kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

できることをする

2017-04-27 | 陸上競技
水曜日。この日は朝から雨。屋外での練習は厳しいなという感じでした。朝練の時点で室内で補強。これからの朝練は体幹補強中心にしようと考えていましたから丁度いいかなという感じですね。1年生が多く入ってきています。男子は8人、女子は4人合計12人。私のスタイルから考えるとキャパを超えています(笑)。こうなると男女一緒の練習はほぼ不可能。メニューを分けながらやることにしました。

午後、これも同様。とにかく人数が多い。20人を超えて練習をするというのはこれまでありませんでした。あったかもしれませんが。どれだけの1年生が練習を継続できるか分かりません。大半の1年生が初めて陸上競技に関わる。表面的な部分さえわかっていないと思っています。競技力の有無で評価はしません。どのように取り組むのか。こちらのほうが大事です。一生懸命に取り組んでくれれば様々なことが変わると思います。

室内の狭いスペースで男女が一緒に練習するのは難しいなと判断。アップメニューのみ一緒にやってから別々の場所で実施することに。外で走れないのでどうしても補強中心となります。「補強+動き」をやりました。このタイミングで最近親しくさせてもらっている指導者が来校。gt先生から頼まれている部分もあるので「陸上競技」にかかわってもらうという意味でも練習に来てもらうことにしています。

tkg先生が「強いですね」と評価していました。いや、弱いんですが(笑)。こちら求めている基礎筋力のレベルと比べると大きな差があります。それでも初めて見た人からすれば「それなり」に感じるのかもしれません。女子の練習を見ていました。「声も出るしすごいですね」と(笑)。これも感覚の差ですね。私は物足りないのですが(笑)。

そこから股くぐり&おんぶ回転&倒立。これは軸意識の部分と身体の使い方。特別な練習ではありません。遊び感覚で身体を上手く使えるようになればいいなと。終わってからおんぶダッシュをしてシャフトトレーニング。更にはハードルドリルへ。いつもよりも少し本数を増やしました。これも男女別。男子のほうが人数が多いので時間がかかります。待つ時間がもったいないのですぐに始めることに。

休憩することなく少し長い廊下で「DMスキップ」と「DM走」を実施。走れないのでできることをやるという感じですね。汗をかくという意味ではかなりの負荷かもしれません。

女子はシャフト補強を。前日に引き続いてです。かなりきついと思います。女子だけを集めて話をしました。正直、今のリレーの力では「インターハイに行ける可能性が出てきた」に過ぎません。弱い。それでも今年インターハイに行く必要があります。それは「自分たちはこんなに弱いのだ」という現実を突きつけられるためです。今の力で全国に行っても相手にしてもらえません。その感覚を持つことです。決してうちは強くない。

某高校は365日のうち「同じ練習をしない日」というのは1日くらいだという話をしました。どこまで本当なのかは分かりませんが「トレーニング」が重要なので走練習もするがトレーニングが多い。右足が痛かったら左足で走れ。両足がダメだったら上半身でやれ。それくらい徹底している、と。うちはまだまだです。

0.01秒。ここで順位が変わります。本当に勝負しようと思えば一人当たり0.25秒は上げないといけません。それが最低レベルの話です。そうであれば目の前の練習をどれだけできるか?きつい云々は関係ありません。必死になって取り組んで初めて可能性があるのです。今できることを最大限にやる姿勢を持ってもらいたい。その話をしてから「放置」しました。シャフト補強に関しては一度も見に行かない。それできちんとできないようであれば実際にインターハインは届かないでしょうから。最後は選手。

男子はDM走をしてからショートスプリントをやることに。場所も道具もないので走るしかないかなと。1年生にも走らせました。その前段階で話を。1年生に話をするのは初めてかも。残念ながら人の後ろに隠れて話を聞く者やきちんと立って話が聞けない者も。指導されていないのだと思います。最初から求めても無理。こちらも我慢です。

