アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

橋戸の田んぼのイネの花

2023-08-21 14:29:09 | Weblog
 一向に収まらぬ猛暑。過ぎたるは及ばざる如し、で野菜や果樹などには悪影響しか及ぼさないが高温を好む稲作にはまずまずかなと、街中の橋戸公園に隣接した橋戸の田んぼを覗いてみました。かつて大泉学園のこの辺りの白子川流域には橋戸の田んぼとして地域に親しまれていた水田があったといい、近隣の3小学校の要請を受けて練馬区が湧水を利用した水田を復元した公園を整備、公園内に田んぼを復元し平成23年に開園ししたものです。開園以来近くの大泉第一小など3小学校の児童たちが田植えと秋の刈り取りを体験しています。田んぼは地域の自主管理会が管理、運営を行い、今年も6月に田植えが行われました。

 水田は順調に生育し青々とした水稲が元気に伸びています。すっくと伸びた稲は出穂期を迎えており、稲の花が見られました。写真左側の小さく白いのがいわゆる稲の花です。花びらはなく、緑色の籾(もみ)のカバーが開き雄しべが伸びてきます。そう、この白いのが雄しべです。花は穂先から順番に咲いてきますが、一つの穂には100個くらいの花が付いてます。花が咲くのは午前9時か10時ごろで2時間ぐらいの短い間しか咲いていません。雄しべの根元には雌しべがあり風などで雌しべに花粉が付き受精を行います。受粉が終わると稲の花は閉じてしまいます。昆虫などを必要としない自家受粉です。受粉の終わった後は葉っぱで光合成を行い、籾は米の元になるでんぷんを蓄え重くなってきます。(写真右)

 
 
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もう飛べませ~ん(>_<)

2023-08-20 14:36:48 | Weblog
 少し前まではお盆を過ぎると秋風が吹くなんて言われたのですが、お盆を過ぎても猛暑が収まりませんねぇ。20日も近畿を中心に体温を上回る38度まで上がっている所もあり、東京も昨日1週間ぶりに都心で猛暑日になったのに続き今日も35.3度と連続の猛暑日です。関東各地で急に天気が変わり強い雨が降るといった所がありますが、それも山沿いが中心で東京近辺では雨が降りません。畑や街路樹は悲鳴を上げていそうですが首都圏の水がめの貯水率もかなり下がっているようで心配です。降り過ぎて困る所があれば降らなくて困る所がある、まさに気象がおかしくなっているとしか言いようがないですね。

 あれほどにぎやかだったセミしぐれが、このところは単発で聞かれるようになりました。セミが鳴くのは雄だけだそうですね。さっき、木の下の草の葉の上でじっとしているアブラゼミがいました。連日の猛暑で疲れ切ったのか、飛んで来て鉄柱に止まろうとして滑って落ちそうになったセミもいました。葉の上のセミは飛べないのかと思ったら、死んでいました。木から落ちたのかな。道路のあちこちで仰向けにひっくり返って死んでいるセミもよく見ます。5年も土の中で暮らし、やっと這い出てきて羽化し飛べるようになっても元気で生きていられるのはほとんどが1週間だといいますから、セミの一生は儚いですね。
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これもカタバミの仲間です

2023-08-18 14:57:26 | Weblog
 19日も関東甲信や東北、北陸では猛暑日の所がたくさんあります。東京は練馬が35.5度と連日の猛暑日で、相変わらず風がなく暑いです。たまには降ってほしいものですが、夕立ちなんてもう死語になっちゃったのかなぁ。日差したっぷりの青空は雨の気配なんて微塵も感じられません。

 雑草扱いされる所もありますが小さな黄色い花を長い間咲かせるカタバミ、それほど目立たない存在ですが可愛いですね。葉がクローバーに似ているので、花のない時期はよく間違えられるようですが、よく見ると一目瞭然、カタバミの葉はハート形です。カタバミって温帯から熱帯に分布し、世界には何と約850種もあるそうです。日本には6種が自生し外来種の帰化したのが7種ほどあるそうです。黄色い花だけでなく、紫色の花もあありますが、一番変わっているのは紫色の葉にちょっとピンクがかった白い花のオキザリス・トリアングラリスでしょう。

 南アメリカ原産のカタバミ科の花で春から秋にかけて花を咲かせています。株はこんもり茂り、葉は日が当たると開き夜は閉じるようです。オキザリスにも何種かあり、この種は「紫の舞」の名で流通しているそうです。花言葉は「輝く心」「決してあなたを捨てません」。
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うんめぇ~(^^)

2023-08-17 14:47:09 | Weblog
 帰省や旅行などで移動した人たちにはお盆休暇と台風が重なって大変でしたね。台風が過ぎ去っても四国では高知県を中心にまだ大雨が続いているそうです。暑さの方も一向に終わりの見えないトンネルに入っているようで、17日も関東や東北で猛暑日の所が多くなってます。東京は都心で34.5度でしたが練馬は35.3度と猛暑日に。もうホントに太陽はしばらくどっかに行っててほしいです。

 キバナコスモスが花盛りですね。傍を通ったら花の上に虫が乗っかって一生懸命に蜜を吸ってました。ハチやチョウだけではないんだなぁ、寄ってくるのは。それにしても何だ、この虫は。近づいてよく見たらハナムグリのようです。あまり詳しくはないのですが、背中の斑点がハナムグリの特徴なので多分、間違いないでしょう。それにしても奇妙な名ですが漢字で書くと「花潜り」で、花に潜るようにして蜜や花粉を食べます。体長1.5~2㌢のコガネムシ科の昆虫でカナブンに似てます。花びらや葉を食べることはなく、体に花粉をいっぱいつけて運ぶ植物にとっては大事な益虫です。
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ネムノキが二度目の開花

2023-08-16 14:22:58 | Weblog
 紀伊半島付近に上陸し大きな爪痕を残し16日は日本海を北上している台風7号。ちょっと離れた静岡でも大雨で今日も新幹線が止まるなど混乱が続きます。東京はそうでもなかったのですが、関東各地では酷い雨の降った所もあったようです。練馬は今日もたまに雨が降りますが雲の間に青空がのぞく天気。気温は真夏日ですが珍しく風があったのでいく分楽でした。台風に近い日本海側の新潟県や東北各地は湿った空気の影響で気温が高く猛暑日の所も多くなってます。

 散歩道のネムノキ(合歓木)の花が咲いてます。あれ、前にも咲いてたよなぁ。そうですこの木は6月にも花が咲きました。これまで気にすることもなかったのですが、ネムノキは二度咲きすることで有名なんだそうです。6月の梅雨入りの頃に開花し、7月後半に一度枯れていき、8月になると再び咲き始めるそうです。しばらくの間、花はなかったのに、いつの間にかまた花が咲いていたのに気が付いたんです。細長い柔らかな刷毛のような淡紅色の花は、ひとつの花に見えるのは小さな花が10個から20個集まったもので、糸のような部分は花びらでなく雄しべだそうです。

 葉っぱは葉の軸を挟んで左右に細長い楕円形の小葉をたくさんつけます。鳥の羽のような形ですね。触っても変化はしませんが、夜になると小葉がぴったり合わさって垂れ下がりる様が木が眠っているように見えることからネムノキの名がついたそうです。花言葉は「胸のときめき」「歓喜」「安らぎ」など。
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