黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 今朝はTU5MHに振られっ放し!

2017年01月31日 10時35分38秒 | アマチュア無線

 今朝は定刻より少し早い05時前からBGM代わりにワッチを始めたが矢張りDXの信号が聞こえるのは06:30JST以降で時間を持余す状況と成った。今日は3.5MHzと7MHz帯を中心に交互に聞いたが7MHz帯の方はノイズ・レベルが高くサッパリ聞こえず3.5MHz帯は信号は強くないが毎朝聞こえる常連組みが何とか聞こえて居る。DU1IST,E72U,S51IV,SV9BAI,GW3YDXが559~579のレベルで入感して居るが残念ながら全て此の周波数では交信済みの局で此の時間帯で当局で聞こえて居たBand NewはDM5BBとR5WWくらいで後者の局とは交信する事が出来たがDM5BBは彼方此方と浮気をしていたら何時の間にか信号が沈んで聞こえなく成って居た。


 07時を過ぎた辺りから7MHz帯を聞いて居たらTU5MHが579程の信号レベルで入感し始めて一時は599プラスで入感して居て例の高速のキーイングでテキパキとJA局を捌いて居たが当局の設備では歯が立たず40分間ほど断続的に呼掛けたが残念な結果に終った。此の局は可成り確りした設備で運用しているのか?信号は全体的に強力で朝方の10MHz帯や今日の7MHz帯の信号は他の局と比較すると可成り強力に入感して居るので僅かな期待は持って居るのだが?


 此の国とは過去に56回の交信をして居るが其の大半がハイバンドでの交信で3.5MHzと7MHz帯でのCWモードでの交信実績が無し(160mは無理で期待も出来ない)先ずは7MHz帯のCWでの交信を狙って居るのだが現状は中々苦しい展開と成って居る。この場所からの信号は1970~1980年代はアフリカ方面では此の国は政情も安定していたのか?アクティビティーが高く比較的に簡単に交信する事が出来て居たが2004年から2013年の間は私のログには交信履歴が無い状態と成って居る。此の時期のアフリカは彼方此方で内乱が勃発して可也、政情が不安定で荒れていた時期なので其の影響か?昔はペディションを期待する様な場所では無かったのだが?

 東洋町の「海の駅」

2017年01月30日 16時43分23秒 | アマチュア無線

       


 高知県安芸郡東洋町には海の駅が有りこの一帯が生見サーフィン・ビーチと呼ばれて居ます。此のビーチは室戸阿南海岸国定公園のほぼ中央部に位置しそのビーチの長さは500m以上に及び海岸も広いし海の水も綺麗でサーフィンのワールドカップが開催される此のビーチは太平洋からダイレクトに打ち寄せる素晴らしい波に魅せられて全国からビギナーからプロを合わせて年間10万人近くのサーファーが訪れるサーファーにとって憧れの地と成って居ます。


 国道を挟んだ反対側ではサンサンと陽光が降り注ぐ海沿いの急斜面で南から吹く潮風のゆりかごで美味しく成熟する東洋町の名産のポンカンが栽培され年末前から国道脇にはポンカン販売所が店開きして往来する人で賑わっています。


 又 アマチュア無線的には此の東洋町からの常駐局の信号は余り聞こえず比較的レアーな町と成っています。此の東洋町の有る高知県安芸郡(田野町、奈半利町、安田町、北川村、馬路村、芸西村)は高知市内から可成り距離がある事と其々の町村の固定局の運用が少なく(現在は田野町以外は余り局が出て居ない)貴重な存在でJCGや全町村のアワード達成には苦労が有る様です。


 中央の写真が「海の駅」の建物最後の写真は其の前の砂浜で実際のサーフィンが行なわれるビーチは此処より少し南側に下った民宿が立ち並ぶ場所で冬場でも若者で賑わって居ます。