上級生の自覚と責任感。この話をしました。誰かがやらなければチームは変わらない。その「誰か」に「誰」がなるのか。自分自身がリレーメンバーに入って走るという気持ち。言葉でいうだけではなく行動に移さないといけない。その部分が足りない。これは以前から感じていました。今のままで中国大会にける確率はほぼ0%。それくらいの状況だと認識しなければいけません。だからこそどうするのか。

全体が数本ショートスプリントを走って終わり。

最後に「自覚すること」という話をしました。ある程度競技力が付いてきています。学内であれば結果を出しているほうになる。ということは周囲からもその感覚で見られます。「強ければよいのか?」と批判的に言われることは多々あります。そういう部分も含めて「応援される選手になる」のです。率先して挨拶をしたり何か行動する。それくらいのことはできて当たり前。そう言われるでしょう。できていなければ尋常ではなく批判される。世の中そんなものです。

だからこそ「基本的なこと」をやるように話しました。これもやるかどうかは選手次第なのですが。

声は出始めました。これがどうなのか。競技力につながらなければ意味はありません。少しずつ進みたいと思います。

面白くないですね(笑)。すみません(笑)。
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身体づくりと走練習

2017-04-26 | 陸上競技
火曜日。

この日は新体力テスト。前任校ではこの日は練習を落としていました。必死に1000mのトライアルとしていたのでヘロヘロになっていました。今は当日計ることはないのであまり気にしない。

朝練はミーティングとしました。内容は「これからどうするか」です。私は介入しませんでした。男女別に話し合いをさせる。本当に目指すところに向けて何をするかです。この部分は理解してもらわないといけない。結局やるのは私ではない。選手です。そこの感覚を持たないとこれから先に進むことはできない。

放課後、ちょっと対応することがあり練習の最初に参加できませんでした。「持っている」と言われることがあります。まー「引き寄せる」能力としては群を抜いていると思いますね。笑えません。

練習自体はダブルダッチを10分間。その後アップメニューを4種目ずつ。私が到着した時にはアップメニューが終わるところ。その後DM投げをしました。見ているとやはり「弱い」なと。思い切って投げるように指示をしていますがそれができない。体幹をつかえていないのです。女子は特に弱い。前の記事にも書きましたが筋力的な弱さもあります。結果「強く投げられない」という部分なのかもしません。もっともっと考える必要があります。

流れを止めて話をしました。「この練習でいいのか?」と。このレベルの練習をしていたら中国大会やインターハイに進める可能性は0%です。絶対に無理だと思います。投げるだけの練習をして「結果」を求めるというのは甘すぎます。「何とかなる」と思っていないか。そういう部分から抜け出さなければやはり「結果」にはつながらない。褒めて伸ばす。それも必要かもしれません。しかし、現実に目を向けるという部分は必要不可欠だと思っています。

シャフトトレーニングを実施。そこから往復走へ。人数が増えていることもあり往復走も「男女別」としました。一緒にやると明らかに効率が悪くなります。道具の数の部分もあるので。これまでは「走るだけ」でしたがこの日は「競争すること」を求めました。ひたすら全力。「走るだけ」から比べるとかなり負荷が増します。

そこから完全に男女別へ。男子はバトンを使った練習。最大スピード強化の練習です。女子は「加速段階」の練習。それぞれ課題を分けました。タイヤを使った練習をしようと思えば「4つ」のタイヤをシェアすることになります。人数が多くなると「待つ」時間が長くなる。これでは非効率的です。練習で求める内容自体も変えようと思っていました。これを機に「男女別メニュー」を推進していこうと思います。考えるのはものすごく大変ですが(笑)。

1年生男子、トレーニングとしました。走る練習をする前にもう少し身体作りをしておきたいなと。入部して1週間くらい経過しますがほとんど走っていません。「陸上競技部」と謳っていますがこれまでの活動は「トレーニング部」です。楽しくないかも知れません。それでも必要なことだと思っています。ひたすらトレーニング。少しずつ慣れてきたら走らせたいなと。

