先日、岡山県立と津山市立図書館で、サッカー選手のおすすめ図書を展示していると紹介しました。先日、便があったので県立図書館へ行ってみました。久しぶりの県立図書館でしたが、不覚にも展示時期がちょっとの差で終了していました。これは失態でした。もっとよく開催時期を確認しておけば良かったと後悔しかり。いろいろと聞くと、ファジだけでなく、ベル・シーガルズを合わせた3チームの合同イベントでした。その中でも湯郷ベルは、宮間選手・福元選手のサイン会まで開催し、一番貢献されていました。なので、タイトルもこちらでいかせていただきます。そのレポです。
入口付近に大きなパネルボードが展示されていました。湯郷ベルの宮間選手、福元選手のサイン会風景の写真パネルが掲示されています。「なでしこジャパンに続け、岡山湯郷ベルの選手とふれあう会」という事で、湯郷ベルの宮間・福元の2選手がファンとの交流を行ないました。宮間選手はアジア大会を制覇したなでしこジャパンの主将、福元選手もなでしこメンバーです。
この日は、地元の幼稚園児が集まり、宮間選手からアジア大会で獲得した金メダルを見せてもらったり、一緒に写真撮影をするなど、選手との交流を楽しめたようです。岡山で活躍するスポーツチームに親しんでもらおうと、県下3チーム選手のおすすめ本や、ユニフォームなどを展示するスポーツ展を行なわれましたが、この交流会は、これに合わせて12月3日(金)に行なわれたようです。
こちらの社会科学班長さんにお話をうかがいました。展示に加えて、選手を派遣して欲しいと要請したところ、ベルは快諾でしたが、シーガルズはシーズン開幕のため、ファジは選手契約の関係で派遣できなかったとか。また次回、このような機会があれば、3チーム揃って市民との交流を深めていただきたいと思います。
また、班長さんのお話では、この事業は「スタジアムから図書館へ行こう、図書館からスタジアムへ行こう」という全国同時キャンペーンだそうです。地域の活性化を目的に、お互い本もしっかり、チームもしっかり知ってもらおうという趣旨があるとか。正式には「有志の公共図書館が、Jリーグ、JFL、社会人リーグ、なでしこリーグなどに所属しているクラブチームと協働し、図書館の情報拠点化やプロスポーツチームを核としたまちづくりなど地域活性化の視点から、連携事業を実施する」という趣旨です。
文科省の正式資料を観てみました。参加クラブチームは以下のとおりです。
J1(Jリーグ): 新潟、鹿島、浦和、大宮、F東京、川崎、G大阪、C大阪、神戸、広島
J2(Jリーグ): 栃木、草津、東京V、甲府、岡山、徳島、愛媛、大分、鳥栖
JFL : 鳥取、長崎、ホンダロック
なでしこ : 東京電力、岡山湯郷
※シーガルズの名前がないんですが・・・
こちらの図書館では、3チームそれぞれの「選手おすすめ本/展示品リスト/サッカー関連本」という小冊子があります。「選手おすすめ本」「展示品リスト」の他に、「岡山で活躍するスポーツチーム ~サッカーについての本~」というリストがあります。Jリーグやサッカー関係の書籍の他に、3チームそれぞれについての本のリストもあります。
「図書」の欄には県協会の記念誌、ファジのファンブック(以前に山陽新聞で制作したもの)・初観戦マニュアル、ベルのチームガイド、シーガルズの2書籍があり、「雑誌」の欄には、LOVSPOやOFA(オッファー:県協会広報)の他、NPO時代の広報誌「岡山ヒューマンスポーツクラブ」が1号から9号まで揃っているようです(ここにも置いていただけたのかと)。 「新聞(主に連載記事)」の欄には、各新聞記事の切り抜き?のリストがあります。皆さん、ぜひ足をお運びください。
最初はチーム側からの提案と思っていましたが、図書館側からの申し入れだったようです。まあ、いい事業に変わりはありません。社会科学班長さんに、いい事業なので来年以降もぜひやってくださいと、個人的な希望として伝えました。やって欲しいなぁ。今度はタイミングを間違えず参戦したいと思います。ちなみにシーガルズの事も紹介するつもりでしたが、長くなったのでまたの機会で・・・
岡山県立図書館公式HP該当ページ:http://www.libnet.pref.okayama.jp/news/h22/news1119.htm