 今日は久し振りに1.8MHzで実績が出た。

2017年01月30日 08時08分08秒 | アマチュア無線

 昨日は日曜日の稼ぎ時にまさかの交信実績がゼロに終った。昨日は1.8MHz帯はコンテストが行なわれて居て当局の様なPoorな設備の局にも少しはオコボレが有るかと?断続的に時間帯を区切ってワッチをしてしていたが此の周波数帯はDX局と国内局の信号レベル差が大きい上に周波数帯の巾が狭いので呼掛ける局、殆ど応答が無いのにCQを連発する国内局の強力な信号で肝心のご本尊の信号がAGCに寄って抑えられ受信出来ない状態に成って仕舞い最終的には早々と諦めた。


 二日連続の坊主は避けたいので矢張り可能性の有る1.8MHz帯を04時頃から聞き始めた。当然此の時間は3.5~10MHzはNGで1.8MHz帯へ下りて受信を始めたが状況は昨日と同じで国内局の信号は殆ど599プラスでガンガン聞こえるがDX局とのレベル差が歴然として弱い上に国内局の混信を掻い潜って受信する事は当局にとっては至難の技、然しこの時間でDX局との交信が狙えるのは此の周波数帯しか無いと覚悟を決めて聞く耳の感度を一段持上げて何回もの分割受信で漸く完全にコール・サインがコピー出来ると呼掛け開始、然し応答が有っても今度は此方のコール・サインを完全に解って貰うまで数回の送出をせねば成らない状態に悪戦苦闘して何とか4局と交信して実績作り、しかし其の周波数帯も07時少し前に成るとDXの信号も可成り弱くなるとJAのCQ TESTの空打ちもピタリと止まった。07:04JST辺りから3.5~7MHz帯へと上がりながら聞いたが既に此の時間帯では当局のシステムではDXの信号(CW)は殆ど聞こえずに14MHz帯まで上がって何とか聞こえて居たA35Wと07:12JSTに交信した後に閉局した



         今朝の交信


   RK4FD(1.8,CW)      HS0ZIA(1.8,CW)      

   UE0L(1.8,CW)      RU1A(1.8,CW)

   A35W(14,CW)

 交信実績がゼロで終った。

2017年01月29日 23時09分33秒 | アマチュア無線

 昨日からCQ WW 160m DX Contestが開かれているので当局のプアーなアンテナシステムでもチャンスが有るかな?の軽い考えで時々1.8MHz帯をワッチしても聞こえるのはJA局ばかりで其の上に周波帯幅が狭い為に国内局にバカスカとCQを連打されると混信で思う様に交信する事が出来ずに早々と諦めてQRTしてしまった。昨晩は一寸ワッチで夜更かしをしてしまったので朝方は起きる事が出来ずに今日は交信実績はゼロに終った。昼間の7MHzの国内コンディションも土曜日は可成り良かったが今日は以前の7MHzの状態に戻ってしまいノイズぽい感じで良くなかった。

 久し振りに此の世界の金の卵の声を聞いた話

2017年01月28日 23時39分50秒 | アマチュア無線

 今日の午後にブログを書き込みながら7MHz帯を聞いて居たら珍しく若々しい女性らしい局がQRVして居た。最近の午後の7MHz帯の国内コンディションは芳しくなく16時頃まではバンド全体がノイズぽく成りスキップ・ゾーンも広く可成り悪いコンディションが続いて居たが昨日辺りから此の時間帯の国内コンディションは可成り上向いて来て更に今日は週末の性もあってバンド全体に可成り賑わって居る。


 7MHz帯で若々しい人の声を聞く事は最近は本当に珍しく然も女性の声に思えたのでトランシーバーのダイヤルはピタリと其処で止まり、その周波数での交信状況をBGM代わりにして1時間以上受信した。其の間のコンディションは抜群で其の局は終始59プラスの信号で入感して居たが呼掛ける各エリアの局の信号も59で強力に入感して居たが呼掛けている局は日頃に聞き慣れた声ばかりで何時も思う事だが最近の7MHz帯で1stQSOと成る様な局は殆ど無い。