走練習が終わってスパイクを脱いでシャフト補強。終了後、またスパイクを履いて走練習。60m並走を1本ずつ実施してからまた別メニュー。男子は70m3本。何故70mなのか?うちにはそれ以上走るスペースがないからです(笑)。女子は往復走。400m系の男子も一緒に実施させました。3往復。

それぞれが別メニュー。往復走も少し形を変えました。横一線ではなく少しハンデをつけて。男子と女子が一緒に走っても刺激にならない。そうであれば男子は後ろから出る方が良い。女子も2つのグループに分けました。5mずつ差をつけてスタート。3段階です。これも工夫かなと。その間に男子は70mを走る。本数的には半分かもしれません。その代わり1本ずつの負荷を高める。

女子はヘロヘロになりましたが呼吸が整ってからもう一度ショートスプリントを実施。良い動きをして終わっておきたいという感覚ですね。この時の動きに関しては抜群でした。ここをいつもできるようにしておきたい。大きな課題かもしれません。

良い練習をする。ここだと思います。私に何ができるか?ここを大切にしていきたいと思っています。少しずつ少しずつ。
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支部大会~課題~

2017-04-26 | 陸上競技
支部大会。

レースをする中でいくつもの課題が出てきました。一番は「向かい風の中のレース」です。これは特に女子。100mでは1・2位となりました。が、記録的にはかなり微妙でした。最大の原因は「向かい風」だと思っています。1年間かけて身体作りをしてきました。最初は腹筋を数回やったらヘロヘロになるくらいの筋力。それが「少し」は改善されてきました。

が、まだスプリンターとしては全くです。筋力的に弱い。更に体重もそれほどありません。向かい風が吹いたら全く力を出せません。これは以前からの課題でしたがやはり今回も。「1・2位になった」というのは正直あまり気にしていません。それよりもレースの流れだと思っています。

向かい風が2m以上吹く。そうなると加速段階で進まなくなります。筋力や体重があればある程度パワーを使って進むことができる。以前指導していた大きなエースなどは「向かい風が吹いたら強い」と感じていました。中国大会などでは常に「向かい風吹け」と願っている感じでした(笑)。しかし、今の選手はそこの部分が全く違います。重心移動が少ない加速段階では向かい風は致命的。

これが中国大会だったらどうだったでしょうか?「追い風が吹いたら強い」という選手では「運」に依存してしまう可能性があります。これでは勝てません。風が吹いてもきちんと走れるように対策を練る必要があります。きちんと走ればかなりのタイムが出ると思っています。気象条件に左右されて勝てないのいうのでは困ります。

また、「競った時の弱さ」も感じました。男子100m。予選では1着通過。それが決勝で8位となりました。もちろんシビアな地区なので簡単に勝ち上がれるとは思っていません。しかし、走り自体が変わっていました。競り合っている時にどうしても他者を意識してしまう。自分自身のレースができなくなる。力を出し切れずに負けてしまうというのはもったいないですね。

レースを重ねる中で別の課題も。前から「ひょっとしたら?」と思うことがあったのですが。全ての面で対策を打っていきたいと思います。できることは最大限にやる。重要なことだと思っています。これが改善できれば驚くほど結果につながると思っています。「一般人」と「運動選手」では求められることが違います。一般的な数値と運動選手の数値を並列に並べて考えることはできない。対策を打ちたいと思います。

これまで「視野の外」だったチームです。アップ会場で体を動かすことさえできなかった。それが「ある程度」のところまで来ています。だからといってここに満足する要素は一つもない。もっともっと貪欲にならなければいけないと思っています。

男女共に少し人数が増えました。このことに関しても考えないといけません。

思うことはかなりあります。まーそれは胸の内に秘めて(笑)。数人には愚痴りましたが。進みたいと思います。
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支部大会2

2017-04-25 | 陸上競技
続き。

女子の4継、49秒15でした。一応チームベスト。昨年、中国大会準決勝で49秒35を出していましたがそこから停滞。秋には50秒かかることもありました。先日宮崎でリレーの通し練習では50秒5くらいで走っていました。それなりに走れているかなという感じ。

