所長日記

現場での出来事、日々思うことをつづっていきます。

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 340

2018-01-12 14:04:30 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 340

「鎌倉 天空の館」

 

前回と同じ画像ですが

もう一言。

 

木部にはべんがらを塗っています。

べんがらは陰影を強調できる塗料です。

写真の

壁や窓の部分と天井との境が

陰影によって

はっきり見えなかったり

天井全体のトーンも

画面の右側は陰影に包まれて暗く

左手は極端に明るく、杢目さえ浮き上がっている、

左右の落差が激しく、天井に連続感や一体感がない。

けれど、それが気に障る、でもなく

包み込まれた、落ち着きがある。

べんがらによる色付けは陰影を強調し、

陰影は日本建築の落ち着き、和らぎをもたらしています。

 

と、感覚的なことを

言葉で言い表すのは

簡単ではありません。

 

 

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 339

2018-01-11 17:47:02 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 339

「鎌倉 天空の館」

 

手前にダイニング、右手にキッチンを望みます。

正面はリビングルーム。暖炉のある部分です。

さらに奥に白壁で囲まれたもう一つのリビングルームがあります。

左手は光の当たり方が強く画像が飛んでいますが

デッキテラスが広がっています。

そのさらに外側に設置された大谷石の段状テラスを介して

庭におります。

外観写真の際それは説明しましょう。

 

 

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 338

2018-01-10 19:21:06 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 338

「鎌倉 天空の館」

 

ダイニングから

キッチンを見ています。

インテリア全体を

天井のべんがら色にまとめています。

そこにシルバーの取手やガラス、その縁取り

などシャープな要素が加わり、

白や白木のインテリアとは異なる

風情、美を醸し出します。

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 337

2018-01-09 17:33:19 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 337

「鎌倉 天空の館」

 

前回ブログと比べ

撮影位置は同じですが

天地と左右を拡大しより広い範囲を

見せています。

ダイニングテーブルとチェアはARFLEX(アルフレックス)

照明は松岡信夫、古箪笥は古福庵、キッチンはリクシル。

窓側のダイニングチェアは白、他は天井の黒紫べんがら

の色調に合わせ選択しています。

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 336

2018-01-05 13:24:25 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 336

「鎌倉 天空の館」

 

前回ブログの奥に近寄り

ダイニングをみた写真です。

 

大引きを現した天井は黒紫べんがら。

 

見た目は黒、ですがよく見ると紫。

木とべんがらを合わせると

鎌倉武士の質実剛健さを感ずる、

上品、格調高い、頑丈、クール、

地味、わびさび

と住まわれる方によって

表現はいろいろありますが

「静かで落ち着く」

ところは共通しています。

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 335

2017-12-26 20:12:18 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 335

「鎌倉 天空の館」

 

吹き抜けの左手を

正面に見た写真です。

 

白く飛んでしまっている右手が屋外で

2階の屋根同様に

1階レベルでも深い庇が

デッキを覆っている様子が見えます。

 

その上に竹を詰め打ちした

「簾」があるのですが、竹1本の太さは

25mmあり、簾というには太すぎる。

しかし前回のブログのように離れて見ると

繊細なスクリーン、として際立っています。

 

ちなみに竹相互はワイヤーでつなぎ

最下部の足元は浮かせて、雨水の切れを取り

腐食を防止します。

 

なお正面奥はダイニングルームになります。

 

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 334

2017-12-25 20:20:13 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 334

「鎌倉 天空の館」

 

「天空の館」最初の画像です。

今まではこの右手の様子を見てきたので

一旦 ここで中央に戻り

次回からは左手のダイニングを見てゆきます。

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 333

2017-12-13 13:36:43 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 333

「鎌倉 天空の館」

 

今回は左手のデッキ側も含めた

吹き抜け部分の写真です。

外部にも吹き抜けがあり

これは詰め打ちした竹格子と

木製枠のガラス面との間で構成されています。

 

 ところで「天空の館」に

住まわれている方の

感想をブログ329で紹介しました。

 

今後も鎌倉設計工房ホームページ上に

他の実際例を「お客様の声」

として、紹介してゆきます。

http://www.kamakobo.com/

プランを詰めてゆく段階で

建築家サイドで考えたことも

工事の完成後

建築主様側での受け取り方と

ニュアンスの異なる場合もあり

このブログを読まれて、

より明確に

建築家の意図が判った方もいらっしゃいます。

 

設計から工事、完成まで一つ一つの建物に

ドラマがあり建築主の感想が加わることで

密度の濃い紹介になればよいと思います。

 

 

 

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 332

2017-12-08 16:19:27 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 332

「鎌倉 天空の館」

 

リビングの全体像です。

基本的に切妻型形の大屋根が

家全体を覆っており

室内の「べんがら塗り化粧天井」にもその形が表れています。

化粧天井板は機能的には捨て野地板でもあり

今回はグレードを上げて杉の無垢板を張っている。

このため、

当初張り上げた状態では白木の輝きを持っていた。

だが、たっぷりと光の入る、吹き抜けにあっては

明るすぎ逆に落ち着かぬ空間となり、

また建築主の要望もあり、

垂木とも当初の無塗装予定を変更して

現場でべんがら塗装としました。

 

リビングの2階レベルは書斎になり

左手の吹き抜けを通し、南西の山を望みます。

手摺部には黒柿の古欄間を左右対称に設え

趣のある独特の杢目を楽しみます。

 

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日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 331

2017-12-07 17:05:23 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 331

「鎌倉 天空の館」

 

前回の写真では閉まっていた

和室の戸襖を開けています。

書院の設えや赤茶雲母紙の襖が見えます。

建築主が選択したソファーは

arflex(アルフレックス)BRERA(ブレラ)

Sergio Brioschi(セルジオ ブリオスキ)のデザインです。

和室側ソファーの端部を上から見ると45度にカットされており

和室の出入りには都合がよい。

インテリアが渋く落ち着いているので、きらびやかな絵や

原色に近いクッションが映えます。

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