kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県総体2日目1

2023-05-31 | 陸上競技

県総体のことを。

 

2日目。この日はかなり種目が重なっています。大変だと思います。今回は400mHをやり始めた選手が4継に出ます。日程的にかなり厳しい。これは中国大会でも同じだと思っています。そうであればやっておかないといけない。当然の話です。本人が「不安がある」というのでこの日のアップに関しては4継のバトン練習は他の走者だけとしました。400mHに関してはまだまだ「経験不足」です。そこを補うためにどうするか。4継のバトンに関してはこれまでもずっとやってきています。ここでやるのは「確認だけ」のはずです。試合を迎えるまでにどうするか。ここが重要だと思っています。

 

女子のヨンパに関しては「表彰台独占」というのが「最低目標」でした。あとはどれだけ記録が伴うか。2本しかないのである程度は予選から出しておく。中国大会の予選を通過するのが65秒くらいかなと思っています。実際は66秒台で通過すると思いますが。ある程度力を出しながら予選を通過する。2年生が65秒4で通過。8~9台目が逆足の19歩でした。3年生はかなり動いているなと感じていました。余裕をもって3台目まで17歩。そこから18歩と19歩。かなり安定して最後まで19歩で走ってきました、65秒20のPB。1年前に18歩で押し切って「無理矢理」出した65秒99の記録を1年後に越えることができました。もっと出せるかなと。もう一人の2年生はテンポ走のようなレース70秒0。レース経験が圧倒的に少ないので走り方が分かりません。きちんと走るようにと指示。

 

そこから4継があるので2走の選手の準備。レース直後に身体を弛めるという感じでしょうか。気功で流れを良くして疲労を抜く。他の選手は自分達でアップをしていく。何とか召集前には室内練習場に行くことができました。2走はヨンパの走りからショートスプリントに切り替えるための練習。鈍い部分がありますから同じ感覚で行くと大変なことになります。ここでもバトン合わせはせずに自分のスピードを取り戻すことに専念。ここでも室内でバトンをやっていた(他は誰も使っていない。室内にいるのはうちだけ。)のですが、また前日と同じ役員が「室内にバトンを持ち込んでいる」と言っていた様子。「接触の危険」も一切ありません。誰もいないのだから。そんなことよりも「ルール上問題がない」ことをやってるのにあれこれ言われる筋合いはない。tokushoの時もhoshoの時も同じようにやっています。これがskyになったら言われるのか。考えられない。

 

その後、招集所でも強い口調で「招集が始まっている」「skyはいつも遅れてくる」と言われて選手は少し委縮していました。いや、何が問題ですか?招集開始から招集完了まで「10分間」の猶予があります。その時間内に招集に行けばいい。これがルールのはずです。招集開始時間にいなければ失格になるというのであればその時間に合わせて行きます。が、招集完了時間までに行く、完了時間になれば移動が始まるというだけなのだから「時間内」に行くことにあれこれ言われる筋合いはありません。後々の100mの決勝前にも気功をして間に合うようにいかせようと思っていましたが、選手が「怒られる」「怖い」というので「招集開始時間」に行かせました。でも、絶対におかしい。「ルール内」の行動です。国体などでは間違いなくギリギリまで身体を動かします。こんな理不尽なことがあるのか。「きつく言ってはいない」としても選手が「怖い」「怒られる」と感じているのであればそれは「おかしい」のではないか。

 

陸上競技に関する興味関心が薄れていきます。「競技で勝負をする」という概念の中でやるのではないか。そこに疑問を持たない風潮であれば私の「結果を出す」というスタイルはそぐわないのだと思います。「競技会に出る」「ある程度の結果を出す」ことで良ければそれが良いのかなと。真剣に今後のことを考えようと思うきっかけになりました。

 

4継に関してはそれなりに。他のチームが準決勝よりも記録を落としていました。うちも48秒42と落としています。0.2秒ですがこれは大きい。47秒台が出そうな雰囲気はありました。が、出なかった。ここが「全て」だと思います。理論上の数値では「出る」といっても「結果」として「出ていない」のであればそれは力がないのです。そこはしっかりと受け止めないといけないと思っています。これでは到底インターハイには届きません。47秒台は必須。47秒5くらいまで行かないと「確実」とは言えません。どれだけ狙うのか。現時点で中国ランキングは7位相当。決勝に進めるかどうかのレベルです。圧倒的な力はありません。抜群に速いエースもいない。それでもここでどう戦うか。どれだけやるかだと思っています。

 

400mHの決勝。最初から2人が飛ばしていきます。これくらい積極的なレースができればいいなという感じではありました。2年生は3台目まで16歩。そこから17歩に切り替えて後半どこかで18歩を使います。3年生は予定では3台目まで17歩。そこから18歩へ切り替えて最後まで17歩で押す。ハードリングに関しては3年生が抜群に上手い。2年生は走力がある。面白い対決です。もう一人の2年生は「経験」を積んでもらう。3レース目ですからまだまだ付いていけない部分はあります。

 

ほぼ同じタイミングで2人が先行していきます。かなりいい。6台目は2年生が少しリード。3年生はここから19歩になります。2年生は8台目まで17歩でそこから18歩になる。6-8台目の19歩と17歩で少し差が付きます。これは想定内。ここからどうするか。予選の走りで最後まで19歩で3年生が維持できれば63秒台に行ける。2年生は62秒を切るか切らないか。そう思ってみていました。9台目で3年生が20歩になる。ここでスピードが鈍る。勿体ない。2年生は9台目まで18歩の逆足。かなり行けるかなと思っていましたが、10台目が劇的に詰まって大ジャンプ。直前で19歩にしたのでほぼ真上に跳びました。後で動画を見るとハードルの足の先から踏み切っています。間違いなく1mありません。良く失格にならなかったなというレベル。そこからジョグみたいな感じになりました。3年生は10台目も20歩でしたが追い込む。結局、63秒91と64秒92です。どちらもPBではありますが課題が残ります。そこがきちんとできれば勝負できるレベルになるかなと。これは中国までに課題として残しておきたいと思います。

 

3人目はかなり遅れていました。流れに乗れていない。勿体ないですが。400mが59秒台で走れるのにハードルがあると上手く跳べません。去年よりも改善できていますが、結局67秒81で3位。前の集団に大きな差をつけられています。ハードルロス8秒。せめて5秒にできれば面白いのですが。まだまだ自信が持てない部分もあります。ここからどうするかでしょうね。この子の力の発揮ができれば中国大会でのヨンパの目標に大きく近づけます。期待したい。

 

なんとか表彰台独占という「最低ライン」は保てました。満足するという話にはなりません。各県大会が終わった時点でランキング4番目と6番目に入っています。5番目は64秒89、6番目が64秒92、92で2人。8番目が64秒94、9番目が64秒99です。次は65秒64、少し離れています。63秒中盤でインターハイが決まるのではないかと考えています。この記録であれば十分到達することができます。3人でインターハイに出場してもらいたい。そのためにレースプランを考えることと、最後まできちんと走り切れること。ここは重要だと思っています。

