柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

カモ

2009-06-08 08:07:34 | Weblog
サッカー予選通過だそうです。世界最速なんて相変わらず神風信仰は止みません。セルジオさんが言い放してました、予選を一位通過したら岡田監督に判子押してやるが二位なら更迭だと。今オーストラリアと同率一位なんですよね。このあと直接対決が残っている。そこで勝たねば、の論です。選手がワールドカップで上位に入るとか目に物見せてやる的なことこれまた調子に乗って放言してましたが、ここにもセルジオさん刺してました、世界に通用すると思っているのかって。相変わらずのファン達(サポーター)の馬鹿騒ぎ(熱狂振り)をTVが映していますが、マスコミが神風吹くぞと毎回煽る、それに懲りずに毎回乗るアホさです。ワールドカップで勝つ?どう贔屓目に見ても勝てそうにないです。今回のウズベキスタン戦もよくもこれだけいつもいつも同じ内容でやれるなと思うくらいのステレオタイプ、何年も前の試合ですなんて言って放映しても誰も疑わないんじゃないんでしょうか。初めは走り勝つんだけれど、続いても前半どまり。後半になったら押されっ放し。決定力不足とスタミナ不足はどうやっても治らないと見えます。誰が指導者になってもダメ。そして誰が解説しても神風ばかり期待して。松木やミシェルが典型。野球で言えば巨人戦での古いとこで金田、村山、今掛布、川藤。世界30何位のチームがワールドカップで勝つ?どうやって?ったく。
 福岡で新型インフルエンザの集団発生、それも学校で、という記事ですが、TVでやりませんねぇ、もうマスコミすっかり飽きてしまいました。罹っても死にません、だからこうやって放って置けばいいんですが、今までがあれだけの大騒ぎでしたからね。どこかで退かねばなりませぬが、南半球で流行ってきてる様子ですから、WHOがとても終息などとは口にできぬこと、となれば「お上絶対」の日本厚労省が軽々とは出しません(実際あちこちで拡がってます)、ならばマスコミが黙ってくれればいいかな。罹ったら罹った時よ、で実際はいいんですから。後始末はなかなか思い通りには行きませんわ。
 先日久しぶりに本屋に行って、雑誌冷やかしていたらビートルズの特集本があって、結構充実しているように見えたので買いました。内容は70年代のめいめいのソロ活動の話なんです。70年代ですよ、30年前の話です。それがまだこうやって商品になる。何度同じ企画が繰り返されたのでしょう、でもまた出る。そしてまた私のようなカモが買う。読む。感動する。だって知ってる曲の解説なんですから。あれだけ聞き倒してあれだけあこがれた曲の解説なんですから。知ってる出来事の解説なんですから。面白いに決まってるんです。うんうん、そうそう。その通り!なんてね。馬鹿です。すっかりカモです。思惑通りに嵌ってます。最後まで隅から隅まで読んで、はぁ、馬鹿よねぇと呆れるのです。何度も読んだことなんですから!今更新しい事実なんてないんです。でも読んでしまう。買ってしまう。仕方ないですか。
コメント
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