共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

報徳二宮神社

2017年05月22日 19時35分27秒 | 神社仏閣
今日は小田原の教室の日でしたが、小田原に着いてみたら厚木よりも暑くてビックリでした。それもそのはず、今日の小田原市の最高気温は30.5℃と、今年一番を記録していたのであります…(;´д`)。

そんな5月とは思えないような暑さの中、教室に行く前に小田原城址公園内にある報徳二宮神社に参詣しました。桜の時期以来でしたが、境内はすっかり新緑に包まれていました。

こちらの御祭神は、言わずと知れた二宮尊徳翁です。明治27(1894)年に、尊徳の教えを慕う伊勢・三河・遠江・駿河・甲斐・相模の6か国の報徳社の総意によって、尊徳の生誕地である小田原の旧小田原城二の丸小峰曲輪の一角に創建されました。

この境内の一角に、かつてどこの小学校にも設置されていた二宮金次郎の銅像があります。



この像は昭和3年、昭和天皇御即位大礼記念として神戸市の中村直吉氏より寄進されたもので、当時のメートル法普及の意図を反映して、身長がちょうど1メートルに作ってあります。かつてこれと同じ像が全国の小学校に向けて約1000体作られたのだそうですが、その殆どが太平洋戦争時に金属供出に遇ってしまい、当時のもので現存するのはこの1体だけなのだそうです。

最後に恒例の



御朱印を頂戴して参詣を終えました。

こちらでは表参道に面している一の鳥居の架け替えが予定されているのだそうです。既に御用材は切り出しを終えているということですので、近年中にも新しい鳥居が御目見えすることになるやも知れません。今からそれを楽しみにしようと思います。
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