今回は普段と違って200mを走った後にリレー。十分な走りにはならなかった気がします。各区間のバトンは微妙。大きなミスはありませんでしたがこちらが狙いとするバトンパスにはならなかったと思います。きちんと加速して受け渡しができたところは1つもありませんでした。強風なども影響していると思いますが未完成のレース。

49秒15。初戦としては悪くないかなと思います。しかし、目標とする記録と比べるとまだまだ。やらなければいけないこと、修正しなければいけない事がかなりあります。それぞれの走力を上げることはもちろん、バトンの精度は高めていかなければいけません。まだまだやるべき事はかなりあります。

男子、1走が怪我のため走れません。急遽、1年生を走らせることにしました。実際問題1秒は違うと思います。その中で44秒71。記録的には大した事はありませんが後1秒上がれば何とか県総体の決勝が見えてくるかなという感じですね。本当は流れがあるのでこのレースである程度の目安になる記録を出しておきたかった。叶いませんでしたが。

男子に関してはメンバーが固定できません。4番手が12秒かかります。この段階で勝負にはならない。なんとかしなければいけない。そこを克服できなければ中国大会というのは遠い遠い目標になってしまいます。今回のレースは12秒台の選手を2人走らせることになりました。ここから脱出できなければ。

課題は山積みです。
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支部大会

2017-04-24 | 陸上競技
土日で支部大会が実施されました。初日は痛烈な追風。200mのスタート地点は向風。2日目は風が変わりホームストレートが強烈な向い風。その中でのレース。しんどいものがありました。

実際、この日を迎える前に数人が故障。男子キャプテンが火曜日にアキレス腱を痛める。リレーを考えると単純に1秒は違うと思います。さらにある選手が水曜日の朝練で捻挫。大切な試合です。突発的故障は避けられないかもしれません。こちらの配慮が足りなかったのかなと感じています。細心の注意を払って関わることができていたか。自省しなければいけません。

レース結果としては合格点のものもあり足りないものもありました。向かい風が吹けば筋力のない細い選手は思い通りの走りができません。この部分を考えてすっとやってきましたがまだまだ。追風ではそれなりに走れますが向かい風が吹くと弱い。これでは上の大会で勝ち上がることでできない。勝負できないのです。

こうやってblogを書き続けています。最近思うのですが細かく書くと「批判」ととらえらえる部分もあるのかなと。誰が見ているのかよく分かりませんし。屋外で話をしていても「~はダメだ」「たかが~なのに」みたいな言葉が耳に入ったりします。否定的な話というのはやはり気分がよくない。まーそれは選手というよりはその周りにいる人たちの話になるのかもしれません。

それなりに結果がでる。それにより「調子に乗っている」と言われる。選手が嫌な思いをするかもしれません。それは避けたいなと思う部分なのですが。面白くないなと思われるところはあると思いますね。

少し書く気になりません。気分が向かない。それでも書いておかないといけないとは思うのですが・・・。とりあえず「支部大会があった」という事実を残しておきます。

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自分の中での変化

2017-04-21 | 陸上競技
思うことを。

blogを書くことで自分の中で頭の中を整理することができる。これは何度も何度も書いています。これが自分の中でblogを書く最大の理由になっていると考えています。鉛筆で日記を書くほうが良いと思われるかもしれませんが。blogはスマホで書いたりできるので何かの待ち時間などに少しずつ記録しておくことができる。便利です。

最近blogを書いていて思うのですが自分の中でいろいろな変化があるなと思っています。以前であれば「絶対」が多すぎた。10年前であれば毎日細かいことが気になって「これもできていない」とひたすら注意する。やはり息が詰まる部分もあったと思います。お互いに(笑)。

