kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

感じたこと

2010-08-30 | 陸上競技
合宿を客観的に見ていて感じたことがいくつかあります。これは私が感じたことなので選手達の思いとは違うのかもしれませんが…。

今回の合宿、3年生女子も参加していました。これまでのうちのチームの流れを作ってきた選手達ですから合宿等でも自信を持って前に出て動きます。今回の合宿に入る日の朝に選手を集め「集団の後ろになるな。自分から前に出ろ。」と話していました。声だしにしても自分から声を出さなければ意味がないと。
3年生も出来ていない部分、甘いなと感じる部分がありますが集団の後ろに付いていくということはありません。指導する人が誰であれ前に出て率先して何かを学びとろうとする姿勢があります。今回の合宿でも同様でした。しかし、他の者はそれに付いていっただけではないかという感じがあります。1回目と2回目では全く違いました。誰かが前にいてくれるから安心して声出しもできるのではないかという感じを受けました。自らの意志でやっていく事が大切になるのです。本当にそれが出来ていたのでしょうか?

後は「自分のことだけやればいい」という雰囲気があったと思います。出発前に氷を準備しようとした時は3年生がクーラーボックスを運びました。全員が使うものです。それを特定の者だけがやれば良いのか?コーンの片付けにしてもそう。短長の練習が終わった時には短短はもうすでに終わっていて休んでいました。ここで気を利かしてうちのコーンを回収することは出来たはずです。終わっていたのでそれで終わりという感じがありました。短長にしても片付けに行ったのは2人。他の者は動きませんでした。特定の者だけが負担をすれば自分は楽です。しかし、それで本当に良いのか?全員が負担を分担することでみんなが楽になります。
「誰かがやるだろう」という感じがあれば誰も動きません。自分が動けばそれで終わりになる。以前、男子が重いものを運び、女子は細かい計画を立てるという雰囲気がありました。今はありません。これがチームとしての「差」になります。誰かがやってくれているから上手く回る。そこを見失っているのではないかと思います。「自分は正しい」と思い込んでいるから先には進まなくなる。足りない部分です。

あとはどれだけ「やる気」になるか。ここが全てを決めると思っています。男子のotani、自分から二部練習をやりたいと申し出てきました。地区新人の翌日から4日間自分でメニューを考え私にメールをしてきてから自分だけで練習をやってきました。性格的に決して手を抜かないタイプですから合宿に参加した4日目は動かないだろうと予測していました。が、こちらの予想を大きく覆して疲れている中でも走れていました。全快ではありませんが1組目でしっかりと走り続けていました。この姿を見て他の3年生、下級生は何を感じたでしょうか?
それぞれが「やる気」「本気」になれば全てが変わるのです。「走れないから」と腐っているようでは何も変わらない、時間の無駄遣いです。やるからには全力でやる必要がある。
国体最終の数週間前からhatuが練習に全く集中出来ていませんでした。改めて日誌を読むとこちらが予想した通りです。だから国体最終では62秒中盤かかる。何のためにやっているのか分からない時間を過ごしているからです。それが集中して練習を始めたら中国選手権も地区新人もかなり走れました。地区では61秒0でした。これも何が大切かが見えてきたからだと思います。

最後は自分自身が「やる気」「本気」になるかどうかです。ここで全てが決まります。それなりに努力するのでは何も変わらない。ここをどれだけ理解できているかです。話を聞いて「心」が動くかどうかです。言葉で分からなくても目の前に全力で取り組んでいる者がいればそこから肌で感じるものがあるはず。

選手に投げ掛けました。どこまで伝わるでしょうか。これが伝わっていけば必ず変わります。見ていきたいと思います。こちらが求める本当の事を理解してもらいたいですね。
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tabe合宿

2010-08-29 | 陸上競技
長期休業中の恒例行事となっていますtabe合宿の2回目が実施されました。昨年から2泊3日の合宿を1泊2日にして2回に分けました。これにより6回の練習が8回になりました。疲れはてて3日目の質が落ちるのではなく高い質で練習が維持できますから効率は良くなります。

