kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県体

2016-10-31 | 陸上競技
更新滞る。まーいつもの事なのですが。目標は毎日更新すること。が、いろいろあってそれが果たせません。なかなか。

金曜日からシーズン最後の公式戦である県体が実施されました。雨が降り肌寒い中での試合。記録的には期待できない部分がありました。

結果的には「消化不良」という感じです。入賞は女子100mの2・4位。女子4継の2位、棒高跳の男子3位、女子1位、やり投げ8位です。長距離種目の下位入賞もあり総合で5位となりました。これに関しては全く意識していない部分なので「結果的に総合で入った」というだけですが。

女子100mに関しては3年生の意地に完敗という感じでしょうか。1週間前に微妙な差で勝っていましたが今回は完敗。スタートで遅れたことも大きく影響していました。それでも勝てなかったでしょうね。更には4位となり表彰台を逃しました。これも・・・。予選から決勝での走りが上手く作れません。今シーズンの最大の課題だった気がします。

4継は・・・。49秒92。なんとか50秒を切ったというレベル。「2位」になったからよかったのかと言われれば・・・。本来であればこの時点で48秒台に入っておかなければいけないと思っています。ここに関しては「課題」が明確になりました。これは別に書きます。選手は一生懸命にやってくれていたと思います。私自身が「見誤る」という部分が大きく影響しています。なんとか時間をかけて修正してきたいと思っています。「理論」というか「正確な動き」を意識しなければ絶対にうまくいきません。当たり前のことを見逃していた。申し訳ないことをしてしまいました。

やり投げは短助走でベスト更新。本当であれば県新人で達成させなければいけなかった。これも反省のみです。もう少しきちんと考えていかなければいけなかったのかもしれません。棒高跳びもベストには届かず。練習場所が確保できないという大きな課題がありましたがそれは言い訳にしかなりません。それ以上に技術的な進歩がない。これでは勝負にはならないと思っています。

ちょっと時間を下さい。きちんと反省しまとめておきたいと思っています
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思いつくままに・・・

2016-10-27 | 陸上競技
思うことを。上手く書けない気がするのですが・・・。このblog自体、私の頭の中を整理するために書くようにしています。それ以上でもそれ以下でもない。「思想信条」を他者に非難されるものではないと思っています。私自身の「考え方」が世界に大きな不利益を生み出すとも思っていませんし。そういう前置きをしながら少しだけ「想うこと」を書いていきたいなと思います。

勧誘というか「うちの学校のアピール」をする。基本的には「他校の批判」ではなく「自分の学校のアピール」しかしません。当然です。今の私のスタイルとして「とにかく多くの選手に来てほしい」とは思っていません。もちろん、「一緒にやりたい」と思う選手はいます。その選手がうちの学校を選んでくれるかどうかは正直分かりません。しかし、「保険」をかけるようにとにかく多くの選手に声をかけていくという形はとりません。

これには大きな理由があります。私自身が「多くの人数の指導を一斉にできない」と思っているからです。部員数が30人いるとその分、一人一人に関わる時間短くなります。そうなると動きを見たりする部分も限られてしまう。多くの選択肢の中から「指導を受けたい」と思って選んでれた選手であればやはり「時間を共有してしっかりと関わる」というのは重要なことだと思っています。

いつも「一緒にやってみませんか」と話をするのはかなり少人数です。年によっては選手が集まる時もあるし集まらない時もある。何もしないで選手が勝手に集まってくるという状況ではありませんから「とにかく声をかける」というのも必要なのかもしれません。「kanekoの指導が受けたい」と言ってくれる選手はごく一部。ほとんどいないと思います。それでも多くの選択肢の中から「一緒にやる」ことを選んでくれたのであればそこに「責任」が伴うと思っています。メニューを提示して「これをやれば強くなる」というものは基本存在しないと思っています。だからこそ毎日グランドで選手と向き合うことは重要だと思っています。

学校をアピールするときに「中学校時代の実績との比較」をさせてもらっています。中学時代に13秒2で走っていた選手が高校に入って12秒1で走る。これは簡単なことではないと思っています。「良い選手が集まるから強い」と言われることもあります。否定しません。が、中学時代の実績で全中に出場した経験がある選手を預かったことはありません。実際に多くの試合会場に足を運んで自分の目で見て「これからの伸び代」を見たときに「面白い」「これから伸びる」と思う選手に「一緒にやりませんか」と話をさせてもらうようにしています。

