kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何のためにやるか?

2009-12-31 | 陸上競技
今回の合宿で他県の先生方と話をする機会がありました。ここ数年、大会や合宿等で他県の指導者と知り合いになることが多く少しずつですが話をすることが出来るようになってきました。

話をしていると「随分力がついてきた」というふうにある程度は認めてもらっているのだなというのは分かってきました。が、「県の上位レベル」という位置付けだというのも強く感じました。まだまだ、勝負に参加させてもらうチーム力ではないのです。他県の指導者からすれば何も怖さを感じないチームなのです。まー特別強い選手がいるわけではありませんから当然といえば当然なんですが…。「随分強くなったね」と言われるレベルです。正直悔しいですね。

指導者として実績もありませんし、全国レベルの選手がいるわけではありませんから仕方ない部分があります。しかし、面白くない(笑)。選手の取り組む気持ちはかなりのものだと思っています。気持ちが全てを決めるわけではありませんが、「練習やりたくない」と思っている選手には負けたくありません。今、うちの選手は純粋に強くなりたいと願っています。その頑張りや努力はかなりのレベルに来ていると自負しています。だからこそ「山口県ではまずまずの力がある」という風に見られたくはありません。取り組みが全てを変えていくというのを示したいのです。

また、今の私がいるのはお世話になってきた多くの人がいるからです。うちのチームが力をつけて県外で戦えるようになることで優れた指導者がいることの証明にもなります。私が師事している方の考え方は間違いなく全国でもトップレベルだと思っています。また、これまで一緒に練習をさせてもらい多くの事を学ばせてもらったチームの雰囲気は別格だったと思います。山口県には私が足下にも及ばない優れた指導者がたくさんいます。それを証明するためにも私が必死に上を目指していく必要があります。

きれい事なのかもしれませんが、私は自分自身が認められたいという欲求はほとんどありません。実際に走るのは選手ですし、これまでの私の指導スタイルを作ってきたのは私の力というよりは周りの人達の協力や指導のおかげです。今、私は様々ことにチャレンジできる立場にあります。年齢的にも充実しています。県内の先生方と話をすると競技に専念する時間がかなり少なくなりやりたいことに集中できない状態です。だったら私がやるしかない(笑)。そう思っています。

まだまだ足りないものがたくさんあります。だからこそ多くの人と話をしてやるべきことをしていかなければいけません。今回は2日連続で注意を受けました。内容は詳しく書きませんが(12月中旬の出来事です…)、分かる人には分かる私の勝手な行動で関係者に嫌な思いをさせてしまいました。それを支持しててくださる方もいますが、やはり立場を考えなければいけないと思います。自分の判断だけでやってしまうと周りに不快な思いをさせる。それが全体のレベルアップにつながるかどうかという前の段階で私がきちんとしなければいけないのです。そうやって言って頂けるのは期待されているからだとポジティブに考えています。どうでも良いと思われているなら何も言われないはずですから。

私に出来ることは、選手と一緒に全力で取り組み県全体のレベルを引き上げて他県と戦えるようにしていくこと。偉そうな書き方をしているのかもしれませんが、それくらいの自覚を持ってやっていかなければいけないと思っています。多くの方の力を借りてひたすらやっていく必要があります。「強くなればそれだけ注目をされるため責任が伴う」と言われました。師事している方の話の中に「自分のチームが強くなってきた時にあからさまな嫌がらせを受け続けた(笑)」というのがありました。様々な形で避難されあることないこと言われ続けたようです。幸い私は周りの人に恵まれているのでチームが出来てくるに伴って様々な方がサポートしてくれます。私が神様に与えられた唯一の才能かもしれません。

まだまだやるべき事があります。休んでいる暇はありません。冷静に熱くなりながらやっていきたいと思います。人のために尽くす事が必ず大きな力につながると信じて。
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エースの苦しみ~乗り越えるために~

