所長日記

現場での出来事、日々思うことをつづっていきます。

横浜都筑の家-No2玄関ホール

2012-01-24 21:27:56 | Weblog

京都の町屋であるなら

画像土間先の格子戸を開ければ玄関前中庭となる。

斯様に伝統建築を意識した構成だ。

 建物は新築だが左右の建具は古い。

 オーナーの支給品だが色艶に優れ

大切に使われていたことがうかがい知れる。

 片瀬山の家、吹き抜け手摺にも活用した欄間は銀座の料亭で使われていたもの。

漆が映える。

 靴脱ぎ石は長野県の諏訪。町屋の蔵、基礎の石。

 これも片瀬山の家に使用したが若干小ぶりだ。

 新しい部分の木部はべんがらで

古いところは漆と、新旧を区別する。

 右の内玄関戸は格子の間に隙間があるが、

このように明るい側からは奥が見通せない。

奥からの画像をそのうちお見せしよう。

 

 

 

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横浜都筑の家-No1

2012-01-22 16:17:01 | Weblog

べんがらの家でも今回から、かなり和風にシフトした

本格派の住宅を紹介しよう。

したがって、和の要素も現代のモダンなイメージから離れ

古民家の建具なども登場する。

画像は門を通り玄関前まで来たところ。

軒の出は1.8メートルに近い。

柱を途中に立てず、この距離を跳ねだすための軒裏の構造体が見える。

これ自体がデザインであり、深い陰影を作る。

そういえば都筑の家の全体イメージは

谷崎潤一郎の「陰影礼賛」に近いかもしれない。

 

 

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べんがらSa邸-No6内観

2012-01-16 17:57:32 | Weblog

居間の画像です。

右端に見える木の部分には書斎が広がり

見えませんが、手前はキッチン。

ともに居間とは一つの大きなスペースで

べんがらを塗った小屋組みで覆われています。

手前、南側の開口部は絞っています。

朝方は右、東側書斎の窓から居間に光がさんさんと降り注ぎ

昼間は手前、南側キッチンの窓から、夕方は夕日が左、西側のバルコニー

(前回画像をご覧下さい)から、居間にあふれます。

したがって画像中央の窓の明かりは北側ですが、なぜこのように明るいのか?

、、、答えは北側隣家白壁の反射です。

 

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べんがらSa邸-No5 バルコニー

2012-01-09 12:24:53 | Weblog

道路とは反対、川に面するバルコニーです。

庭側と川側で手摺の高さを変えています。

 川側は敷地から更に5メートルほど下がったところを流れているので

10メートルを超える落差があり、安心感のためにも高めの設定にしています。

 このように高い場所にある事が画像でもうかがえると思います。

 ところで、反対側の山にもいくつも住宅が建っていますが、

この中で、もう30年近くまえ新築時に携わらせていただいたIKe邸があります。

 しばらくぶりでお訪ねすると、元気な、お姿で奥様が出てこられました。

 建物も設計時の本体は変わっていません。ほっつ!

 ここも斜面地で地中に直径1.2メートル深さ5メートルほどの杭

が埋まっています。

 道路が完全でなく位置指定道路の申請から始め

そのときの苦労がよみがえってきます。

開業して今年は31年目。

たくさんの建物に関わらせていただきました。

不思議とプランがそのまま浮かんできます。

 

 

 

 

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べんがらSa邸-No4玄関前スペース

2012-01-06 14:07:47 | Weblog

昨年末の画像では建物と道路との関係が今ひとつ

わかりにくいと思い今回は補足です。

道路に面する窓には格子をはめて、京都の町屋のごとく

外からは見えにくく内からは見えやすい環境を作っています。

玄関は階段を数段下りたところ。

軒の出が大きく玄関と階段スペースを覆います。

ここは高台なので雨風のあたりが強く、屋根を極力、張り出して

雨落ちを壁から離し自然に対応します。

屋根の側面、破風といいますが、

ここも屋根材と同様ガルバリュウム鋼板で

仕上げデザインと「長持ち」を兼ね備えています。

 

 

 

 

 

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