 

チーム内での「勝ち負け」を意識してしまう部分があります。しかし、もっと大切なのは「目標に到達できるかどうか」です。63秒5を切ることがインターハイへの近道です。インターハイで戦う。その前にインターハイに行かなければいけません。そこだけは絶対に。やれることはやりたい。どこまで自分自身のモチベーションを維持できるか。ここは大きな課題です。色々な想いが自分の中にあるので。難しい。本当に。

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県総体1日目

2023-05-31 | 陸上競技
県総体のことを。

集中的に練習を見始めて2か月。少しづつ変化は生まれてくると思います。まー別に私はそこまでこだわりを持つ気はなくなっています。「結果」を出せないようであればいつでも退くという話はしています。「無責任だ」と言われるかもしれません。私が「やりたいこと」と選手が「やりたいこと」が一致しないようであれば誰も幸せになりませんから、「やらない」という選択肢があってもいいと思っています。そのことに対して何かを言われる話ではないかなと。学校業務もそうですが。

県総体の初日には400mがありました。特に関わらせてもらっている女子のことについて触れておきます。今回は最初からワンツーのみを狙う。ここまできて「中国大会出場」を考える話ではありません。予選は全く問題なし。基本的には「準決勝」も問題ないと思っています。言い方が悪いでしょうか。ある程度「狙う場所」があればそれに向けてやっていく必要はあると思います。

しかし、「中国大会」をイメージしたレースはしておく必要があると思います。中国大会では予選からMAXで行かないといけません。特にレベルが高いので最低でも1分を切らないと予選は通過しません。PBを出しながらやっていく必要があるのです。1発目からどうするか。その話はずっとしています。事前に予選から60秒くらいで走るという話をしておきました。60秒8と61秒7で難なく通過。2年生は余力を残しすぎです。まだまだレースが作れないなと。

400mの予選と準決勝の間に4継が実施。今回は種目が重なる選手はいません。役員の仕事があるのでここは選手に任せる。ここで若干「あり得ない」と思うことが。私がここに書くとまた批判の対象になるでしょうか。室内練習場で「並走」などを実施していたら選手が役員に「道具の使用は負荷」と言われたらしく「バトン」を持って入ってはいけないと言われたと。その時は聞いていませんでしたから、抗議しませんでしたが。これまで様々な競技場で試合をやっています。山口県でも同様。それなのにいきなり「バトン」を「道具」と言い出して「危険」だと。スタブロやハードルを使うわけではありません。それなのに「使うな」と言われるのはおかしい。このことを抗議すると準決勝の前には使用できましたが、それでも何度も「室内練習場でバトンを使うのはおかしい」と抗議されていたようです。役員がいなければ試合はできません。ありがたいことです。それでも「基本的な考え方」が違うのであればやはり考えてもらわないといけません。理解できない。「勝負」しようと思ってやっているのであれば「効率的なやりかた」でアップもします、「選手ファースト」の考え方はないのか。ルール違反をしているわけではないのになぜそのようなことが起きるのか。理解できません。

話を元に戻して。4継、アップは見れていません。ある程度やることを指示しています。予選は問題ないだろうと。48秒台に入っておく必要はあると思っていました。失格はできません。といっても50秒台で走るというのは全くもってナンセンス。これから先のことを考えると予選からしっかり走る必要があります。バトンはそつなくつなぎました。が、タイムは49秒51。え??何これという感じが。どう考えても49秒かかることはない。そう思っていましたから。

このことは食事をとってから選手と話そうと思っていました。役員業務の合間を見て食事をしておかないといけないので。すぐに400mの準決勝があるのですが食事をしながら見ても余裕があると思っていました。が、甘かった。予選で60秒8で走っていた3年生、ここで60秒切をしてくれるかなと思っていましたが、全く。最初から遅れています。元々スピードはないのですがそれにしても遅すぎる。え??という感じでした。下手をすると準決勝で落ちてしまうのではないかというくらいの走り。61秒8で組の3着。ギリギリ決勝という感じでした。2年生もそれほどスピードが出ないで組の2着。60秒5でPBだったかもしれませんが、本来の走りとは全く違う印象。

食事をとるのをやめて話をすることに。kbt先生は「熱中症かもしれない」と言われていましたが、アップに関しては全て室内練習場でやらせています。暑さ対策のためです。その状況で熱中症になるのは考えにくい。話すと「最初から体が重くて動きませんでした」とのこと。何故だろう。「アップはどれくらいやったのか?」と確認すると「身体ほぐしと流しを少し」と。愕然としました、予選から準決勝まで2時間空いています。その中でそれだけしかやらないのか?それで走れるほど甘くありません。こちらの指示が甘かったのかもしれません。これまでこんなことはなかった。が、今の状況ならそれくらいのことまで想定しておかなければいけなかったのかもしれません。「重くて動かない」状況で無理やり走っているので無駄に疲労します。ここで大きく予定が狂いました。

4継メンバーにもアップの内容の確認。10バトン1本ずつ、カーブ直線1本ずつ、合わせ1本。90m1本だったと。あーそういことか。こちらが考えているよりも「疲れないように」ということで量が減っています。刺激として必要なことができていない。自分自身の反省にもなりました。「県選手権」の時にかなり話をしてアップのコントロールをしました。が、今回はそれを踏まえているので「大丈夫だろう」という油断。というか、これまでであればある程度そのことは分かってくれていたと思います。今の状況ではそれができていない。やはり、指導から退くことも考えたいなと強く思いました。冗談抜きで。

とはいえ、この状況では追われません。何とか戻さないといけない。役員の仕事がなかったので室内練習場でアップに付き合う。こちらが考えている動きができるまでしっかりとショートスプリントを入れたりして対応。これくらい動けば大丈夫だろうという感じで送り出しました。

結果的には2年生が59秒70のPBで優勝。3年生が1分00秒03のPBで2位。準決勝の走りから考えると劇的に復調しました。が、私的には2年生は58秒台で走る力があると考えていました。3年生も59秒中盤までは行けるだろうと。それなのに物足りない結果となりました。理由は「準決勝」の失敗です。無駄な力を使い、レースイメージも崩しています。そんなことをしていたら上位大会では戦うことはできません。情けない。「勝ったから良かった」ではない。そこに至るまでの「プロセス」できちんと計画してできるから意味がある。「たまたま出た」記録であれば次に同じことはできません。後1秒近く上げることができたのにそれができなかった。ここに大きな問題があると思います。