 暫くは若い女性と思って居たのだが交信中の会話から??と思う部分が有ったのでブログを書き込む手を休めて注意して聞いてみると如何も中学生の男の子と解ったが本人がアナウンスしなければ成人の女性の声に聞こえたので遂に爺さんの耳も此処まで退化したのか?と一寸ショックを感じてしまった。御本人は開局仕立てのオペレートでは無かったが所々にたどたどしさが有って直ぐ傍にベテランさんが居られてオペレートの仕方に付いて指導を受けて居る感じで所処でサイドの方の声が少し入って久し振りに懐かしい思いがした。


 私がアマチュア無線を始めたのは高校のアマチュア無線クラブでしたので始めてマイクを握った頃は上級生が尽き切りで横に座って可成り厳しく指導されましたのでCQの出し方に始まりQSOのパターンも其れ成りの型が有り其れを大きく逸脱する事は有りませんでしたが最近は個人レベルでアマチュア無線に興味を持って其の延長で開局する局が多いので其の辺が十分理解出来ずに行き成り開局運用する局が多い性か?少し交信での運用方法やオペレート等で「少し自己流で自由過ぎて問題だな?」と感じる事が時折有りましたが現在でも此の様な形でアマチュア無線に入って行く局も居る事を目の当たりにして此の年代は此れからのアマチュア無線の世界では正に金の卵、是非、アマチュア無線を楽しみながら末永く続けて行って貰いたいと思いました。

 水床湾を楽しむ事が出来る施設

2017年01月28日 14時52分59秒 | その他

       


       



 徳島県の海部郡海陽町宍喰の一番南側に成る水床トンネル(638m)を徳島県側から抜けた直ぐの交差点を海側に曲がって(左折)進むと其の先の終点に竹ヶ島があります。車で進むと島とは橋で結ばれて居りその侭に島に入ってしまうので岬の先端と錯覚しますが実際は島と成って居ます。島の近辺は海陽町を代表する景勝地の水床湾で透明度の高い穏やかな海が広がり、ゆっくりとカヤックで遊んだり船に座った状態で水床湾の美しいサンゴ礁や熱帯魚を観賞する事ができる海中観光船ブルーマリン号等を楽しむ事が出来ます。また此の地は徳島の県南部では美人の多い事で有名で地元では「美人の里」と云われています。


 又 近くには下の段の写真の様に海に浮いた建物の座敷で新鮮な海の幸(海賊料理)を楽しむ事が出来る設備やプライベート・ビーチを持つペンション(ししくい)が有ります。

     

 今朝の成果(2017/01/28)

2017年01月28日 10時35分31秒 | アマチュア無線


 矢張り週末はQRVする局が多いせいか?今朝はDXコンディションは決して良くない様だが今朝06:30JST
頃からポツリポツリとDXの信号が聞こえて居た。3.5MHz帯も少し聞こえていましたが呼掛けても全く応答が無く07:30JSTまで聞いて交信が出来たのは7MHz帯の2局と08時頃に14MHz帯で交信出来た1局に終わった


          今朝の交信


 HG14HST(7,CW)          LZ552SGO(7,CW) 

 VE100VIMY/VE(14.CW)


 信号の有無は確認出来ても各局ともに呼掛けられる様な信号強度では無い

2017年01月27日 20時21分51秒 | アマチュア無線

 今朝も定刻の06:30~07:40JSTの間3.5MHz帯から18MHz帯をくまなく聞いてみたが全体に信号が弱く呼掛けれる様な状態では無く交信実績は無しに終わった。此の侭では終わる事が出来ないので17:00~18:20JSTを10MHzと18MHz帯を中心にワッチしていたらCWモードの信号は聞こえなかったがSSBモードでロシアの局が55~58くらいのレベルで数局入感して居たので暫く待機したがQSO中は全てロシア語での会話で最後まで英語でのCQは聞こえずチンプンカンプンで呼掛ける事が出来なかった。信号はコンディションが悪い中でも確り聞こえて居たので夕方頃の18MHz帯も要注意である。更に此の侭では終れないので駄目元で20:10~20:25JST頃に7MHz~10MHz帯を聞いて居たら各バンドで1局ずつ交信する事が出来て如何にか今日も最低ノルマは達成したが最近は交信実績を作る為に日々青息吐息の状態で結構疲れる。


