所長日記

現場での出来事、日々思うことをつづっていきます。

横浜都筑の家-No5和室道路側を望む

2012-02-22 21:49:47 | Weblog

前回画像は和室の丸窓側を見ていたが、今回は道路側を望む。

左手4枚引き違いの古建具側が道路となる。

手前引き戸は道路側の光を浴びて明るい。

和室正面の床の間、床脇の壁はグリーン、その他座敷側の下がり壁

は漆喰で塗っている。また畳の縁は赤ベンガラ、などと幾つかの

色が集まるが、天井にしろ建具にしろ、濃い目に落ち行かせているので

わずらわしさはない。

 金沢の東茶屋町を訪ねると保存建物の中には赤や青の壁があるが

営業目的であるから、より際立つが、個人の家としてはこの程度の方が

落ち着く。

なお道路側4枚引き違い戸と更に外側の出格子部分とは75cm奥行きがあり

外部との緩衝地帯として働いている。

 

 

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横浜都筑の家-No4和室を望む

2012-02-17 20:45:49 | Weblog

前々回の画像に戻って

今回は古い建具を開け放ったところ。

和室全体の光の量は抑えられて、

東の道路側格子(最初のブログNo1画像の手前部分)からと

今回画像中央にみえる西側の丸窓からだ。

丸窓の障子を開けると明るい中庭を眺めることになる。

和室内はべんがら、白壁、抹茶色3色の壁で

全体を構成し、モンドリアン風の

まさに和とモダンなインテリアにしている。

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横浜都筑の家-No3玄関ホール欄間

2012-02-10 10:44:17 | Weblog

前回は玄関ホールの建具と欄間について紹介したが

今回は欄間に絞ってその詳細を見ていただこう。

花びらをかたどっているような彫り物で連子格子を支えている欄間で

軽快なイメージ。

1間半の幅だが通常なら中央に柱の短い束が来るが、ここにはなく

全体が端から端へと一気に飛んでいるイメージだ。

鴨居も細身で欄間と一緒になって全体を支えている。

彫り物の個数が上下で異なる。

他の二箇所は3個並びを上にしているが、ここでは下にしてはめ込んでいる。

奥の和室天井を支える棟木がダイナミックに玄関ホールに飛び出てくる勢いを

強調するため、上部では個数の少ない方を上にしている。

欄間といえば京都の曼殊院や桂離宮が思い浮かぶが

室町時代以降さまざまな意匠がみられ、ここの欄間も料亭に使われた歴史を持ち

江戸っ子の職人が粋を競ったものなのだろう。

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