kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

兆し…

2007-05-31 | 陸上競技
なんだかチームが成長できそうな兆しを感じました。練習云々ではなく意識の部分です。どんな気持ちで臨んでいるか分かっただけでも十分です。時間をかけてやってきた事が芽が出てきそうな感じを受けました。様々な人からの影響を受けている。上の学年を見て育っていきますから気持ちを感じてくれているのでしょう。それを上の学年が感じてくれるので目標意識が高まります。継続できればチームとして飛躍できると感じています。陸上が好きな子が増えるというのは顧問としてはうれしいですね♪

中国に向けて、またその先に向けて進んでいきます。「みんなで強くなりたい」という言葉を信じてます。みんなで目標を共有できるチームを作りたいですね。久々に兆しを感じた1日でした。
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新しい目標を見つけにいこう

2007-05-30 | 考える
総体が終わり、全員が揃って練習を開始。昨日は1年生の男子だけでしたが少しミーティングをしました。新しいチーム作りのための土台作りです。1年生の時からしっかり見ていく事ができればきちんとチームが作れます。時間はかかるでしょうが真面目な子が多いので秋にはなんとか形になると思います。素人軍団でどこまでできるか楽しみです。

全体的に浮かれた気分ではありません。当たり前ですね…。去年と比べ中国大会に出場した人数は多いですが、全員が納得できるものではありません。目標に到達しましたが、更に「やらないといけない」という気持ちになっています。悔しいとかうれしいとかの感情ではありません。うまく表現できないですね…。チーム全員がそんな気持ちでいるので意識は高まっています。キャプテンとパートリーダーがどこまでを目標にしているかが今後のチームを大きく左右してきます。中心とする選手がチームをどこまで引っ張っていけるのか、どこまで本気になれるかでしょう。

兆しはあります。1年生が「速くなりたい」と強く願っている。その気持ちを周りが理解していかないといけませんね。他者の気持ちを感じ取れる人間になって欲しい。みんなで新しい目標を見つけに行きましょう。3年生は何を残せるのか??下級生に伝えていくものを自分達が理解できているか?

全員の気持ちが一時的では意味はない。その場だけではない気持ちを見せていって欲しいですね。新しい目標を見つけ、それに向かうことができるか??
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もどかしさ…

2007-05-29 | 陸上競技
県総体を終え、色々な想いが交錯する。他校の3年生の涙をみると心が苦しくなる…。今までの陸上人生の中で一番苦しかった気がする…。

2日目の朝、散歩していたら偶然出会った女性から四つ葉のクローバーを頂いた。日頃から挨拶には気を使っていたが、挨拶をして幸運を頂いた気がしている。

4継はレース前に色々な想いがあった。朝からkuboi先生にまで不快な想いをさせてしまい申し訳なく思った…。私の口から言う前に他校の顧問から指摘をしていただきました…。指導者として恥ずかしい限りです…。選手には「とにかく最後までつなぐこと」だけを伝えました。結果は優勝争いをしていたチームのミスにより6位に入賞…。複雑です。頑張って来た子達の気持ちが奇跡を生んだのか…。

マイルではひー↑が顔面蒼白で走る…。貧血症状かと思いましたが、暑さによる熱中症…。ラップで67秒かかりました…。通常熱中症になったらフラフラ感が2、3日は続き走れる事はないでしょう…。冬に一番頑張って来たこの子に目標としてきた県総体の200mを棄権させたくはなかった…。苦渋の選択でした。2年生にいつもいつも我慢させてきていて、この大事な時にまた我慢させなければいけないなんて…。辛かったですね…。逆にハルには「絶対に走る」事を伝えました。2年生でのキャプテンの重圧は大きい。だからこそ、無理をしてでも走らないといけない。耐えないといけない部分です。きっと「自分だけ走っていいのか…」という気持ちがあったでしょう。ひー↑もみんなも理解してくれているはずです。来年は絶対にひー↑に200を走らせてあげましょう。

kida先生に助けて頂き、ひー↑は点滴を打ちました。完全な回復は望めませんが少しだけでもと思い最大限の努力だけはしました。マイルはどこまでできるかわかりませんでしたが、やるだけの事はしなけばいけません。島ズンが63秒台で走り、おーまちが前の集団に追い付く。ひー↑に渡りバックストレートに入った時には前の集団と3m差。そこで思いもよらぬアクシデントが他チームにあり、65秒かかったもののなんとかバトンをつないでくれました。ハルはバテていましたが、なんとか6位をキープしてくれました。奇跡的な事がまたも起きました…。有り得ないことです。形はどうであれ、最初の目標に到達できました…。

前のチームがバトンを落とさなかったら…、ひー↑が熱中症にならなかったら…、他チームにアクシデントが起きなかったら…なんてことは全て仮定の話であり、今どうこういっても何も変わりません。納得出来ない部分もあると思いますが、これが現実です。受け入れないといけません。今回の事は神様が与えてくれた「チャンス」かもしれないし、「試練」かもしれません。選手にとっては苦しいかもしれません。マイルに関してはきちんとした形で「決着」をつけなけるばいけません。4人がきちんと走った結果でどこまでタイムが出せるか?7位のチームに納得してもらえる形でマイルに「決着」をつけたい。選手もそこは理解しているでしょう。

