他スポーツの話題・事例１７

　先日、倉敷ピーチジャックスの事を紹介しましたが、５月24日の山陽新聞倉敷・総社圏版に「野球できる喜びが力」というタイトルで、その女子部の記事が掲載されていました。抜粋して紹介。
　　　　　　　　　　　　
 　倉敷ピーチジャックスの宮原選手は、'06年の女子野球Ｗ杯日本代表選手。しかし、'08年大会は最終選考で落選。この春に代表復帰を目指してピーチジャックス女子部に入団。
　神戸９クルーズの吉田選手が人気でありますが、日本女子野球協会によれば、全国の競技人口は約300人程度だそうです。チームも６高校、４大学、１５クラブしかなく、プレーの場は思ったより少ないですね。

　倉敷ピーチジャックス女子部は'06年に設立。女子日本代表監督も務めるチーム部長が、'00年に立ち会った代表選考会で、「野球は男のスポーツ」との意識が吹き飛んだ事がきっかけになったとか。
　現在は18人の選手で、週１度、倉敷の広江グラウンド中心に４．５時間練習していて、練習試合ではチーム内の男子中学部が相手になるとか。　今春、所属する中学生の女子部員が地元高校の野球部に入部しました。公式戦には出場できませんが、男子に混じって練習しているとか。そして、別の部員が名門・神村学園（女子サッカーでも名門ですね）に野球留学しています。

　クラブ自体は、現在、元プロ野球選手の古葉竹識が総監督を務めています。'05年にＮＰＯ法人日本体育企画を設立して創部。'06年に岡山県社会人・大学対抗野球大会で公式戦デビュー。女子硬式野球部を創部し、日本代表チームと交流試合。'07年に都市対抗野球中国予選初出場。クラブ選手権に初出場し、準々決勝進出。
　現在、社会人男子・社会人女子・中学部・小学部の４部で構成されており、'08年には倉敷ロイヤルズが組織を統合し「倉敷ピーチジャックス小学部・中学部」が新しく誕生。

　運営元であるＮＰＯ法人日本体育企画は、特に地元の小中高校生の野球指導が父母のボランティアのみに支えられている現状では、地元選手の育成には限界があり、専門家による選手の指導・育成が急がれなければならないという事で、スポーツ事業活動を中心にスポーツ選手の育成を行う事を目的に設立されています。 その事業活動とは・・・

・あらゆる世代の人々を対象としたスポーツ技術向上のための研修
・野球教室の開催
・スポーツ指導者を対象とした指導方法の助言
・スポーツ選手および保護者を対象としたスポーツ施設利用並びに食事指導の助言
・スポーツ選手の招致活動・福祉施設等での体育行事等におけるスポーツ指導・手伝い全般
これからも頑張って欲しいですね。
倉敷ピーチジャックス公式ＨＰ：http://www.sports-p.jp/peach-jacks/
倉敷ピーチジャックス公式ブログ：http://blog.livedoor.jp/peach_jacks/
ＮＰＯ法人日本体育企画公式ＨＰ：http://www.sports-p.jp/