kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

今後の準備を

2024-03-27 | 陸上競技

23日土曜日。

 

この日は練習を午後からにしていました。21日に帰ってきて寮生はそのまま帰省にしていました。今後のことを考えて1日のみの帰省。が、少しでもゆっくりさせてあげたいなというのもあって土曜日の練習を夕方からに。少しでも保護者と一緒に時間が過ごせればいいなと。全国の寮生活がどうなのか分かりませんが、時代が大きく変わってきています。ガチガチにやるのは面白くないし、時代に受け入れられなくなっている。そうであればある程度そこに合わせて対応するほうが良いなと。

 

午前中はこれでもかという感じで仕事を。練習計画を立てることに加えて今後、地区の委員長になった時のために資料の準備なども。それだけで午前中が終わってしまいました。もうなにをやったのかも記憶がなくなるくらいの勢いです。午後は練習にしていましたが何時開始にしていたのか不安に(笑)。この日、新入生が「採寸」のために練習に参加するようになっていました。上級生に15時集合と伝えていましたが途中で「ひょっとしたら16時と伝えたのではないか」という不安が。元々の練習開始時間を16時にしていたようです。そうなると間違いなく16時開始と新入生に伝えていると思います。もうね、これだけ余裕がなくなると色々なところで迷惑をかけるようになります。

 

待ち時間に関西遠征の振り返りと補強の確認をさせておきました。1時間程度ですが重要な時間になると思います。侵襲性が来てくれたので練習を開始。いつも通りの形で。本当は走練習をしたほうが良かったのかもしれませんが普段の補強を時間をかけて。雨だったような気もするのでそれもあって走る練習をしなかったと思います。2時間程度補強を続けてその後、採寸。上級生に関しては加速段階の練習を。神戸での練習で動きが作れたかったこともありもう一度丁寧に「加速段階」の動きをやっておきたいなと。それなりに実施できたかなと思います。

 

ここから2日間、愛媛からsris先生がいらっしゃるので連続での練習となります。月末のことを考えるとある程度のことをやっておきたいなというのもありました。走る量が少なくなったとしても補強などをある程度やっておくことで対応できるかなという考えでした。せっかく来てもらったのにひたすら走るというのもどうかと思いますし、ハードルに関することをやりたいということで来校されるのでそれに合わせて対応したいなと思っていたので。

 

とりあえず記録しておきます。24日25日のことはまた書きたいなと思っていますが。時間があるかな。

 

忘れないように記録しておくのですが26日は職員会議の後、中小機構の方との面談。午後からは市役所の方との面談。これからの学校の方向性をどうするかを考えてのことです。自分自身の私利私欲で何かをするつもりはありません。何かをやらないと変わらない。無理やり引き受けることになった仕事もここに繋がっていると思います。一応ずっと何かをしているというのだけは確かです。人事異動の新聞には名前はありませんでした。校長になっているのではないかと期待していたのですがどうも校長にはなれないようです。残念。

 

また書きます。多分。

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怒涛の1日・・・

2024-03-27 | 陸上競技

3月22日金曜日。

 

前日に関西から帰ってきたのでレンタカーを40分かけて朝一で返却へ。そこから再び学校に戻ってあれこれ仕事をする。で、10時から高体連陸上競技部の顧問会議の準備のため維新公園へ。我ながら結構働いています。同時並行で陸協に提出書類があったのでそれの対応をしながら。

 

次年度から地区の専門委員長をやることになりました。体育以外でやるのは私だけなのかもしれませんが。陸上競技を辞めたいと思う部分まであったのですが、前任者の方が高校時代からお世話になっている方なので「引き継ぐ」と言われてそれを断るわけにもいかないなと。実は神戸に行っている間に「意味不明」の業務が降ってわいてきました。私が引き受けるしかないという流れの中で半強制的に受けることに。一応商業の教員なのでそちらの仕事もやらないといけない。業務的的にどう考えても「一人でやる内容ではない」という仕事量です。これって理不尽ではないか。

 

前日にysd先生と話す中で「やらないといけない」という気になっていましたが、こんなことってあるのかなと。他の人の仕事量と比べると圧倒的に多い気がしています。来年度は「起業家教育育成プログラム」という中小機構が実施している内容に参加することになっています。標準プログラムがあってそれを受けて自分たちで授業を展開するという内容。起業家教育を教育の柱にしながらどうやって生徒を育てていくのか。部活動だけやっているといわれるのかもしれません。私的にはそれ以外のことのほうが圧倒的に多いと思っています。「できるから」という基準のない理由で私に仕事が舞い込んでくるというのはどうなのか。ストレス。

 

午後からは全体会があってバタバタ。思っている以上に忙しくないですか?という気がしています。次年度は間違いなく学校業務が倍増するくらいの勢いで増えます。バランスの問題。これを「当たり前」としてやることになるのがおかしいと思うのは私だけでしょうか。公務員は「働いても働かなくても同じ」という部分もあります。が、これだけ仕事量が増えるのであれば何か手当がつかないと納得できない。別にお金のためにやっているわけではありません。しかし、理不尽に対して何かしらの「対処」があってもいいんじゃないか。強くそう思います。絶対に間違っている。

 

疲弊。その言葉しか出てきません。疲弊。

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神戸での練習

2024-03-27 | 陸上競技
記憶が・・・。関西遠征から学校に戻って息つく暇なくあれこれやっています。そして力尽きて寝てしまうという(笑)
 
