所長日記

現場での出来事、日々思うことをつづっていきます。

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 255

2017-04-29 09:41:17 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 255

「柏の濃紫べんがら」

キッチンと奥の水屋(食器収納)さらに奥の食品庫と続く。

食品庫は今回の改修で

ガレージの一部を有効利用しているため

4段の階段がうまれる。

日常的な昇降をバリアーと考えるか

健康のためと捉えるか、

将来

車利用の在り方とも絡む。

 

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 254

2017-04-28 20:28:21 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 254

「柏の黒紫べんがら」

 

キッチン入口の写真です。

左手の階段を上がれば食品庫。

右奥がキッチン。

家具は大工さんと建具屋さんの共同制作。

黒紫のべんがらを柱と同様に塗っています。

マットで鈍い艶はベンガラの特色。

落ち着いた色合いは飽きがこない。

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 253

2017-04-27 12:54:30 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 253

「柏の黒紫べんがら」

居間の日差しの写真。

3回目になります。

2階床の木組みを現した天井越しに眺めています。

 

最近、お施主さんと一緒にテーブル材を見に

現場近くの材木店を訪れたところ

写真のテーブルに似た板材を発見。

中心が黒で周辺が黄色、「シャム柿」と店員さんは言っていたが

これもそうなのか、これほど大きな切り株

次回、柏を訪れた際

名前とともに、入手ルートを教えてもらおう。

 

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 252

2017-04-19 22:05:43 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 252

「柏の黒紫べんがら」

前回とはアングルを変えて

庭側から入る

日差しの様子を見ています。

 

黒紫のべんがらで塗られた

天井や建具、柱には

少しづつ色味を換えたアンティークの家具が配されて

全体として上品なインテリアを構成しています。

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 251

2017-04-18 15:20:53 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 251

「柏の黒紫べんがら」

居間の北と東面の写真です。

庭側の軒が奥行き2.7mと深くとも

この様に部屋の奥まで冬場は日が入ります。

右手の東面奥はキッチン、

改修してもキッチンの位置は変えていません。

直接庭に出られる勝手口がありましたが

改修後はキッチンの機能性を高めるため

省いています。

境壁の欄間は銀座の料亭解体時に入手したもの

を分けてもらいました。

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 250

2017-04-17 20:27:58 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 250

「柏の黒紫べんがら」

今までは

庭の眺めでしたが、

今回は居間の北側を望んでいます。

真壁の柱割が家具の幅寸法にあい

べんがら格子の建具も部屋の隅部分を引き締めています。

 

格子戸は2階や浴室トイレなど水回りに続きます。

一方キッチンは右のゲートを潜るとあらわれ、

少し見える階段を上がると

そこは食品庫。

ところでガレージが家の内側に取り込まれているのですが

そのガレージの一部を空間的に有効利用している

それ故の階段なのです。

 

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 249

2017-04-14 22:20:23 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 249

前回と逆の方向を見ています

深い軒の文化ですね、日本は。

 

ところで

岡山県から連絡いただいた方!

もう一度連絡ください。

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 248

2017-04-11 20:02:58 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 248

「柏の黒紫べんがら」

リビングの障子やガラス戸、網戸をすべて壁の中に収めると

この様に広がりが生まれる。

庭側に奥行き1間(1.82m)の深い軒のテラスがあること、

また障子戸を設けていることにより光と陰影の調整を図る。

壁の絵も紫外線に弱く、その意味でも障子は必要。

それより、この深い軒によって梅雨時はガラス戸を開け放していても

濡れることはない。

夏はうだるような暑さをこの軒が遮る。

かといって日差しのほしい冬に日が入らない!

ということもない。

入っているところそのうち登場します。

60坪ほどの敷地は必要だが要は計画次第。

更に小さな敷地でもこの様な軒テラスは可能だ。

陰翳礼讃を掲げるまでもなく、

 

深い軒はいいなぁ、実に!

 

 

 

 

 

 

 

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 247

2017-04-10 22:12:50 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 247

「柏の黒紫べんがら」

 

前回は朝鮮の膳の話で

したが、この居間の写真に戻ります。

開口部が三分の一だけ眺められるまで

障子戸を閉めた状態。

障子もこのくらい骨太だと根太天井や外の屋根垂木と

線のハーモニーが生まれます

手前のペンダントライトは松岡信夫さん作。

かなり床面近くまで下げ

文字を読むのに必要な照度を確保しています。

その他の照明は控えめにして落ち着きを出しています。

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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 246

2017-04-06 19:10:14 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 246

「柏の黒紫べんがら」

 

気づかれたでしょうか

前回の画像を振り返っていただくと

扉の右隅に猫足の膳があります。

朝鮮の小盤(そばん)という膳です。

今はあまり使用していないようですが

酒と肴、ご飯とおかずなどいくつもの膳で食事をしたらしく、

その為軽くて持ちやすいことが製作のポイントの様です。

素材は銀杏が良いとのこと。欅や、松材のものもあります。

日本だと松より欅が重宝がられますが、韓国では逆です。

欅は木目が美しい。だがそれは見た目が綺麗な女性と同じで、

誠実さに欠ける?!と考え、それよりも素朴な

松の膳を愛したのだそうです。

以前ソウルを訪ねた時、私も購入してきました。

艶のある塗装を施して修復してある点を除けば

気に入っています。

事務所に置いてある70種類の木材見本で確認すると

木目がはっきりしていないのでどうやら銀杏の様。

酒とちょっとした肴でついつい一杯やりたくなる膳です。

画像のように夕暮れの庭でも眺めながら。

 

 

 

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