最近、「パン作れるなんてすごいね~」とお言葉をいただくようになりました。
ありがとうございます。
みんな、パンは膨らまない。難しい。と先入観をお持ちのようなので新しいカテゴリーを追加してみました。
題して、「パンができるまで」
今日、私の作った工程を参考までに書いてみます。
もし、興味をもったら本を見て作るもよし、教室の体験レッスンを申し込むもよし。ぜひ、一度パン作りの世界を覗いてみてほしいな~って思います。
ではでは、工程スタート!
今日は違いがわかりやすいように、バターや卵がたっぷり入ったリッチなパンと粉の持ち味を引き出したリーンなパンの2種類を作ってみました。
まずは私の使っている基本的な道具
ボウル(透明でなくてもOK。透明は発酵具合が横からも見れるので便利です)
はかり(アナログでもOK。デジタルは器の重さを調整してくれるので便利です)
木べら
カード。もしくはスケッパー(金属も試してみましたがコレが一番使いやすかった)
こね台(私は人造大理石のこね台を使っています)
道具をそろえたら材料をそろえて計量です。
大事なのはやっぱり粉。
パンは基本的に強力粉を使用します。私のお気に入りはこれ
2Kg入りです。700~750円で売ってます。
パンの基本材料
強力粉
イースト(インスタントドライイースト使用)
水(ぬるま湯が最適)
砂糖
塩
バター、ショートニング、サラダオイルなどの油脂
卵(なしのレシピもあります)
パンは計量が命。ちゃんと数式に基づいてでているレシピなので計量は慎重に。
計量で成功か失敗かが決まるといっても過言ではありません。
ボウルの中で材料を混ぜたらいよいよ台の上に出してこねます。
はじめはよく材料を合わせるように手のひらでぐいぐい混ぜてください。
材料が混ざったら、手の甲で体重をかけてこねます。
時折たたくことも。(やさしくね)
コネコネ、バンバン・・・。
こねあがった生地がこちら
こちらは卵とバターの入ったリッチな生地。
こちらは卵も入らずショートニングを使ったリーンな生地
どちらも表面がつるっとして弾力のある状態。
うすーく伸ばすと膜が張ります。
ここから1次発酵。
今日は蒸し暑くて湿気もあるので、室温で発酵してみましたが30分ほどで成長しまいした。
だいたい1.5倍から2倍くらいに膨らみます。
余分なガスをパンチして抜いて分割です。
大きさをそろえないと火のとおりが一定にならないのではかりながら分割。
生地をまるめて、ちょっと休ませます(ベンチタイム)
いよいよ成型です。
表面が乾かないようあまり時間をかけずに丁寧に形を作ります。
出来上がったら2次発酵へ。
だいたい20分から30分であがりますのでオーブン余熱も忘れずに!
いよいよオーブンで焼いてパンはできあがりです。
ここまで2時間弱。
いろいろ手間隙かけたレシピもありますが簡単レシピもありますのでまずは簡単なものからぜひチャレンジしてみてください。
出来上がりは手作りパンのカテゴリーへ!