京都のことをもっと書きたいのですが。時間がすぎないうちに次のことを記録しておきたいなと。京都で濃い時間を過ごしてから神戸へ。mtm先生に紹介してもらって神戸の学校と一緒に練習をさせてもらうことにしていました。そのため移動。全く意図して取っていないのですが宿舎がかなり繁華街でした。全く分かっていませんでしたが修学旅行で行った南京街のすぐそばに宿舎が(笑)。生徒たちは「南京街に行きたい」と言っていたのでかなり効率的。
 
修学旅行で食事をしたお店の前まで行ってみました。
 
 
前回は昼間でしたが夜に行くとまた雰囲気が違いますね。
 
 
次の日は午前中フリーとなっていました。練習が午後からになったので。私は一人で朝から散歩。近くにあるメリケンパークへ。前回はバスでの移動だったので距離感が分かりませんでしたが歩いて10分もかからず行くことができました。
 
 
 
 
一旦一人で歩いて行ってその後、朝練として選手と一緒にメリケンパークまで。歩いて行ったときに「クルージング」のことが書いてあって。せっかくだから経験できないことをさせてあげようかなと。「遠征」なので「練習に来ている」というのは当然ながらあります。が、今の私は「ガチガチにやりたくない」と思っています。何が何でも「陸上競技」というのではなくこの子たちが楽しみながら何かができればいいなと。もう以前の私ではありません(笑)。
 
10時過ぎから1時間近くのクルージング。近辺で食事をさせてから練習へ。アンパンマンミュージアムに行ってパンを買ったと言っていました。完全に観光(笑)。周りから何かを言われるのかもしれません。それでも楽しみたい。ずっと選手と一緒というわけではありませんが、この子たちを楽しませてあげることも大事ではないかなと思っています。
 
練習はkbymt高校へ。IHでリレーで決勝に残っているチームです。残念ながら到着時から雪に襲われるという状況・・・。軒下で補強をしてからグランドで走るという感じでした。午前中行事があったということで無理やりこの時間帯に入れてもらいました。申し訳ないことです。午前中は晴れて感じが良かったのに午後になって雪が降るという。3月も下旬になっているのになぜ雪が降るのか。
 
キャプテンは決めていないと言われていました。kyttbnとはまた雰囲気が違う学校でした。どこかにヒントがあるのではないなと思って練習を見ていました。バランス系の補強やプライオメトリック系の補強がありました。上半身の腕立てジャンプなども。うちでもやっていますがバリエーションとして面白いなという感じです。何度か補強について質問をしながら。「正解」がどこにあるのかを探りながら(笑)。
 
mr先生も「この子たちなかなか理解していないんですよね」と言われていました。補強の正確性という点ではもどかしいのだと思います。セラバンド補強など見ながら。腰の高さ、足の幅、歩き方など細かく調整が必要なんだろうなと。「正解はどこか」という部分を何度か問いました。
 
ラダー系の練習をしてからウインドスプリント。その後、400mを走るということに。230mを38秒くらいで走ってからペースアップ。うちの選手は全く持って苦手な練習です。普段やらないですから。選手にどうか?と聞くと「先生、全身筋肉痛で身体が動きません」とのこと。前日のkyttbnでの練習のダメージがあるようです。午前中の観光の時間には一言も言っていなかったのに(笑)。7~8割の状況であってもせっかくの機会に走ることは必要だと思います。ペースチェンジができない選手が複数名いました。うちの選手の走りは「前半のリズム」を重視しています。最初にある程度の動きを作ってから走っています。最初に遅いリズムで走ってから切り替えるのが苦手。3人はある程度対応う。2人は全くダメ。このおかげでマイルの走順をどうするかを決めることができました。最初から自分のリズムで走らないといけない選手は1走と2走に配置。ギアチェンジができる選手は「勝負」を意識させることができるので3走と4走へ。元々考えていたイメージどおりでした。収穫です。
 
その後、せっかくなのでSDをということでシューズからスパイクに履き替えて「SD」へ。ここまで全力で走る練習がない中でSDとなりました。こうなるとうちの選手は全くダメですね。全力で走っていない状況下でいきなりSDで力を出すというのは無理(笑)。酷かったですが他校の選手と一緒にSDができるという機会はほとんどないので貴重な経験でした。
 
そこまでやって「制限時間」が来たので帰ることに。距離があるので時間の確保が必要になります。かなり失礼な部分ではあるのですが。この日から寮生の帰省にしていたので保護者の迎えもあります。あまり遅い時間帯に帰らせるわけにはいかないので。16時半くらいに出ました。結局山口に戻ったのは21時半。ノンストップ(笑)。それでも保護者を30分程度待たせたのではないかなと思います。申し訳ないことです。
 
貴重な時間でした。記録しておきます。時間ができれば色々と書きたいとは思うのですが。まー書けないようなことも多いので・・・。感じた部分はある程度記録しておきます。「本物」に触れさせてもらえたことは大きい。何が必要で何が不要なのかも考えていきながら。mtm先生には感謝です。色々なことを学ばせてもらいました。
 
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kyttbnでの練習3

2024-03-26 | 陸上競技

時間的に余裕がなくなかなか連続で書けていませんが。思うことはたくさんあるのですが時間&忘却との戦いとなっています。

 

京都での午後のことを。当初の予定は「第2グランド」での練習ということでした。しかし、雨予報。降ったりやんだりという状況でした。急遽練習が体育館の中に変更。私としては走る練習も見たいなというのがありましたが、普段の練習が見たかったのでこれはこれでかなりありがたいなと思っていました。特に「トレーニング」の部分に関しては重要だと思っています。ポイントになる部分が多く含まれています。

 

