束の間の“秋”

　２日の東京はこれまでの夏から一気に“秋”になったような涼しさで明けました。天気の方はどんよりした曇り空で、前日と同じようなテンションの上がらない空模様でしたが、違ったのは体感です。昨日は身体にまとわりつくようなジトッとした暑さでしたが、今日は長袖シャツでもいいくらいの過ごしやすい一日でした。西日本各地は猛暑で、東日本は気温の上がらない、変な天気だったようです。練馬では時折、雨も降り、午後３時頃には２３度と９月半ば頃の気温で、このままいってくれるといいなあと思ったのですが、そうはいかず明日はまた３０度まで上がり、その後もしばらく３０度くらいの気温が続きそうです。

　やはり気まぐれなひと時の秋だったようですが、それでもあちこちで咲いている秋の七草のハギの花を見ると秋も近いのかなぁと感じます。７日は二十四節気の立秋、暦の上ではこの日から季節は秋になります。実際に秋めくのはまだ先になりますが、せいぜい残る夏を楽しんでおきましょう。だんだん涼しくなると、あの暑さはどこへ行ったのでしょうと寂しくなるのがいつものことです。