2日かけて、選手と個別に今後の向かうべき方向について話をしました。新しいチームづくりの始まりです。もう同じミスはしません。選手の心を育てていきます。みんなに心から応援してもらえるチームを選手と共につくっていきます。

これからも温かく見守ってください…。頑張ります!!
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県総体が終わりました

2007-05-28 | 陸上競技
他校の3年間の想いを考えるとうまく言葉にできませんね…。書く気分ではありません…。胸を張って良いと思いますが、「想い」に差がある事は確か…。他校の涙…。辛いですね。
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もしも

2007-05-27 | 陸上競技
この世に神様が本当にいるなら、うちの子が納得できるような形下さい。お金も地位も名誉も何もいりません。この子たちに力を貸してやって下さい。私に出来ることならなんでもします…。

こんなに耐えてきたのにまだ耐えさせないといけない…。2人で話しながら涙してしまいました…。ごめんね…。大切な力であり存在のハルとひー↑…。あともう少しだけ神様力を貸してくださいm(__)m
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明日から

2007-05-25 | 陸上競技
明日から総体です。選手にはやるべき事は伝えてきたので特別なミーティングはなし。大半をマネージャーに任せました。かなり信頼して任せているので大丈夫でしょう。動きの確認がメインでした。女子に関しては早い段階で私がチェックして、その後は別行動。

ここまできたらどうこうする事はできません。私からメッセージも送る必要はないと思います。最終的にレースの場に立つのは選手です。自分達のやってきたことを出すしかない。感じとしてはリレーに関してはチームベストは出そうです。個人もかなりの所までいくと思います。みんなの想いを一つにして欲しいですね。

試合に出ない1年生も全員応援に来てくれるみたいです。チームとして戦う姿勢は出来ました。

力を出そう。納得できるレースをして欲しいですね。女子は今日の調整で走れそうな予感。楽しみましょう!!
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最近特に・・・

2007-05-24 | 陸上競技
 最近何故かものすごく眠たい・・・。恐ろしいくらい眠たい。家に帰ると子供たちをお風呂に入れて、ご飯を食べて、寝かしつけるときに一緒に寝てしまいます。目が覚めたら12時過ぎている・・・。それも子供が泣くので起きてあやしています。全然泣きやみませんが・・・。

 練習は確認作業。やっと男子のバトンが渡るようになりました。完成度を高める時期に渡るようになったというだけで満足してはいけないのですが、今まで全く渡らなかったのでそれだけでもかなりの進歩です。100mのタイム差が1秒以上あるのでなかなかスピードを合わせるのが難しい。この状態でも勝負はします。作戦を練って色々と考えています。なんとかして準決勝へ・・・。
 女子の想いは一つのようです。自分たちの力の方向を定めることができたと思います。1年生が「速くなれるのなら・・・何でもします!」とメールをくれました。上級生の想いが伝わっているのでしょう。今のうちのチームは1年生をレースに使わないと出場できません。だから全員が意識を高めないとチームとして成立しません。1年生が上級生の想いを感じてくれているのは嬉しいですね。女子全員で中国に行くために・・・。一つにならなければいけませんね。

 かなり省略されてますね~。お許しを。
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最後に方向を決めるのは…

2007-05-23 | 陸上競技
総体まであと数日…。早いものですね。なんだかんだ言っても時間は過ぎて行きます。

ミーティングをしました。力の方向を定めるためのミーティングです。今年の1月に部員が男女合わせて5人しかいなかった時に「心をひらく」という文章を選手に示しました。ひとりひとりの力は小さい。人数が少なくても自分自身の力を知り、それを発揮していく事が大切だ。チームとしての力に変えていくために「心をひらく」事で信頼が生まれる。互いを「信」じる事で力が何倍にもなる。そんな話です。

今日は昔の話をしました。全国がかかった4継でkanekoが肉離れをして倒れた時の事を。その時、「僕たちがkanekoさんを全国に連れていきます」と言ってくれた仲間の話をしました。誰かのために力を合わせていく事のできるチームメイトがいたことを今でも嬉しく思っています。結局マイルは少しの差で4位となり、全国には届かずみんなで泣き崩れました。周りからみたら「馬鹿じゃないの」と思われたかもしれない。周りからどう思われるかなんて大事ではない。そこにある「心」を共有できることができた「仲間」がいたことが大事だったと感じている。「青春ごっこ」でも良いと思うんだ。自分達が素直に思った事を伝えていく事で「信頼」が生まれ、きちんと力が発揮できるようになるなら…。次の年、きちんと全国に行きました!それがあったから行けたのだと思います。

選手には男女に別れて、自分達の「想い」を話をしてもらいました。私はノータッチ。最後に力の方向を決めるのは私ではなく選手自身です。何を話したかは全く知りません。知る必要もないと思います。最後に自分達で方向を決めて取り組んでいく。結果はその力の方向によって決まる。互いを信じる事ができる話し合いになったか??「この人のために」という気持ちを持てたか?あとは見守るしかないですね。

