オープニングからちょっとウケてしまったことが・・!
この日の前日の「グリブラ」で岡幸二郎さんが大物の悪役の演技についての講座みたいなのをされていて、
芳雄さん、平方くん、きっしー、カズッキーさんがやってみるけど上手くできないっていうコント?のコーナーがめっちゃ面白かったんですけど、
その講座で岡さんがお手本としてされていた大物悪役の歩き方とか動きとか視線などが、福士彼のそれと全く同じだった!w
大物悪役は足音をたてずに背後からやってくる、っていうのとか、岡さんと同じように福士さんがやってたのがあまりにタイムリー過ぎて、
「岡さーん!出来てる人ココにいます!」ってひとりでウケてました。(さすが超人は違う)
さてさて、成河×福士ペアは、見る者をひたすらストーリーに引き込み続ける、安定感のある、シンプルかつダイレクトなペアだったという印象でした。
そもそも、かつてこの作品で俳優さんたちの表情をこんなにアップで観続けたことがないので、
成河さんの唇が小刻みに震えていたり、福士さんを見つめる黒目の角度など、そういう細かいことにいちいち感動してしまいましたね。
で、成河私は、子犬のようなところと、「グヘヘヘ」って感じの狂気が時おり丸出しになるところが対照的で、
そこが成河さんの醍醐味だなぁと。
福士さんも、岡幸二郎か福士誠治かみたいなことになってて(私の中で)、たぶんこの人の血の色は赤じゃないなって思わせるような、
キングオブ「彼」でございました。
栗山さんがそれぞれのペアに1つずつ“柱”となるキーワードを渡してくれたそうで、
成河×福士ペアのキーワードは「資本主義の病」だったと。
なるほど。面白いですよねぇ。
それでちょっと狂気が強調された感じだったのかな(*´艸`*)
ちなみに田代×新納ペアは「究極の愛」、松岡×山崎ペアは「生の暴走」だそうです。
大阪公演が中止になってしまって残念でしたが、
こうしてオンライン配信上演をしてくださってありがたかったです。
心から感謝します。
落合さんのピアノもとても素敵でした・・!