今回は1日目の午前中、プログラム編成会議の手伝いがあり練習の手伝いが出来ませんでした。この夏は特にこのような事が大きく多大なご迷惑をおかけしています。選手輸送も保護者の力を借りて実施しています。選手はどれだけこの事を分かっているでしょうか。環境を整えてもらうのは当たり前ではありません。

今回は前回の合宿での反省を生かすように言い続けてきました。前回はうちからの参加人数が少なかったのもりあほとんど存在感がない状態でした。集団の前には居ますが声を出して盛り上げることも少ない。集団心理ではないですが、誰かが声を出すから良いだろうという感じが強くありました。これでは合宿に参加する意味すらなくなります。今回は3年生女子も参加しましたから他の者も自信を持って付いていくという感じでした。しかし、本当は下級生が自分たちで前に立って動く必要があるのです。3年生は3年生、実際に秋の新人で戦うのは下級生のはずです。まだ甘いなと感じました。

走り込み等を見ていましたが、今のままでは戦えないなと痛感しました。男子は自分達の殻を破れない。それなりには強くなってきていますがまだ周りが見えませんし、それなりにやっているという感じがあります。必死さが足りません。何がなんでも前を譲らないという感じではなく「走れなかったのは~だから」というような言い訳が先に立ちます。これでは…。しかし、初めて短長に参加させたfujinoは吐きながらもひた向きに練習に取り組んでいました。苦手意識もあると思いますが必死になっています。純粋に競技に向き合おうとする姿勢、他の者は見習う必要があります。

女子、下級生チームはかなり厳しいと感じました。このままでは中国新人に進むのも難しくなります。がむしゃらさというか気迫がないというか…。それぞれ体調的なものもあったと思いますが今のレベルでは到底戦えません。rinaがずば抜けて強いのは間違いありませんが、一緒に練習した59秒台の選手に完全にやられていました。疲れているのはどこも一緒だと思います。61秒台を持っていてもこれだけやられると太刀打ち出来ないのではないかという気になります。3年生に頼ってきた部分がこの辺りに出てきます。最初だけでも戦おうとする気迫が必要だと思います。疲れてきて離されそうになったときにどれだけ粘れるか。1mでも2mでも粘り続けて最後まで身体を動かす事ができるか。最後は本人の強くなろうとする意志がどれだけあるかにかかっていると思いますね。

集団の後ろにいる選手、ちょっと疑問が残るような練習への取り組みです。同じことを何度も言われているようでは話になりません。取り組みの姿勢に大きな差を感じました。ここに目を向けてしまうからイライラするんだろうなと分かってはいるのですが…。本当に意欲的な者だけに指導するというのがこの合宿のスタイルです。最初から「競技力は問わない。やる気のある者が参加する。」と言ってあります。温度差がありますね。

なかなか上手く表現できません。余力があればまた書きます。
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支部新人~女子~

2010-08-27 | 陸上競技
繰り返しになりますが、中国選手権からそのままの流れで支部新人でした。ほとんど休むことなくやってきていますからそれなりに疲労も蓄積しているのではないかと思います。支部大会で調整して記録を狙うなんて事は考えられませんから関係ありません。疲れがある中でどれだけ走れるかというだけです。どちらかといえば練習という意味合いが強い。

女子は400mでhatuが1'01"0。かなり良いレースだったのでもう少し記録が出ているかなと思いましたがもう一歩足りませんでした。今シーズン中に60秒切りに近づいておきたいですね。それができれば来年400mで戦える可能性があります。今の女子で一番安定して走ります。中国選手権でも大崩することなく走りました。ここ数日間で4継、250m、400m×2ですから疲れはあるでしょうね。加えてほとんど練習していない800mにも出場。saki、安定感が全くありません。ここまで計算できないとどう走らせればいいのか見えてきません。400mで1'02"9もかかりました。考えられない・・・。中国選手権のマイルでも同様に失敗しています。ここが克服できない限りは上のレベルで戦えることはないと思います。しっかりと考える必要があります。

