日銀がインフレターゲット２％の達成を先延ばしした。これで6度目の先送りである。ちょっと考えると達成できるまで延期すれば必ず達成する。目標が延々と先延ばし出来るのならそれは目標と言えない。民間なら社長のクビ挿げ替えである。最大の問題あ消費が増えないことである。消費が増えないのは取敢えず事足りている、本当に欲しいものは手に入りそうもないので諦める。老後のために金貯めておかなければ不安。経済の好循環のために物価上昇目標を最初に掲げるのも良くない。物価が上がって何が良いのだ、生活が苦しくなるばかりではないか、となる。これが賃金上昇目標からスタートすれば可也国民のイメージは違って来る。循環なのだから、兎に角どこかに力を入れて回し始めれば良いのではないだろうか。多分世界の頭脳である日銀の先生方でも我が家の消費を増やすことはできない。安定したインフレになって確実に物価が上がることが分かっていても買い急ぎはしない。
服なんか１０年物が未だに現役である。破れない色褪せない。家電も大かた１０年以上使っている。唯一TVがデジタル放送になる直前に買い替えたのが最後か。いっそのこと紙幣に有効期限を設けたらどうか。預貯金も１０年を過ぎるとマイナス金利が適用される。みんな不動産に変えてバブルとなる。不動産だって目減りする人口減少だからニーズがなくなるから。全てのものに買い替えプレミアをつける。車だって何だって買い替えた方が得するシステムだ。ストックを減らしフローを増やす仕組みが必要である。