2人1組くらいで練習を進めてもらいました。いや、ありがたい。丁寧にやってもらえました。練習を見ながらysd先生としばらく話しこんでいました。ハードルについてです。ハードルアプローチやハードルの練習に関して。私が返答するというのは恐縮ですが(笑)。普段の取り組みだけではなく、課題となる部分に対してどのような考え方でやっているか。ハードル上で水平方向への移動が必要になります。抜き足の持ってくる部分だったり。こういうマニアックな話をずっとするというのは幸せです。こんな話ができるというのはなかなかありません。貴重。

 

補強サーキットのような形で様々な補強を実施されていました。今回はシャフト補強も。mtm先生が大阪にいたときには「シャフトはやっていない」といわれていたと記憶しています。目の前の選手の状況をみながら必要だと感じられたのかもしれません。逆にいうと「ある一定水準」まではシャフトがなくても十分対応できるのかもしれないなと。「高い負荷」をかけるに耐えられる状況ではないと練習効果が上がらないのかもしれません。ある学校ではバイクを大きな大会に持ち込んでその値でリレーメンバーを決めるとか。すごい話です。

 

バイク練習が入っていました。冬季練習中は「高負荷」で行うということでした。シーズンが近づいてきているので「低負荷高スピード」で負荷をかける。一気に力を発揮するということでした。多くの学校でバイクトレーニングをされています。予算的に厳しい部分がありますが(笑)。mtm先生から説明を聞きながらイメージを膨らませる感じですね。

 

一番できないのはウォーターバックでした。hoshoのときにやらせましたが慣れないのでできません。立つことさえままならない。最近全くやらなくなっていますがバランスディスク上でのスクワットなどの効果を改めて感じますね。こういう部分の練習が少なくなっている。学校にあるバランスディスクは硬くなっています。柔らかいほうが良いんですよね。そのほうがバランスが崩れやすい。崩れやすい中で崩れないようにする。身体を保つ小さな筋肉に刺激が入ります。アウターではなくインナー。「予測できる負荷」ではなく「どう動くか分からない刺激」のほうが効果的ですね。考えさせられます。

 

体育館の中で「マーク」を使った練習。「タメ」と「切り替え」のための練習ですね。ここは色々と話を聞きながら。少しずつ距離を伸ばしながら。最初に「間」を作る。この辺りは非常に面白いですね。私自身は「切り替え」と「空中での移動」が重要だと思っています。マークを使った切り替えと連続引き出しなどの空中での移動。そこに対してどのようにアプローチするのか。道具を使いながら「移動」する時間を作る。「間」を作ることで「空中で切り替える」ための準備ができると思っています。速く移動するだけでは「切り替え」が間に合わなくなる。「空中での移動」が生まれることで「オン」と「オフ」の意識もできる。「力を入れる」「力を抜く(リラックス)」する局面ができることで「動きのしなやかさ」も出てくる。

 

ここをどうやって作り出すかですね。「ピッチ」に頼る走りをするとこういう練習では届かなくなる。色々とイメージが湧いてきます。どうやって走るを作るのか。今自分自身がやりたいと思っている走りをどう体現するか。本当はもっともっとmtm先生と話をしながら時間を過ごしたかった。とはいえ、「やりたいこと」の方向性が近いというのは自分自身の取り組みの確認になります。mtm先生は実績を出されていますし、指導力も高いので雲の上の存在ですが(笑)。

 

そのタイミングで雨が止んだので屋外のアスファルトで60m×3本。遠めに見ていました。「身体の前で動く」ことの大切さを感じながらですね。これでスパイクを履いて走ったらどうなるのか。見てみたかった気がしますが外で走れただけで十分です。そこからさらにTABATA。スプリントのTABATAでした。面白いですね。こういう天候の悪いときに負荷をかけられる。もちろん、TABATAですから「本人たちの意志」による部分が大きくなります。いくらでも休めますから。それでも徹底的に負荷をかけていました。

 

今回は「見る」というだけではなく選手が参加したので得るものは多かったと思います。念願だった単独での参加。ここは大きいと思っています。選手たちがどのように感じているか。何を得たのか。ここが重要だと思っています。私自身はもっともっと話をしたいなというのがありました。性格的に「見ているだけ」というのは苦手です。せっかくの機会なので学びたい。こんなに学べる機会を目の前にしてもっと話ができたらよかったなと。それでもめちゃくちゃ話をしていたと思いますが(笑)

 

あと1週間くらいは見ていたい。絶対毎日見ても飽きないと思いますね。mtm先生、ysd先生には心から感謝したいと思います。もっともっと書きたいことがあるのですが、次のことも書いておかないと本当に忘れてしまうので(笑)。

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kyttbnでの練習2

2024-03-24 | 陸上競技

続きを。

 

坂道での練習が続く予定でしたが、吹奏楽部の楽器の搬出のため学校前の坂道が使えなくなったのでアスファルトの平地へ。吹奏楽部は自分たちの「運搬用トラック」を持っていました(笑)。すごい話です。まーそれくらい高い頻度であちこちで演奏するのだと思います。いつもTVで拝見させてもらっています(笑)。

 

平地にマークを置いての走練習。意図する部分は異なるかもしれませんがこの部分はうちの学校でもやっています。マークの間を速く切り替えて進んでいく。マーク走の難しい部分は「速く動く」だけになってしまうことです。以前失敗した部分。何度か書いていますが「ピッチを上げる」ためにマーク走をかなりやりました。切り替えを意識して行うのですがシーズン前になってこれまでやっていたマークの距離が遠く感じるということでした。「速く動ける」けど「前に進んでいない」のです。15年くらい前でしょうか。それ以後、色々と考えながらやっています。ここに関してもっと話を聞ければよかったなと思うのですが、動きの感じを見る限り「やりたいこと」は同じ方向性だなと。接地の時に「遅れない」こと。ピッチだけに頼るのではなくマークを越えるときに膝が引き出されて重心の移動が生まれる。道具を使うことで意識しやすくなる。