本気でマイルでインターハイを狙っていた前後、これはこちらが厳しい指導をしてもそれに応えてくれるという「楽しさ」があった。一緒に目標に向かって進んでいる感覚。若かったというのもあると思います。同じ目線で選手と一緒にやる。毎日が楽しかった。そして気が付けば自分自身も客観性を失い「失敗をする」という状況。やり過ぎていたことに気づけなかったというのはあったと思います。まー「やり過ぎるくらいやる」という指導者はそれほど多くないなと感じていますが。どちらかというと「明らかに足りない」場合が多い。

インターハイに連続で出場し始めて数年、大きな転機。何度も書いていますが「小さなエース」の存在です。この子と出会って人生が変わりました(笑)。これまでの価値観が吹っ飛ぶ。「強くなりたい」「負けたくない」という「想い」がこれまで出会ってきた選手の中で一番大きい。でもキツい練習は大嫌い。やりくないけどやらないと強くならない。分かっているのだと思います。見ていてそれを感じる。だからこそ変わらないといけないなと。私自身がです。

それまで「練習パターン」が完全に決まっていました。それほど力がなかった選手が強くなっていた。今自分がやっている練習を続ければ大丈夫。そういう思い込みがあったと思います。が、小さなエースにあって「これではダメだ」と痛感。様々なタイプがいて「強くなりたい」けど同じ練習をしているのは「飽きる」のです。できれば練習をせずに強くなりたい(笑)。そんな感じが満載でした。

「それなりでいいや」と思っているのではない。「強くなりたい」という「想い」は大きいのです。それでもできないことがある。だったら「引出」を増やしてその「想い」に応えられるようにならなければ指導者ではない。そう思うことが増えました。

よく話す内容ですがシャフト補強をしていた時のことです。みんなが必死にシャフト補強をしています。かなり苦しそう。その姿を見て「先生、なんでみんなあんなに少しずつ動くんですかね?一回で大きく動いたほうが回数少なくて済むじゃないですか~。」と小さなエース。視点の違いです。他の選手は少しずつ進む。決められた距離を多くの回数で動く。小さなエースは一回で大きく動く。出来るだけ少ない回数で負荷を少なくしようとする(笑)

無駄に負荷をかけるのではない。必要な負荷はかける。同じ距離を少ない回数で行くというのは運動負荷としては高いと思います。それでもやる。まー本人はこちらの方が楽だと思っていたようですからそれはそれでありなのだと思いますが。

練習に対してこちらが工夫することも必要なんだなと改めて感じました。これまでのやり方であればかなり早い段階で小さなエースは練習を辞めていたかもしれません。もちろん「強くなりたい」という想いがあるからこそこちらも考えられます。その部分がなければ考える必要もない。これまでも工夫はしていたつもりですがこの辺りが大きな変化だったと思います。

何が正しくて間違っているのかはわかりません。それでもこちらも考えることがある。今のスタイルの原点は小さなエースにあります。これまで多くの選手と出会って考えさせられて来ましたが、やはり小さなエースとの出会いは大きかったかなと思います。元々特別強い選手ではなかった。13秒2くらいから12秒17まで記録を伸ばす。全ての選手に当てはまるわけではありません。しかし、考えるヒントはここにあったと思います。

型にはめる指導がこれまでのスタイルだったのかなと。それが今では随分違う気がします。周りから見る部分と内側は全く違います。うちの選手にあった指導スタイルでやっていかなければいけない。それは選手を見て考えていくことなのかなと。

驚くくらいスタイルは変わって来たと思います。それが良いのか悪いのか。練習内容自体もかなりスプリントに特化してきている。もちろん、それなりに対応できる練習にはしているつもりですが。対話も増えました。選手と話をする中で感じたことを練習に活かしていく。これも必要かなと。

上手くまとめられません(笑)。何が書きたいのかよくわからなくなってきました。まー良いんですが。基本的には書きたいことを書いているだけ。面白くないですが私が思ったことを書いているだけなので。