そういう意味では「良い選手」が集まっていると思います。記録だけで判断するのではなく「これから」をみていく。性格面も含めて全ての部分で向き合うことは重要なことだと思っています。13秒1がベスト記録の選手が高校で12秒19で走る。100mでの1秒がどれだけのことか。もちろん、全員がその水準まで上がるとは思いません。しかし、ある程度のところまではきちんとやっていけば上がると思います。

「競技をする」というのは部活動があればどこでもできると思います。その中身は分かりません。私は「一生懸命にやる」という部分を重視しています。楽しくやるだけではない。細かい部分まで指導します。それは「次のステージ」まで考えるからです。高校を卒業して大学生になったり社会人になった時に必要な要素を身につける必要がある。競技成績だけ良ければいいとは思わないのです。

こういう性格です。たぶん人間として器用な方ではありません。「長いものに巻かれる」というのがすごく苦手。非効率的だと思うことであっても「これまで~だったのだから」でやっていく部分も必要なのかもしれません。明らかにおかしなことを言っていたとしてもそれに合わせて「そうですね」と答えていく必要もあるかもしれない。それが最終的に「選手にプラスになる」のであればいいと思います。しかし、自分の立場を守るためのものであればできない気がします。

こうやってblogに思うことを書く。「偽善者」と言われるかもしれません。が、実際に人と関わるときにも同じようにしているつもりです。特別なことをするつもりはありません。blogを読んでいる方は実際に話しても違和感を感じないのではないかと勝手に思っています。裏表のある生き方ができない。メールでは積極的だけど実際に会ってみると大人しい。そういう人もいると思います。が、私は・・・。地味に生きていきます。

うーん、やっぱりまとまりませんでした。文才がない。改めて思いますね。
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スピード刺激

2016-10-27 | 陸上競技
火曜日、この日は競技場での刺激を考えていました。棒高跳びの練習をするためには競技場でなければできません。が、暗くなるのが早いのでできる時間も限られます。しっかりと跳びたいという思いはあるのですがなかなかそこまで到達しないというのが現状です。

それでもこの日はできる限り早く移動してマットを準備し、棒高跳びの練習をさせようと思っていました。が、昼過ぎから雨・・・。天気予報では雨ではなかったのですがこの時点で確認すると雨雲が・・・。小雨というよりは結構な雨予報でした。さまざまな方法を使って雨予報を調べました。学校での練習といってもグランド状況が悪ければ走ることはできません。どちらにしてもやるべきことが限られます。

最終的には出発直前に「走ろう」と決めて競技場へ。棒高跳びはマットが出せないだろうと判断してが学校で砂場を使っての基礎練習としました。実際に跳ぶ練習が全くできない状況の中で何ができるのか。専門種目の難しさを感じました。前回はかなり急いでやって「8歩助走」までしかできませんでした。本当は12歩でやりたいのですがそこまでできません。17時半くらいになれば跳躍練習になりませんからこれも仕方ないところかなという気はします。来年に向けてしっかりと練習させたいのですがこの状況ではできません・・・。

これまでは「専門外」ということでスプリント系以外は避けていました。今でも「中学校訪問」をするときにはスプリント系の話しかしません。「できない種目の勧誘」は相手に失礼だともう空です。短距離や長距離種目は「誰にでもできる」という部分があります。その中身は別として「やればできる」種目だからです。しかし、跳躍系や投擲は「専門的知識」が必要不可欠です。正直できません。ある跳躍選手と話をしていた時に「踏切は保護者に見てもらっている」というのもありました。いや、すごい話です。私にはそれはできないので・・・。

とはいえ、「女子棒高跳び」に関しては来年度以降も続けていこうと思っています。別に大きな責任感を感じているつもりはありませんが「誰もいなくなったら終わり」というのがあります。他県では多くの女子選手が取り組むようになっています。が、県内では本当に少ない。うちが止めれば次年度以降続かないのではないかという気もしています。興味を持ってやってみたいという選手がいたらありがたいなと思います。思うだけですが・・・。手広くやるのは性格的に難しいと思っています。できる範囲で・・・。

