べんがらちゃんの目

日本の美を伝えたい

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 373

2018-05-30 16:14:20 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 373

「鎌倉 天空の館」

 

2階の書斎から

吹き抜け側を望む写真です。

 

かなり立体的に映しているため

画像としては誇張して見えますが

撮影している書斎の位置関係や

吹き抜けとその周囲に広がる各室、

外部のデッキ、庭などの空間は

把握しやすいと思います。

 

 

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 372

2018-05-29 13:10:53 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 372

「鎌倉 天空の館」

 

今回は吹き抜けを右に見ている。

竹の簾の様子がよく見えると思う。

南西に向いているのでこれからの季節

簾は特に効果的だ

黒いべんがらも

日の当たり方で赤みが差し

黒紫がさらに明るい紫になっている。

やはり

混入の量的から言っても少ないけれど黒色の中にあって

赤べんがらは最後まで存在を主張している。

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 371

2018-05-28 14:42:02 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 371

「鎌倉 天空の館」

 

吹き抜けを通し2階書斎から鎌倉の山を簾越しに見ている。

天井や柱梁などの構造体はべんがら濃紫色の塗装。

カウンター下の穴が開いている部分は?

これは

べんがらではなく黒柿の古欄間の地の色だ。

ブログ332に吹き抜けから見たこの古欄間が写る。

カウンター下にあり節穴ばかりが目立つが

厚い黒柿の板を半分に切るとこのように同じ杢目の板が

2枚できそれを左右対称に配した古欄間を再利用している。

今時このような材料を探し出すことさえ難しい。

昔の目利き?普請道楽?に感謝!

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 370

2018-05-25 16:49:44 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 370

「鎌倉 天空の館」

 

下から階段を上がってくると

正面に書斎の入り口が見えます。

古建具(古福庵)の格子と板の部分の割合

そして全体のプロポーションは

ブログ368の建具が美しい。

でも

ここは書斎の入り口、

2枚引き違い戸を採用し

美しさもさることながら風格を

表します。

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 369

2018-05-24 21:33:01 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 369

「鎌倉 天空の館」

前回ブログの画像、正面にあった格子戸を

右に見ています。

正面は欅の板戸

役者(古建具)は同じでも

写真そのものは前回ブログのほうが美しくみえる。

今回のように格子戸は脇から眺めると

格子が重なり、間がふさがって

板戸のように見えるせいか。

格子戸のように景色や光が間から透けて見えると

もう一つ別の次元(空間)が感じられる。

この奥ゆかしさのデザインが和を感じさせるポイント

古い建具を使っているから和なのではない。

階段室中央の欄間採光塔も同様。

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 368

2018-05-18 11:17:55 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 368

「鎌倉 天空の館」

 

色の異なる古建具を用いて

用途の異なる部屋の入り口のドアにしています。

正面のドアの下部に竹をはめ込み

古建具に下枠を加え

高さ調整をしています。

当社のデザインで

建具施工は阿部興業。

ブログ365では竹を配した古欄間

を紹介しましたがこれは古福庵で購入

したもので

既に竹は組み込まれていました。

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 367

2018-05-15 13:28:03 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 367

「鎌倉 天空の館」

 

2階トイレの写真がもう一枚あったので

紹介します。

 

入口の扉を左に、正面は外光を取り入れる窓。

階段室から連続する窓でもある。

わずかな光の中で目が慣れてゆき

天井の梁や垂木が徐々に見えてくる、

それもトイレに滞在する楽しみ。

耳をそばだてると、静寂の中に

不如帰の鳴き声も聞こえる季節だ。

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 366

2018-05-14 14:30:49 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 366

「鎌倉 天空の館」

同じようなアングルで

恐縮です。

自分では気に入っている写真なので。

 

階段の途中に踊り場を設けた場合

そこはデザインポイントであると思う。

今回のようにトイレを設けたり

ライブラリーにしたり

踊り場フロアーのすき間から階下の人が

見えるスポットとしたり

階段昇降時に一息入れる場所であるのだから

発展させると唯一無二の空間になる。

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 365

2018-05-12 11:04:04 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 365

「鎌倉 天空の館」

 

採光ダクト部に使用している古欄間

以前どこかで使われ

レストアしたものを購入使用している。

欄間も今ではコンピューターを利用して

自由な絵柄を機械で刻める。

それに古色の塗装をすれば

これに近いものはできるかもしれない。

が職人が無心で彫り、その後時を経た素材ならではの

味わいをもっている。

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 364

2018-05-10 13:32:52 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 364

「鎌倉 天空の館」

なんの写真でしょうか?

想像がつくでしょうか?

たびたびコメントのある

1階トイレ採光ダクトの中です。

両側に古欄間がはめ込まれ

さらにガラス面に反対側が

それぞれ映るので

のぞくと万華鏡のような不思議な

画像になります。

 

ちなみに覗いても

1階のトイレにいる人は見えません。

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