年式は知らないが、トヨタクラウン・マジェスタを運転。排気量は3L以上・・・だよな?
踏めばこの巨体が雲のように、しかし力強くふわりと進む。
アクセルペダルに足を乗せただけでも充分な加速だ。
足はやはりサルーンだ。柔らかくしなやかでドライバーを疲れさせない。
時速50キロも100キロ超も同レベルの安定を提供してくれるあたり、僕はBMWのオートバイを思い出した。
さすがにブレーキは勿論効きは良いが、ダイレクトさは正直感じない。普通以上のサポートがあるのか、ショックのない完全停止は難しい。
さて、初体験のオートクルーズ機能。
ヨーロッパ等、一日で500マイルも走るシチュエーションではこの種のサルーンに必須なのだろうが、この国の高速道路でこれが必須かと言えば・・・どうかな。
速度を一定に走ってくれるのは楽かも知れん。
けど前車との距離は常に一定ではないので、結局解除したりセットしたりと結構忙しない。
設定速度は任意だけど、やはりまだ慣れてないのか怖さの方が先に立つ。
しかしこの機能を使った方が燃費も良くなる。
このクルマは多分、ドライバーを疲れさせずに長距離を移動する性能に長けている。
この後、自分のクルマがとても野蛮に感じる。が、それはベクトルの違うカテゴリーのクルマだから当たり前。どちらが優れているとかはナンセンス。脚が硬くても、少々低速でもたついても、野蛮でドッカンでターボラグがあるターボカーのほうが、走らせてドライバーに与えるアドレナリン値は高く、そんな気を抜けないバカクルマをあえて選らんだ自分に拍手と喝采あれ。
・・・僕はGT-Rが可愛いくて楽しくてしょーがないのだ。