1年生はnatuが初めての400m。1'05"5かかりました。うーん、力的にはもう少し走れると思うのですが。ここ最近の250mでは36秒台で走っています。通常考えると63秒切りのレベルです。疲れているのもあるとは思いますが100mでは13"6で走っていますから悪くはありません。今後の練習の中で克服していく必要があります。ここができて初めてうちがマイルで戦える可能性がある。mihoは100mが12"7、200mが26"5とまずまずの走り。手動計時ですからもう少し記録が良くなければ戦えないと思います。加速段階が改善されなければこれも上はありません。

4継、またも3-4走のバトンが流れました。中国選手権の反省が全く生かされていません。これでは県新人でも同じようなミスが生まれます。タイム的には51"4でしたが勝てばいいわけではありません。「足長は詰めた」と言っていましたが結果的に流れたら同じ事です。マイルは全員疲労した状態でのレース。特に1年生は休みを与えない中でのレースですからかなりきつかったと思います。4'10"6でした。タイム的にはこんなものかなと。5~6秒くらいでは走れる力はあると思いますが今のタイムが実力です。全員がもうワンランク上がらなければ中国新人どころではありません。3年生がいたから強かったと言われるのは面白くありません。差は大きくありますが「shoko」としてどれだけの力を示せるかです。

女子の評価は厳しくなります。流れがありますからこの流れを止めるわけにはいきません。求めるモノも高くなります。不足しているものをどれだけ身につけることができるか。そこが全てを決める気がしています。
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徳山支部新人

2010-08-26 | 陸上競技
火曜日、徳山支部の新人戦でした。先週は合宿もありましたし、女子はほとんど休みなく練習をしてからの大会でしたから記録的なものは全く期待していませんでした。こういう条件の中でどれだけ戦おうとする気迫が出てくるかです。

準備の段階でかなり動きが遅くイライラしました。他校と比べると圧倒的に動いていると自負していますが、目指しているのは「他の学校よりいい」という部分ではありません。気がついて自ら動くという部分が出来なければ意味はないのです。「今までと比べたら…」というつもりはありません。全ては積み重ねです。大会運営を手伝うのは当然。言われて動くようでは話にはなりません。まだまだ不満が残ります。

短距離は男子4人、女子4人しかいません。どちらもリレーを組むギリギリのラインです。今までもかなり勘違いされていましたが、うちは選手の数は圧倒的に少ないです。それでも戦えるて思っています。人数ではなく選手の意識・意欲の問題です。まーまだ足りませんが。

男子は100mと200mでkitamuraが優勝。11秒3と22秒7でした。中学時代は12秒2、24秒2がベストですからかなり強くなっていると思います。出来すぎかなと思う部分もありますが来年の総体路線での光が見えてきました。shinも100mと200mに出場しましたが100mは何故か12秒かかってしまいました。最近の調子であれば間違いなく11秒6位は出るはずです。手動計時ですから…。200mは決勝で24秒0で5位に入りましたがもの足りません。この子の成長がチームとしての本当の成長だと思います。
ハードルはfujinoが2種目で勝ちました。15秒8と59秒1でした。110mHは1台目を引っかけてスピードに乗れませんでしたがその後は持ち直しました。まずまずです。400mH、練習は全くやっていません(笑)。それでも6台目まで15歩でカバーしました。まだ400mの走力が足りませんが非常に面白いと思っています。来年は2種目でインターハイを狙わせたいですね。

リレーはこの3人にikedaを加えて組みました。入学当初は100mが17秒近くかかっていましたが今は100mで13秒1まで走れるようになってきました。この子の最初の走力を知っている人がいたらかなり驚くと思いますね。しかし、リレーはそんなに甘くはありません。バトンミスがありながらも3走まではかなり競ってきました。しかし、アンカーだけで15m以上離されたでしょうか。ここをなんとかしないと来年4継では戦えません。大きい身体を動かすために筋力をかなり上げないと無理です。