 

これも段階的に距離が伸びていきます。そのなかで動きは変わらない。進むようになっていきます。私はずっとこの手の練習スタイルが良いなと思っています。ぶつ切りのように「思い付き」で練習を組み込んでいくのではなく「1」「2」「3」という感じで前の段階ができてから次の動きに進む。「準備動作」というか「スプリント」をするためにどうするのかというのが重要。いきなり走っていい動きができるともっといいのかもしれませんがそれは難しい。だから準備して積み重ねる。マークをなくして走ることで「意識づけした感覚」が自然にできるようになる。ずっと「マーク」を置いていたら当然ながら走れます。意識しやすいので。しかし、実際のレースではそれはできない。だから最終的にはマークをなくして走る。

 

最後に数本、アスファルトの上で走ることに。勝ち上がり、負け下がりのような感じで。うちの選手、思っていた以上に走れていました。後ろの組からスタートして前の組に上がっていく選手も。最大は2組目まで上がっていました。勝てるとかではないかもしれませんがこうやって一緒に走らせてもらうことで多くのことを感じることができます。もちろん、練習の流れや疲労度などもあるので一概に「戦えるレベルまで来た」とは思いません。ただ、全くついていけないという感じではなかった。それは大きなことだと思っています。フィニッシュ地点で見ていたysd先生も「強いね」と言ってくださいました。社交辞令であったとしても少し自信になります。通常この時期に「めちゃくちゃ走れる」というのは少ないと思っています。昨年と比べると「ベースアップ」が確実にできています。

 

前回来た時には本当に「見るだけ」でした。選手を連れてきていなかったので。今回は自分のところの選手も一緒なので「明らかな差」を感じることができます。選手たちにとっても「刺激」は大きい。まだまだ「シビアさ」や「正確性」で大きな差があるのは確かです。しかし、影を踏むまではいかなくても風を感じることくらいはできるかもしれません。

 

アスファルトを走ってからグランドでウインドスプリント。そこからまた補強。これも段階的な刺激です。最初に腸腰筋に負荷をかけておいてから「大きなもも上げ」をする。それも「リズム」を示すことで「速く動きすぎない」ようにしていました。大きく前まで持って来る。入れ替えのタイミングを意識できるようにしながらです。前の「予備負荷」の段階でかなり速く動いています。そのリズムのままもも上げとすると「小さく速く」になってしまって走りに生きてこない。だから意図的に「リズム」を作って「大きく」「切り替える」ことをしながら動かすのかなと。そこからチューブを使って「大きく速く」動く。低い位置で足を入れ替えるのではなく高い位置で入れ替える。最後に20mの坂道を走る。これを数セット。

 

これだけ「流れ」があると面白いですね。やりたいことが明確。単純に補強をすることが目標ではない。あくまで「走るため」補強でないといけない。「補強が強い」ことと「スプリントが速い」ことは完全にイコールではありません。補強が弱くても速い選手はいます。補強が強くても走れない選手はいます。その「補強」の位置づけがどうなるかだと思っています。強豪校がやっているからその補強をやる。当然ながらあり得る話だと思っています。しかし、その「組み立て」がきちんとしていなければその目的は果たせません。「補強が強い」という選手を育てたいわけではないですから。だからこそkyttbnで実施している「補強」の流れが良いんだと思います。「鍛えて終わり」「刺激を入れて終わり」ではない。明確な狙いがあってそこに向けて「準備」をする。そして必ず「走るために」という部分に落ち着く。重要なことだと思っています。そこが一番の重要な部分。

 

本当にずっと見ていられるなと感じました。見ていて楽しいんです。そこに潜む「意図」を感じながらそれを行う選手の様子を見る。変化していく感じをみる。それだけで時間が有効に使えます。私自身、こういう形の練習をしています。もちろん、地方の無名な学校でやっていることなので正直「妄想」といわれるでしょうが(笑)。それでも「やりたいこと」が明確な練習を見るということは本当に面白いんです。1か月間ずっと見ていても飽きないと思います。その都度色々と質問しながら見続けることができたら幸せだろうなと。

 

午前中の練習はここまで。あっという間に時間が過ぎてしまいました。なんてもったいないんだ(笑)

 

また書きます。

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kyttbnでの練習1

2024-03-24 | 陸上競技

京都でのことを。20日、8時30分からの練習となっていました。余裕を持って出発。ナビに頼って進むのですが学校の真上まで来て「入口がない」という状況が生まれる。どういうこと??迷子になりました(笑)。mtm先生から電話がかかってきて案内してもらって・・・。いやいや、普通遅れないやろ!って感じですね。これには言い訳もあって。ガソリンがなくなりそうなのでスタンドで給油しようと立ち寄ったんです。するとそこの店員さんが「レギュラー210円だから他のスタンド行ったほうが良いですよ」とあり得ないお薦めをしてくれる。それにより微妙に時間をロスしました。というか、自分のところではなく他のスタンドを薦めるってどういうこと?!(笑)

 

今回は微妙な天気でした。これは仕方ないかなと思っています。練習に参加させてもらえるだけで十分です。この機会は何よりも貴重。更に「単独」での練習参加になります。薄まることなくできます。それもmtm先生のご厚意で「2部練習」にしてもらえる。いや、ありがたい。さらに今回はkwsk先生と一緒に練習に参加させてもらうことになっていました。前回は動画の撮影などをしながらだったので肉眼で見る機会が減っていました。が、今回はkwsk先生に撮影をお願いして私はひたすら練習を見ることに専念。うちの選手の動きやttbnの選手の動きを時間をかけてみることができます。

