お城でグルメ!

ドイツの古城ホテルでグルメな食事を。

エーレンベルク城塞

2022年01月18日 | 旅行

エーレンベルク城塞はドイツの中南部を流れるネッカー川の畔、古城街道にある古城のひとつで、残念ながら大部分が廃墟です。敵対する勢力から襲撃を受けたときに防御したり避難したりする目的で、12世紀から13世紀にかけて建造されました。

 

全体像 1 &

現存するお城の最も古い部分は、中心部を取り巻く2メートルもの厚さがある周壁と著しい強度をもつ石の土台です。城塞は30年戦争のときに大きく破壊されました。その後何度も必要に応じて改築されたり拡張されたり、はたまた一部撤去されたりして来ました。その結果、2本の城塔が残る現在の姿になったのです。

 

外観 1 &

 

外観 3 & 4 

17世紀初めには周壁の南側に付属の礼拝堂が建てられ、18世紀の後半にバロック様式に改築されました。城塞の長い歴史の中で何度か所有者が替わり、19世紀の初めに某男爵が購入しました。今でも彼の子孫が昔の農舎に住んでいて、廃墟の部分は猛禽の飼育センターになっています。

 

城塞に続く小道 

 

入り口 1 &

 

入り口から中を覗く

前述のように城塞は個人所有で実際に人が住んでいるので、残念ながら見学は出来ません。外観を見ることと入り口から敷地の中を覗くことしか出来ませんでした。

さて、最近は妻がユー・チューブからヒントを得て、(私たちの自宅では) 新しい献立を試してみることが多くなりました。

 

ズッキーニのオーブン焼き 1 &

たとえば <ズッキーニのオーブン焼き›。まずズッキーニをチンしておきます。そして卵黄、マヨネーズ、白みそ、マスタード、醤油で作ったソースをズッキーニにかけて、その上にチーズを振ってオーブンで焼くのです。結構重くて胃にグッと来ますが、なかなかいけます。

 

オヒョウのアンチョビー・ケッパー・ソースかけ 1 &

<オヒョウのアンチョビー・ケッパー・ソースかけ› では、オヒョウに塩コショウをしてメリケン粉を付けて焼きます。それにアンチョビーとケッパーを混ぜたリンゴ酢をかけ、最後にパセリと黒オリーブを振って出来上がりです。オヒョウはカレイの仲間のようですね。舌触りがやさしく繊細な味なので最近よく使う魚です。アンチョビーとケッパーの主張が強く、オヒョウの繊細さが生かされませんでした。

 

ピエモンテのワイン

飲み物は、以前イタリアのピエモンテ地方に行った時にアルバという町のワイナリーで買った2011年の赤ワインです。アルコール分が14,5%もあるので濃くて味わい深く、グッと来ました。

 

〔2022年1月〕

 

 


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