2009-12-31 | 陸上競技
先程の記事にも少し書きましたが、400mで58秒97の記録を持っているrinaが自分の走りが全くできずかなり苦しんでいます…。辛いと思いますがここを乗り越えなければ次はありません。

シーズン後半、夏場に軽い肉離れをして何とかギリギリで県新人で入賞し、中国新人では59秒3で決勝に残り7位。これも前半の乗りがイマイチのレースでした。やはり練習が積めていませんでしたから苦しい展開になります。1週間後の田島記念も59秒5で走り、最後の県体では積極的な走りを見せ念願の58秒97まで行きました。まだ走りが出来ていない中での58秒台ですからこれからという感じでした。
が、冬期に入ってすぐに膝の痛みを訴えました。短期間で無理矢理動きを作り、秋のシーズンに間に合わせようとした弊害が出たのかもしれません。そのため11月頭の合宿はキャンセル、11月はほとんど走れていません。その間に他の者が練習を積んでいるというのは紛れもない事実です。かなりの焦りがあったと思います。

復帰してから痛みが完全に取れていないため加速段階にかなりのもたつきが見られます。スムーズに走れません。合宿に参加する前の動きの感じからすると61秒後半の走りだと思います。ショートをやってもチーム内でついていけない状態でしたし、150mを走っても1年生に勝てない状態が続いていました。仕方ありませんが「自分が強くならないといけない」という気持ちがかなり強いのでまたそれが焦りを招くのだと思います。

中四合宿、やはり動いていませんでした。当たり前ですが…。動きが更に硬くなり気持ちだけで走ろうとするため自分の走りを見失ってしまいます。合宿で普段やらない目指すところが違う動きをやったことも影響しているのかもしれません。脚の運び方のタイミングがずれてしまい、それでも無理矢理動かす走りになってしまいました。最終日に「効率の悪い走りをしている」「腕が全く使えていない」という的確なアドバイスを頂きましたが、まさにその通りの走りです。全て無理矢理持っていく感じがあります。特に加速段階でバタバタしとてスピードに乗らないのでガムシャラになり走りが作れなくなります。逆に山口県から参加していた1年生はスムーズで60秒切りは間違いないなという動きでした。強力なライバルになると思います。

今年最後の練習でrinaは6人中6番目を走っていました。追い越し走は全て先頭から走らせました。チーム内で6番目の選手が戦えるほど中国のレベルは甘くありません。これも良い経験になったと思います。言葉にはしませんでしたがかなり悔しいはずです。前日のミーティングではrinaは居ませんでしたが「エースの苦しみ」をどれだけの者が理解し、サポートしようとしているのかを問い掛けました。チームとして当然の事ができているのかを全体に話しました。昨日の練習後は動きを見ながら互いに修正する姿も見られましたから分かってはいるのでしょう。

エースとして戦うというのはかなりのプレッシャーだとおもいます。この姿を見ていると昨年の冬期や今年の総体前後のmisatoと重なります。冬期は「自分が強くならないとマイルで戦えない」という気持ちが常に日誌に書かれていました。「強くならなければいけない」という義務感では絶対に強くなれません。自分の意志で強くなりたいと願うから強くなるのです。誰からも強制されているわけではありませんから。そのプレッシャーを楽しむくらいの精神的な余裕が欲しいと考えています。
更に重なるのが「エースが一番後ろを走る」という苦しさです。総体前後でmisatoは全く走れませんでした。状況は今のrinaと同じで加速の動きがバタバタして全くスピードに乗らない。だから無理矢理動かして速く走ろうとするが更に動きが悪くなる。悪循環です。「自分がやらなければ」という気持ちがさらに焦りを生みます。走り的にも精神的にも全く同じ感じがあります。余裕が無いのです。

私がどうこう言うのではなく同じ苦しみを味わってそれを乗り越えた人間からのアドバイスが一番有効だと思い、misatoにメールをしてあげて欲しいと連絡をしました。詳しく指示は出していませんが、伝えるべき事はわかっているはずです。最終的に乗り越えるのは本人ですが同じ経験をした人間から話を聞く事で解決策が見出だせる可能性が高くなります。青春ごっこをするつもりはありませんが支えれる部分は支えてやるのがチームだと思っています。何かきっかけになればと思っています。