 

アップは体育館の上の部分でのジョグから始まりました。2階部分で12分程度。有酸素運動ですね。うちの選手にとってこの手の練習は苦手。やっていないですから。やはりどこかで練習の中に「有酸素系」を入れるべきだと思いますね。練習時間の短縮という部分で次から次という流れで練習をしてはいますが、有酸素系といはいえない。自分の中に圧倒的に足りないものです。そのジョグの中にハードルがあったりマークがあります。マークのところはもも上げ(足を前まで持って来る)、ハードルのところは連続抜きのような形。なるほどなと。単なるジョグになると長距離的な要素が高くなります。しかし、途中にマークで大きなもも上げをしたり、ハードルの切り替えを入れることで「短距離要素」が入ってきます。単なるジョグでは遅れてしまう部分でも「切り替え」が入ることで必要な「切り替え」があります。やはり工夫が大切だなと思いますね。

 

そこからは「補強」です。これは大阪にmtm先生がいたときから見てきています。時間が経過しても「やりたいこと」は変わらない。ゆっくり動かしながら軸を保つ。重心の移動感覚を感じながらゆっくり。早くやってしまうとこの練習の意味はなくなる。それでもゆっくりやるのはこの上なく難しい。ttbnの選手は丁寧にやっていました。手押し車やプライオメトリック系の手押しなど「軸」と「身体の使い方」を習得する中で筋力アップも図れる。見るのは簡単、やるのは難しい。手押し車はとにかく「速い」というのが特徴です。mtm先生は「トーイングと同じ」だと言われていました。無理やりでも「速く動く」ことで神経系に刺激を入れるのだと。ものすごい発想です(笑)。この日は見れませんでしたが「ゆっくり大きく動く手押し車」もあると思います。その動きと速い動きをバランスよく組み合わせる。「軸」は保ちながら「与える刺激」を変えていく。「やりたいこと」がある。その方法は一つではない。「手押し車」という「運動」が同じでも「狙いとする部分」が異なるというのはかなりあると思います。

 

ずっと補強していました(笑)。「走るために必要な筋肉に刺激を与える」という感じですね。色々な要素を含みながら。この手の練習を見て「真似」をするところは多い気がします。しかし、その正確性に関してどうなのか。何故その補強をするのか。kyttbnの練習スタイルの「真似」をすることで強くなるとは思いません。表面的な話ではなく「その根底にあるもの」を理解する必要がある。まー私ごときが偉そうに話をするなという部分だと思いますが。練習見学、練習参加するにあたって「どこを見るか」を決めていくほうが良い気がしています。もちろん、話を聞きながらです。目で見て分かるかどうかというのは非常に難しいなと思っています。

 

どのようにして「力の発揮」をするか。トレーニングする目的は何か。この辺りは大きいと思っています。「軸」を作る。様々な姿勢の中で「軸」を作るが「安定」させるのではなく「動く」ことが必要。アイソメトリックトレーニング(スタビ系)はそれほど実施していない。これも大きな特徴だと思っています。「固める」必要はある。が、それは「静止した状態」ではない。様々な動きの中で「固める」必要があると思っています。競技特性として「固める」「止まる」だけではパフォーマンスは上がらない。もちろん、ぶれをなくしていくことは必要ですがそのために「固定する」わけではない。身体の中心から力を発揮する。大きなねじれが生まれるとそこからエネルギーのロスが生じる。出来るだけ大きな力を発揮してそれを地面に伝えるだけ。ウエイトのように筋肥大をさせながら「大きな力」を生み出すのではない。効率よく身体を使いながら進むため。それを走る前に徹底的に刺激する。面白い(笑)。

 

屋外に出て坂道走。これはkyttbnの特色の一つだと思っています。学校の目の前にある坂道を利用しながら。最初に300mの坂道。練習の中で長い距離を走るのはここだけだと言われていました。200m+100mの形で最後の100mでペースチェンジ。坂道なので400mと同等の負荷はかかるのかなと。ある程度のペースで走ってきて最後の100mで最大スピードに切り替える。イメージ的にはマイルのラストの100mで「勝負する」ときに必要な能力だと思います。ある程度余裕を持ってついていって勝負をするために切り替えて前に立つ。この練習は当然のごとくついていくことはできませんでした。やっていないというのもありますが一番苦手な分野です。マルチスプリンターを育てていくためにはやはりこういう「有酸素」とは異なる部分の能力も高めていく必要があると思います。ハイアップで育っていく能力の一つだと思っています。

 

坂道にミニハードルを置いて「連続引き出し」を。呼び方が違うかもしれませんが。3段階に分けて実施。少しずつ距離を伸ばしています。やはりここは好きですね。段階的に距離を伸ばしていくことで重心の移動が作れます。今回は膝の引き出しによって腰が進み重心の移動が生まれます。膝の締めが甘かったり空中でのタメができなければ意味がなくなる。指導の中では言われていませんでしたが「膝を締めて前に運ぶ」→「最短距離」というイメージはあるだろうなと勝手に感じていました。しなやかな動きですが無駄がありません。動きが大きくなること(股関節から足先までの距離が遠い)とスイングスピードが作れません。こういう動きを見ていると「やりたいこと」の方向性が間違っていないなと安心します(笑)。

 

長くなるのでちょっと記事を変えます。

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京都での練習

2024-03-23 | 陸上競技

3月19日から21日の2泊3日で京都と神戸へ。ずっと行きたかったkyttbn高校へ。

 