4継もショートスプリントなどを多めに入れました。必要なことを指示しながらです。「自主性」のことを考えると細かく指示を出すというのは面白くないと思います。そこまでして記録が出ても何も残らないと考える指導者もいると思います。しかし、今の状況で「考えてやる」というのは不可能に近い。「結果を出す」というのがどういうことか。何が必要なのか。そこが分からないとダメだと思います。2か月しかない中でやってきました。競技との関わり方、指導についての考え方。色々と自分の中であります。それは正解ではないかもしれない。こういう考え方をしていたら「敵」を増やすことになるのだと思います。が、「現在」も「数年前」もコンセプトは何も変わっていません。学校が変わったからいろいろ言われるのであれば、それはスルーします。現状打破するためにどうするかだけではないか。「綺麗事」で「負けても仕方ない」と思うようになるなら私は指導する琴はないと思います。

結局、4継も48秒21の大幅ベストで準決勝通過。関わらずに49秒1くらいで終わるのも一つの選択肢だと思います。少しのかかわりと「記録を出す」ための環境作りだけで状況は一変します。キャパは狭いので複数の種目を見ることはできません。それに対して批判も出るでしょう。それでも「結果を残す」ということの意味。ここは考えていきたいと思います。

400mでワンツー。4継の準決勝で48秒21。これだけを見ると「順調」と思われるかもしれません。実際は全く違います。「良い選手が集まっているのだから勝って当然」と思われる。私自身もそう思います。「勝つのが当たり前」と思われる状況はあります。それでも「勝つ」ことができなかった。「勝つ」ことで批判され「記録が出ない」ことでも批判される。何かアクションを起こせばそれに対して「批判」もでる。そういう環境下でやるのであればこちらも覚悟を持たないといけないと思っています。

私自身は何も変わりません。変わるのは周りがどのように見ているかだけ。甘い部分を捨てない限りは「勝負」はできないと思っています。ある程度成熟すれば変わってくると思うのですが。

批判的な内容になっているでしょうか。それでも「現実」が確かにあります。それは確かです。私はずっと前からこんな感じです。どちらかというと「ゆるくなっている」と思います。今だからこうなっているわけではない。スタンスを変えるくらいなら指導も陸上競技もやらない。クラブチームでやるだけのこと。

まとまりませんが。記録しておきます。
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県総体終わる

2023-05-30 | 陸上競技
県総体が終わりました。結局そのことをなかなか書けないままでした。遠方の同志達も気にかけてくださっていました。志は高く。本当にありがたい話です。

私が主に関わっている部分での結果は「75点」くらいでしょうか。100mが3位、4位。200mが2位、5位。400mは1位、2位。100mHは1位、2位、6位。400mHは表彰台独占。両リレーは1位。特にトラック種目ではそれなりにできたかなと。

本来、skyはそういう学校です。ある程度力を出していかないといけない。この結果は選手の能力的なことを考えたら当たり前の話だと思っています。私が関わったからとかではなく。本当はもっとできたのではないか。そういう気持ちもあります。

ほぼ全員がトラックでベストを更新しました。全種目と言えないところが微妙なところなのですが。12秒44で100で3位に入る。これまでのベストが12秒79だったので合格点かなとは思います。きちんとやれれば今シーズン中に12秒2くらいまでは行くかなと思っています。100mHでは15秒0がベストだった選手が14秒54。大幅ベストです。インターハイ圏外から一気に記録が上がってきました。

400mHは念願の表彰台独占。tokushoの時に何度か3人が中国大会へというのはありましたが、上位独占できたのは初めて。課題が残るレースではありましたが。色々と詳しく書いておきたいなと思う部分はあります。

両リレーはやっとという感じです。まだまだ力が出しきれていない。そう感じています。ずば抜けた記録は出せていません。突貫工事のようにこの1ヶ月で負荷をかけてきました。「結果」を出すことで選手のモチベーションは上がってきます。スパイラルのように目指すところに向けて進んでいければいいのかなと思っています。

これくらいの結果は当然のことだと思っています。私が貢献したいはとは到底思えません。本気で競技をするかどうか。選手も私も。そこに関しては本当に色々と考えさせられています。進むか引くか。大いに悩まされます。

ひとまず記録しておきます。またかならず書きます。自省を込めて記録しておかないといけないことがたくさんありますから。
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絶不調

2023-05-26 | 陸上競技
更新しようと思っていたのですが。

木曜日、職場に行った辺りから驚くほどの寒気に襲われました。登校拒否なのではないかというくらいの体調不良に襲われました。朝7時半の時点で「これは無理だ」と感じるレベル。練習は朝にしていたので遠目に見守りながら。万が一のこともあるのでできるだけ選手には近寄らず。かなりやられていました。

職員室に戻ってすぐに1日年休。マスクを着用して周りに迷惑をかけないように。授業準備もあったのでそちらも少し。電子化のおかげで授業の指示をタブレットやスマホからでもできるようになっています。これはほんとうにありがたい。細かい指示を出して9時過ぎくらいには帰宅することにしました。

帰宅してひたすら寝る。が、昼前に目が覚めてしまったので「何か食べたい」という気持ちが大きくなりました。こんなに体調悪いのに食欲は減らないのか?という話です。食べ過ぎは間違いない。明らかに体重は増えていると思います。どこかで我慢しなければいけないのですが。

こうなるとどうしてもラーメンが食べたい。こんな状況でどれだけ食べるのか?という疑問も自分の中にありながら。




私が一番好きなラーメン屋さんのラーメン。本当に美味しいんです。かなり食べました。

そして力尽きて帰ってひたすら寝る。寝る。寝る。それにより多少なりとも体力が回復した気はしますがそれでも「最悪の状態よりはマシ」というレベルでしょうか。

年齢的なものなのか。とにかくしんどいなって思います。特にこの日はとてもじゃないけど起きておくことはできないという感じでした。はぁ。

記録だけしておきます。自分に甘いんですかね。



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結果に繋げる

2023-05-24 | 陸上競技

真面目な記事を書いているので面白くないかもしれませんね(笑)。どちらかというと批判的なことを書くほうが「アクセス数が伸びる」というのがあります。「迷惑系」「暴露系」「炎上系」のような感じでしょうか。元々、私自身は「好きに書いている」部分があるので誰がどう思うかはあまり気にしていません。私から真面目さを取ったら何も残らないので。記事がまじめにあるのは仕方ないかなと。

 

今回、織田記念が終わってからかなりの負荷をかけました。ある程度のリスクを背負いながらです。負荷をかけるというのは「諸刃の剣」の部分があります。長期間かけて少しずつ負荷をかけていくことができればそれほど心配することはないのかもしれません。が、織田記念の結果を踏まえて「これでは無理」と感じました。そこで諦めるのか、無理やりでも勝負しに行くのか。私的には「どうせやるなら」というのもありました。かなり葛藤していましたが。そこまでして私が本気になる必要性があるのか。ここに関してはずっと自問自答しています。答えは出ませんね。

 