うちが来年戦うためにはエースの存在が必要となります。この選手なら何とかしてくれるという絶対的な信頼がおける選手がいなければ戦えません。他の選手がかなり走れるようになってきているのもあります。誰がエースになってもおかしくない状態です。しかし、rinaがこの状況を乗り越えていけば間違いなく強くなります。misatoが秋にチーム内で絶対的な存在になったように飛躍的に強くなる可能性を持っています。

目指すのは最低レベルが59秒のチームです。そこまでいかないと戦えません。可能性は十分あります。そこまで引き上げるためにはチーム内での競争が必要ですが、それを引っ張るエースの存在が必要となります。更に高いレベルで戦うためには高い意識を持ったリーダーが必要なのです。

戦えるチームを作りたい。そう思っています。しっかりとやるべき事を考えていきたいと思います。乗り越えられない困難はありません。全ては自分の考え方次第です。見ていきたいですね。
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今年最後の練習

2009-12-31 | 陸上競技
12月30日を練習の最終日としています。1年間の最後の練習ですが特別な内容にはせずに通常通りの走練習にしました。いつやっても同じ1日の練習だと思います。気持ち的には少し違うものかもしれませんが、冬期練習の中の1日という意識でいます。

天気の事もありましたが、きちんと走りたいのがあったのでタータンで練習をすることにしました。サーキットをやるためには荷物を持っていかなければいけませんが、その手間よりは効果のほうが間違いなく高い質の練習ができます。市営の競技場は使えないのできちんと走るためには場所をきちんと考えなければいけません。

前日に動きの確認をかなりやっていたのでそれを走りに結びつけておきたいと思っていました。スティックドリルをいつもの倍くらい実施して脚運びと移動の感じを繰り返しました。この時点で合宿に参加していたotaniの動きに変化が見られました。これまでは加速段階で無理矢理動かす感じがありましたが今日は無駄に力を使わずスムーズに進んでいます。話を聞いてみると合宿で自分よりも力のある選手にと一緒に走り「ピッチでは勝っているのに離されていく」というのを感じたようです。それが今日の走りにつながっているのだと思います。それでもまだ足りないと思いますが何かしらつかめたようです。
逆に合宿参加していたrinaは全くと言っていいほど走れません。動きが完全に崩れています。これは合宿に参加する前からですが…。走れる時を10としたら今は5から6位です。もうしばらく時間がかかりそうな走りですね。故障は怖いと本人も感じていると思います。

その後走り込みのために短短と短長に分かれてやりました。短長は150だったのですが400mで合宿に参加したyukaとrinaは他の者に全くついていけませんでした…。疲れ云々ではなくスピード自体が違いました。合宿で勝てないのも仕方ありません。6人しかいないチーム内で5・6番目を走っているのですから。それも少し遅れるのではなく完全に力負けしていました。走りを崩して戦えるほど甘くはないのです。
1年生の大幅なレベルアップもあると思います。1本目の本当のスピード勝負ではakaneについついき、その後の練習でもmikiと互角以上の勝負をして何本も競り勝っていました。県外の合宿で感じた力の差と同じ位の力だと感じました。学内で戦うだけでもかなりのレベルに引き上げれると感じました。
ここに400mのyukaとrinaがきちんと絡んで来ると更にレベルか上がります。今は全く絡めていません。チームの中心となる2人がこの状態では困ります。簡単ではないですがきちんとやれべき事を考えていかなければいけません。

走練習後、2年生女子は何度も動きの確認をしていました。さすがに悔しかったのでしょう。当たり前ですがやるのは自分です。走れないままで終わるわけにはいきませんからきちんと修正しておく必要があります。本当に戦うつもりならどうすれば良いかは自然と見えてきます。「心」は育ってきていると感じています。あとは私の指導力と本人達の気持ちの強さです。もっと高めていかなければいけません。

