、これも行政が(児童相談所やら仕組みは色々あるんでしょうが)最後の最後にドアを蹴破れない、踏み込めないからの悲劇の繰り返しです。もっとも周りも、親は選べないから可哀想だったね、そんな親の元に産まれた悲運を恨みなさいね、今度はちゃんとした所に生まれてきなさいね、と言うだけです、所詮は他人事ですから。おかしな奴が近くにいる。みんな同じように感じていて、触らぬ神になんとやらで皆無関心不干渉を決め込む、するとこういう奴は増長する。警察に言うてもダメ、行政に言うてもダメです、「危ない奴」だけでは手を出せない、の一点張りです。で、爆発する。誰かが死んで初めて社会が動く。と書くと、そんなことはないときっと反論がありましょう、地域力なるものはそこまで落ちてはいないとか、自治会長が注意していたんだとか。そしてこんな話題になると、議論の的になってる特別秘密法案に繋ぐ、その先には天下の悪法呼ばわりされている治安維持法があって。新聞で誰かが言ってました、あの治安維持法も発布前は皆、大丈夫そんなひどいことにはならぬと言っていたんだと。人の自由を縛ることと社会秩序、安全安寧を守るはきっと膨らみながら拮抗します。ぶつかります。ドアを蹴破る勇気、肚。誰の役目なんでしょうか。
コメント
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