京医ボート部ブログ

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きょうのいいとこさがし

2015-03-06 19:21:33 | 日記

僕は、朝目覚めました。昨日の飲み会では大量のアルコールが体内に残っていて、さらには温かいお布団が僕を離してくれません。でも、1限の授業には(出席があるので)出ないといけないと自らを鼓舞することでなんとか布団から出、授業に向かいました。そこからは、ノンストップで1から4限の生理学実習を終え(実習は他の班員に任せていましたが・・・)、陸トレのエルゴと筋トレをして今に至ります。割りとタフな生活。でも俺、めっちゃ頑張ってるんじゃね!?俺すげーな!!これからもこの調子で頑張っていこーぜ!!

こんにちは。現2回生の三谷です。冒頭のこのナルシスト感、なんだよこいつ?と思った方もいらっしゃるでしょう。最近、生理学の教科書をパラパラとめくっていると、「自分を褒めること」というのは、脳科学的に非常に良いことだそうです。人は「褒められると伸びる」という話はよく聞いたことがあるかとは思いますが、自分を褒めることによっても、精神の安定ややる気に関与するセロトニンという脳内ホルモンが分泌されるそうです。他にも、自分を褒めるということは、過去の成功体験として海馬と呼ばれる脳の部位に記憶され、次に同じことをするときにより取り組みやすくなるそうです。(要するにやる気が湧くということ)

冒頭でああいう発言をしたのは、僕がナルシストだからということではありませんのでご安心を。

とにかく、生活している上で、自分ってすごいな!って思うときは、多分毎日あるものだと思います。そういった、自分に関わる『「今日」のいいとこ』を探すようにすると少しずつ人生もいい方向に進んでいくのではないでしょうか。

これまでは、主に「今日」のいいとこの話をしてきました。でも僕が言いたいことの本題はここからです。

みなさん、京都と言うとどういう印象をもたれるでしょうか?まだ京都に移り住んで2年の僕がいうのもおこがましいかもしれませんが、おおかたのイメージというのは、京都という場所はしばしば「歴史」や「風情」といった方向に向くことが多いのではないでしょうか。たしかに、京都には多くの寺院や歴史的に有名な建造物がたくさん存在しているし、江戸に遷都されるまで日本の政治や経済、文化の中枢として機能していたこともあって、他の都道府県にはない独特の風情があるように思います。京都に移り住んでからつい最近までの僕のイメージもそのようなものでした。

僕は、大学に入ってからは、趣味で自転車で出かけてみたり、いろんな風景の写真をとってみたりしているのですが、つい最近、1日自由な時間があったので、京都市内の北方、鞍馬へ気分転換も兼ねて行ってみることにしました。京都市内の繁華街、四条や三条から自転車をこぐこと40分、目的地に到着した僕は、今まで持っていた京都に新たなイメージをプラスすることになりました。

「自然」です。

でも、京都の自然は、「自然」という言葉から連想される自然とは少し違います。「自然」と、「歴史」と「風情」がうまく融合した自然なのです。

鞍馬には山の上に鞍馬寺というお寺の本堂があり、そこに至るまでは、自然に囲まれながら神聖な道を進んでいくような感じでとても厳かな気持ちになれます。本堂のある頂上にまで登ると、すばらしい山の風景が眼前に広がります。人はあまり多くなく、京都の中ではあまりメジャーな観光地ではないかもしれませんが、京都の中心部から1時間もかからずに、日本の原風景とも言える場所にアクセスできるというのは、もしかしたら京都ならではのものなのかもしれません。

これまでは、京都の有名ところの観光地は周り尽くしていたと思っていたのですが、今回の旅行では、いい発見をすることが出来たと思います。『「京」のいいとこさがし』はまだまだ続きそうです。