J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

スポーツ文化の素晴らしさ64

2012-11-11 00:39:58 | スポーツ文化・その他

 事例紹介レポです。
 先日のJ1・C大阪の記の中に、Jクラブでスクールや下部組織(ジュニアユース以下)の運営を運営会社側と分離して行う事例があると紹介しましたが、改めて調べてみました。どれも同じパターンとはいかないようです。J2湘南は、他クラブとの差別化からJリーグ百年構想を追求し、後からNPO法人を立ち上げられ、別格です。J2鳥取とJ2松本は、地域リーグからJFL、Jリーグ昇格の中で、運営会社を立ち上げた後の旧運営法人(NPO)をそのまま活用した事例になります。中にはJ2山形(一般社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会)のように、そもそも運営会社(株式会社)がなく、公益法人でずっと運営している事例もあります。以下、順番に抜粋して紹介。
   
【Jリーグ】
・NPO法人 湘南ベルマーレスポーツクラブ(J2湘南の下部組織を運営):http://www.bellmare.or.jp/
 J2湘南が2002年に設立。地域密着型の総合型スポーツクラブを目指し、サッカー以外の競技に活動を広げると共に、地域のスポーツ振興活動を実施。J2湘南からからジュニア及びジュニアユース部門を移管し、小田原地区に中学生選抜チームを設立。
 Jリーグ百年構想に沿った総合的なスポーツクラブ作り定着を目指し、2001年にビーチバレーチームを、2001年にトライアスロンチーム、2005年にはソフトボールチームを発足。2007年にFリーグのフットサルクラブを発足。
・NPO法人北九州フットボールクラブ(J2北九州の下部組織を運営):http://www.kitakyushu-fc.org/
 J2北九州が2004年に設立。2007年に本城陸上競技場の指定管理者に就任し、現在は新門司体育施設の指定管理者。ジュニアユース・レディースチームを運営し、テニス大会を開催。ニューウェーブシニアチームも活動中。
・NPO法人 やまつみスポーツクラブ(J2鳥取の下部組織を運営):http://www.yamatumi.org/
 J2鳥取の塚野社長が1999年に設立。SC鳥取ドリームス、サッカースクール、育成機関(ジュニア)チーム運営、スポーツコミュニティー推進、「復活!!公園遊び事業」を実施。
・NPO法人松本山雅スポーツクラブ(ユースアカデミー事業)
 2004年にNPO法人 アルウィンスポーツプロジェクトとして発足。2011年にトップチーム管理を運営会社に移行した後、現在は山雅ユースアカデミーとシニアチームである松本山雅マスターズを運営。
・一般社団法人 セレッソ大阪スポーツクラブ (サッカースクール・育成機関事業を運営):http://www.cerezo-sportsclub.or.jp/
 J1・C大阪が2010年に設立。2012年より選手育成機関(ユース・ジュニアユース・ジュニアチーム)としてアカデミー、サッカースクール事業、「イキイキはつらつ塾」というヘルスケア事業を運営。
   
【JFL】
・NPO法人 武蔵野スポーツクラブ(トップチームを含め現在全カテゴリーを運営):http://www.yokogawa-musashino.com/npotop.html
 JFL横河武蔵野が2006年に運営法人として設立。サッカーを中心軸に様々なスポーツ活動に取り組んでいく姿勢を打ち出す。
・ツェーゲン金沢(ユース以下の下部組織とサッカースクールを運営)
 2006年に、Jリーグ入りを目指す法人化として、金沢SCを母体とした任意団体「石川フットボールクラブ」を設立。2007年に有限責任中間法人、2008年に一般社団法人に改編。2011年にトップチームの株式会社化して分離。ユース以下の下部組織とサッカースクールをそのまま継続運営。

 他、下部組織の管理運営というスタイルでなく、異競技交流による総合型地域スポーツクラブとして発足させたJクラブがあります。
・一般社団法人 ヴィッセル神戸スポーツクラブ(J1神戸):http://visselkobe-sportsclub.or.jp/
 2011年に、J1神戸が、地域のスポーツ活動の普及・育成に寄与することを目的に、一般社団法人として設立。サッカースクールの運営の他に、2012年に独立した総合型地域スポーツクラブ「ヴィッセル神戸アスレチッククラブ」から移管されて活動を実施。陸上競技や
・一般社団法人「東京グリーンスポーツリンク」(J2東京V):http://ameblo.jp/tgsl
 J2東京Vが総合型地域スポーツクラブとして、2011年に設立。サッカー、バレーボール、トライアスロンに加えて、新しい競技の普及事業や文化活動を展開。

 話は変わり、山陽新聞朝刊の倉敷・総社圏版に「サッカーの楽しさ学ぶ」というタイトルで、ファジの選手によるトップアスリート事業の記事が載っていました。倉敷市真備町呉妹小学校で開催され、澤口選手ら6人が指導したそうです。なかなかこういういいニュースを紹介できなかったので貴重です。あとどれだけ紹介できるのか。J2鳥取のHPはすごいですね。
フロントブログ該当ページ:http://ameblo.jp/fagiano-front/entry-11402852515.html

 さて、今日、清音で開催された総合型スポーツクラブの会合に、傍士理事に会いに行ってきました。ご挨拶させていただきましたが、お元気そうでした。いろいろ勉強になりました。その模様は明日。

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