柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

有難

2013-03-12 08:21:52 | Weblog
東京での追悼慰霊会に天皇皇后両陛下が参列されてました。ああ、こういう時のこのお二人のお姿の有難さですね。有難い。この気持ちです。思わず頭を下げる気持ち。手を合わせる気持ちです。二年前の震災以来、何度も何度も現地に足を運ばれる、大手術の後すぐに一年目の式典にお出ましになる。もうあれから一年が経つんですね、この早さにも驚きます。他の誰がどんなご大層な話をしようが、このお二人の「そこにおわします」に敵う有難さ、威厳、安堵はありません。なんというオーラでしょうね。オーラとはこういうのを言うんでしょう。そしてお言葉を述べられる天皇陛下の後ろには皇后陛下がそっと寄り添われて。この絵柄が最上の安心感を生むのです。首相も議長も関係者も誰も背景です。皇后さまが私の仕事は祈ることですと言われているのを昔読んだことがありますが、まさしく体現される静謐です。日本人の母とか女性の見本とか、そんな低次元の喩えではなくて、もっともっと有難いもの。80歳になられますよ天皇陛下は。公務はきちんとこなされて。昭和天皇はこのお歳の時にどうだったんでしょうか。もう病に伏せておられたのでしたか。そう思いやっていくと、皇太子ぃ~!!ですね。新潮45の先月号に皇太子よ廃嫡せよとの激しい文章が載ってましたが、いつまでも皇室嫌いの女房に振り回されていてどうするんだ?あのシレっとした顔に憤りが湧くばかりです。
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