 その様な状態でも午前中の10MHz帯のTU5MHは信号も強力で可成りの高速キーイングながらJA各局をバリバリ捌いている。アンテナはビームアンテナか?他局とは別格の信号強度とテクニックで599で入感して居て驚くばかりだ。


          夜の交信実績


    RK3YWA(10,CW)     R1547M(7,CW)

 道の駅 宍喰温泉

2017年01月27日 11時32分05秒 | その他

          


 写真は道の駅「日和佐」に続く次の道の駅の「宍喰温泉」(徳島県海部郡海陽町)の入り口付近です此の道の駅の西側に向かって宍喰の町が広がっています。此の道の駅の前を1Km強 南側に進むと宍喰トンネルが有り其のトンネルを抜けると数メートルで直ぐに県境が有り其処からは高知県安芸郡東洋町に成ります。従って海陽町宍喰は徳島県の一番南側の町と成っています。以前は旧、海部郡宍喰町37004Bでしたが2006年3月に同じく海部郡海南町37004Eと海部郡海部町37004Aの3町が合併し海部郡海陽町37004Hと成って居ます。


 以前は此の地を訪れると必ずというくらいアマチュア無線の移動運用を行なって居ましたが最近は移動運用に全く興味が無くなったので今回は初めて宍喰温泉の湯にユックリと浸かり至福の時を過ごしました。

 夕方は10MHz帯が要注意か?

2017年01月26日 22時16分55秒 | アマチュア無線

 今朝のDXの実績は思う様に伸びなかったので夕方に駄目元でハイバンドに網を張ってみた。14MHz帯18MHz帯は全くDX向のパスが開けずに殆ど聞こえなかったので此処2~3日の実績から10MHz帯一本の絞り17:20JST頃から聞き始めたら17:35JST頃から急激にコンディションが上がり数局と交信した後の17:56JST頃にフェードアウトして言った。3.5MHz帯や7MHz帯は其の前後の時間帯では海外の信号は殆ど当局では聞こえなかった。


 今日の聞え方から朝は08時以降からの14MHz中央アメリカとカリブ海方面と夕方の17時~18時に掛けての10MHz帯が要注意な感じがする。


       今日の夕方の交信



     OZ1HDF(10,CW)     GW3YDX(10,CW)      

     EI4KF(10,CW)

 宍喰浦の化石漣痕(海部郡海陽町宍喰)

2017年01月26日 17時30分38秒 | その他

       


 宍喰の町に入って少し進むと宍喰大橋があり其の橋を渡り切った所で右折して最初の三叉路を更に右折して調度大橋の下を回りこむ形で進むとこの写真の宍喰浦の化石漣痕の場所に出ます。此の場所は看板が有るだけで目立たぬ場所にありますが此処は国指定天然記念物(昭和54年11月26日付け)に指定され学術的には可成り珍しい物の様です。この場所近辺には以前に可成り賑わった国民宿舎の「みとこ荘」に至るルート上に有るのですが其の「みとこ荘」も可成り前に営業を辞め現在は観光客が余り通らないルートに成ってしまい今はペンション「ししくい」と海に浮か座敷で海賊料理を提供する店だけに成って仕舞い寂しい限りです。漣痕についての説明は2枚目の写真にあります。



 

 此処暫くの早朝の7MHzのNE方面は要注意!

2017年01月26日 10時54分00秒 | アマチュア無線


 今朝も定刻の06時頃から聞き始めたが最初の内はノイズばかりでDXの信号は殆ど聞こえず手持ち無沙汰の状態が続く、当局の設備で如何にか まともに聞こえたDX局は3.5MHz帯ではGW3YDXのみで日の出時間頃の信号レベルが上がった処で如何にかQSOする事が出来た。


 其の前後は3.5MHz帯と7MHz帯を行き来したがDXコンディションは7MHz帯のほうが良い感じでDXクラスターにはカリブ方面の情報が上がり始めた。



        今朝聞えたDX局


  P4/DL4MM     KP2M     C6AGU     

 