話がかなりそれました。とにかく練習は競技場で。短距離系はすぐにアップして練習を始めませました。練習の流れとしては試合の時のアップと同じ。この日は細かいことは度外視してやっていくようにしました。並走をやっている段階で1人動きが悪くスピードに乗れていませんでした。その時点で練習終了。偶然保護者がいらっしゃったので状況を説明して気功治療をすることに。県体があります。この子が走れなければリレーを組む意味がなくなってしまいます。「出ることに意味がある」という部分もありますが、今のチームではそれは考えたくないと思っています。無理はさせたくありません。ということでひたすら手を当てることにしました。

遠目で練習を見ていましたがスピード的にはかなり出るようになっていました。シーズン最後です。この日に特別練習をしたからといって一気に記録が上がるということは考えられません。並走→30&60、バトン合わせ。最後に120mを1本走って終わり。もっと走らせてもいいかなと思う部分はありましたが。疲労抜き云々の話ではないと思っています。結局「調整」が続くような状況なので大きな疲労は蓄積しません。どちらかというと「貯金を使い果たす」という感じでしょうか。この状況でできることをする。それに尽きると思っています。

まとまりがありません。雑文になっていますがこの程度で。
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疲労感

2016-10-27 | 陸上競技
更新滞りですね。

月曜日。この日は完全ダウン。何故だか分かりませんが朝から吐き気に襲われる。前日に40歳になりました。年齢が一つ増えたことにより「厄年」の厄災が一気に来たのではないか?!という不安に襲われました。こんなアホな事を書くほどの元気さえなく本当にダウン。

とはいえある程度やらないといけないとがあったので慌てて職場に行き少しだけ準備。朝練は休みにしていたのてでその時間にあれこれやって8時には退散。笑えません。

そこから寝込んでいました。毎年なのかもしれませんが10月くらいになると機能停止することがあります。夏休みから秋にかけてかなりやる事がありバタバタしています。その疲れが一気に出てくるのかもしれないですね。このままでは良くないなと思ってはいるのですか。

午後も4時間くらい寝ていました。さらに夜も寝る。他に何か回復させる方法があるのかもしれませんが私には「ひたすら寝る」事しかできません。以前に比べ夜に睡眠か浅くなり眠れなくなっている部分があります。無呼吸症候群なのか?!それともストレス?!これは定かではありませんが結構ダメージが残っていて回復しないのです。どうなんですかね。良くない。

私自身が元気でいないとチーム全体にも迷惑をかけることになります。自分自身の体調管理にもきちんと気を配らなければいけないと思っています。分かってはいるのですがなかなか。

多少は回復して来ているかなとという感じです。好きでやっているとはいえ、今の指導スタイルはエネルギーがひたすら必要になります。選手からエネルギーを分け与えてもらいながらやっていきたいなと思いますね。

何の話か分かりませんがとりあえず記しておきます。
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田島記念3

2016-10-25 | 陸上競技
少し書いておきます。

田島記念、レース自体はそれほど多くありませんでした。時間がある時にサブトラックを見にいきました。レース自体を見ることも大切だと思いますがアップの様子を見ることも大切。一緒に競技をやりたいなと思う中学生の動きなどはやはり少しでも見ておきたい。これは勧誘でもなんでもなく「見るだけ」ですから全く問題はないはずです。

サブトラックでは社会人選手と会いました。他の指導者と比べるとこの辺りは多いかなと思いますね。たまたま私が誕生日だったこともありFacebookでそれを知った数人が「おめでとうございます」から話が始まります(笑)。その他、現状報告などを聞く。働きながらやっていくのは大変だと思います。ある選手は寝たのが3時くらいだと言っていました。本当に大変だと思います。それを考えると高校生は恵まれています。今の環境が当たり前ではないことを理解してもらいたいですね。一日一日を大切にしていかなければいけません。

レースの合間には多くの保護者と話をしました。色々なつながりがあります。良いのか悪いのか(笑)。雑談も含めてかなりの時間話をした気がします。大学に進んで競技をやるという選手もいました。新しい環境でやるというのは簡単なことではないと思いますがこれから先必要になってくると思います。少しでも良い結果につながると良いな、と。その話の中でまたも「blog読んでますよ(笑)」という話になりました。うーん、恥ずかしい(笑)。どれだけの人が私のblogを読んでいるのか分かりませんが。blogも普段もそれほど変わりなく生きています。特別なことは何もありません。色々な意味で応援してもらえるというのはありがたいですね。「hosho強くなるから負けないように頑張らないと!!」と喝を入れておいたと言われていました(笑)。いや、うちは細々とやるのであまり意識しないでくださいとお願いしておきました(笑)。