それでも「なぜやるのか」を説明して選手が納得したのでやることに。そこまでしてやる必要がないと思うようであれば別にやらなくてもいいと思っています。ベースがしっかりしていないとどれだけ負荷をかけても意味がなくなるからです。これまで指導してきた中でこちらが本気で取り組んだ時にはある程度の結果は残しています。が、私自身が本気になれない状況では難しいと思っています。今の労働環境の中で本当に「職務」として自分自身のモチベーションを保つことができるのか。これは本当に死活問題だと思います。周囲は「クラブチーム」のような形で指導を始めています。そこに乗り遅れている自分自身がいます。これも微妙な感覚。

 

私の指導を受けたいと言ってくれる選手がどれだけいるのか。そこまで実績があるわけでもないですし(笑)クラブチームの立ち上げに関しては二の足を踏んでいる状態。どこで誰が自分自身の指導を必要としてくれているかというのもあります。

 

やるからには「徹底的にやる」というのは譲れない部分です。ここはどうしても譲れない。「適当にやる」というのができない。これはある意味「問題」だと思っています。融通が利かないのかもしれません。それでも「勝負をする」ということにこだわるのであれば「徹底的にやる」というのは必要だと思います。「能力がある選手」であればそれなりに練習をしたら結果が出ます。極端なことを言えば「身体作りをする」だけで十分対応できる。しかし、大半の選手はそんなことはありません。「どうやって力を伸ばすか」というのはしっかりと考えていかなければいけない。「妥協」していたら結果は出ないと思っています。別に結果を求めないのであればそれでいいと思っています。しかし、「結果に繋げる」ことを求めるなら「やるしかない」という部分が多くあります。

 

バトン練習をする。試合直前であれば「1本で終わらせる」ことになります。本数を重ねる必要性はないので。しかし、まったく渡らない。これをどう考えるか。バトンのミスに関しては「絶対にやってはいけない」ことがいくつもあります。初歩的な話ですが「早出」に関しては絶対にアウトです。そこに対して「どう判断するか」は重要。「待て」をかけるの必要ですし、自分で判断して「ゆるやかに加速する」ように切り替えることも。それを判断するために様々な練習をします。

 

全体を集めて話をする必要があると思っています。「少しのミス」だからいいという話ではない。ここの部分の積み重ねが「大きなミス」に繋がります。すべては「少しの積み重ね」でしかないからです。その「少し」を許すのかどうか。「早出」することを許すのか。徹底的に改善するのか。試合前に「早出をする」という時点で「アウト」です。これまでやってきたことが生かされない。何をやってきたかという話になります。

 

「結果を出す」「結果につながる練習をする」というのは「絶対に失敗をしない」ために何をするかだと思っています。県レベルの大会であれば少しのミスがあっても通過できると思います。48秒中盤を最低限出さないといけない状況であっても49秒台で県レベルの大会は通過すると思います。バトンを落としたりオーバーゾーンで失格になると話は全く違いますが。が、「通過すればいい」という話ではない。すべては「中国大会」に繋がるレースにしていかないといけないと思っています。「次は大丈夫」と思うかもしれませんが、実際「次」なんてものは存在しません。その場その場で「勝負」しているのです。ここに対してどう考えるか。

 

このような「考え方」に対して「厳しい」といわれるかもしれません。ミスをしても「大丈夫」「次きちんとやればいい」と「褒める」ことや「認める」ことが求められる世の中なのかもしれません。しかし、それでは勝負はできない。思い出作りのために県総体に出るのであればそれでいい。それはそれで十分な価値があるからです。私が陸上競技の指導を始めた1年目は「県総体に出よう」ということで長距離選手に走ってもらって「4継」に出場しました。周りから見れば「遅いのに」と思われるのかもしれませんが、指導者と選手にとっては「意味のあるレース」です。「出ること」に意味があるのですから。

 

今、「県総体に出る」ことを目標にする指導をしているのであれば細かいことは言わないと思います。「結果を出す」必要性がないからです。当時の選手も「4継で中国へ」とは思っていなかったと思います。1年生に県総体を経験させる。そこの部分だけで出場していますから。きちんとバトンが繋がって記録を残せたことが当時の指導の中では「結果を出す」ということでした。しかし、「インターハイで戦う」ことを「目標」とするのであれば県総体で初歩的なミスはできないと思います。

 

県総体前の「ポイント刺激」としてバトンをやりましたが「甘い」としか言いようがない部分でした。試合の前にこのような話は通常であればしません。昨年、思うような結果が残せていないと感じるのであればもっと「シビア」な考え方で「結果を出す」ことを求めていかないといけないと考えています。

 

このあたりのことはもう少し書きたいなと思います。不安要素は全て潰す。必須だと思っています。

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準備する

2023-05-22 | 陸上競技

よくわかりませんが、久々にblogのアクセス数が増えていました。連続で更新しただけなのですが(笑)。ここ最近はアクセス数が200前後でした。なんだかわかりませんが350人くらいになっています。とはいえ、何も変えませんが。指導について触れたのでそこに対する興味があったのかもしれません。

 

県総体までの日数がかなり少なくなってきました。テスト週間とテスト明けの数日(先週)はある程度の負荷をかけてきました。月曜日に事は書いたような。その後、水曜日に競技場練習があったのでここで強めの負荷。木曜日はかなり落としてまた金曜日が競技場練習。ここもある程度走りました。レースを意識した練習と「スピード持続」で。本来であればこの「ポイント練習」は土曜日が理想なのですが様々な日程のことなどもあるので金曜日に。

 

土曜日は「スピード練習」と「トレーニング」で。バトン練習がやっとまともにできるようになっています。走順のこともあるのですが1年生を1走で使う予定です。ほとんど練習ができていない部分もありました。少し動いたら「足が痛い」ということだったので2週間近く「ひたすら補強」で対応。水曜日のバトン練習から練習参加。

 

1・2年生だけで4継を組みます。万が一の場合は3年生も投入予定。経験不足というのもあります。バトンの精度はまだ低い。土曜日は「早出」をしていました。「きちんと渡す」というテーマの中でやっていますが、もらう側が「スピードを落とす」ことをしてそれで終わり。こんなバトンでは実際には大変なことになります。「もらう」ことは重要です。失格してしまいますから。しかし、「緩め方」もダメですし、「加速」もしていません。「もらえばいい」という練習ではないのです。そこに関しては厳しく話をしました。遊んでいるわけではありません。「勝負する」というのであれば「1本」を大切にしないといけない。その感覚が持てない限りは「試合でミスをする」か「記録が出ない」のどちらかです。自分たちがどこを目指すのか。もう一度考えるべきですね。

 

終わってから「シャフト補強」と「サーキット」に分かれて実施。シャフト補強はAB両方にしたので距離を短くして30m。サーキットは変更なく2サイクル。トレーニングに関してはここで終わりです。これから先は「強化」ではなく「維持」です。必要最低限のトレーニングを入れておくだけ。今から「強化」してもそれほど効果はないと思います。優先順位は「疲労を残さない」ことですから。

