お散歩コース

今日のお散歩は、佐鳴湖(さなるこ)に行きました。
今日で２度目です。

この佐鳴湖は、約２０００年前の縄文時代後期あたりから、
浜名湖とともに海から徐々に切り離されて出来上がった自然湖です。
ところが、その後、浜名湖が汽水化したのに伴って、
満潮時にわずかですが海水が流入してくるようになり、
淡水で生息する魚の他に、汽水性の魚も見られるという珍しい湖だそうです。

その佐鳴湖は、『日本一汚い湖』と言われた時期があったようですが、
今はどうなのでしょう。
見た感じはそんなことはなく、水鳥も多く飛来しています。

佐鳴湖は浜名湖とつながっているのですが、佐鳴湖から流れ出た水が、
浜名湖に辿り着かないうちに、満潮によって浜名湖からの水に押されて、
出口がなくなり、逆流してしまうという、可哀そうな湖なのです。

でも、湖を囲む佐鳴湖公園は、春は桜の名所としてお花見、夏は花火大会、秋は紅葉、
冬にはバードウォッチングを楽しめる浜松市市街地隣接の公園です。

浜松に来て驚いたことは、その公園だけみても、歩いている人が多いのです。
老若男女を問わず、犬のお散歩ではなく、ウォーキングのために歩いておられます。
かなりの年配の人や杖をついておられる人、お昼休みの作業員風の人も…、
防寒具を身に着け、ズックを履いて、しっかりと手を振り、それなりのスピードです。
これは、私たちが知っている山梨でも、沖縄でも、北海道でも、神戸でも、
なかなか見ない光景なのです。
健康に対する意識が違うのでしょうか。
感心しました。

私たちのお散歩も、この佐鳴湖コースの他に、馬込川沿いコースができました。
その日の天候やお買い物の都合などでコースを決めています。
いずれも、歩く専用の道があって、とても心地よいコースです。
明日は、川沿いコースになりそう…かしら。


　佐鳴湖です。


　水鳥もたくさんいます。