うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

予告。

2011-01-31 18:09:11 | つれづれ
「白洲正子 神と仏、自然への祈り」

生誕100年特別展&世田谷美術館会館25周年記念。

期間は、2011年3月19日(土)~5月8日(日)

白洲正子さんが訪ねた、寺社の名宝約120件を一挙公開だそうです!

ぱっとチラシを見ただけでも、京都高山寺の「明恵上人樹上座禅像」、
同じく高山時の「狗児」など、仏像、屏風、能面、有名寺院のおおっと思うものもりだくさんです。

今から世田谷美術館閲覧が楽しみです(^^)

先日の今様ですが、「仏」は「現ならぬ」から、たくさんの仏像が作られたんでしょうね…。

それで「ほのかに夢にみえたまふ」

…と昔の方は、「夢」を異界、霊界とつながるものとしんじていたので。

高山寺の明恵上人といえば、「夢記」でも有名。

また、当時の観音信仰として、霊験を得ようと、参籠して仏の側で眠ることもあったというからそれをうらづけますね。
(信貴山縁起絵巻も思い出しますし、長野の善光寺の本堂があんなに大きいのは多くの方が泊まれるように)

仏と人とが近かった時代、なんか今はいろいろと遠くなってしまった気がしますが、
それでも日本人として信仰の心はもっていようと思う日々です。
コメント
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