また書きます。
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新しい風

2017-04-20 | 陸上競技
水曜日、午後から部活動集会。といっても「この日からは 部活動に入って活動しましょう」という形式的なものですが。うちは昨年度から一年生だけ集めて少し話をする程度にしています。自己紹介云々は良いかなと。

教室には集まらずに部室前に集合することにしました。本当はきちんと席に座ってこちらの趣旨を伝えておかなければいけないのかもしれませんが。2年間指導していてやはり「無理かも」と思う生徒がいるのは確かです。参加するのは自由という感覚があると思います。これは「立ち位置」の話にもなると思っています。「一生懸命やりたい」と思う者もいれば「軽くやりたい」「陸上くらいなら出来るだろう」という感覚の者もいる。どちらか一方が正しくてどちらか一方が間違っているというのではないと思います。

が、集団で活動をするのであればある一定の規律の中で取り組む必要があると思っています。適度に身体を動かしたいと思う者と一生懸命にやりたいと思う者は「感覚」が違うのでなかなか共存できないと思っています。力がある、力がないというのは関係ないと考えています。本気になれるかなれないか。「陸上ならできるだろう」という生徒には難しいと思います。

実は部活動集会が始まる前に「練習がキツいと思うので入部を辞めます」と申し出てくる生徒もいました。その方が良いと思います。うちの練習がめちゃめちゃキツいとは思いません。しかし、適度にやって放課後を適当に過ごす活動ではありません。「陸上くらいなら出来るだろう」という考えていたらそれは絶対に不可能なこと。

この日から練習に来た生徒に関しては最初にキャプテンから話をさせました。その後、私も少し。これは全体に話したのでなかなか1年生には伝わらないかなと思いますが。支部大会前ですから最優先はレースに出る者。だからといって1年生を無視するつもりはありませんが。

ダブルダッチをしばらくやって上級生はシャフトトレーニング。更にはダイナマックス投げ。合間合間に1年生は補強をさせました。陸上競技は特別な道具を使って競技をするわけではありません。身体作りが基本だと思っています。だからこそしっかりとやらないといけない。この部分が頑張れないのであれば競技をするのは不可能だと思います。道具を使って競技をしない。楽しさはそこにありません。地味です。

上級生は早めに終わって1年生はひたすら補強。男子に指導を任せました。私は途中から競技場へ。ポールの練習を「見る」ために。「観る」ではないという部分(笑)

1年生が入ってくれるとありがたいなと思います。数は力。新しい風としてうちのチームに刺激を与えてくれるかもしれません。これまでの型から変わる可能性もある。誰でもどうぞ、ではない。ここだけは確かです。

偉そうに思われるかもしれないですね。それでもこちらとしては信念があります。そこだけは譲れない。賛否両論あるとは思いますが。
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ポイント練習

2017-04-19 | 陸上競技
火曜日。支部大会4日前。最後のポイント練習という感じです。ここ数日間天候不順や練習場所の確保が難しく練習ができませんでした。実際に走るというのは金曜日が最後。この状況は嘆いても仕方ないので今できることを最大限にやるというのでいいかなと思っています。

学校のグランドは緩くて使えない。競技場も月に一度の休館日。練習できません。そのためお願いして別の形で練習をさせてもらうことにしました。とにかく走りたい(笑)。基礎的なことをやったとしてもやはり走るという行為が最優先。これができなければ意味がなくなります。スピードを上げて走るのは数日振り。

移動しての練習開始でした。そのため練習開始時間が遅くなる。これは仕方ないかなと。この日は試合と同じアップをしてからのスプリント練習をすることに。1年生はひたすらトレーニング。基礎的なことをやりました。他校では1年生を支部大会に出場させることもあると思います。昨年はうちもそうでした。しかし、先のことを考えるとしっかりとトレーニングを積んでおくことは必要かなと。今回は焦らず時間をかけたいと思っています。

「競技をやる」と決めてずっと練習をしている選手であれば問題ないかもしれません。今年入部してくれた選手は夏以降ほとんど身体を動かしていない者が大半。これでいきなりレースに出てもあまり意味はないかなと。ハードル練習をしたいと思っている選手もいますが今は「我慢」かなと。先のことを見据えて練習をしていくことが重要。