トラック練習が終わってから学校に戻りさらにウエイト(笑)。練習を手伝いに来てくれた3年生男子がバイト代の中から差し入れを買ってきてくれていました。本当にありがたいことです。捕食を軽く食べてからきちんとウエイトをしました。終了後は軽めに補強。雨が降っていましたがやるべきことは出来たと思います。

今回の練習が今の力だと思います。中四合宿に参加したからといって自分がそれなりに力があると思っている場合ではありません。チーム内で勝てないのですから目標とするマイルでインターハイどころか、自分がマイルメンバーに入れるかどうかの話しになります。現実を受け止めていかなければいけない。大きな事です。
選手には時間の使い方について話しました。与えられた時間をどう使うか?そこで全てが変わってきます。休みの間の時間の使い方で今後の練習が変わっていく。考えてもらいたいですね。

まだいくつか感じたことがありますが、これは別に書きます。ひとまず2009年の練習は終りです。
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ミーティングをする

2009-12-30 | 陸上競技
合宿が終わったので全体でミーティングをしました。この部分が心を作ると思っています。基本的に私が合宿で感じたことをつたえました。

当たり前の事を当たり前にする選手が強くなると感じました。当然なのですがそれが一番難しい。強い選手の動きはやはり無駄がありません。そういう動きをするから速いのか、速いからそういう動きになるのかは分かりませんが、目指す動きをきちんと身に付けることが重要だと感じました。そのためには普段の練習でやっていることの意味を理解しようとする姿勢が必要です。単純にやれば良いわけではない。

また、「変わる」という本当の意味を問いました。合宿参加者は周りの「実績」に臆する事なく自ら積極的に前に出て練習に取り組みました。インターハイを経験していたり、持ち記録が上の選手と一緒に練習するなかで力に関係なく先頭に立って取り組みました。ここはかなり評価出来ると思います。mikiは性格的に自ら前に出て声を出すことが苦手なタイプです。だからこそ合宿に行く前からかなるきつく「本気で戦いたいなら性格を変えろ」と言い続けてきました。それがいつもと違う環境で出せるというのは自分で意識して「変わろう」としているのだと思います。
これに比べて合宿に参加していなかった者、練習を見ても大幅に変化している者は1人だけでした。通常通りの練習をやっていたのだろうなと感じました。何とかしてやろうという気持ちがありません。あるのかも知れませんが全く感じられませんでした。この部分が最終的に大きな差につながると思っています。練習面ではある程度の負荷はかかったかもしれませんが、その中身の問題です。単に身体が疲れたことに満足してしまっている感じを受けました。合宿組の話を必死で聞こうとする感じは受けませんでした。そんなに甘いものではないと思います。勝負はできないでしょうね。


勝負の舞台に立った時には、過去の実績や持ちタイムは全く関係ありません。その時に強いものが勝つのです。合宿で他県の選手と親交を深めたかもしれませんが、それだけで自分は強くなったと勘違いして浮かれてもらいたくはありません。最終的には「強い者が勝つ」だけです。学年も実績も、故障している事もその場面に立った時には関係ありません。だったらチーム内でも絶対に負けないように勝負をする気持ちを持たなければいけないでしょう。「中国に行きたい」「インターハイに行きたい」というのは誰でも言えます。しかし、実際に中国に行けるのは県内で6人、インターハイに行けるのは中国地区で6人です。加えて学内の代表になれるのは3人だけ。競争に勝ち上がらなければ学内の代表にもなれないのです。
女子のマイルに関してはチームの上位4人に入れなければ一番大切な舞台に立つことはできません。本気になれない者は負けて初めて気付くのです。他の者がどんなに必死で冬期に取り組んでいて自分が甘かったのかを。気づいた時にはもう手遅れになっていますが。だからその前に話をしているのです。聞く気がなければ全く意味がない話ですが。