      PJ2/W8WTS          FM5BH    HK1MW    

 

      YV5DRN


 カリブ海方面と中米方面の信号は確認は出来るのだが仮に呼掛けてコールバックが有っても其の内容が判読出来ない状態では呼掛けられずDXコンディションが上がるのを只管待ったが今朝のコンディションは其れ以上に上がる事無く落ちて行った。この間は頑張って聞いていたが其れ等の局を呼掛けるJA局は余り居らず此方のどのエリアにも強く入って居なかった様だが最近に此れだけの局が聞こえたのは珍しく暫くの間は確りワッチをしなければと思う。


        今朝の交信


     GW3YDX(3.5MHz CW)  FK8IK(18MHz CW)  


 大砂海岸(海部郡海陽町)

2017年01月25日 17時55分33秒 | その他

    


 前回のブログにあった塩鯖が生き返って泳いで行ったと思われる「大砂海岸」現在は海水浴場として整地され利用されて居ますがこの場所も仕事の関係で正午近くの時間に此処を通り掛かった場合は先輩(JA5BIF)と良く昼飯にして海を見ながら一休みした思い出の場所です。其の当時は整地された直ぐで立派な駐車場や公衆トイレなど併設されて居ましたが其の当時からすると20年近くの年月が流れて居る為に雑草に覆われ一寸様子が変わって居ましたが其の頃には無かったと思われるキャンプ場が出来て居て夏場の学生達の四国一周の旅には役立つて居る様に思えました。写真の一番手前の島が牟岐町の沖合い4Kmに浮かぶ出羽島で島の一番右端の岩場が見えている辺りに天然記念物の「シラタマモ」の生息地が在ります。









 鯖大師と其の由来 (海部郡海陽町)

2017年01月25日 14時46分34秒 | その他

       


 鯖大師がある此の辺りは(徳島県海部郡海陽町)昔から八坂八浜と呼ばれ四国の札所を巡る遍路道の中で一番長く昔は大変な難所の厳しい道程でした。今から1200年も昔にお大師さんは厳しい坂の此の場所で一休みなさいました。其のとき「空海よ!」と誰かが呼ぶ声に声がした方に振り返ると雲間に合掌した行基菩薩が現れて「空海よ そなたは末永く人々を救いつくすであろうぞ」と言われたそうです。その時に背に重い荷物を積んだ馬が通り掛かったので お大師様は馬子に「御苦労じゃな、暫く馬を休ませなさい。」と声を掛けられましたが馬子は余計なお世話と手綱を引いて馬を急がせます。「お待ちな 馬は苦しいのじゃ暫く休ませるが良いぞ何を積んだのじゃ重そうじゃないか?」と尋ねると馬子は「塩鯖だよ坊さんには縁が無い物よ」とつっけんどんです。「縁が有る無しは別にして一匹だけ私に施してくれないか」と言いましたが馬子はそれを無視して無理やり馬を引きずり先へと進ませます。其の時、お大師様はすっくと立ち上がり「大さかや、八坂さか中、鯖一つ、大師にくれで、馬の腹やむ」と歌が聞こえて来ました。其の時に馬が急に横倒しに成りもがき苦しみだし見る見る内に馬のおなかが膨れ、もし馬が死んでしまうと塩鯖ぐるみ元も子も無くなるかも知れないと馬子は途方にくれました。