男女ともにスプリント練習を。男子は150m-120m。女子は120m-90m-60m。男子は1本でもよかったかなという感じです。練習計画自体をこれまでとは変えています。一緒のメニューではない。この形にして今まで以上の「このパターンのほうが良い」と感じるようになりました。

スプリント練習をしてから少し休んでバトン練習とスタート練習。最後にスプリント2を実施。男子は150m-60m、女子は120mと往復走。最後に修正走。

久々に走るというのあり感覚の違いに戸惑う選手もいたかもしれません。それでも「刺激」が入ったというのは大きいと思っています。全くできない状態では身体が目覚めません。そういう部分ができればそれは大きなことかなと思っています。足りない部分もあるかもしれません。それでも今できることはやったかなと。

時間的なこともあり最低限の内容にしておきます。また余裕があればそれ以外のことも書きたいのですが。案外忙しいらしい(笑)。助けて・・・。
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ミーティング

2017-04-19 | 陸上競技
火曜日、この日も朝からバタバタ。全くもって余裕がない。それでもやるしかないのですが。

朝練の時にミーティングをすることにしました。今のチームの状態を考えてのミーティング。特別に何かあったわけではないですが。やはり定期的にこちらの考え方を伝えていく必要があると思っています。気になることも幾つかありました。視野が狭くなるというか幅がなくなっているなと感じていました。男女共にある程度成長してきています。気がつくと自分たちのやっていることの「枠」が固まってきている。悪いことではない。しかし、今のままでは他者のマイナス部分しか見えなくなるのかな、と。

「七転八起」と「次善の策」という話から。「七転八起」は転んだら立ち上がれば良いという形で使われます。しかし、単純に転んでいるだけではダメ。何故転んだのか?どうすれば転んだ後に上手く立ち上がれるのか?その辺りのことまで考えないといけない。そのうち上手くいくだろうというアヤフヤな考え方では次も同じように転んでしまう。更には転ぶ事を恐れていたら何も生み出さない。ミスをする事を恐れてはダメ。練習でのミスは次に繋がる。その感覚です。

また「次善の策」は「高い理想」だけでは生きていけないという話。「こうでなければいけない」というガチガチの考え方。これでは息苦しくなります。もちろん理想を追い求めることは必要。しかし、そこだけを求めると余裕がなくなります。その理想に当てはまらないモノはダメだと評価してしまう。完璧を求めすぎるのはしんどいなと。

男子は真面目にやります。声もしっかりと出します。一切で抜かずやり続ける。立派だと思います。この部分と比べると女子は物足りない部分があります。逆に女子は上手く気分転換します。1本走って戻ってくる時に雑談のような話をしながら適当に帰ってきます。私的にはそれはアリだと思っています。走る時には集中して走る。それが出来れば問題はない。

行動の早さ、気配り、雰囲気の明るさ、声出しetc。全ての部分で全員ができないのは当然かなという気はしています。8年くらい前であれば「全員がやる」というのが絶対条件でした。私自身が「幅」がなかった。今はkanaのお陰で自分自身のやり方にも大きな変化を生み出しました。全てはできない。だからこそそれぞれが「お互いの良さ」を認め合いながら足りない部分を補ってもらえばいい。

新入生が入ってくる。その時にどうするか。2年前であれば「全て受け入れる」状態でした。それは出来ないかなと思ってはいます。これまで様々な部分で指導されていない者にいきなり今のうちのスタイルを求めるのはやり過ぎになる。「共通する部分」があればそこを認めていきたい。少しずつ自分達のやり方にも合わせていく。そういう余裕がないといけない。

もちろん、共通項を見つけられないのであればそれは無理。時間を守らない、ルールを守らない、やりたい事しかやらない。こんな状態であれば無理矢理練習させるのは違うなと感じています。寄り添う事ができないのであればそれは誰のためにもなりません。「やりたいからやる」という話にはならない。

