水曜日。高校入試でした。かなり神経を使う業務です。ここに関しては触れるべきではないと思うので書きませんが。受験生は持っている力を存分に発揮してくれたらと思います。
この日の練習は完全に休みとしてました。「家庭学習日」という扱いです。別に学校から「外に出てはいけない」と指定されているわけではありません。以前は時間が確保できるということで競技場で各自で練習をさせたりしていました。「競技最優先」で物事を考えていましたし、今はもういいかなと思っています。「練習をしたい」という気持ちが強くあるのであればやればいいと思いますが、この日に「自分たちで練習をする」ことで何かが大きく変わらない気がしています。そうであれば「気分転換」をするほうが良いのではないなと。各自でやりたいことをやればいいなと。
平日ですからお店が締まっているかもしれません。それでも「お出掛け」をして気分転換するほうが良いなと。イチゴ狩りに行ったりした者もいるようです。それでいいんじゃないかなと思っています。ガチガチに陸上競技だけを求める時代はもう終わったのではないかなと思っています。「部活」という枠組みで生徒を縛り付けていたらなんか面白くない。それ以外のこともやりながら「練習」をするときにはそこに集中してやる。練習で感じたストレスを別の場所で発散できるようになる方が「人生」として面白いのではないか。
これにょり「競技に集中できない」というのであればそれはもう仕方ないのかなと。それくらいの熱量だということです。以前は「陸上以外のことは考えない」くらいの話でした。それくらいやらないと「競技で結果は残せない」と思っていた部分もありました。実際はそうでもない。思い込みですよね。もちろん、身体のケアはするべきです。ここができないと「練習」さえできなくなるからです。こちらが言わないと身体のケアをしないという状況ではもう難しいだろうなと思っています。特に故障しているのに放置しているというのは「時間がたてば治る」というだけですから競技力の低下は否めません。ある程度は「治療するように」と話しますが「やらない」というのであればそれはそれでいいかなと。
「陸上競技」がすべてではない。もちろん、重きを置いた方が競技での成功確率は高くなるかもしれません。しかし、「遊び心」がないままやっていったら「残るモノ」が少なくなるかなと。時間があれば選手と一緒にいちご狩りに行ったりしたいなと思います。今の日程では難しいですが。今度京都＆神戸、鹿児島に行きます。可能であれば少し観光してもいいんじゃないかなと思っています。京都＆神戸は練習のために行きます。刺激をもらうことが一番の狙い。せっかく行くなら「綺麗な景色」をみたり「おいしいものを食べる」というのもありだと思っています。
私自身が大きく変わってきていると思っています。昔とは大きく違う。これが競技に対する熱量jに違いにつながるのかもしれません。私自身が「冷めている」のかもしれません。「不易」と「流行」です。今の情勢の中で10年前と同じスタンスで指導をするのは不可能だと思っています。「本質」は変わらない。が、変わっていくものも多い。一方的な指導はもう受け入れられないでしょうし。スマホやSNSなど子どもたちにとっては「刺激的なこと」が多く存在します。それなのに「歯を食いしばって練習だけやれ」なんて無理。練習の流れ自体も工夫が必要だと思っています。
私自身、もう自由にやりたいなと思っています。批判を受けるかもしれませんが「やりたいこと」を「やりたいようにやる」のでいいのかなと。もっと自由に生きたいなと思っています。しがらみもあるのでしょうがもういいかなと。
