べんがらちゃんの目

日本の美を伝えたい

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 564

2022-03-31 15:46:59 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 564

ガーデニングのコッテイジを

多世代住宅にリノベーション

 

門と呼べるほどではないですが

道路からアプローチする際、途中に結界を意味する

竹竿があります。

普段は竹垣に設置された鞘に収まります。

 茶庭ですと竹をラチス状に編んだ

枝折戸が来るところですがそこまで和を強調せず、

モダンにシンプルに竹竿一本を門に見立てています。

これは造園屋さんのセンス!

 

造園する際、多くは新たに運び込んだものですが

手前のもみじの古木と、

正面の竹竿の背後に、見えますか?

石の一部をくりぬいて水をためた手水鉢、とは

以前のガーデンから引き継ぎ今回の

造園計画に組み込んだものです


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 562

2022-03-29 16:33:13 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 562

ガーデニングのコッテイジを多世代住宅にリノベーション

道路からのアプローチの写真です。

正面突き当りにコッテイジ部の玄関を、

その上には藤棚も見えてます。

このアプローチに沿って増築部の屋根がスロープを覆っています。

床は御影石

奥に向かって緩く上がってゆく、

敷地の奥行きの長さがスロープ設置には

功を奏した結果になりました。

 

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 561

2022-03-28 17:21:48 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 561

 

ガーデニングのコッテイジを多世代住居にリノベーション

 

道路側を緑化した写真です。

風にそよぐ樹木の葉影が室内の障子に映ります。

 

外壁は部分的に変えて2階の壁は

杉板のささらこ下見張り、

1階部分は杉板の大和張り、

ともにべんがらで仕上げています。

 

屋根の破風板や、

うだつのような隣家との境壁は

ガルバリュウムの縦ハゼで仕上げ

今後の維持管理を楽にしています。


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 560

2022-03-25 13:56:04 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 560

 

ガーデニングのコッテイジから

多世代住居へのリノベーション

 

前回の写真よりも角度をつけて横から見た画像です。

間口7.5m奥行き25メートルの敷地形状。

外構造園工事が始まった時の写真。

1mほど敷地が道路より高くなっているので

スロープで奥までアプローチし

手前カーポート部も緩やかな傾斜をつけています。

 

奥に見える白いサッシ部の建物が

そもそもガーデニングのためのコッテイジ、

その延べ16坪だった部分が成長して

全体で46坪となるまでのリノベーション。


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 559

2022-03-24 14:53:53 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 559

 

ガーデニングのコッテイジを多世代住宅にリノベーション

 

道路側の外観です。

造園工事前の写真で当初のコッテイジは左奥にある、

が見えずらい。

敷地の間口が7.5m

その狭さをたっぷり感じさせる写真。

 周囲の建物はみな白っぽく、その中で、

赤壁やべんがら塗装の

大和張り、ささらこ下見の壁が際立ち、

没個性的な景観に、小さいながらも

インパクトを与えています

 

 


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 558

2022-03-22 13:29:17 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 558

 

ガーデニングのコッテイジを多世代住宅にリノベーション

 

リノベーション後の増築部分。

2階の赤壁が夕日に染まった写真です。

東西方向の敷地幅が7メートル余りと狭く、

これでも隣地の塀に背中を押し付けて

撮影している状況です。

CANON EOS17mmのシフトレンズを使用。

三脚は使用できず、息を止めての撮影です。


日本の美を伝えたい 鎌倉設計工房の仕事 557

2022-03-18 14:23:49 | Weblog

日本の美を伝えたい 鎌倉設計工房の仕事 557

世田谷のガーデニングコッテイジ、リノベーションで多世代住宅へ

 

前回より少し庭側、西側隣地境界に体を寄せて撮った写真です。

この角度だと家の全体像が把握できます。

 1階の外壁は杉板の大和張りや、ささらこ下見張り、

2階はマジックコートのバーガンディー色(特注)とガルバリュウムサイディング、

 特に2階東側(裏手)は隣地境界に近く、軒の出が短くなるため、

金属版のサイディングを使用西側まで延長させます。

 屋根はガルバリュウム横葺きで中央部の傾斜屋根下は階段室になります。

 道路際のひじ掛け窓には、室内の上段の間から身を乗り出します。

 道路からはかなりのレベル差があり、

上段の間から道行く人とコミュニケーションを取りやすくし、

かつプライバシーも確保する意図があります

 なお、敷地のレベル差を利用して地下物置が基礎のコンクリート部分に隠れて


日本の美を伝えたい 鎌倉設計工房の仕事 556

2022-03-17 16:44:40 | Weblog

日本の美を伝えたい 鎌倉設計工房の仕事 556

世田谷のコッテイジリノベーション、多世代住宅へ

 

 再び工事中の写真で恐縮ですが、撮影時期を逃し適当な写真を探し出しています。

 前回はブルーシートが残っている状況でしたが、今回はかろうじて撤去されてます。

 午後の遅い日差しで室内が照らされ、奥の上段の間や手前のキッチン内部がうかがえます。

 中央の格子戸は玄関位置を示し、その手前に連続する窓格子は玄関外に立つ人の視線を避けるもの。

 リノベーションにあたり既存の三角屋根の一部を手前に残しています。