選手の成長。それに伴い偏りも出てきます。そこをどうするか。これを投げかけました。伝わるかどうか。こちらはやれる事をやります。分かりにくい事を書いていますね。

とりあえず記録しておきます。
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大雨の中でできること

2017-04-18 | 陸上競技
月曜日、この日は朝から雨でした。私は授業が詰まっていて大変な一日。7時間授業のうち6時間が授業(笑)。まー本当は笑えないのですが。座って授業を聞いている生徒とは違い結構話をします。準備も必要です。そのためこれだけ日程が詰まると正直しんどい。まー大変です。

昼食は軽く取れました。昼休みに複数の生徒が「入部届」を持ってきてくれました。ありがたい。しかし、一度も練習を見ていないのに大丈夫なのか?「軽く運動して適度に過ごしたい」というのでは今のうちの練習はできないと思います。放課後に「部活動集会」なるものが実施されるのでその時にもう一度話をしようと伝えました。

イメージしていたものと実際が異なる。これはよくあることです。入部してから「こんなはずではなかったのに」となるのはお互いにしんどいと思います。そうなる前にきちんと説明しておきたいなと思っています。昨年度は「時間を守る」という話をした翌日にいきなり遅刻してくる者も・・・。こうなるとなかなか練習できません。競技以外の指導が大半を占めるようになると一生懸命にやろうとしている選手に申し訳なくなります。

「来る者拒まず」というのもあると思います。基本拒みません。しかし、限度がある。とりあえず入っておこうかで入ると色々と困りますから。偉そうなことを書いているかもしれません。それでもある程度の考え方を持って指導していきたいなと思います。

ヘロヘロになって7時間目を終えました。これから部活動集会か・・・と思っていると「宇部線が遅延している」という話に。それにより「部活動集会中止」となりました(笑)。どうなんでしょうか。思うことはありますが割愛。

雨雲ズームレーダーを見ると18時過ぎまでかなり強い雨となっていました。週末に試合があります。そのためにこの日は少しでも動いておきたいところ。滑って転倒などしたら意味がないので基本的なことだけでもやっておきたいなと思っていました。私は最初の40分程度別件で参加できず。選手に任せました。

アップメニューを実施してから何かをやっていたのでしょう。私が到着した時には土曜日にやったハードルのリズム補強を始めるところでした。特別なメニューではありません。本当に「タイミング」を意識するだけの話。土曜日に体調を崩して休んでいた者は最初できませんでした。これでは・・・。分からないのであれば聞く。1セットもったいないですね。

その後はハードルドリル。これも簡単にです。バーなしを2セットにしました。実際の動きにつなげていくためにです。腕と足のタイミング。この一瞬で力を発揮したい。

その練習の途中に頼んでいた商品が到着したとの連絡が。すぐに取りに行って練習に取り入れました。先日宮崎に行ったときにやっていた「ダブルダッチ」用のひもを注文していました。思い立ったらすぐにやりたいタイプです。少し広くして実際に10分程度練習をさせました。

今のスタイル、こういう部分が増えています。厳しい練習だけをするというスタイルから劇的に変わってきています。正直、陸上競技の練習はそれほど楽しくないと思っています。単調な動きの繰り返し。だからこそ色々な「しかけ」を入れていきたい。それが選手のモチベーションや気分転換につながるかもしれない。更にはそこに「ヒント」があるかもしれない。全ての動きに強くなるための「ヒント」があると思っています。

最後にシャフトトレーニングを実施して終了。これから先、できることは限られています。技術的な成長というよりは「持っている力」を使えるようにするという部分のほうが大きいかなと思っています。そうであればそこを引き出すのは何か。「心」や「気持ち」だと思っています。根性論で話をするつもりはありません。やはり大切なのはこの「中心になる部分」だと考えています。

少しだけ話して終了。少しだけでも選手に響けばいいなと思いますね。

練習終了時にはかなり雨は弱くなっていました。良かった。
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