所長日記

現場での出来事、日々思うことをつづっていきます。

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 147

2016-05-24 21:04:01 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 147

「三浦の濃紫べんがら」

昨日の白壁が右手に見えています。

正面の障子のある方向が南になります

つまり暖炉側が東、床の間風が西。

そして床と天井は杉板。

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 146

2016-05-23 19:48:38 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 146

「三浦の濃紫べんがら」

 

今までは暖炉のある側を見てきました。

今回は反対側の様子です。

既存の梁組の一部が白壁の中に浅く、また深く入る。

丸太のなだらかな曲線と柱や垂木などの直線とが

白壁にからみ

その白壁も左手、南の光を受ける面と

右手、東の光を受ける面とで

陰影のグランデーションをつくります。

既存の間取りや構造体をうまく利用し、

リフォームすると思わぬ美しさが出るものです。

 

 

梁に丸太を使っている母屋のリフォーム

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 145

2016-05-20 20:55:35 | Weblog

 

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 145

「三浦の濃紫べんがら」

 

50年の歴史を持つ住宅のリフォームです。

 

右手の障子は物置に仕舞い込んでいたものを

再利用。

新たに濃紫べんがらを塗ってほかの木部(暖炉の後ろは

木ではなくケイ酸カルシュウム板)と

色を合わせています。

 

暖炉上の欄間はバリ風でこれだけは元の色のままにして

インテリアのポイントにしています。

以前は欄間ではなく屏風でした。

屏風とは

http://www.kamakobo.com/c000006/archives/2010/11/15/entry56.html

の9番目の画像中央がそれです。

いくつかに分けて使用していますのでこれからもどこかに出てきます。

 

庭には玄関へのアプローチで説明した竪格子が見えます。

べんがら、障子、木の素材感、外の庭や格子の路地など

「旅館のような住宅」になってきます。

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 144

2016-05-19 17:16:54 | Weblog

 

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 144

「三浦の濃紫べんがら」

 

前回から2週間近くPCトラブルで空いてしまいました。

久しぶりのブログです。

今回は前回の撮影位置から少し後退してみました。

 今回のリフォームで屋根の梁組が表れていますが

これは、天井高を確保する、構造材を見せ家の骨格を表し、

力に対し部材の踏ん張る様子を見せる目的があります。

今回は屋根組全体は見せず

天井を張り断熱改修を行っています。

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 143

2016-05-06 19:34:19 | Weblog

 日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 143

 「三浦の濃紫べんがら」

 

前回142ブログ写真位置から

少し下がってみた画像です。

2階に上がる階段の1段目はこのように

タイルで仕上げた、

暖炉のステージになっており

後ろの壁とワンセットでデザインしています。

 

ここにも既存の壁のずれが生じており、

暖炉の壁は背後の壁の角度に合わせています。

つまり暖炉ステージ先端のラインとは平行でなく

ハの字に開き、景色に動きを与えています。

玄関から入ってきたときの広がりを強調する事にもなり

茶道における「角違い」の美意識さえ感じます。

 

暖炉の壁上部には以前の家で使用した

バリの屏風を分解し、再利用しています。

今後の紹介で、またどこかに登場するでしょう。

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 142

2016-05-04 17:28:05 | Weblog

 

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 142

「三浦の濃紫べんがら」

手前の柱は、前回コメントした既存の柱です。

但し若干増築した部分の柱と2本抱合せて

いるため手前にボルトの穴がみえます。

縦長の穴は既存壁の貫穴ですが、これらを隠すことではなく

そのままにして新しいところと古いところとを明確にします。

前回の画像でこの柱を裏側から見ますと、

タイル床との境目にもボルトの緊結穴が見えてます。

奥の明るいところが玄関で右奥が前々回に見てきた玄関入口

と続きます。

 

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 141

2016-05-03 18:03:09 | Weblog

 

 日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 141

「三浦の濃紫べんがら」

さて玄関格子戸をあけて広がる空間です。

 

以前壁のあったところは右に立つ柱までで

そこから左は増築し庭に続けています。

増築部は、大梁に垂木を乗せ

昔の縁側のように屋根裏を見せてべんがらを塗っています。

 

べんがらを塗ると木材の色違いが統一される、防腐、防虫作用がある、古色が生まれ

色に深みが出る、磨くと艶が出て木目が浮き上がる、そして独特の陰影を醸し出す、

などの特色があります。

 

リフォームにあたって右手の柱は当初から残すつもりでした。

理由は玄関格子戸をあけても、まだ居間に完全に入っていない、

ここはまだ廊下部分、いわば結界として象徴の意味を持たせています。

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 140

2016-05-02 18:09:58 | Weblog

 

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 140

 

「三浦の濃紫べんがら」

今回の写真は玄関扉を開けたところです。

杉の床板を張る向きは左の格子戸に合わせ平行に

していますが、よく見ると

右側の壁とぶつかるところでは平行になっておらず

左右の壁がハの字に開いている様子がわかります。

既存の建物が平行でなかったために起こる、

リフォームならではのハプニングです。

奥と手前では部屋の幅が違う。

つまり奥に立つとさらに狭まさに縛られるのですが

実は格子戸を開けた時、天井を取り払ったリビングの解放感に

浸れる効果を出しています。

 

手前の式台は旧家屋で使われていたものの再利用。

土間は狭さを克服するため、左のシューズクロゼットまで

つなげています。

 

 

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 139

2016-04-29 17:20:35 | Weblog

 

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 139

「三浦の濃紫べんがら」

写真は玄関のドアを開けて中から

歩いてきた路地を見返しています。

 

ここは以前、土間で吹きさらしの半戸外スペースでした

リフォームなので不思議な角度がこの玄関にはついています。

既存の建物が直角ではなくカタカナのハの字型に開いていて

今回それを利用しているところが要所に出てきます。

玄関の壁も!実は左右平行ではありません。

パースついちゃってますけど。

 

右のべんがら格子戸はクロゼット入口です。

 

 

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 138

2016-04-28 13:31:18 | Weblog

 

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 138

「三浦の濃紫べんがら」

 

入口を見返していたのが前回写真ですが

同じ位置に立って左に90度の方角がこの写真です。

つまり正面の玄関に至るには、入口から格子で囲まれたアプローチを

直角に回り込む。すると突き当りにあります。

 

ステンドガラスが嵌め込まれたドアはべんがら塗装ですが

右手のべんがら壁も塗装は芸術家の施主の作品です。

 

正面左手は明るくなっていますが

実は一気に庭が広がっています。

狭いところを歩かせるのはその開放感を強調する意味もあるのです。

ちょうど茶室の躙り口のように狭いところから入らせて

低めの天井を高く見せるところに通じますね。

 

 

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