本気でやろうとしている選手とそれなりにやっている者、温度差があると思います。適当にやっている者よりは確実に高いレベルで全体がやっていますが、チーム内でも甘さが見られます。これはいつも言っていることですが自分のためにやるサーキットや補強、ケアに現れると思っています。本気でやっている者とそれなりに頑張っている者とは1つ1つが全く違いますからね。

言われている事の意味が本当に分かるか?全てはここだと思います。やるのは選手自身です。指導者がやるわけではありませんから。私がミーティングを見る限り何がなんでも強くなってやろうと必死に話を聞いているものは限られています。目指すところはかなり高い。分かっているはずです。手遅れになる前に本気になれるか?なれなければそれまでです。

合宿でもやるだけの選手はいました。うちにはいませんでしたが…。どこでやっても同じこと。最後は本人のやる気だけです。どこまで伝わるでしょうか。甘い者がいるのは確かです。本当に変われるでしょうか…。疑問です…。
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合宿での取り組み

2009-12-29 | 陸上競技
今回の合宿で他県の先生方との懇親会があり、選手を担当していただいているコーチの先生に挨拶をしに行きました。お世話になっているので一言だけでもと思い行きました。

「shokoのkanekoです。生徒がお世話になっています。」と言ったら、選手の事をすぐに分かってもらえました。なんせ最初の日から図々しく先頭に立って練習していましたから目につくのでしょうか(笑)。練習中も声を出して雰囲気作りに貢献していたようです。中でも印象的だったのが400mHの40秒走。持ちタイム毎にグループ分けをされたのですが、「400mで60秒を切った者」という分類だったためうちの2人は入れません。そこで2人は必死に抵抗したようです(笑)。「2組目で走ったら意味がない」「400に出たことが少ないので持ちタイムがない」て主張し続け無理矢理1組目に入ったようです。
これは「行かないと先生に怒られる」という気持ちではなかったと思います。せっかく合宿に来たのだから強い選手と走りたいという気持ちがあったのだと。まー見ている私は「何で1組目はあんなに人数が多いんだ?!」と感じていましたが、なんとうちの選手が無理矢理入り込んだだけでした(笑)。最終的には組は半分になり1組目に入っていたmikiもラスト1本以外は離されることなく走れていました。積極的に先頭に立って引っ張ろうとする姿がかなり見受けられました。

400mの2人も自己紹介の時の印象が強かったため覚えていてもらえました。何を言ったのかはわかりませんが、2人いたコーチのうちの1人が指導をしているチームと同じ雰囲気があると言われていました。そのチームもマイルを中心にチーム作りをしていると言うことでしたから何かしら重なる部分があったのだと思います。

こういう部分の取り組み方はかなり成長してきていると思います。まー取り組み方で勝負をするわけではありませんから、ここだけを大きく評価するわけではありません。適当にやっても強い者は強いですから(笑)。しかし、取り組み方が違えば伸び率は違うと思います。しっかりと競技に向き合おうという姿勢が力を引き上げていくと思います。
印象に残るというだけでも指導をしてもらいやすいと思います。自分のために動ける選手になってきたのだと思います。私からすれば場所が変わって自分の動きを見失うことのほうが印象に残っていますが(怒)。周りから見られている意識は持ちたいと思いますね。
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中四合宿最終日

2009-12-28 | 陸上競技
3泊4日の合宿も最後になりました。前日と天候が変わってかなり風が強く寒かったですね。それでも雨が降らずに出来たのは良かったと思います。

最終日、男子を見ようとサブトラックに行ったのですがアップの段階で動きにキレが全くありませんでした。疲れもあったのでしょうがあまりにもひどかったのですぐにメインに戻りました(笑)。後で確認をすると筋肉痛がひどく全く動かなかったということでした。その後はある程度形になって走れたと言っていました。結局ほとんど見ていませんが、強い選手と一緒に走れたことは大きな収穫だと思います。

