日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 210
「鎌倉の濃紫ベンガラ」
畳床の和室、前回と反対側を見ています。
隣家の樹木を借景として、いただいています。
天井のベンガラとともに、窓上部分の下がり壁も
陰影の制御に貢献しています。
モダンな天井まで目いっぱいの窓もいいですが
緑を額縁のように見せる、プロポーションの美しい
この様な窓もありです。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 210
「鎌倉の濃紫ベンガラ」
畳床の和室、前回と反対側を見ています。
隣家の樹木を借景として、いただいています。
天井のベンガラとともに、窓上部分の下がり壁も
陰影の制御に貢献しています。
モダンな天井まで目いっぱいの窓もいいですが
緑を額縁のように見せる、プロポーションの美しい
この様な窓もありです。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 209
「鎌倉の濃紫ベンガラ」
実際、和室から、道路までの空間がどのように変化するか
を見たのが今回の写真です。
手前は和室の畳床、そしてオーク材のダイニング、モルタルの土間
芝生の庭からさらに道路へと続いています。
(写真の最奥に見える壁は道路向こうのお宅)
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 208
「鎌倉の濃紫ベンガラ」
今回は
ブログ206と同じような画像です。
違いは、和室の建具「障子」を手前に集めています。
この様にすると、突き当りの壁が左右に広がる様子や
床仕上げの違い、床段差の違いが見て取れます。
畳床の和室が一番高く
オーク材のダイニングがその次、
モルタルの土間が一番低い位置にあります。
が更に芝生の庭へと続くわけです。
和室は一番北側にありますが、炬燵に座っていると
南側の土間や、庭の様子も分かり
奥まっていながら直接、日もさすという不思議な空間です。
季節によってどこまで日が入り込むか、
視覚を楽しめますね。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 207
「鎌倉の濃紫べんがら」
前回よりも左側に視点を変えました。
一部しか見えなかった和室
やその上の個室、この上下二部屋のみ
が個室として閉じることができます。
その他は部屋としてオープンです。
楽器の間として使われたり、読書のために、
など、自由な使い方ができ、家族の動く音
生活する音を感じることもできます。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 206
「鎌倉の濃紫ベンガラ」
右手に玄関に続く土間
左手は和室と2階は寝室が位置します。
右手が南に当たり
午前中は右側の光が強い。
椅子に近い光は昼ごろこの位置を照らします。
もっとも季節によって違いますが。
これから建てようとするお施主さんには
実際の建物を見てもらい光と陰影の感覚を味わってもらいます。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 205
「鎌倉の濃紫ベンガラ」
前回の写真と比べれば
棟持ち柱が無く、棟木もない画像です。
屋根面、2階床面、1階床面
をシンプルに撮りました。
濃い紫のベンガラが光を受けて
自らを得ています。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 204
「鎌倉の濃紫ベンガラ」
前回の写真撮影位置とほぼ同じところで写した
これは、建て方時の画像です。
青空が見えるこの時期の姿も美しい!といつも思います。
魚の背骨のように通っている棟木を1本の柱が支えている写真です。
これからどのように変化してゆくのか
前回の写真からも分かりますがもう少し
角度をかえて写したものを次回ご覧いただきます。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 203
「鎌倉の濃紫ベンガラ」
キッチン側から見たダイニングの写真です。
前回、「古欄間が光に反射している」
としましたが、おわかり難かったと思います。
これだと階段もはっきり見え
2階のスペースとの関係性がはっきりしてきます。
屋根は切り妻形で、
屋根面も床の反射光を受け、黒に近かったベンガラも
紫に輝いています。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 202
「鎌倉の濃紫ベンガラ」
前回の写真よりも土間側に回り込んで撮影しています。
これで階段の廻りをぐるっと一周。
写真でですが
インテリアの体験ができたのでは!
撮影位置はダイニングで
オーク材の床には暖房が施され
上部は吹き抜けています。
2階床の反射光を受けているのは古建具の欄間で
手すりも兼ねています。
次回はキッチン側からの写真を見てもらいます。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 201
「鎌倉の濃紫ベンガラ」
前回の画像、左手におぼろげに
階段が見えていました。
実際はこのようにトイレと土間側の壁とで挟まれた
スペースに配されています。
足の踏む板は桧、蹴込み板は杉、
床の延長として考えベンガラ塗りではなく
白木のままです。
右の明るい壁は玄関へ
左側は土間から更に外部へと続きます。