男子は比較的順調に強くなってきているかなと感じています。が、まだまだ視野が狭い。自分のことだけしか出来ないという部分が多く見られます。とにかくおとなしい。ここが変わらない限りはもう一回り強くなるのは不可能ですね。どこまで変われるか?そこにかかっています。

また書きます。
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中国選手権終わる

2010-08-26 | 陸上競技
日曜日、中国選手権がありました。宿泊場所が全国中学水泳のため市内に確保が難しかったのでユースホステルに泊まりました。安いですし、女子6人は同じ部屋でしたから問題はありませんでした。私は見知らぬ人と同部屋。気を使います。土曜日は9時過ぎには寝ました。寝るのが一番ですから。

日曜日は移動にそれほど時間がかからなかったので比較的気が楽でした。マイル予選は10時からで、開門が7時半、サブトラックもその時間まで入れませんでした。3年生も走るので予選通過はそれほど難しくないと考えていました。それでもきちんとアップをしてから臨む必要があります。
このトラック、ショートスプリント系には非常に記録が出やすい競技場です。しかし400m系には前半の向かい風が強すぎます。記録は狙えないと分かっていましたからまずは順位を狙うことを最優先する必要がありました。記録よりも勝負です。

タイム予選だったので4分前半で通過するだろうと予測していました。他の組にかなり強いチームがいて実力的には3分54秒を切るくらいだったのですが、予選と200mの兼ね合いのため強い2人を使っていませんでした。そのチーム、予選で2走がオープンになることに気付かなかったためずっと4レーンくらいを走り続けていました。最後の直線で気づいたようですが1秒以上のロスがあります。結果的に9番目となり決勝に残れませんでした。強いチームでもこのような事が起きる。気を付けないといけません。
うちは前半からそれなりに流れに乗り4分2秒4で組の1位でした。まー無難な所です。

決勝は最近の調子から見てメンバーを入れ換えました。走らせようと思っていた者が若干体調が悪かったので走れそうだと思った者を使いました。しかし、1走で前半から遅れ流れに乗れませんでした。ホームストレートに入った時には他チームに完全に置いていかれていました。1走の400ラップで63秒…、致命的です。なぜ同じことを繰り返すのか。分かりません…。
2走がその遅れを取り戻す激走をしてくれました。最初から怖がらず前だけを追い続ける。やはり安定して力を発揮する事ができる者は周りからも信頼されます。一気に2位まで上がりましたが、最初の遅れを取り戻せることはなく第2集団での争いとなりました。3走はスピードが無いので前半で追い付かれて4位争いになりましたが、ラスト150mから力の差を見せてくれて3位以降を15mくらい引き離しました。ここ最近のレースではそこまで走れていませんでしたがこういう時に力を出せるというのはすごいことだと思います。
アンカーはその差を守ることだけ。こちらもバックストレートで一気に追い付かれました。15m差ですから相手はかなりのオーバーペースで入ってきています。抜かれましたが付いていって付いていって最後の50mでスパートをかけて勝負あり。僅差でしたがなんとか4分01秒6で2位となりました。インターハイ路線での悔しさは晴らせませんが、目標としといた3位以内に入ることができました。

3年生はやりきれなかった想いを抱えてやってきました。今回の中国でも様々な想いがあったと思います。一応ここで一区切りです。県体まで続ける者もいますがこれからは自分達の判断です。モチベーションの問題もあると思うので難しい部分はあると思いますが、やるからには全力で取り組んでもらいたいと。私自身うまく表現できない部分がありますが…。これも気持ちの整理がついてからですね。

また書きます。
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2010-08-25 | 陸上競技
数日間、blog更新が滞っています。疲れがピークにきていてそこまでの余力がありません。

この夏は今までに感じたことのないストレスと疲れでかなりやられています。私が数日間blogを書かないというのは今まなかった気がします。

疲れています…。すみません。元気になったら書きます…。今検査があったら100%引っ掛かるな…。
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中国選手権1日目