 

選手によっては「県総体も調整しない」というのがあるかもしれません。私的には「高校生の大会」ですから「今持てる最大限の力」で勝負させたいなと思っています。「県総体は通過点」という考え方もあります。しかし、ここで負けてしまったらもう先はありません。そうであれば「勝負」はしないといけないと思っています。ここも重要かなと。休みの時間の過ごし方についても話をしました。

 

で、時間を使って「県総体」のための資料作り。これまでこんなことはやった記憶がありません。この2年間は流されるままにやっていました。が、「勝負する」ということを考えるとこちらも積極的に関与する必要があるなと。「県総体の行動予定」と「食事」と「サプリメント」についての資料を作成。県総体での「アップ」についてしっかりと準備させておこうと。「自主的にアップする」というのでもいいと思います。それでもある程度の力は出せると思います。が、「勝負をする」というテーマの下でやるならこちらもかなり細かい部分までコントロールする必要があるかなと。

 

県総体は3日間あります。毎日レースがある選手もいれば最終日にしかレースがないという選手もいます。それが全く同じ行動をするわけではない。そうであれば「個別対応」が必要になります。「考えてやる」というのも必要だと思いますが、「県総体」や「中国大会」は「自分自身を成長させる場」ではなく「勝負をする場」だと思っています。考えて行動したのはいいがそれが不足していたらどうするのか。「次につながる」とかではなく「失敗しない」ために何をするかだと思っています。

 

なんとなくの「行動計画」や「アップ計画」ではなく「理由のある」ものにしたい。「理由」がはっきりすれば行動自体も変わってきます。役員の仕事もあるのでつきっきりはできません。だからこそ「行動計画」に関しては細かく指示を出しておく必要がある。そこが正解かどうかは分かりませんが。

 

ここまでやったのは「初めて」だと思います。意味があるかどうか。正解かどうか。ここは分かりません。しかし、「勝負をする」ために何をするか。こちらも「本気でやる」と話している分、選手にも「本気でやる」ことを求めます。そこまでして「勝負する」ことに意味があるかといわれるかもしれません。私は「ある」と思っています。「勝つために何をするか」を選手自身がしっかりと考える。入学してきたときの「目標」に対して「県総体に出ればいい」という気持ちでは勝負になりません。「勝負する気がない」のであればそれでいいと思います。各自がどう考えるかは「自由」ですから。

 

試合の前だけ「無駄に頑張る」というのは絶対にさせません。スタート地点についた時には「結果」の9割は決まっています。残りの1割は「心のもちよう」かなと。ほかのスポーツと違って「身体」のみで勝負します。そこに立つまでの「準備」ができていないと「会場」でいきなり強くなることはありません。大逆転は難しい。そうであれば「どうやって県総体を迎えるか」の準備段階が重要です。

 

準備する。必要なことはすべてやっておきます。それでも「やる」「やらない」は選手次第です。情報を提供してもそれに応じて「やらない」のであれば仕方ないと思っています。それ以上のことを「強制する」というのは今の情勢であれば違うでしょうから。私にできることは何か。考えていきたいと思います。

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生徒と共に学ぶ

2023-05-20 | 陸上競技
色々と。

「課題研究」という授業があります。基本的に「自由」なテーマ設定の中で活動をしています。今年度も「電子商取引」という分野を作って担当しています。別に私がやらなければいけないということはないのですが、赴任した時の経緯からこんなことになっています。「金融教育」の話を半強制的に引き受けることになり、発表をさせられました(笑)。激怒した部分もありながら。まー我慢も必要だなと思っています。

昨年度から少し始めていたのですが、今年度は最初から「SNS」を利用した地元企業の宣伝をしようと思っていました。呼びかけるときにその話をしています。おかげさまで20人くらいを担当することに。80人いないくらいの商業系の学科ですからそのなかで1人が20人担当するというのは結構な数ですね。このことに関しても「クラスルーム」などを使って生徒に指示を出しながらやり取りをしています。こちら側も勉強になります。生徒にこの手のことを学ばせるには良い機会だと思っています。

今回は「企業決め」のところから全て自分達でやらせています。地元の企業を調べてそこで販売している商品を見てみる。その中で自分達が「興味関心」を持ったところに直接電話して「趣旨説明」をしてから「宣伝させてほしい」という依頼をする。あるお店からは確認の電話がかかってきました。「さっき、生徒さんから電話があったのだが本当にそのような内容の授業をしているのか」というものです。以前も電話があったようですがその際は事前に教員が電話をして趣旨説明をしていたようです。今回はいきなり生徒だったので「本当にやっているのか」と不安になったとのこと。確かに。

それでも今回は私は全くタッチしないようにしています。もちろん、事前の指導はやっています。電話対応がいきなりできるとは思っていませんから簡単なマニュアルを作成してそれを各自でアレンジして「想い」を相手側に伝える。電話で「無理だ」と言われるお店もあります。当然です。生徒は「失敗」をしてから「次にどうするか」を考えていきます。他のグループが「OKです」と言われていくと焦りも生まれます。

「SNS」での広告。これはインスタを利用して生徒がお店の商品や内装、従業員さんのこだわりなどを伝えていきます。元々インスタをされているお店であれば別に作って宣伝をします。インスタをされていないお店であれば生徒が作ったものを最終的には引き継ぎたいなと思っています。「情報発信」をすることで生徒は様々な力が身に付くと思います。「いきあたりばったり」では発信はできません。また、そのお店の方とやり取りをしながらより良いものを作っていくという部分も重要です。高校生は「自分が主体」で行動することが多くなります。が、実際は「相手に合わせる」という場面が増えていきます。その力を高校生の間に身に付けていけたらと思っています。

実際に「電話」でアポイントメントを取ってからの生徒の行動は驚くくらい早い。インスタで「DM」を送ったけど返信がないので実際にお店に行ってみると。これは電話がないので。開店したばかりだったようで「直接行ってみてみる」と言って訪問しました。翌日には「OKでした」と(笑)。普段はそこまで行動力があるほうには見えないタイプの生徒であっても「仕事」として何かをやるときにはしっかりと動いてくれます。今回は月に数回の「実習」もお願いしています。「客観的」に見るだけではなく「主観的」にお店を見てみることでそこに「ストーリー」が生まれるからです。「行ってみたい」と思うかどうか。そこは大きな部分だと思います。

で、色々話を聞いていると「全く分からない」ことがたくさんありました。かなり前の国体合宿で400mHの成年選手から「インスタやらないとだめですよ」と言われていました。もう5,6年前か。その時強制的にインスタを作ってそのままほぼ放置。時々更新しますがそれほど面白い内容にもならず。色々とトラブルになる「ストーリー」の存在は知っていましたがほぼ利用することはない。が、生徒から「ストーリー」のことを聞かされる。24時間たったら消えると思っていたら「ハイライト」にしたら残るとのこと。Google系のアプリやチームスなどはある程度使いこなせるようになっています。が、必要性がなくてインスタはほとんど勉強していません(笑)。更新のことや色々な作業のことも生徒のほうが詳しい。写真を横向きで撮っていたら「インスタは縦にするんだ」と言われる。また、その画面の比率がどうこう言われて設定を変えられる(笑)。いや、ここに関しては生徒には全く勝てないような気がします。

