今朝は4時前に起き出した。最近は長袖のパジャマを使用して居るのだが今朝の室温は15℃を少し下回っている。最近まで此の状態で問題なく受信体制に入れたのだが今朝は寒くて「ハクション~ハクション」の連続の後に鼻水が出る始末に「此れは敵わん!」と着替えをする事に・・・・・今年は季節の変わりが早く随分寒くなってきた。無線のコンディション的には此れからが一番良い時期で現在の20~30台のSSN値が100を越す頃には可也聞こえるのでは?と楽しみにしている。
今朝は7MHz帯でDXを狙うなら少し時間が早過ぎたと思ったが今日は3.5~7MHz帯のバンド・ノイズが少なく珍しくSメーターが2程度しか振れないので信号が浮かび上がり了解度が頗る良い。ノイズ・レベルの低い時は此れ程楽にCWの微弱信号が判読できるのか?と思わせる程のバンド・コンディション、其処でダイヤルを回して聞こえた局で1st及びバンドNEWと前回のQSOから一年以上経過している局は片っ端しから呼掛けて交信した。
今朝の実績
HG1ITU 10/13 04:02JST 7MHz CW
YU65GMN 10/13 05:04JST 7MHz CW
OE3DIA 10/13 05:32JST 3.5MHz CW
S59AA 10/13 05:54JST 7MHz CW
HA8LLK 10/13 05:59JST 7Mhz CW
当局の3.5MHz帯のアンテナはタワーの途中から垂らした給電点が16mH位の逆VアンテナでPoorな物、朝起きをした時は必ず一応3.5MHz帯を聞いてはみるのだが何時もS9程度のノイズレベルで「ザーザー」のノイズ音だけ、偶に信号らしき物が聞こえてもノイズの影響で了解度が非常に悪く使い物に成らない。
余談だが私は自分でもノイズの中に浮き沈みする弱い信号を聞き取るのは苦手、其れを実感したのは兄と144MHz帯のSSBの移動運用に出掛けた時、兄は144MHz帯の移動運用中にたくさん呼ばれるとオペレートは頑張るのだが少し呼ばれなくなると直ぐに「お前一寸オペレートをかわれ!」と交代させられる。私はノイズの中の弱い信号を聞くのは嫌いなので144MHz帯の運用は余程の事が無い限り遣らないのだが周波数確保要員としての勤めを果たさねば成らずCQを出してノイズレベルを浮き沈みする弱い信号で呼掛けられると苦心惨憺する破目に成る。すると兄が相手のコールサインを彼是横から言って来るので何時も「其れだけ解るのならオペレートしたら」と口では言えないので無言で何時もマイクを差し出して「どうぞ」と意思表示していた。流石に兄はU・VHF帯の運用が大半なので絶えずノイズレベルとの戦いで慣れて居るのか?私はU・VHF帯の受信では兄には敵わなかった。
短波帯のLow BandでのDX通信は(1.9~3.5MHz帯)ノイズとの戦いで有るが7MHz帯に於ける国内QSOと成ると運用面ではノイズよりはQRMの方が遥かな問題、兄は私が7MHz帯で運用中に横で聞いて居る場合や私が県外で7MMz帯で移動運用時に何時も阿南の自宅で私の運用を聞いて居た様だが弩パイルに成った時「QRMの中で良くあれだけピック・アップが出来るな?わしでは完全に御手上げ状態や!」とよく言っていた。
矢張り其々に「得手、不得手」は有ると思うが最終的には慣れだと思うのだが?私はノイズには目茶苦茶弱いがQRMには絶対的に自信がある。何故ならノイズは若干レベルの変化は有る物のほぼ一定の連続したノイズ・レベルの中で微弱信号の上がり下がりを聞いて居る訳でオペレーターとしては其れを防ぐ選択肢が余り無く微弱電波に対する受信能力で避けるしか無い様に思える。反面QRMは人為的な局同士の同時発砲で起こる問題なので捌き手のオペレーターがアナウンスしてコントロールする事が出来るし、送受信のタイミングを微妙に色々変化させて呼掛け局の其々のタイミングを外したりする事で解消する事が出来る。元々これ等の場合は基本的に信号強度が極端に弱いケースで無く寧ろ強力過ぎて問題に成るので対処方法も色々有り、此れ等は運用局の微弱信号の受信力能力よりはオペレート 力(リョク)のが大きく影響するするので此れは慣れにより克服出来る可能性が高い。しかし移動運用中に時々発生する或る特定局の混信を与える為の故意の妨害は(連続した音声送信や音楽を流す場合は)送受のタイミングをずらす為の、あの手この手が使え無い為に如何にも成らなく最終的にQRTを余儀無くされた経験が何回かある。
私達兄弟は一軒の家で7~8年間アクティブに運用していたので何時でも同時運用が出来る様に私はHF帯を中心に運用、兄はU・VHFを中心に運用する区分が自然に出来上がって居た為に自然に身に付いた特徴だとは思うのだが私の場合は現在までに1.9MHz帯(43交信)50MHz帯(3307交信)144MHz帯(410交信)430MHz帯(105交信)1200MHz帯(54交信)と運用面でノイズとの戦いが主となる周波数帯は他の周波数帯と比較して極端に交信数が少ない数字と成って私の「得手、不得手」が如実に現れている。
しかし此れから季節が進むに連れてLow Bandのコンディションは上がって来るので台風の襲来の可能性が無くなれば各ビーム・アンテナのブームの固定を外す時にタワーに上がるので43交信では余りにも情け無い交信実績の1.9MHz帯のスローパーアンテナを4年振りに張って少し頑張ってみようと思って居る。