2010-08-22 | 陸上競技
広島で中国選手権が実施されています。今回は個人種目で4人、リレー2種目の参加です。場所が広島ビックアーチなので参加しやすかったのとマイルでもう一度戦いたいという気持ちがあったので。

4継はほとんどバトン練習ができていない中での出場。1年生2人はtabe合宿に参加していますから疲れもあったと思います。それでも51秒5は切りたいなと思っていました。試合前のバトン練習では比較的上手く渡ったようです。気がついたら終わっていました(笑)。
実際のレースでは1走がまずまずのスタートをしましたが中間で少し後ろに詰められる。バトンは上手く渡りましたが2走が加速が鈍い。それでも中間でかなり引き離して全体の2番目くらいでバトンを渡しました。3走はスピードがありませんから内側から一気に抜かれてしまいました。仕方ありません。3から4へのバトンは全くでした。4走が出た瞬間に「早い」と分かるレベルでしたから…。振り返って完全に止まりました。失格にならなくて良かったのにというくらいの致命的なバトン。4継をするならもう少し精度を上げることと出を安定させることが求められます。今のままでは4継は無理です。それでも52秒0ですから普通に渡れば51秒前半くらいでしょうか。これくらいでは面白くありませんが…。

400mはrinaが出場。予選は前半から積極的に走りました。1組目の1着は58秒7でしたからこれくらいのタイムで予選通過は可能だろうという感じでしたが、内側から56秒台の力がある選手に抜かれてラスト100mでついていくという感じでした。58秒4で予選2着。各組1着+4でしたから予選通過は間違いないですが、嫌な流れだなと感じました。案の定プラスの1番目でしたが8レーンに飛ばされてしまいました。全体の3番目のタイムでしたがプラスですから内側か外側に入ります。せめて7レーンに入らないかなと思いましたが…。
決勝は前半から行くしかない状況でした。その上バックストレートは向かい風。なかなか難しいレースでした。直線に入った時点で5番目。そのままの差で59秒3で5位入賞となりました。ここのトラックはショートスプリントは記録が出やすいですが400m系は微妙です。それでもよく走ってくれたと思いますね。

宿泊は全日中の水泳と日程が重なっているためかどこを探してもホテルがありませんでした。探しに探してなんとかユースホステルに予約を入れることができました。これに関してはまた別に書きます。

2日目は色々とありますからしっかりと力を出してもらえたらと思いますね。
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免許更新

2010-08-21 | 陸上競技
木曜日、金曜日と2日間に渡り教員免許更新講習が実施されました。1日6時間でトータル12時間、最後に試験までありますから1日が完全に潰れてしまいます。この事に関して細かいことを書こうと思えばいくらでも書けますが、書いていると近いうちに公務員のblogによる意見の公表が禁止されるだろうなと思うので我慢します。どちらにしても近い将来考え方を示したり、思想信条を公にし続けることに対しては何らかの制約がかかるのは間違いないと思います。そんな世の中です。

内容自体は「?」という部分もかなりあり、だからどうなんだと感じるものもありました。「とりあえずやる」というのが大事なんだなと改めて感じました。こういう機会がなければ全く教育に関して興味を持たない教師がいるのも事実なのかもしれません。そのためにやっているのかもしれませんが、形式的な研修というのがどれほど無意味なのかを強く感じさせられました。これら合宿等で「物事の本質」について真剣に話し合うほうが何倍も意味があり有意義だと思いますね。

今回は高校時代の恩師と一緒に研修を受けました。合宿の時にserai先生と高校時代の放置ぶりを笑いながら話していたのですがそのつながりがこんなに近い所で(笑)。takeshige先生という方ですが私が入学した時に同時に赴任されそれから今までいるので19年目だそうです。長い(笑)。
かなり縁があって入学した時は担任が入院していたので副担任だったtakeshige先生(旧姓は違いますが)が担任の代わりでした。加えて部活も副顧問でしたからよく試合に連れていってもらいました。中国大会は一度も正顧問が連れていってくれなかったのでtakeshige先生と一緒に行きました。中国大会に行ったら私だけ宿泊する部屋が無かったこと、雨の中で練習して熱を出して寝ていたこと、予選を通過して具合が悪く棄権したいと話したら「一生後悔するから絶対に走れ」と言われたことなどを当時を思い出しながら話しました。縁があって今は旦那さんと同じ職場で働かせてもらっています。むちゃくちゃ盛り上がりました(笑)。