様々なつながりがあります。この手のつながりは大切にしていきたいなと思っています。小学生の保護者と少し話をしました。中学校に行ってどのような種目をするのかを検討されているようでした。冗談交じりで「4年後もhoshoにいますか?」という流れになりました。私が転勤するかどうかの話です。「母校なのでしばらくいると思いますよ」と答えると「自分も母校です」との返答。どうも私が3年生の時の1年生だったようです。お互いそういう意識がないので全く分かっていませんでした。世の中狭いですね。

かなり人見知りなのでなかなか人と話すことができないと思っています。周りからは「絶対に違う」と言われますが実際は人見知り(笑)。そう自負しています。私と話をして面白いかどうかは良く分かりませんがいろいろな人と話ができるのは貴重な経験だと思っています。悪い噂も流れるでしょうし、良い噂も流れるかもしれません。それがどうなのか。

誰かと話をしていたら「勧誘活動なのではないか」と思われるかもしれません。自分の学校の保護者意外と話すと特に揶揄されがちだと思います。また、社会人選手と話をするのも好まれないかもしれません。様々なつながりの中で話をするようになります。また、国体などの関係で関係する選手とも話をするようになります。顧問の先生からすれば面白くないと思われるのでしょうか。この部分は良く分かりませんが。

前の記事にも書きましたがMihoは多くの先生方に声をかけてもらってきました。Makinoも同様です。気にかけてもらっています。私と親しい指導者からはかなり声をかけてもらえるようになっています。それは本当にありがたいことだと。他校であればそれはなかなか難しいかもしれません。私自身が「いじられキャラ」として存在しているのでその延長線上でうちの選手も話をしてもらえるのかもしれません。自分だけで育てる気はありません。多くの方の力を借りながらやっていけたらと思っています。

そういえば卒業生がアップの途中にひたすら役員に話しかけられていました。これは勘弁してもらいたい。選手はアップ最優先です。前からかなり気になっていたのですがちょっと・・・。一言二言ではなく「招待選手はどうしたのか?」などを延々と話しかけられていました。これに対しては思うことがあります。これ以上書くとまたも「炎上」する危険性があるので・・・。応援してもらうのは本当にありがたいことです。「頑張れよ」と声をかけてもらうのであれば全く持って問題ありません。が、それが過剰になりすぎるのはやはり違うかなと。

様々なカテゴリーで指導を受けているので今がある。そのことは忘れないようにしたいと思います。選手たちもそのことを感謝しておかなければいけない。多くの人に支えられているという感覚を常に持ってもらいたいですね。

まとまりませんがとりあえず書いておきます。
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田島記念2

2016-10-25 | 陸上競技
思うことを。

この日の一般女子のレース、教え子であるMihoの引退レースでした。本来であれば岩手国体で引退をするという話だったのですが、地元のレースを走って終わる方が良いのではないかと合宿の時に話をしました。保護者も岩手まではレースを見に来る事が出来ないという事だったのでこちらもお願いしました。

思い起こせばMihoが高校1年生の時、下関で開催されていた田島記念に出場して高校100mで優勝しました。当時は400m選手がチームの大半を占めていて61秒台までが6人いるという感じでした。その中で唯一のショートスプリンターでした。私がショートスプリントに真剣に取り組むきっかけとなった選手です。2年生の時にはケガの回復が十分ではなく欠場。3年生の時には時期が外れていたので欠場した記憶があります。3年生の時には山口県を引っ張ってきたMさんが田島記念で引退するという事もありMihoと一緒に花束を持って応援に行きました。懐かしい。

大学では他の試合と重なり出場出来ていませんでした。今回が久々の参加。そして最後のレース。国体合宿の時にMakinoに話をしていました。Mihoの引退レースになるから戻ってきて一緒に走ってもらいたい、と。快く引き受けてくれました。大学生女子でしっかりと走れているのは本当に一握り。12秒前半で安定して走る2人がいてくれるというのは私としては嬉しい限りです。偉そうに思われるかもしれませんが高校時代にそれなりに基礎的なことをやっています。動きの基礎も徹底してやる。それは長い目で見た時に必ずプラスになると思っています。