メイン競技場の女子、またも動きが崩れています。何なんでしょうか。無理矢理身体を動かしているため動きがバラバラになっていました。激怒です。1人は膝に痛みがあったのも少なからず影響していると思いますが動きにスムーズさがなく腕を抱え込んでしまいきちんとした走りが出来ません。膝を痛めて以来なかなか自分の走りが出来ません。もうしばらく時間がかかるのかもしれませんがなかなかうまく走れません。何とかしなければいけませんね。

400mHの選手もまたもバタバタ走っていました。考えがない走りをします。これも激怒。なかなか身に付きません。疲れもあるとは思いますが、ドリルで動きを確認しなくても自分がやるべきことは考えたらわかるはずです。まだまだこの辺りが不十分ですね。ハードルインターバルの走りも大きくなりすぎてしまいスピードが上がりません。走るだけの練習になってしまっていたので歩数を増やしてしっかりと走るように指示を出しました。合宿中なのであまり私が声かけをするのは良くないと思っていたのですがあまりにもひどくて…。

全体的に走れるようにはなってきているのですがまだまだ動きに力みや無駄が見られます。特に疲れてきた4日目に顕著に動きに現れてくるというのはまだまだ走りが本物になっていないということです。本当に強い選手はどんな状況でも自分の走りをしています。比べてみることでこの辺りも大きな差を感じることができました。

しかし、あまりにも動きが悪くタイミングが合わなかったので学校に戻ってから40分程度動きの確認をしました。実は合宿前日に1人だけ残って腕振りと脚運びを地道に繰り返したのですが合宿中は比較的良い動きになっていました。今日他の選手の腕振りについてアドバイスを頂いたのですが前日意識させた部分と全く同じ部分でした。疲れはあると思いますがやはり修正しておく必要があると思ったので。

合宿で感じたことはいくつかありますがこれはまた書きます。刺激をもらった数日間でした。
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中四合宿3日目

2009-12-28 | 陸上競技
合宿3日目、少し風がありましたがかなり暖かい1日でした。これくらい暖かいと練習もやりやすいですね。

400m系は全てメイン競技場での練習だったのでずっとメインで見ていました。そのため男子の様子は全くわからず(笑)。短長は300―600―300を2セットでした。普段長い距離を走らないのですが何とかなるだろうと思って見ていました。1組目は56~57秒前半の選手がそろっていますから確実に格上の練習となります。それにrinaはついていきましたが1セット目は600のラスト100mで力の差を見せつけられる結果になりました。やはり強い。それでも300mは前半から積極的についていき120mくらいで力尽きる。最初から余力が違いますから仕方ありません。2セット目は最初よりかなりついていけました。600も57秒台と同じくらいでついていけたのは大きいですね。まだまだ差がありますが…。
逆に2組目はかなりペースが遅い。300も600も1組目と比べて10秒以上遅い感じでした。最初の練習が負荷としてかかっていません。最後の300mでかなりのスピードが出ていましたが、これでは練習の意図があやふやになります。設定タイムがあったのかもしれませんがさすがに遅いですね。
男子の国体入賞者は最初から積極的に走って最後の300mは撃沈していました。この練習の意図がわかっているのでしょう。最後の1本だけ強い選手もいましたが力の使い方の問題ですね。

400mHは150m+カーブのハードル。力的に自分達よりも上の選手と走っていました。150mでの余力が少し違いましたがついていける感じはありました。62秒台や63秒台との差は明らかに走力です。400mで57~58秒前半で走っている選手ですからここの差が大きいですね。戦うためにはやはり走力を上げていくしかありません。ハードリングだけではどうにもならない「差」があります。当たり前のことですがここをやらないと勝負はできないですね。

戦えないことはない。そう思っています。まだまだやることは多いですが…。
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学校の練習は…

2009-12-27 | 陸上競技
学校で練習している選手、土曜日なので走練習とウエイトにしています。練習メニューを連絡をしてからやっていますが、普段やっている通りの内容なので問題はないと思います。サーキット、ドリル、スティックドリルをやってからショート、短い距離の走練習。取り立てて書く内容はありません(笑)。