4年前、ちょうどコロナが大流行する直前に一人でkyttbn高校に行きました。それ以後、ずっと生徒に「本物」を見せたいなと思っていました。結局、私がどれだけ話をしても目の前で「本物」を見ることでしか感じ取れない部分があります。連れて行こうと思っていたところに、コロナの大流行で県外に行くなんてとても不可能な状態に。更にその後、転勤となり自分が生徒を連れてどこかに行くというのが難しい状況になっていました。試合会場では会えてもじっくり話をすることもできません。試合ですからもっと優先するべきことがあるからです。当たり前。

 

1年前。女子の指導を単独でさせてもらうことになりました。自分自身のわがままというのは間違いないと思います。これまでの流れを大きく変えることは周囲から反対もありましたし、「批判的な意見」もあったと思います。チームとしての活動を考える中で別行動をするのは一体感が著しく低下します。1年前は「最低でもIHにはいかなければ」という部分がありました。「本物に触れる」という前に「現状をなんとかしなければいけない」というのがありました。わがままを言って「女子の指導」をさせてもらっているのに何も結果を残せないというのはあり得ない話です。マイルとヨンパでのIH出場。が、結局無理やり合わせたので上手くいかない部分も多くありました。その間にkyttbn高校は4継&マイルでの日本一。以前から「リレーで勝ちたい」と言われているのを聞いていたのでこちらも感動しました。雲の上の存在。

 

冬季練習での「貯金」が全くない。私がやりたいなと思っていることができたのは冬季練習に入ってから。2年生は1回しかない冬季練習で「全国」を目指す必要がありました。だからこそこの冬には「本物」に触れさせたい。かなり早い段階で「練習に参加させていただきたい」というのをmtm先生に伝えていました。11月が理想でしたが「リフレッシュ期間」と重なっていたので行けず。12月ならということでしたがすでに12月にはkrskc高校に行く計画が入っていたので断念。1月末にどうしても京都に行きたいという気持ちがMAXとなり各方面と調整して「資金確保」をしました。忙しいのは分かっていますが3月の春休みに入ってすぐに京都に伺うことに。

 

繰り返しになりますが「京都に行きたい」と思ってずっと我慢していました。4年前、2日連続で練習を見させてもらいました。この時、「流れ」のある練習を見る。自分がやっていること、やりたいと思っていることがここにはあるなと強く感じました。そしてmtm先生とysd先生と一緒に食事をしながら「陸上競技」のことのみを話し続ける。3時間以上だったと思います。あの時、本当に幸せでした。こんなに楽しいことがこの世の中にあるのか?!というくらい(笑)。マニアックな話も含めて「陸上競技」のことだけ考える時間。練習中の選手の前向きで明るい雰囲気。こういう練習を見ているだけで楽しくなります

 

当時のことにリンクを貼っておきます。自分でももう一度見直してみようと思います。本当は行く前に確認しておくとよかったなと思うのですが(笑)。

kytbnでに練習見学~走るまでの準備~

kytbnでの練習見学~身体の動かし方と繋がり~

kytbnでの練習見学~走りにつなげていくための動き~

kytbnでの練習見学~~坂道走と補強と

kytbnでの練習見学~関わり方~

kytbnでの練習見学~室内練習とアルティメット~

kytbnでの練習見学~段階を追って~

kytbnでの練習見学~本当にやるべきこと~

kytbnでの練習見学~強く感じたこと~

 

いや、なかなか書いていますね。今回も同じくらい書けそうですが。まー微妙に隠しながら書いておきたいなと思っています(笑)。ひとまず練習に至るまでの想いを書いておきます。

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破壊的なモチベーションの低下&救われる

2024-03-18 | 陸上競技

3月16日。

 

この日は本当にダメでした。朝家を出ることはできたのですがそこから恐ろしいほどモチベーションが低下しました。練習前に他の人と少し話していたのですが「これっておかしい」というのがすごくあって。「できるから」という微妙な評価。仕事ができるから回ってくるというのは「誉め言葉」のようにとらえがちですが、それは本当にいいことなのか?公務員です。簡単に職を失わないという部分では他の仕事と比べて「安定」しているのかもしれません。しかし、同じ「給与」でありながら「やる」人と「やらない」人で仕事量に大幅な差が出るのはどうなのか。おかしくないですか?という部分。

 

私はそれなりに仕事はできるほうだと思っています。生徒指導もしますし。教科指導も当然ながら。が、それって当たり前の話ではないのか。何をもって「評価」するのか分かりませんがこの状況で前向きに労働しろというのが適正なものなのか。それ以外にも思うことが山積みされていて。陸上競技が云々ではなく「働くことの意味」がもう分からないなという感じでした。それなのに周囲からは「やって欲しい」と求められる。部活動の指導も含めて「やらなければいけない」わけではない。ものすごく「やりたい」と思わない限りはやらなくてもいいんじゃないか。そんな気分になっていました。

 

練習が始まりましたが指導する気にはなれない。選手がどうこうではない。私自身がそのような気持ちにならないのです。それなのに無理をして「指導をする」ことはプラスにはならないなと感じたので選手と距離を置きました。近づかないほうが良いだろうと思っていたので。休憩時間を計ることが何回かあったのでその時だけは計ろうかなと。声掛けもせ。「指導者」として資格がないといわれたらそれまでだと思います。辞めてもいいなと。それでも自分自身が無理をしてグランドで何かをしないといけないというのは間違っていると思います。私にだってそれくらいの権利はある。

 

