柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

人の口

2008-01-28 08:40:46 | Weblog
橋下さん当選です。ダブルスコアで圧勝です。新聞にもTVにもあまり、どころか全然その選挙戦が報道されませんでしたから、告示前後に民主党が不戦敗の様相だと書いただけでした。大阪という土地柄、相手の知名度、注目度、これに抗うには西川きよしか島田紳助辺りのレベルか、菅、鳩山(鳩山さんじゃぁ負けるんでしょうね)クラスを持ってこないと、とも書きました、これが不戦敗の根拠です。そしてこれは殆どの人が予想した事であり(つまりキワ論ではないということ)、果たしてその通りになったという顛末でした。小沢さんのパフォーマンスも何にもなりませんでした、却って反発喰らいました、国会抜けだし事件。弁護士とか(橋下さんは弁護士でしたが、普通の弁護士タイプじゃないですね)大学教授とか、その辺りの政治家と同じ顔した人には魅力も何もないんです。そういうことです。こっちとすれば相手の飛び上がり具合を叩いて従前の静かな「保守」を訴えるのが戦術ですが、これ相手の陽性な特徴があればこその逆手です、いわば受け身、中傷の類、弱いですわね。負けるべくして負けた。打つ手もなく民主党が負けた。そういう評価なんでしょうね。
 福士、可哀想に大叩きされてます。この人は女に珍しいビッグマウスですから、叩かれるのも派手です。どの新聞も「それ見たことか」調です。調整期間の短かったことと練習不足。そんなこと言われなくても本人が一番わかってます。本人は自分の才能に自信があったんでしょう。自分の足に自信があったんでしょう。でもだめだった。次は相応の練習をしようと思うわけです、あるいはもうやめたになるかもしれませんが。読売はきっちり叩きます、常識破りの調整法は結果にむすびつかなかった以上、「無謀」と評価されても仕方がない、と。こういう奴が、成功すると手のひらを返して褒めそやすんでしょうね。ペンは、というよりペン持つ奴は怖いですね。
 青から白へ。昨日はいい相撲でした。体格差は歴然、そこを埋めるのは青の速さと「気合い」なんでしょう、それも昨日は十分に垣間見られました、でもひっくり返されました。やくみつるが薄ら笑いを浮かべながら言ってました、また白鵬の師匠も言ったそうです、時代が変わるかも知れないって。そうなるんでしょうね。白鵬はほんとその名の通り大鵬に似てきましたよね。貴乃花も大きくなってましたが、今の白鵬の体型とは違ってました。いやそう言いながら、私は大鵬の全盛時代をしかと覚えているわけでもありません、柏鵬時代なんて呼ばれてましたがその実は大鵬大鵬で憎たらしい気持ちで見ていたことを覚えているくらいです。でも時々流れる映像の中の大鵬は大きいですが体型に不自然さがない柔らかそうなイメージです。白鵬に(白鵬が)似ています、そう思います。この人の時代が来るんでしょうね。もっともっと強くなるんでしょう。そして琴奨菊とか稀勢の里、希望を込めて豊真将、豊響辺りがグンと伸びてくれて、今のへなちょこ大関どもを一掃してもらいたい、白鵬を脅かしてもらいたいと思うのです。青さんですか。白鵬がちゃんと立てば、名実ともにヒールで生きていけます。いいんじゃないんでしょうか。
コメント
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