一向に収まらぬ猛暑。過ぎたるは及ばざる如し、で野菜や果樹などには悪影響しか及ぼさないが高温を好む稲作にはまずまずかなと、街中の橋戸公園に隣接した橋戸の田んぼを覗いてみました。かつて大泉学園のこの辺りの白子川流域には橋戸の田んぼとして地域に親しまれていた水田があったといい、近隣の3小学校の要請を受けて練馬区が湧水を利用した水田を復元した公園を整備、公園内に田んぼを復元し平成23年に開園ししたものです。開園以来近くの大泉第一小など3小学校の児童たちが田植えと秋の刈り取りを体験しています。田んぼは地域の自主管理会が管理、運営を行い、今年も6月に田植えが行われました。
水田は順調に生育し青々とした水稲が元気に伸びています。すっくと伸びた稲は出穂期を迎えており、稲の花が見られました。写真左側の小さく白いのがいわゆる稲の花です。花びらはなく、緑色の籾(もみ)のカバーが開き雄しべが伸びてきます。そう、この白いのが雄しべです。花は穂先から順番に咲いてきますが、一つの穂には100個くらいの花が付いてます。花が咲くのは午前9時か10時ごろで2時間ぐらいの短い間しか咲いていません。雄しべの根元には雌しべがあり風などで雌しべに花粉が付き受精を行います。受粉が終わると稲の花は閉じてしまいます。昆虫などを必要としない自家受粉です。受粉の終わった後は葉っぱで光合成を行い、籾は米の元になるでんぷんを蓄え重くなってきます。(写真右)
水田は順調に生育し青々とした水稲が元気に伸びています。すっくと伸びた稲は出穂期を迎えており、稲の花が見られました。写真左側の小さく白いのがいわゆる稲の花です。花びらはなく、緑色の籾(もみ)のカバーが開き雄しべが伸びてきます。そう、この白いのが雄しべです。花は穂先から順番に咲いてきますが、一つの穂には100個くらいの花が付いてます。花が咲くのは午前9時か10時ごろで2時間ぐらいの短い間しか咲いていません。雄しべの根元には雌しべがあり風などで雌しべに花粉が付き受精を行います。受粉が終わると稲の花は閉じてしまいます。昆虫などを必要としない自家受粉です。受粉の終わった後は葉っぱで光合成を行い、籾は米の元になるでんぷんを蓄え重くなってきます。(写真右)