帰りたいなと思っていましたが「約束」があったので帰れず。この日、練習終わりくらいの時間帯に「教え子」が来ることになっていました。1人は4月から他県で県職員として働く。1人は競輪学校を卒業してもう少しでプロデビューする。この子たちがわざわざ会いに来てくれるということで帰るのを諦めました。2時間強は話をしていました。昔話というよりも今のこの子たちの現状を聞くという感じでしたが。それだけでもエネルギーをもらえた気がします。今の私はこの子たちに何かを伝えられるほどのことはない。失望されたかもしれませんね。「先生、一緒にいたときはめちゃくちゃエネルギッシュでしたよね」といわれました。きっとそうだったのでしょう。今の私は・・・。

 

それでもこの子たちと話をすることでかなり救われたと思います。冗談抜きで破壊的にモチベーションが低下していました。いや、何でこんなことをしないといけないのかということが多すぎて自分自身の中で処理できない。それでも「やれ」といわれる現状。この子たちは「希望」にあふれています。これから先どのよう人生を送るのかワクワクします。まだ未知数の存在を間近でみることで「眩しいな」と感じました。20歳と19歳ですから単純に「若い」というのもあると思います。それでもこんな私を慕ってくれる存在がいることに救われます。

 

自分自身がどこに向かうのか。それさえ見えない状況です。今の自分が正しいのか、間違っているのか。それも分かりません。今の仕事を続けていくのかどうか。別の仕事は何があるのか。全く持って楽しくないなと感じることが多くなる中で何を目指すのか。そう考えると面白くないなと思いますね。

 

飾る気はありません。素直にそう思っています。せめて「教え子」と思える子どもたちに「情けないですね」と言われることのないくらいは保ちたいなとは思いますが。どうなんだろう。

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自分の中で処理できるかどうか

2024-03-18 | 陸上競技
3月15日。

この日はクラスマッチ。何の種目があるのか全く分からないまま当日を迎えました。担任をしているクラスがないのでほとんど関係ない状況になっていました。全く情報がないので多少なりと提供してもらえると見に行くこともできるのですが。こういう部分が自分にとってかなりのストレスになります。

合間にあれこれ仕事をする。今後の予定なども立てながら。さらに合間にモチベーションが劇落ちするような話があり「理不尽だな」と感じながら時間を過ごす。公務員ってなんなのかなと心底感じました。これって本当に正しいのか。やってもやらなくても「給与」は変わらない。それなのに「やる」ことを求められる。もちろん「やる」のは当たり前だと思います。その対価として「給与」が支払われるのですから。とはいえ、あまりにも・・・という部分がありました。多分、世の中の教員の3分の1くらいは同じ気持ちでいるのだと思います。「全員ではない」というのが大きなポイントだと思いますね。

クラスマッチ後、会議。

練習は今後のことを考えて「バトン」と「専門」を実施。来週、県外に練習に行くので普段とは全く違う刺激をもらうことができます。その反面、自分達が普段やっていることができない。丁寧にやっておく必要がある部分に対して時間が不足します。普段は1日に1つのテーマという感じでやっていくのですが2つの要素を入れておかなければ足りなくなります。

私がグランドに到着した時には10バトンが始まるくらいでした。思っていたよりも練習の流れが遅い。さらに1人足の痛みを訴えているので練習させず。とにかく早め早めの対応が必要になります。痛くなってから対応するのではなくその前にケアなどをしておく必要がある。かなりしつこく言っていますが。前回も同じようなことがありました。数日間時間を無駄にすることになります。誰が一番損をするのか。そこも考えないといけないと思っています。私ではない。結局勝負するために誰が何をするかだと思っています。

以前の私であればこの時点でかなり話をすると思います。説教に近い形で。これは今はもういいかなと思っています。冷たいかもしれませんが普段から話をしています。それでもやらないのであれば自分が目指すといったことに対して必要なことができないだけ。これからも同じようなことが起こるかもしれません。そうであれば言っても言わなくても同じ。私がやるわけではありませんから。

1年前はかなり我慢をしました。別に部活動をやる必要はないと思っていたので。それでも「男女別にみる」という形にしてもらったのである程度の責任を果たさないといけない。男女別になって2週間くらいでこちらの指示を無視して勝手な行動をした選手が複数名いました。こちらが準備しているメニューに対して何も言わずにやらない。勝手に別の練習をする。それは通常であれば失礼極まりない話です。が、別にそれが許されるのであれば私がこの場所に存在する必要はないと思ったので「もう指導はしない」というのを伝えました。

こうやって書くと「いつもの流れか」と思われるかもしれません。が、この時は本当に辞めるつもりでした。連絡用にグループも脱退。一切関りを断つことにしていました。連絡をもらっても返信はしない。必要ないですから。それでも本当に本当に我慢してやることに。その時点で辞めていたらIHに行く選手は出なかったと思います。これは自慢でもなんでもなく。100%の確率でIHには出れなかった。一応「男女別にみる」という形になったことに対する責任だと思っています。それを果たせたかどうかは分かりませんが。

そんなこともあったので「やりたくないならやらなくていい」というスタンスが明確になってきました。こちらから強制的に何かをさせるというのは面白くないですから。ある一定水準までは必要なのかもしれません。「自主性」なんてことは思っていません。必要なことがあれば与える。が、それを必要だと思わないモノに対して何を与えても意味がない。別に私がやってもらいたいわけではない。そこは重要なことだと思っています。

気持ちが冷めながらも必要なことはやる。専門の時間になったので見る。ショートハードルはかなり良くなってきているという実感があります。13秒台には入ると思います。数年前に13秒97で走った選手がいましたが現時点では今の選手のほうが力が上だと思います。もちろん、全てが順調にいくとは思いませんがかなりの確率で戦えるのではないかなと思っています。かといってスタンスは変えないし、変える気はない。求められなければやらない。求められすぎてもやらない。冷たいのかもしれませんし、指導者として不適格だと言われたらそうなのかもしれません。それならそれでいいかなとさえ思っています。別の人が指導するのであればそれでいい。完全に部活動へのこだわりはなくなっていますから。

