対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

「ひらがな弁証法」完結

2011-07-24 | 案内

 やっと、終わった。

 ひらがなの表現を、

   あれとこれと
   ひらいて  つないで
   ふたつを  ひとつに
   むすぶわざ
から、

    あれとこれと
    むすんで
   ひらいて
   ふたつを
   ひとつに
   つなぐわざ

へ改めた。これは、最初の定式(ホームページの色紙)  

    あれとこれと、
   ひらいて、むすんで、
   ふたつを、ひとつに、
   つなぐわざ。

とも違っている。最初の定式は、「むすぶ」に混成モメントの形成を対応させていた。2番目の定式は「つなぐ」と「むすぶ」を入れ替えたものである。「つなぐ」の結合の度合いが、「むすぶ」より小さいと思えて、「つなぐ」を混成モメントに対応させたのである。こんどの定式は、「むすぶ」を選択と対応させ、弁証法の始まりに置いた。「ひらく」が混成の過程に対応する。「つなぐ」が統一に対応する。原型にもどったことになる。

 ひらがな弁証法は、弁証法から矛盾を取り除き、対話を取り入れている。ヘーゲルと対照すれば、矛盾と止揚ではなく、対話と止揚の弁証法である。


 ひらがな弁証法2010

 第4章 終局――ひらがな弁証法

      5 ひらがな弁証法
      あとがき
      参考文献
 


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