力を発揮できるチームになっていることを祈る…。
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力を合わせる

2007-05-22 | 陸上競技
ある選手の日誌に「今のメンバーで中国に行きたい」と書いてあった…。また、自分はできると信じて仲間と共に戦っていきたいと書いてあった…。

冬期練習では一番少ないとき、1人でやったこともあった…。他校とは全く違う状態だったことは間違いない。そんな中を乗り越えて来て今がある。苦しさを共有してきたから今の気持ちをもてるんだろう。一人でもできるし、力を出すことはできる。でも同じ想いを持った人間が集まって一つの事をやり遂げようとする時の力と比べると力の大きさが違う。人数が多くても向いている方向が違えば、一人の力のほうが強い場合だってある。気持ちを合わせる事のできないチームなら人数が多くても意味はない。単に集まっているだけ。みんなで「絶対にできる」と信じていなければ、力の大きさは変わらない。練習に参加している全員が「絶対にやる」という気持ちを持っていられるか?これが今日の練習前のメッセージでした。どう感じたかは選手にしかわかりません。

練習自体は良い感じでした。バトンパスの修正をしていきましたが、うまくいきそうです。女子は走力的にもかなりいけそうな気がしています。トップスピードでバトンを渡すために細かい部分をきちんとやらないといけません。4継はこの辺りが怖いですね。
タイム測定をしようと思っていたのですが、色々なトラブルが発生したため結局測定できず(-.-;) 走った本人達の感触&私の客観的感覚のどちらも良かったので問題はないでしょう。一瞬感情的になりかけて「もう1本走る!」と言っていましたが、「負荷をかけすぎたら総体に影響するから」と冷静になり無理してもう1本走るのは止めました。賢明ですね。私は止めませんでした。自分達で納得できる形を優先すべきだと思ったからです。しかし、ここで300を走ると「気持ち」と「意識」の方向をみんなで同じにするための250は走れません。そこを冷静に判断できたのは大きいですね。女子が強くなるための要素を昨日選手に話していました。それを意識して走る250だったのでこちらの優先順位は高い。走った本人達が一番それを分かったはずです。先頭を走る選手はチームのために逃げるしかない。それ以外の選手は前との差を1センチでも詰める事が最終的にはチームのためになる。自分達の目標を達成するための意識が持てたはずです。総体前に一つになったのは大きいですね。走れて良かった。

昨年と比べてもあまり意味はないと感じています。今いるメンバーでしか勝負は出来ませんからね。今の「色」は今の「チーム」でしか出せません。自分達が本気で目指す所にしか到達はしません。各自がしっかりと先を見て意識を高めて欲しいですね。

良い練習でした♪手応えはあります!!あとは気持ちのコントロールだけ!!走るときだけでない集中をしていければきっと到達できます!!
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どうなるか??

2007-05-21 | 陸上競技
これまで色々な準備をしてきて、総体まであと数日となりました。何度もここに書いていますが、どこを目指してやってきたかが試されると思います。速いだけではなくて、本気で取り組む事ができてきたのかを問われている場面だと思います。高い集中を要求される今の状況でどれだけ本気になって一つに専念できるか?

意識して取り組んで来ている者はそれなりの成果が出て来ている。大切な場面にはそれが出て来るのは間違いないでしょう。最後の集合でも話しましたが、大切な場面でうまくいくかいかないかは日頃の取り組みの成果でしかありません。もうワンランク高い集中を要求したいですね。ミスをして「良く頑張ったけどダメだったね…」で終わるのは寂し過ぎる。力を発揮するためにどこまで意識のレベルを上げることができるのか?

走り自体は良い感じだと思いますね。スピード感の高まりが見られます。男女共にです。やっと男子が形になってきた感じです。まだまだ走力的には高くありませんが、何とかしようという気持ちが前面に出て来ています。女子は走るまでの集中をもう少し高めていかないといけませんね。以前と比べると格段に良くなったと思いますが、まだ高める事ができる。現状に満足してしまったらそれ以上の成長はありません。150では上位4人のアベレージが上がってきています。タイムは計ってないのでどれくらいかは不明ですが、動き自体が良くなっている感じですね。乳酸をためまくるための練習でしたが、1本目から積極的に走れました。中心選手のスピードの上昇が著しいので、他の場面にも波及しています。意識して練習以外の場面で取り組んでいる成果でしょう。他の選手はどうなのか不明ですが、試合で証明してくれるでしょう。

最後は自分自身の意識と意欲です。絶対に!!という部分がどれだけ出て来るか?日誌を見る限り数名は変わってきています。それが本物ならきっと結果が伴います。

気持ちのコントロールがどこまでできるか?これにかかってますね。「負けたくない」という気持ちと「このメンバーでやるんだ」という強い意志が最後の力を引き出すでしょう。あと数日です。やるだけの事はしっかりやりなさい!!
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