先月の10月20日に子供部屋の整理をしていたら押し込みの中に大きな段ボール箱が在り、『何だろうか?』とテープを剥がすと中からプレステの初期型とプレステ2とソフトが出て来た。
初期型は子供達が家に居た頃に、せがまれて私が買った記憶は在るのだがプレステ2は多分、子供達が家を離れ大学生時代に買った物だろうが懐かしさもあり部屋の整理は中断して早速、居間のテレビに繫いで動作を確認したら初期型は読み取りピックアップが駄目でソフトは読み込め無かったがプレステ2の方は正常に働いたので止せば良いのに黄昏爺さん『ファイナル・ファンタジーⅦ』を遣り始めたら此れに嵌って仕舞い、毎日暇に任せて遊んで居ました。
そして、此れが結構面白くて夢中に成り今日の昼過ぎに漸く最終ステージのファイナル・ボス・キャラクターと御対面状態に成りましたが其の間、1ヶ月強の日数が掛って仕舞い楽しい筈のゲームが苦しみに変わる日も在ったりで結構大変でした。然しストーリーの展開は素晴らしく、黄昏かけた此の歳の爺ちゃんが嵌って夢中に成って仕舞うのだから子供達が夢中に成るのは無理からぬ事を実感しました。
子供達だと通常、此のゲームは4~5日で完結させるのでしょうが?此れは『攻略本』がある場合で、何にも情報や予備知識が無い状態で進むと此れは結構、日にちが掛るのでは?と思いますが其れにしても40日は余りにも掛り過ぎかも・・・・・・・此の歳に成ると迷路の進み方や、其々の場所に隠された秘密や仕掛けを解き明かしていく段階では其れが出来ればゾクゾクしますし、出来なければ頭が痛く成る事も・・・・・・
未だ其の仕掛けを考え読み解く段階は良いのですが、今回のゲームを進行させる重要なミッションの中で金庫を開けなければ成らない場面が在り一定のスピードで動くカウンターで二桁の数字を4組を左右に切替えながら20秒以内に揃える場面では此れを時間内に合わせるのに何回チャレンジしてもクリヤー出来ずに最期は夢にまで出て来る状態で、『歳を取ると此れ程までに動作が鈍るのか?』を思い知らされて此れをクリヤーするだけに可也の時間が掛り情け無いほど可也手間取りました。然し此のゲームに嵌った事で日頃の日常生活よりは遥かに謎解きなどで頭を使いますし、何より指先は何時も寄り可也動かしますので高齢者の『呆け防止』には役立つかも知れません。
此の様な状態なので部屋の整理や無線関係のジャンクを終活として整理に掛っても全てが、途中でストップし中々前に進まず、然も今回はテレビ・ゲームの面白さに味を占めて嵌って仕舞い『画質や動きの早いプレステ4の中古機が欲しいなぁ~』等と考えて居る家内に云わせると、本当に困った爺ちゃんです。