大学では細かい動きを一から積み上げていくということはそれほどないと思います。高校時代にやっていたことの延長。何故その動きをやるのかをきちんと理解していなければ大半の場合は大学で伸びずに終わってしまいます。Mihoが復調した原因を訪ねた時に「練習の感じを高校時代に戻した」と言っていました。これは私にとっても嬉しいなと思います。方向性が間違っていない証拠ですから。高校時代に「放任」ではなくきちんと積み上げていくことは絶対的に選手にとってプラスになるのです。

実業高校というのもあり就職が多くなりがちですがこういう部分は本当に大きいと思っています。今の学校では進学にも力を入れています。そういう部分で長い目で競技をやりたいという選手にとっても必ずプラスになると思っています。まーあまりにも手前味噌なので勘に触る方もいるかもしれませんが。

とはいえ最後のレース。MihoとMakinoが隣同士に並んでレースをすることになりました。日本インカレで優勝した経験のある招待選手が真ん中に入り県内高校トップ選手も同じレース。うちの選手には選手紹介の時には大きな声で応援するように話をしていました。大学生になると県内大会では声かけがなくなります。最後のレース、気分良く走ってもらいたいなというのもありました。毎日練習を見ているわけではありません。それでも濃い時間を共有してきました。思い入れはあります。

レース自体はスタートはまずまずでしたが中間から少しずつ遅れていきました。逆にMakinoはスピードに乗って行く。世代交代というと大袈裟かもしれませんが来年からはMakinoが県内の女子スプリントを引っ張っていくことになると思います。それをこの場で見る事が出来ました。Miho自身もモチベーションの維持が難しい中で良く走ったと思います。向かい風の中で12秒5です。十分かなと。最後のレースをきちんと見る事が出来たのは私にとって本当に大きな事だと思います。

最後にMihoに花束を渡しました。一応こちらで準備してMakinoから渡しました。引退です。レースを見ていた人達にはなかなか分からない事です。招待選手の走りに注目しているでしょうから。私は県内選手の上位3人が競り合っているのを見ていました。国体に死ぬほど思い入れがあるわけではありませんが、国体を通じて多くの選手と出会う事が出来ています。今年の国体リレー、上手くいきませんてました。その時に高校トップ選手とうちのNが「来年までに0.5秒ずつ速くなる」という約束をしていました。こうやってチームの枠を越えて刺激し合うことは大切だと思います。自分達だけで何かをやるのではなくこういう交流の中で強くなっていくことが出来れば理想。

私レベルの指導者が偉そうなことを言うなという話ですが。それでもショートスプリントの女子でインターハイや国体に出場している選手は教え子が多いと自負しています。我々が自分の指導力をもっと上げないと県内のショートスプリントのレベルは上がらないと思います。MihoからMakinoへ。そしてうちの選手達へ。様々な「想い」が引き継がれていると思います。言葉では表せない部分。うちにはNだけではなくMやSもいます。全員が上の大会に勝ちあがれる可能性がある。

Mihoとの出会いがあったから今の私がいると思います。大袈裟かもしれませんがあの時に必死になってショートスプリントで上を目指した時期があるから今がある。勝手にやって勝手に速くなったというのではなく二人三脚のような形で進めていけたと思っています。当時のことを書くと本当に尽きません。またいつか書けたら、と。

周りには分からないであろう感情の中でレースを見ていました。引退レースをこの目で見る事が出来て本当に良かったと思います。多くの人の支えの中でここまできた、というのを本人が最後に話していました。最後の最後にきちんと感謝の気持ちを持てているのは指導者として大切なことを伝えてこれた喜びがあります。本人は他校の先生方に感謝のご挨拶をしたいと言っていましたが全員にお会いする事が出来ませんでした。私が代わりにこの場を借りてお礼を伝えさせてもらいたいと思います。

県内の高校の先生方のお陰でMihoはここまでやってこれました。良い時も悪い時も大会で会った時には声をかけてくださり温かく見守ってくださいました。昨年の国体最終で12秒03で走り多くの方が喜んでくださいました。Mihoも維新公園で多くの先生方の前で良い走りを見せる事が出来たと涙を流しながら喜んでいました。インカレや国体で走る事が出来たのも多くの方の支えがあったからだと思います。またどこかで出会ったら声をかけてやってください。喜ぶと思います。

想うことは尽きません。やはり出会いというのは貴重です。Mihoから学んだものを次の世代に伝えていきたい。それが私の責任だと思います。前向きに進みます。
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田島記念