確かに修学旅行で一緒に行動しているときもUSJでひたすらインスタ更新していました。見ることはないですがそれがきっと「ストーリー」だったのだと思います。このままでは完全に取り残される(笑)。その日の他の授業で「デジタルデバイド」について話をしていました。「情報格差」のことです。情報機器を利用できる人とできない人では明らかに「格差」が生まれます。そうならないようにしていましたが、インスタに関しては完全に「情報弱者」になっています。良くないですね。

多くの情報がインスタから得られます。もちろんそれが「正しい」「正しくない」という判断もしていかないといけません。そういう学習をしていくことも「情報機器」や「アプリ」の利用から学べるかもしれません。情報を発信するという部分から「その情報を得る」方法まで含めて学習です。様々なやり取りの中で多くのことを学ぶ。これが正しいかどうかは別として「目の前にいる生徒」がどう変化するかだと思っています。こういう授業をするのは大好きです。

また書きます。多分。
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間違っていると言われるのか

2023-05-20 | 陸上競技
またも更新が滞る。考査が水曜日に終わってから怒涛のような日々が過ぎています。かなり頭が痛い。軽くめまいがする。これは本当にどうなのか。労働として問題はないのか。おかしい。それでもやるしかないのでしょうが。何度も書いていますが「働き方改革」って本当に何かって気がします。愚痴とかではなく実際問題「おかしい」と思うのですが。これで「みなさん、学校の先生は素晴らしい仕事ですよ」と投げかけるのはどうなのか。疑問。

ここ最近は以前のように「怒る」ということが激減しています。生徒を注意することは「リスク」を伴うからです。発言の一部分を切り取られて「パワハラだ」なんて言われたら「指導したら損」をする。結局誰も守ってくれません。それなら教員をやるなと言われるのでしょうか。では実際に現場の状況をどれだけ知っていますか?無法地帯でよいのであればそれでいい。が、問題行動と思われる部分は大なり小なり存在します。それに対して「放置」することは「きちんとやっている生徒」が不利益を被るのではないか。真面目に考えたら切がありません。多くの同僚たち(同年代)が「教育」に対する限界を感じています。我々でさえそうなのだから「若い人たち」はもっとだと思います。そこに対してどう思うのか。

こんなことを書きながらも「激怒」することが。ある授業中の出来事。まーこんなことを書いたら偉い人から怒られるのでしょうか。「指導すること」に関して公にすると「批判」が出るのかもしれません。ある授業が「自習」の形になっていました。私は廊下の反対側の教室で授業。「課題研究」という授業です。それぞれが課題を決めてやっていく。私は「電子商取引」という内容で「企業の宣伝をインスタなどのSNSを使って行う」というものです。ここに関してはまた別に書きたいなと思いますが。

その向かい側の教室で「自習」をしていました。見回りを頼まれていたので見に行く。すると「明らかに遊んでいる」生徒が。詳しくは書きませんが。あり得ない話です。それでもグッとこらえて「諭す」レベルで指導。通常であれば別の問題として上げてもいいくらいの話です。その後、反対側の教室から見ていたらまたも立ち歩いたりしている。教室に行って指導。次はあろうことか廊下側のカーテンを閉め始めました。これに関してはもう許す許さないの話ではないと思います。こちら側がチェックをするので「カーテンを閉めて見えないようにする」という行動。これは「許していい話ではない」と考えます。

保護者や偉い人からすれば「そんなことで注意するのか」という話かもしれません。そうであれば私は一切やらないので「保護者」がずっとその場で見続けてください。同時に「偉い人」がそういう行動をする生徒たちを温かく見守って付きっ切りで指導してください。冗談じゃない。注意も何もしてないわけではありません。明らかに1度目に「諭す」形で指導しています。2度目は「きちんとやるように」と繰り返し指導しています。その状況下で「廊下のカーテンを閉める」というのは「常識的な行動」なのでしょうか?教育現場ではこの手のことが多く起きていると思います。公表されないレベルのことであれば数えきれないくらい。

「遊び半分」でやっているのかもしれません。小学生ではない。高校生です。何がやって良くて、何がやってはいけないことなのか。それが分からないというのはどうなのか。結局、この手のことを許していたら「何をやっても許される」ことになります。「ダメなものはダメ」と教える。これが「良いですか?これはやってはいけないことですよ」と小さい子を対象にするような対応で本当に良いのか。今の教育現場ではそれが「正しいやり方」なのかもしれません。間違いなく伝わりませんし、場面が変われば同じようなことをします。

今回のこともいきなり「激怒」したわけではありません。何度か指導してそれでも行動が変わらない。それどころか「エスカレート」しています。それに対して何もしないまま終わるのか。それは周囲に対して良いことなのか。

何か「良くない行動」があれば「イエローカード」を出せる。それが続けば「レッドカード」を出して停学などの処分ができる。それくらい「シンプル」になればやりやすいと思います。今回のことであれば「あり得ない行動」をしていた時点で「イエローカード」を出す。2度目の時点で「レッドカード」を出して処分。今回は3回目で一番ありない行動をしていますから厳重処分。それもできません。注意しても改善しようとしない。それどころかこちらを挑発するような行為になる。これが「許される」のであればもう「学校教育」なんかないほうが良いと思っています。

別に私は至る所で「激怒」しているわけではありません。それなりに生徒対応はしています。どちらかというと「きちんとやっている」ほうだと思います。それでも「対応」に対して「おかしい」と言われる可能性はあります。一部分を切り取られたりする可能性もある。そうなれば「指導がおかしい」と批判の対象になるかもしれません。それはかなりの「リスク」です。そうであれば「やらないほうが良い」ということになる。「事なかれ主義」で「スルー」していたら全ては「問題ない」ことになっていきます。それは本当に良いことなのか。

別にその場の感情で対応しているわけではありません。きちんと「理由」があって対応しています。それでも「間違っている」と言われる可能性はある。きちんと理由を説明しながら指導はしています。周囲の生徒には伝わっていると思います。こういう「指導」によって私自身が「処分」になるのかもしれません。体罰をしているわけではありませんし、理不尽な指導をしていることもありません。それでも今の時代は「間違っている」と言われる可能性がある。

こんな状況で「熱意をもって教育をする」というのが正しいことなのか。分からなくなりつつあります。今の私の考え方自体が「時代錯誤」かもしれませんね。もっとドライに関わらずにやるほうが良いのかもしれません。考えさせられます。
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なにをするか3

