太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

あまりに暑く

2017-07-19 16:20:03 | 日記

物を書く気がしない。汗はかいているのだが。新ネタとはいかないので書き忘れた事で。4日ほど前クロダイ釣りにハマって出掛けた。クロダイでは無いがそっくりの魚、キビレが掛った。猛烈な引きで上げられないと思ったが、丁度安もののタモ網を買って持って行ったので何とか掬い上げた。帰って測ってみると32㎝あった。外観はクロダイそっくりであるが、尾びれとシリビレの一部がちょっと黄み掛っている。人によってはクロダイより美味しいという人も居る。うろこが猛烈に固い。背びれもクロダイに似て大きく鋭い。クロダイ釣りを初めて4回目であるが、最初はボウズ。次に23㎝のクロダイ、次が30㎝のクロダイ、今回が32㎝のキビレ。ビギナーズラックにしては上出来である。

細い竿で狙うのでやりとりは結構ハラハラする。何より良いのは餌が砂州で捕まえた小蟹だからタダ。セイゴの時は500円で餌を買っていたからコンビニの弁当代くらいにはなる。

それほど釣りが好きかというと良く分からない。行く所が無いから行っているというのも半分くらい当たっている。しかし、蕎麦打ちよりは性に合っているように思う。いや、麺類も大好きだから蕎麦打ちだってやればのめり込むかも知れないが。いやいや、子供の頃、野山を駆け回っていたから基本はアオウトドア派だ。問題なのは退職したら何をやろうかという考えが全く無かったから何をやっても中途半端になってしまうことだ。一つだけ言えるのは体が思うように動かなくなれば多分文筆業を目指せば良かったと後悔するだろう。中学1年の時だったと思うが、作文の宿題があり、可也の部分をフィクションで書いたら賞をとってしまったことがある。選者は恐らくノンフィクションだと思って読んだだろう。悪い事をした。

勤め出してからは論文やら報告書をやたら書いたが、何よりも得意だったのは稟議書を書くことであった。限られたスペース、字数の中で要領良く説明し、上司の決裁を貰わなければならない。そのせいかどうか分からないが、大親分のスピーチライターをしばしばやることになった。本人になり切らないと書けないし、行き過ぎると生意気になるし、第3人称が第1人称になりすますのは結構技が要る。何度もオーダーがあったからそれなりの合格点は貰えたのだろう。多分学生は気付かないだろうが社会へ出てから最も役に立ち、必要なものは文章力である。偏微分方程式を使う機会はほぼ無いが、文章はどんな職種でも最初に必要となる。しかも結構個人差がある。人が書いた物を読めばその人となりは大凡分かる。ブログという身近な文章ではあるが、多分継続して読まれたら包み隠しようの無い人となりは露見してしまうだろう。何百回も自分を飾って書き綴ることなど不可能だから。