2016-10-24 | 陸上競技
日曜日、山口で田島記念が開催されました。実施時期が難しく毎年大きく前後します。11月実施であれば参加しない方向で考えていますが今年は試合の合間なので参加する方向で進めました。県体があるのでそこに向けて準備をしたいという気持ちはあるのですがなかなか(笑)。

朝の早い段階で身体を動かしておいてレースを迎えることにしました。このアップの段階で腰の痛みを訴えている者が。話を聞くと数週間前から尾てい骨部分に痛みがあったとのこと。スクワットなどをやっています。姿勢が崩れたりすると痛みは出ると思います。もっとコミュニケーションを取って確認しておく必要がありました。前日動きが鈍いなと感じたのはこの部分が影響していたのかもしれないですね。気配りが足りませんでした。

レースも不完全燃焼。前半の流れを作ることができませんでした。ここはこの数週間の流れの部分だと思います。この冬の大きな課題になる。この子の競技力を上げるのは私としては絶対条件だと思っています。何がなんでもという気持ちがあります。私のスタイルで1年目に大成するのはなかなか難しいのですがもう少し何とかできたのではないかと思っています。

こういう性格ですから数人が上手くいったからといって納得する気はありません。預かった全員がきちんと力をつけてもらいたいと思っています。その事を考えると今の私はまだ力不足なのかなという感じがあります。理想論と言われるかもしれませんがやはり結果を出せるようにしたい。その気持ちだけは持ち続けたい。青いと言われるかもしれませんがその感覚は一生持ち続けたい思いますね。

男女の100mに関しては二次アップはサブトラックで実施。これも考え方ですが私はアップには極力付き合いたいと思っています。私にできるのは招集所に送り出すまで。そうであればアップに付き合うのは当然だと思っています。自己満足かもしれませんが。スタート局面の動きはまだ安定していませんから確認作業はしておきたいなと。前の記事にも書きましたが今は「前半型」の選手がいません。この冬の大きな課題です。冬を越えたからといって前半型にする気はありません。それぞれの特徴に応じてのレースパターンを作っていく。型にはめるつもりはありません。

100mに関してはまずまずかなという感じでした。昨年、高校のレースを見た時には同一校が上位独占でした。来年は何とかしたいなと思っていた記憶があります。足の痛みがある選手がいたので最大限の成果を出せたとは思っていませんが今できることはやれたかなと思っています。女子の1組目にうちから2人。完全な後半型(笑)。40m地点で何とかなるかなという感覚がありました。結果は最後に何とか交わして12秒62。向かい風の中でしたから合格点かなという感じです。0.01秒差で1位。Mも中間から追い上げ12秒86で4位。今の所は合格かなという感じです。狙って狙ってきているわけではありませんから。Nは今の県チャンピオンと約束しています。来年の国体で戦うために「他の選手には負けない」という部分。それくらいの気持ちを持ち続けてもらいたいですね。

男子は2年生が11秒66でベストタイ。相変わらずですね(笑)。昨年から比べると大きく記録を伸ばしていますから合格点。1年生男子は11秒71。こちらはスタートから中間への繋ぎか上手くいかない感じでしょうか。焦る気はありませんが本人達は面白くないでしょうね。何とかして11秒前半を数人にしないと戦えませんから。戦えるようにしたいと思います。

ひとまずうちの大会の結果だけを記しておきます。それ以外のことはまた書きたいなと。なかなか時間確保できなくて頻繁な更新には至りませんが今回の大会に関して書いておきたいことがいくつかあるので。様々な方と話をしたのでその部分も触れておきたい。大切な教え子が引退をするレースもありました。想うことは山のようにあります。

また書きます。中身がなくて申し訳ありません。次に期待を(笑)
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大会前日

2016-10-24 | 陸上競技
土曜日、田島記念の前日。雨予報のため練習場所自体を維新公園にしました。9時から練習ができるという事なのでその時間に合わせてです。昨年は参加していませんでしたが今年は参加の方向で進めました。連続で大会に出るとエネルギー切れを起こしてしまいます。ほぼシーズン終了していますから貯金もなくなってきています。こんな書き方をすると「やらしい」と思われるかもしれませんが田島記念は「アピールの場」にもなります。小学生や中学生が大会参加することになるので。