うちは投擲とのトレーニングルームの兼ね合いがあるため土曜日にウエイトをやっています。そのため走練習をかなりやった後ウエイト&補強となります。ウエイトの前には軽く補食を摂るように指示を出しています。身体に全くエネルギーがない状態で練習をしても効果は上がらないですからね。で、練習時間が長くなります(笑)。昨日練習が終わったと連絡をもらったのは2時半くらいでしょうか。合宿並の1部練です(笑)。

メールで聞く限りは良く走れたということでした。こればっかりは全く見ていないので分かりません(笑)。同じ動きをひたすら繰り返す中で少しずつ走れるようになっていく事が重要だと思います。スピードが出たというのはそれなりにきちんと走りが作れているからだと思います。

残りの時間をどれくらい有効に使えているでしょうか。これは選手次第です。自分達でやる練習、計画的に足りない部分を補ってもらいたいですね。
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中四合宿2日目

2009-12-27 | 陸上競技
中四合宿2日目、昨日は雨模様でしたが今日は天気も持ち直し、かなり温かくなってきました。うちから参加している選手のパートが3つに分かれていますからそれぞれを適度に見て回りました。メイン競技場とサブトラックがすぐそばなのでかなり便利でした。

今回は中国の上位がほとんど来ていますから今の自分の力がある程度わかります。こういう意味でも貴重な経験ですね。
女子の400は上位の選手との力の差を見せつけられました。いやーまだまだ全快まで来ていないとはいえやはり強いですね。圧倒的なスピードの差があります。ここは何とかしていきたい部分ですね。56秒台や57秒前半の選手との差は大きい。簡単には勝てませんが、勝てないというだけでは終わりたくないし、終われないと思っています。何とかする方法を見つけ出したいですね。

400mHは午前中は適度にハードル練習。とびとびで見ていましたが、2人ともハードリングはかなり良くなっています。ハードルロスを減らしていければ戦えそうな感じを受けました。午後からは40秒走を8本くらい走っていました。時間を決めて一定の距離を走るという練習は最近したことがありませんから1本目は全くダメでした。50秒近くかかっていました。全く意味なし…。人数も8人位で走っていたのでかなり窮屈そうでしたね。途中からグループ分けがされてかなり走りやすくなったみたいですが。最終的にやはり62秒台&58秒台にボコられました(笑)。まーそんなもんでしょう。先頭集団についていけるが最後の1本のスピードの差は大きいですね。

日頃チーム内で争っていますが、まだそのレベルでは戦えないという事を痛感しました。選手自身も感じているのではないかと思います。こういう経験が次につながります。負けながら強くなる。力を出しきってから負けないと意味がありません。まー本当は勝ちたいのですが(笑)。
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学校の練習

2009-12-26 | 陸上競技
前述の通り私は合宿に来ていますから、学校の練習は自分達だけでやります。修学旅行とは逆のパターンです。これも非常に良い機会だと思います。強くなりたいという気持ちが本物かどうかを試されていると考えています。そういう話もしていますから自分達できちんと取り組んでいく必要があります。

人数が少なく効率が悪くなるので3年生に頼んで手伝ってもらいました。こういう状態を選手は感謝しなければいけません。当たり前ではありませんから。日誌には「何故手伝ってもらえるのか」について書いています。自分達が期待されていることを感じてもらいたいですね。

練習自体は基本的な事を繰り返しました。脚運びと加速ドリル。特別な事はやっていません。合宿組とは違って時間はかなり取れますからしっかりと取り組むことができます。1つ1つを丁寧にやっていくことで変わっていくと思います。与えられた環境で何をするかだと思います。

報告によると声もしっかり出て良い練習の雰囲気だったということです。ただあちこちに痛みを訴える者が多くなっている事も事実です。強くなりたければまずは身体をきちんと作ることが必要となります。時間はありますからそこまで気を配ってもらいたいですね。
自分達でやることで感じることもあるはずです。大きな変化を期待したいですね。
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