2023-05-16 | 陸上競技

特別面白くないことを書いている気はしますが。思うことは書き記しておきたいなと思っています。

 

前の記事の続き。限られた時間の中で「専門練習」をやる。その後、「走練習」も実施する。「専門練習」という概念が私にはそれほどありませんでした。これまでは基本的に「スプリント」で考えておけばよかったので。跳躍や投てきに関する知識は「人並」くらいしかありません。指導する自信はない。この部分は完全にkbt先生にお任せになっています。もっと勉強しておけばよかったなと思う部分もあります。跳躍に関しては「走れること」が重要だとは思っています。棒高跳びでインターハイ優勝した選手は11秒0で走っていました。ものすごい跳躍力があるならスピードは不要なのかもしれませんが、やはり「走れること」は必要だと思っています。

 

「専門練習」を30~40分程度行ってから「走練習」をしました。短短と短長に分かれてです。それほど人数が多いわけではないので分ける必要があるのか微妙なところではありますが。種目特性が違う部分もあるので。短短は120m+60m。幅跳び選手は「折り返したい」と申し出てきましたが却下(笑)。今、県総体を見据えてやっていく中で「幅跳び」にそこまでの負荷は必要ないと判断。今後「4継メンバー」に入ってもらわないといけないと思っています。それくらいの走力がないと幅跳びで勝負するのは難しいでしょうから。今は「跳躍」をやってもらえばいい。短長は150m+120m。これも先週やった内容と同じです。前回は「走力順」に段差でスタートさせました。今回は「ローテ」で。1つずつ出る順番をずらしていく。1番最初に出た者は次は4番目、2番目の者が1番目という感じで。特別な意図はありません。毎回同じような出方をすると「マンネリ化する」と感じたからです。「競争させる」ことは重要だと思っています。いつも同じ場所からスタートしたら「抜かれても仕方ない」と感じるかもしれません。そうならないように。

 

前回やった時よりも「維持」ができていたなと思います。私的には「1本で出し切る」というのが必要だとは思っています。女子でそれができるというのはなかなかいません。トップであればできるのかもしれませんが、「私が見てきた選手」の中ではそこまでできる選手がいない。だからある程度本数を消化する必要があると思っています。男子はそれなりにスピードを出せます。今の男子は「出し切れない」という選手が増えている気はしますが。私は女子に必要なのは「ある程度の量」だと思っています。関西では「休まず動き続ける」という感じで練習をしています。それと同じかなと。まだどうしても走り終わったら止まってしまいます。次の行動に連続で動き続けることができれば有酸素系の負荷を自然とかけることができる。まだまだ。

 

そういう観点から見ています。走る量を増やすと怪我をするという考え方もあると思います。確かにそうだと思っています。だから基本的にはタータンでは走りません。足の負荷を最小限にするためです。タータンで走るとスピード負荷は上がるかもしれませんが本数が持たない。足へのダメージが大きくて限界が来ることもあります。基本は土の上で十分。走練習もセット数を増やすというよりはそれまでい「予備負荷」をかけておいてそこから「走練習」にはいることで効果を生み出す。基本的には「ショートスプリント中心」でやるほうがいいなと。実際に試合の時には「疲れが全くない」状態で走ることはありません。記録会などでは「1本勝負」になりますが、インターハイ路線は「何本も走る」ことが必要です。テンポ走のような「ミドルの負荷」ではない。「全力で何本走れるか」が問われます。今の山口県であれば「予選」はある程度の力の入れ具合で通過すると思います。しかし、中国大会では絶対にそんなことはない。ましてインターハイであれば「予選からMAX」で走らないと無理なのです。そういう「姿勢」は必要かなと。

 

「走練習」でセット数を増やすというよりは「それまでに負荷をかけておく」ほうが実際のレースパターンに近いと考えています。何セットもやると「やった感」は間違いなくあります。疲弊しますから。しかし、そんな状況で走ることは実際のレースではない。15分のレストで同じような「セット走」をやるとスピードレベルが落ちてきます。「レペ」のような形で30分とかの休憩をはさんで走るのであればそれなりの負荷はかかると思いますが、実際のレースは間違いなく1時間以上空きます。そういう意味で「本数を重ねる」ことがどれだけ実践的なのか。ここも考えないといけないなと思っています。

 

指導する側は「練習で負荷をかける」ことで満足してしまう部分があります。他校がやった練習よりも「量」が多ければ「こちらのほうがやっている」という漠然とした「満足感」があります。量が多ければ選手も疲弊します。「やりきった」と感じる部分が出るのかなと。それも時として必要かなと思いますが。本当に必要なのは「速く走ること」だと思います。組織的な練習ができる、声を出していい雰囲気の中で練習ができる。ここは重要だと思いますが、あくまで「より良い練習をするための要素」でしかないと考えています。本当に必要なのは「速く走ること」であって、そのために「速くなるための練習」をしていくことが重要。実際の「力の発揮の仕方」に合わせて練習を考えていくことで「力を上げる」ことができると思います。

 

長くなっていますが内容が微妙なのでもう少し。この日は「走練習」をやってから8分休憩して「往復走」を実施。「追い込み切る」ためです。50mの往復走。40秒に1本走ります。短長は4往復。短短は2往復+1往復、短長が3往復目をやっている間休みます。「予備負荷」がかなりかかっているので思うように動かないと思います。ストップアンドゴーなので加速に乗ったところで止まる。また1から加速し始める。これは負荷としては大きい。距離が伸びれば「誤魔化す」ことができます。しかし、50m程度しかないのできちんと加速できないとスピードが出ません。だらだら走るのではなく「ガン」と走る。加速段階を重視しながらやっていく。前回やった時は「走るだけ」になっている選手もいました。ここの「往復走」の意味ですね。

 

ここで「最大スピード」が出るとは思っていません。しかし、「400m系のラスト」には効果的だと思っています。心肺機能が回復しない中で走る。筋肉中のクレアチンリン酸はこの休憩の間にある程度回復します。「走ろうと思えば走れる」のです。走れないのは「エネルギー」の問題ではなく「気持ち」の部分が大きくなります。もちろん、筋肉の疲労もあると思います。それでも「何とかしよう」と思えば動く距離です。150mになると疲労が蓄積していると「動かない」という気持ちの部分が先に出てしまって質が下がる。それを避けるために「手を変え品を変え」という形で「必要な負荷」をかけていきます。結局、県総体までにかけられる負荷は限られています。この日の練習が「県総体までの最大負荷」になるのは間違いない。それでも「やっておかないといけない」練習だと判断していました。

 

こうなると自分たちで「声を出して盛り上げる」部分が出てきます。もちろん、私もかなり声掛けをしていきます。「やり切らせる」というのは重要です。「やる気」になるというのとは全く違う話です。「練習」に対して「意欲的に取り組む」というのは私の中で「最低条件」です。しかし、そういう姿勢があってもしんどくなってきたら「きつい」「無理かも」という負の気持ちが生まれてきます。そこに対して「やり切らせる」ためには「声かけ」が重要になってくると思っています。そこが「指導者の役割」かなと。めちゃくちゃ「自立している」選手であればそんなことはしなくても自分で自分に厳しくできるかもしれません。私はそこに対して「信頼」はしていません(笑)。もっとできるという部分を見据えての負荷の掛け方を大切にしようと思っています。