研修と試験が終わってからアンケートを書くように言われました。今後の講習に生かすということでしたが、間違いなく書いても意味はないと感じました。これだけ多くの人が不満を抱いているのに何も改善されないし議論にもあがらない。師事している方がよく言われますが「医師免許の更新制度はないのか」という部分にこの制度の無意味さが浮き彫りになります。政治的な力が大きく働いているのです。まー言っても仕方ないのでいいませんが。命に関わる部分がかなり疎かになっていて医師の技量により救える命が救えないという状況があることをどう考えるのか?多くの人間が声を大にして叫んだところでどうにもならないのです。
アンケートの自由記述欄は大学が独自に設けているということでした。こちらからの意見はどちらにしても国には届かないのです。「講習をやった」ことに意味があるのです。最も私が嫌いなパターンですね。書かずにすぐに帰路につきました。土曜日から中国選手権です。練習開始をかなり後ろにずらしていましたから走りの状態を把握するために急ぎました。こういう時間は削られていっています。何が大切なのか?研修も必要だと思いますが、やるなら充実したものにするほうが効果が上がります。その辺りをきちんと考えてもらいたいですね。

座りっぱなしでかなり疲労しました。思うことはかなりありますが我慢します。書きたいことの2割くらいしか書けないですね。
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合宿

2010-08-20 | 陸上競技
水曜日、木曜日と毎年恒例のtabe合宿が実施されました。今回は中国選手権の直前ということもあり2年生女子は参加せず。少人数での参加となりました。当日の朝にメールが来て1人が休むと…。土壇場でのキャンセルですから、その理由と状況をきちんと伝えてもらわないと困ります。私がおかしいのかもしれませんが「礼儀」と「常識」の部分だと思っています。そのままにはしておけなかったので色々と対応しました。細かくは書けませんがかなりちょっと疲弊してきた感があります。その対応のため選手輸送は保護者に頼みました。私は9時過ぎにセミナーパークへ。

今回は短距離合宿ということでしたが、色々と手違いがありちょっとバタバタしました。こちらもメールだけのやりとりでしたから上手く伝わっていない部分があったと思います。なかなか難しいですね。
練習自体はほぼお任せで私はサポートに回りました。一歩引いたところから見ることで普段とは違う部分が分かってきます。うちの選手にはあまり声をかけずに他校の選手を重点的にみようと考えていました。

合宿では普段とは違う言い方で技術的な話を聞きます。同じことを言っていても言い方が違えば理解しやすかったりします。そういうメリットがありますから私も他校の選手と積極的に関わるようにしようと考えていました。

今回の合宿を見ていて思ったのはうちの選手、今までと違って積極性がないということです。集団に埋もれてしまいどこにいるのか分かりません。普段から「声を出せ」と言い続けているにも関わらずこれです。うちのチームの強さの目安は声が出るかどうかにあります。この2年間は集団の先頭に立って雰囲気作りをしてきました。人数が少ないというのもあるかもしれませんがもっとなんとかできると思います。今後の事を考えると不安が残りますね。集団の前にはいますがそれだけでは不十分かなと。「shoko」の選手としてのプライドを持たなければいけません。

2日目は研修と重なり練習は全く見れませんでした。他校の先生方に多大なご迷惑をおかけしました。選手はこの合宿をきっかけに何かをつかんでくれないと意味がありません。誰のための合宿なのかを各自が考えていけるレベルに到達してもらわないといつまでたっても成長はしません。少しずつでも構わないのでこちらが求めるルベルに近づいてもらわないといつまでたっても戦えないのです。

