先週、塾でも使用している教材会社が開催した教材展と新春セミナーに参加してきました。
教材展では、来年度に発売される各教材会社の教材を手にとって見ることができるので、来年度の授業の進行や定期テスト対策・検定対策などを考えながら、どの教材を使うか思案してきました。
また、新春セミナーでは、「県立高校入試の最新情報」と「営業マンが見た好調な塾の特徴」という2つのセミナーを受講し、最新の情報や他の塾の指導方法について学ぶことができました。
このような教材展やセミナーに参加して思うことは、必ず新しい発見があるということです。中にはすでにセミナーの内容の9割を知っていることもありますが、残り1割が実は全く知らなかったことであったりします。
タイトルだけ見ると「もう知っている内容だから受講しなくてもいいや」と思う場合もありますが、時間の都合のつく限り出席して、新しい「何か」を必ず見つけてくるようにしています。そういう意気込みがあると、なぜか必ず新しい発見があるように思います。
教材展も同じで、毎年それほど多くの改訂や新規発売があるわけではありません。しかし、毎年その時点で抱えている課題は違うものです。ある年は「基礎学力を上げたい」という課題があれば、それに合った教材に自然と目がいってしまいますし、またある年は「検定対策に力を入れたい」という課題があれば、今度はそれに合った教材に目がいってしまいます。そうすると、前からあった教材なのに、前年には全く気がつかなかった教材に出くわすことがあります。
人は不思議なものでそこに意識がいっていると、他が見えなくなることがあります。教材展やセミナーは私にとって視野を広げる1つのきっかけを作ってくれます。
皆さんも「もう知っているからいいや」と思うこともたくさんあると思います。でも、見る人が違うと、同じものでも見方が違ってきます。皆さんも「もういいや」という前に、もう一度いろいろな講座やセミナーに参加してみてはいかがでしょうか?