観てきました!
キャスト
じゅんさんのテナルディエ、ざっくり想像していたのは、ちょっと面白い動きをしたりする少しライトなおどけた感じを思い描いていたのですが、
全然違った!
地の底を這って生きているハイエナのようなテナルディエでした。
宿屋の主人なんてのは世を忍ぶ仮の姿でしたね。
特に1幕なんて面白いことしてても目が笑ってない!
ずっと目力凄いままだったなぁ。
ワンデイモアはもうメインステージを捨ててサイドのテナ夫妻だけを双眼鏡で見ていました。
今までこんな見方したことなかったから、この曲の自分たちのパート以外のテナルディエの表情とか初めて知ったと思います。
笑ってるように見えて怖かった~
善のかけらひとつさえ心に無くしてしまった人間の怖さったらないですよ。
あの時代のフランスの闇を、ゾクゾクするほど彼から感じました。
でも2幕の結婚式のシーンのじゅんさんテナルディエは、衣装のせいか、ミッキーマウスに見えて仕方なかったくらい可愛かったです(笑)
コゼットがアメリカ人っぽくなってましたね!
感情豊かというか、過去に比べてややオーバーアクション気味なのは演出なのだと一緒に観劇したお友達が言っていました。
ジュンモさんバルジャンは、前回よりさらに日本語が流暢になられていたような。
燭台をもらって声を出して泣くシーン、良かったなぁ。
相葉アンジョは、歌、存在感に加えて人を惹き付ける魅力のようなものがアンジョと重なるような気がしてとても良かったと思います。
ガブローシュの大西統眞くん、キリッとしててオトコマエな上に7~8頭身!
12歳かぁ、将来楽しみですね。
そうそう、事前にテナルディエの香盤表をチェックするのを失念しており、1幕のじゅんさんの出番をいくつか見逃してしまったのが残念でした。
でも今回思いきって遠征してホント良かったです。
余談ですが、ジョリの篠田さんはトンペンらしいので、無条件に応援します(笑)