思うことはありますが、また書きます。今からまたも研修です…。こちらに関しても言いたいことは山ほどありますがとりあえず今は我慢します。
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質を上げる

2010-08-17 | 陸上競技
火曜日、今週はかなりバタバタしています。水曜日からは1泊2日で恒例の合宿、木曜日と金曜日は免許更新のために2日連続で朝から晩まで講義。土曜日と日曜日は中国選手権です。夏休みも後半に差し掛かっていますがほとんど休んだ記憶はありません。どうなっているのでしょうか…。

明日から合宿ですが中国選手権に向けての刺激を入れておきたかったのでスピード練習にしました。アップはフリーでやらせましたが、前回のフリーアップの時は動きすぎている感じがありました。試合の時のアップも「動かさないと走れない」というのがありますが、うちの選手はちょっと多すぎる傾向があります。そこに関して最初の段階で釘を刺しておきました。「動かさないと…」という意識が強すぎるためにメインに行くまでにすでに疲れはててしまっているという感じがあります。フリーは他の者よりもたくさんやれば良いというわけではなく自分の身体が一番動く状態にするためのものです。間違えてもらいたくはないですね。

アップを見ていて動きに無理矢理感があったakaneに動きの修正をしようと思いました。元々動きが大きいのですがコンパクトに動かそうとして常に力みが見られます。「楽に走るとバックストレートが遅くなる」「力むと硬くなる」というのは本人も分かっています。走りをなかなか見れていませんでしたが、もっと弾む事が出来れば良い走りが出来ると感じました。そのため一緒に走ってリズムをつかませようと思いました。今までは力み過ぎる感じがありましたが、2本走って前に進むことを意識させたら随分動きに余裕が生まれました。大きい動きでも選手に合っているのであれば無理矢理変えてしまうと良くないのかもしれません。もちろん動きの質を上げていかないといけませんが、全てを変えるのは不可能ですからその子の良さを伸ばしていかないといけないと強く感じました。随分感じが良くなりました。大きくなっても良い走りができるならそれでいいなと。

それから1本だけトゥトレでスピード刺激を与えました。中国選手権までにスピード刺激を入れられるのはこれが最後になります。少ない本数でも集中して動ければ効果があります。
それが終わってから短短は150m、短長は250m、ハードルは300mHとしました。心肺機能にも負荷をかけておきたかったのでセット走としました。

バックストレートが向風が吹いていて走りづらい状況でしたが細かいことは気にせずに走りました。先週は木曜日に走り、金曜日にウエイト、土曜日にまた走るという形態にしていました。土曜日は身体が重く更に向風で動かなかったようですが今回は全体的によく動いていました。中国選手権前なのでどうしても女子の刺激が中心になりますが、かなり走れていました。250mはレース感覚ですがrinaは35秒1、akaneは35秒8です。ラスト大幅減速したとしてもかなりのタイムが期待できます。rinaは感覚走としては今までで一番良いタイムです。全体的にここ最近では一番のタイムだと思いますね。
300mHも久々に走っているのを見ましたがかなりよい感じになってきています。mikiは約4ヶ月ぶりに47秒台で走りました。このままの流れでいけば65秒台で走ることも十分可能です。1台目まで脚が詰まっているので走り終わった後1歩減らしましたがスムーズに移行できました。sakiもなんとか49秒5くらいで走れるようになりました。まだ遅いのでハードリングをひたすら磨いていきたいと考えています。秋には66秒切りくらいまでは…。

最後にスタンディングからの250m+120m。人数的に多いのでグループ分けをして走りました。33秒5をトップに34秒台が4人、35秒9、36秒0と続きましたからかなり走れていると思います。この時期に大会があるとなかなか記録が狙いづらいですがかなり良い感じで走れると期待しています。

男子と1年生女子は学校に戻ってウエイトまでやりました。目先のことばかり考えるのではなく今やる事をしっかりと取り組まないといけません。

久々に練習を見ることができました。
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