うちのように無名校は他のカテゴリーにはほぼ知られていません。何もしなくても知ってもらえる学校とは異なります。興味関心を持って県内の動向を把握されている方がいるなら分かってもらえるのかもしれませんが大半は「知名度」で判断されます。県内でうちの学校が競技を一生懸命にやっているというのはほぼ知られていないと思います。活躍する選手がいたとしてもそれが継続されるわけではありません。多少なりと活躍する姿を他のカテゴリーの方々に見てもらうことは大きな意味があります。

開始時間に合わせて集合し室内練習場で練習をしました。試合などの関係もありきちんと時間をかけて練習を見る事が出来ていませんでした。そのためこの日も動きをきちんと作ることから始めました。長時間にならないように少しずつですが様々な動きを確認しました。本当に申し訳ないなと思っていますが、国体などの関係で時間をかけて練習を見る事が出来ていません。県新人まではかなりの時間を共有できていましたがそれ以後はテスト週間に入ったこともありなかなか難しい状態。毎日グランドで選手と一緒に過ごすというのが大切なのですが。

室内練習場はほぼ貸切状態。並走をやってからバトン合わせまでやりました。やっている間に翌日の大会に出場する女子の招待選手も来ました。翌日参加する高校生も1人だけ。話によると学校の練習が終わってから来たようです。まー効率良く練習しようと思えば室内練習場でやるのが一番だと思います。特に雨が降って身体が冷えてしまう可能性がある状況での判断は大切になります。我々も雨の中で練習をしたくないので山口まで来ました。工夫することは大切な事だと改めて思います。

スタート練習も室内で出来たら良いなと思っていましたがさすがにそこは遠慮しました。招待選手は競技役員にアピールして室内でスタート練習をすることに。普通雨の中で走るのは嫌ですからね。彼女たちは午後から陸上教室もあります。これで体調崩しても仕方ないので。我々もどさくさまぎれて室内で出来ないかと思っていたのですが「特例」とのこと。招待選手と高校生での扱いの違い(笑)。

多少雨が降っていましたが屋外で走ることに。ロングスプリント走る200m。レース感覚で走ることに。もう少し速いスピードで入らないといけないなという感じでした。これはこれから先の課題だと思っています。今はまだロングスプリントのための専門練習が十分出来ているとは言えません。この冬で大きな飛躍をするための基礎的なことをやっていかなければいけないと思っています。本人と話をしながらやっていけたらと思いますね。

それ以外の選手はスタートの確認。中心選手が大腿に痛みがあるとのこと。無理はさせたくないなという感じでした。走りが少し変わって来ていました。指導している中で動きが変わると足の痛みが出る事があります。前任校では「新入生病」と呼ばれていました。ひざが前まで引き出させるようになってくると大腿四頭筋が痛くなる。相関関係がどれくらいあるのか分からないのですが動きが変わりつつある時には出てくるのです。この時期に来て痛みが出るのか。本来であればもっと早い段階なのではないか。ここの部分も考えていきたいと思います。確実に動きが変わって来ていたので様子をみたいなという感じでした。

スタート局面の動きを少しずつ修正して終了。スタートが上手くできない選手が複数名います。今は仕方ないと思っています。加速段階がある程度できるようになって後半に上手く繋げていければそれで良い。スタートが得意だからといってそこだけにこだわっていたらレース全体の流れが作れません。「スタートが遅い」のであればそれ以外の部分できちんとやっていく事が必要かなと。それで良いと思っています。来年に向けて課題があるというのは面白い事だと思っています。

また書けたら書きます。
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気分転換

2016-10-22 | 陸上競技
金曜日、私的には死ぬほどバタバしました。朝から駐車場係をやりました。初任者研修の会場校になっていたのでそのための駐車場係。まーこの中で色々とありましたがここに書くのはやめておきます。まーもう少しきちんとやらないとまずいだろうなという感覚ですね。

授業がありますからそちらはきちんとやらないといけません。これは当たり前。合間に12月にある合宿の練習計画を立てることに。更に合宿の申し込み準備。そして準備。最後に初任研のグループ討議の司会進行。それ以外にもあれこれ業務があり息つく暇さえありませんでした。

それでもグループ討議の司会進行をさせてもらってなかなか楽しめました。それぞれが様々な課題を抱えている。授業に対して真剣に取り組もうとしているんだなと感じました。陸上競技の指導などでもこういう場面があると良いのになと思いました。無理矢理にでもこうやって競技指導に関する意見交換の場を設ける。若い指導者を育てるためには絶対に必要なことだと思います。我々が持っているノウハウを少しでも伝えていければ今後の指導が違ってくると思います。まーそこまでして指導をしようと思う人がどれだけいるのかは分かりませんが。それでも必要なことだと感じました。