 

「練習」と「スタンス」について触れておきたいなと思っていました。ここに対して「意味が分からない」という人もいると思います。それはそれ。チーム内で「おかしい」と言われれば速攻で撤退します。「強くなりたい」という気持ちがどこまでなのかにもよりますが。「楽しくやりたい」「負荷をかけずに強くなりたい」というのはなかなか難しいことだと思っています。私は私の中で判断をします。今まで自分が培ってきた物に多くの要素を加えながら。

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なにをするか2

2023-05-15 | 陸上競技

引き続き。そこまで細かく書く必要もないという気もしていますが。

 

走練習は「ショートスプリント」中心です。テスト週間に入って「1時間程度」ということなので様々なものを削りながらという感じではありますが。「県総体」が近いということもあって1時間をちょっと超えていますが(笑)。ハードルを使ったドリルを前半部分に入れます。これは「股関節強化」という意味合いが強い。話が大きく逸れるかもしれませんが、県選手権の前に「身体ほぐし」のアップのことを少し話をしていました。「走るための準備」の部分です。肩甲骨や股関節周辺の可動域を大きくするための動き。これを生徒たちは「動きづくり」と考えていました。このギャップ。私は「コンディショニング」という言い方をしていますが、「走るための準備」の部分です。これは画一的になっていないので今後感がて行く必要があると思っています。

 

練習の最初に「ハードルドリル」を入れるのは、「股関節の強化」という意味合いと「走るための準備」という意味合いが強くあります。1年生はほとんど走らせていません。全くと言っていいほど走っていないのに「足が痛い」というので「ひたすら補強」です。1年生と比べると上級生は「それなり」にできています。ハードルを使ったドリルは必須だと思っています。試合のアップでも同じようにやっていきたいと思っています。

 

話を戻して。全体の「スプリント系」に関しては「段階的」にやるようにしています。一歩目から作っていく感じ。が、テスト期間中は時間がないのでかなり割愛。本当はここが重要なのですが。「専門練習」をやるときにはほとんど「動き」はやりません。時間が足りなくなるからです。ここも「優先順位」だと思っています。バランス系をやってからDM∞をやってそこからは「専門」にしています。ここにドリルなどを入れたらとてもじゃないが時間が足りない。「ドリルは必要」だと思いますが、それよりも「専門練習」を優先する。

 

例えば「スプリント系」であれば「通常通りの流れ」でできる部分もあります。が、人数が分かれてしまうので「チューブもも上げ」をやってから「ハードルドリル」で股関節周辺に刺激。そこからスプリントへ。基本的に「シューズ流し」はしません。「怪我をするのではないか」と言われるかもしれません、が、アップをしていたら怪我はしません。シューズで「ウインドスプリント」をやったり「ショートダッシュ」をやると間違いなく「足が流れる」ことになります。特に女子は。不要だと思っています。「アップ」として「ウインドスプリント」をやるという概念はないのです。これは特殊なのかもしれませんが。

 

ショート系はほんとは「T走」をやりたいのですが「スピード意識」ということで「追いかけ走」をやるようにしています。走っているのでがショートスプリントが1人、ロングスプリントが1人という微妙な人数なので。ロングスプリントの選手を少し前からスタートさせて40mと60mを走ります。フィニッシュの時に追いつけるかどうか。逃げる選手は「ガゼル」、追いかける選手は「シンバ」(ライオンキング)だと言い聞かせています。草食動物は追いつかれると食べられてしまいます。だから「必死に逃げる」こと、肉食動物は食事のために逃げる草食動物を追いかけないといけません。「食うか食われるか」の話(笑)。一緒にスタートしても意味がないので意図的に「差」をつけています。これにもう少し人数が入ってくれるといいのですが。

 

ハードル系であればDM∞をやった後にすぐに「1歩ハードル」を。ヨンパの選手は交互に。そこから「2歩ハードル」にする。ショートハードルの選手は1足伸ばして強い踏切を意識する。ある程度の本数をやったらショートハードルは「5歩ハードル」にしてヨンパは「7歩ハードル」へ。走りながらハードルを越えていくための練習です。「3歩ハードル」よりはスピードが出やすいのでショートハードルの選手には「5歩ハードル」がいいかなと思っています。ヨンパについては「5歩ハードル」よりも「7歩ハードル」のほうが実際のレース間隔に近いというのもあって実施しています。これを5~6本程度やる。これだけで十分な走練習になります。

 

ショートハードルの選手は県総体で優勝争いをするであろう選手と6位入賞を狙っている選手。優勝争いは間違いなくヨンパをやっている3年生との「直接勝負」になるのですが。どちらかが勝つと思います。この2年生は冬からハードルを始めています。まだ「慣れ」が足りない。どうしても後半になると「抜き足」が遅れてしまいます。それによりインターバルのリズムが落ちる。ここを克服しない限りはインターハイ出場は厳しいと思います。14秒台に入るくらいでは勝負になりませんから。課題が残ります。6位入賞を目指す選手は4歩にしました。スプリントがないので3歩で行くとバウンディングのようになってしまいます。100mが13秒後半くらいのスプリントだと思うので。県選手権から切り替えて4歩に。逆足に課題が残ります。ここで止まってしまう。何とか中国に出場させてあげたいなと思っています。

 

ヨンパはひたすら7歩。3年生は抜群にハードルが上手い。何度か書いていますが中国地区で言えばナンバーワンだと思います。ロスがほとんどありません。他の2人は身長がありますが抜き足がきちんと持ってこれないのでその分「高く跳ぶ」ことになります。跨げるくらいの高さなのに高く跳んでしまうのでロスが生まれます。3年生がきちんと400m走り切れれば目標に近づくと思います。他の2人は走力があります。きちんと走れば58秒台で400を走るのではないかなという印象。そこにどれだけ「ハードルロス」をなくしていけるか。まだまだ粗削りです。ここも3人で「表彰台争い」をすることになると思います。表彰台独占は最低の「ノルマ」です。そこにどれだけタイムが付いてくるか。2本しか走りません。12年生1人は前日に400mに出場。もう一人は前日にリレー、当日も4継の決勝。その中でのヨンパ。ハードな日程になるのはあらかじめ分かっていることです。そのための準備がどれだけできるか。

 

テスト週間の練習について触れようと思っていたのに。また話が飛んでいますね。いつものことでしょうか。少し時間に余裕があるのでblogを書いています。こういう時間も必要だなと思いながら。どう考えても「通常運転」であれば時間は作れません。どうしたものか。また書きます。

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