ショートハードルとスプリントを見ていたら遠くからヨンパの選手が声をかけてきました。真反対でやっているので声をかけてもらわないと必要なところが見えません。この辺りは「やりたい」という気持ちの現われだと思いますね。それがないと気付かないかもしれませんから。偉そうなことをいうつもりはありません。しかし、「見るのが当たり前」ではない。自分のために何が必要なのかを判断して行動に移す。ここができない限りは本当の意味での強さは身に付かないと思っています。ヨンパもかなり良くなってきています。中国地区での表彰台はかなりの確率だと思います。それだけで満足する気はないでしょうが。

モチベーションの維持。ここが一番の課題かもしれませんね。私自身の。
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好きに生活する

2024-03-17 | 陸上競技
3月14日。

この日は全県で高校の合格発表でした。かなり多くの学校で「定員割れ」の状況が生まれていました。高校入試の倍率自体は1.0倍。ある程度偏りはあるでしょうが多くの学校で「定員を満たさない」状況で学校が始まることになると思います。私学が早い段階で入試を行う。そちらに流れる傾向はあると思います。他県ではその対策のために高校入試の時期を早くするというのもあるようです。これは間違いなくいたちごっこになって全てが早くなるだけではないかという懸念があります。まー仕方ないのかもしれませんが。

朝職場に行って色々と仕事を。かなり早急に終わらせて年休を取ることに。練習を休みにしている部分もあります。たまには平日に自由に活動してもいいのではないかと考えていました。色々とやることはあるかもしれません。しかし、自分自身を保つためには「もう無理」と感じる部分があったので全てを投げ出しました。もちろん、「やるべきこと」はやっています。他の日にオーバーして働いているのだから本当は「年休」ではなく休んでもいいと思いますがそんな柔軟なシステムにはならないでしょうね。

休みを取ってラーメンを食べに行くことに。以前1度だけ行ったことがあります。駅からかなり離れている場所なので車がないと行けない。徳地の奥の方にあるラーメン屋さんです。元々洋食屋さんをされていたマスターがやっている。マスコミにも取り上げられたことがあります。5年以上前に行ったことがあったのですがノスタルジックな気分になっているのもあり行くことに。目的地には10時半に到着。もうすでに6人目でした。

周りには何もありません。本当にこのお店を目標に来る以外にないなという感じですね。待ち時間があったので少し周りを歩きました。もう少し時間があればもっと散歩できたのですが。













券売機で食券を購入。が、見てみると一番上の段が「ステーキ」でした。そういえば前に来た時も同じことを思ったような。ラーメンを食べに来たのでラーメン一択。が、値段が(笑)。人生初かもしれませんが結構な値段。まーそれくらいの値段にしないとこういう場所で商いをするのは難しいのかもしれませんね。せっかくなので一番値段が高い「肉肉ラーメン」を食べることに。セットで(笑)。








肉は本当に柔らかかったですね。周りの人はほとんど「ステーキ」を食べていました(笑)。ラーメン屋さんじゃないのか(笑)。めちゃくちゃおいしそう。ステーキは¥3,000を越えていました。普通の昼ご飯にこの値段は出せないなー。満足です。





そこからいったん帰宅して昼寝。何もせずに寝ました。普段ならこのまま寝て終わりなのですが勿体ないので身体を動かすことに。特別な目標はないのですがやはり最近、食べる量と運動量が合っていない。若干体重が増えてきている。これは面白くないということで少し動かすことに。前回は10分走って5分歩くみたいな感じで運動しました。目的意識を高めるために「決まった距離を走る」ことにしました。この日は4キロ走って1キロ歩く。2キロ走って1キロ歩く。1キロ走って最後は歩く。全く持って適当ですが。キロ何分とかいうレベルではないですが「あと400m走ったら歩ける」という方が目標になりやすいかなと。

走るといってもキロ7分切るかどうか位のレベルなので恥ずかしいですが。2キロくらい走ったところで歩いている女性がこっちを見ています。「金P!?」と声をかけられる。この呼び方をするのは私が教員になって初めて担任をしたクラスの生徒だけです。マスクをしていましたが何となく分かるので名前を呼んでみると正解(笑)。間違えていたらどうするのかという話です。いや、本当に懐かしい。私が住んでいる場所の近くに住んでいるようです。こんな所で偶然会うなんて。卒業してから20年近く経過していると思います。変わり果てている私によく気が付いたなという感じです(笑)。それもヨボヨボ走っている姿を見られるなんて(笑)。初めて担任をして初めて卒業させた学年です。思い入れもあります。恩師といわれるほどのことは何もしてませんが。こういう機会はありがたいなと思いますね。

その後も走って歩くの繰り返し。かなり暑かったですね。汗だく。トータルで10キロです。走った距離は7キロくらいでしょうか。このペースで走ったというのは恥ずかしいですが。





やりたいなと思うことはやりました。本当は海を見に行きたかったのですが。それくらいの時間は作りたいですね。教員になって何度か休みを取って1人で海に行っていた時期があります。過度なストレスに耐えられずに。今も同じような状況かもしれません。こういう性格ですから「生きづらい」とは思います。もっと適当に流せればいいのでしょうが。許せないなと思うことが多すぎる。誰のために何をするのか。平等って何ですか?って考えたときに今の自分のスタンスでは耐えられないなと思っています。

はぁ。なかなか面白くないなという気持ちが強いですね。この状況で本当に生活できるのか。疑問です。
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