練習ですが気分転換しようかなと思いました。朝はバランスディスクを使ったゲームをひたすら。バランスディスクの上に乗って落とし合いをします。男女混合で全員でやりました。ワイワイいいながらやる。これだけで違うと思います。さらにはバランスディスクを並べてその上を歩くというどうでも良い練習を(笑)これは今後もやってみたいなと考えています。

午後も軽く。ダイナマックス投げをやってから体幹補強。最後にドッチボールを(笑)。試合前にやる事か?!という話ですが。練習の中に遊びを入れたなといつも思っています。試合があるとなかなか出来ませんが本当はこの手のことをやっていきたいのです。全員参加で3セット。かなり盛り上がりました。これで良いと思います。やる時とリラックスするときの差をしっかりとつけていきたいと思います。様々なことをやりながらチームとして進んでいきたいなと感じています。

私も疲労困憊なのですがこういう姿を見ると元気がもらえます。選手が楽しそうに何かをやっているのはこちはも嬉しくなります。こういう部分は私自身も忘れてはいけないなと思っています。競技をする事だけに特化し始めると忘れてしまいがちな部分です。選手が気分転換できれば私も気分転換になります。

色々と思う事がありますが楽しいなと感じることが出来ました。いい時間だったと思います。感謝。
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短時間練習

2016-10-22 | 陸上競技
木曜日、練習は競技場でやることにしていました。ポールの練習がやりたかったので。専門練習をしようと思えば競技場に行くしかありません、中間の動きを作りたいなと思っていた部分もあるのでやはりタータンの上で走りたい。やりたいことがあるのですがなかなか時間の確保が。

終了後すぐに競技場に移動するつもりでしたがなんとこの日は大掃除でした。30分間の掃除。普段より20分遅くなります。競技場が使用できる時間自体が19時まで。学校を出るのが早くても16時。移動時間も含めて思っているほどの時間が確保できなくなります。マット準備と片付けでかなりの時間を割くことになります。それでもやるしかないのですが。

16時40分くらいから開始。選手はかなり急いで動いていました。最初から専門に分けてポールは暗くなるまでひたすら跳躍練習。スプリント系はドリルをやってから走練習へ。加速段階の動きと中間の動きを意識しながらやっていきました。ドリルは段階を追って。書き綴っておきたいのですがあまりにも細かすぎて(笑)。その場の足運び、チューブ歩行、もも上げ、ステック、壁引き出し、ハードル抜き、ハードルドリル。そこから片足スキップ、シザース、チューブ走(負荷大)、チューブ5歩。またいつか確認するときにこれくらい書いておいたら自分の中で思い出すと思います(笑)

並走をやりました。バトンを渡してから中間の動きを意識して膝を引き出す。前側で動かすイメージですね。この段階でかなり動きは良かったなと。少しずつですが繰り返しやっている事が出来るようになってきたかなと。これが定着するようになると本物になると思います。その都度必要なことを見極めてやっていきたいなと。

この時点でかなり暗くなってきていました。日が沈むのが早くなっています。冬は競技場に来る意味はほぼなくなります。移動時間が無駄ですから。とはいえ、シーズンは終わっていませんからそれなりにやらないといけません。なんとかバトン合わせまではやっておきたいなと。まーギリギリです。

そこからスタート練習。暗くなっていたので細かい動きの確認ができません。それでも見れる範囲で修正をしていきました。暗いのもあり速く見えます(笑)。40と60を数本ずつやりました。最後にカーブ→直線の80mくらいを3本。直線に入ってスピードが上がってきたときに膝を引き出すことと足を前で回すことを意識させました。まーこの手のことを書いてもなかなか「何をやろうとしているのか」は分かりにくいと思いますが。毎回毎回、やりたいことは選手に話しています。この日も意識する部分は練習の最初の段階でその都度説明していきました。やるだけにならないように。

この日の感覚はかなり良かったと思います。来年の春までにきちんと出来るようにしていきたいと思います。週末のレース、安定して今の動きが出来れば本当に面白くなるなという感じはしました。まー暗くなっているので普段より速く見える部分もありますが。動き的にこちらがやりたいなと思う事が少しずつ出来ていたなと思います。悪くない。

とりあえずやった事を記録しておきます。中身が薄くて申し訳ありません。
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