 施しをせずに黙って通った事で罰が当たったかも知れないと思った馬子は一番小さい塩鯖を手にして引き返し「先程はどうも失礼しました どうぞ此の鯖をお受け下さい」と謝りながら差し出す塩鯖を足元に置いてお大師様は馬子に水を汲んで来る様に言い渡し其の水をお加持して「あやまりに気が付いて好かったな この水を馬に飲ませるがよい」と馬子に渡しました。さっそく馬子がもがいている馬に其の水を飲ませると不思議に馬はすくっと立ち上がりケロリとして居るのです。馬子は思わずお大師様に手を合わせました。するともう一度お大師さまが詠まれる「大さかや、八坂さか中、鯖一つ、大師にくれて、馬のや(止)む」歌の言葉は同じ様に聞こえますが「くれで(くれなくて)」と「くれて(くれたので)」と違って居ます。馬子が「わるう ございました。お許し下さい。」と心からわびると「人間の欲は果てが無い。其の欲を引締めなければ成らんのじゃ馬の手綱を引く様にな」とお大師さまは諭されて馬子を引き連れて一山越えた大砂の浜の法生島の浪打際に立たれて馬子の見ている前で手にした塩鯖を海に入れて加持祈祷をしました。するととっくの昔に死んだ筈の塩鯖が生き返りピンと背ビレを張って沖の方に泳いで行きました。


 此の不思議に目を見張っていた馬子は其の場で馬子をやめお大師様に「どうぞ私を弟子にして下さい」と御願いして弟子に成りました。其の事からお大師さまと馬子の出会いの坂を「馬引き坂」と言い塩鯖に御加持した海辺を「鯖生」→「鯖瀬」と呼ぶ様に成ったと言われて居ます。


 馬子は日毎に心を入替えて修行に励み立派なお弟子に成って行った或る日「此れで良かろう そちは今日から私から別れて、馬と一緒に私達が出会ったあの坂に帰るが良い」とお大師さまはこの様に言いつけました。馬子は最初はまごつきましたが師匠の言付けには何か深いお考えが有ると 此の様に悟って「はい お言付け通りにあの坂に参り此の馬と一緒に確り働いてお寺を御作り致します。あの坂は大変な難所なので其の道を通る人達に安らぎを与えるお寺を御作り致します。」もう馬子は立派なお大師さまの弟子に成って居たのです。「良くぞ引き受けてくれた。あの坂の松はただの松の木では無いのじゃ行基菩薩様がお植えに成った松、其の松の木陰で行基菩薩の夢を観て お言葉を頂戴したんじゃ其の地はみ仏の霊地なるぞょこれから此の道をみ仏のお慈悲を求める遍路の人達が永遠に絶える事無く此の霊地を通るであろう道中の最難所のあの坂にお寺を作る事はみ仏の為であり其のお慈悲をいただく皆の為なのじゃ」


 お言葉を終えてお大師さまは自らお作りになった御本尊をお弟子の馬子にあたえて行基菩薩さまのお像と此の尊像を一緒にまつる様に言い渡されました。ご尊像を「馬引き坂」にお運びした馬子のお坊さんは小さな庵を作って行基菩薩さまとお像を一緒にまつり、お寺の名前を行基庵と名付けました。そして幸せな家作り幸せな社会の為にお大師さまの遍路の道を巡るお遍路さんを休ませ、励ます番外の札所として行基庵は拝まれて来ました。其の行基庵が現在の鯖大師本坊だそうです。私は仕事柄27年間に渡り此の通りを通過し時に良く休憩の場所として使用したりして鯖大師の存在は知って居ましたが其の寺の由来に関しては十分な知識は無く今回初めて知る事が出来ました。この街道は27年間に渡り何百回となく車で通り通りましたが1回の事故にも合わず行き来が出来たのはお大師さまの御蔭だと感謝して久し振りにこの寺に訪れました。帰りの本坊から国道に出た所に名物の鯖瀬大福を販売する店舗が有って此れ又久し振りに買って帰りました。

 TU5MH 粘り腰でGet!

2017年01月25日 09時38分56秒 | アマチュア無線


 今朝も定刻に起床してワッチを始めたが3.5MHz帯や7MHz帯のDXコンディションは最悪状態で聞こえたのはE20MDNくらいで呼掛けたが残念ながら応答は無くこれ等の周波数帯を諦めて一気に14MHz帯へQSYしたらKP4JRSがピークで559レベルで入感し即呼掛けを開始したが此の局へも電波は届かず今朝もDXの成果は無しに終わるかと思って居たらKH2L(Gum Is)が聞こえ此処となら交信出来るだろうと呼掛けて何とかQSO出来たがDXコンディションは悪すぎる。


 其の後にクラスターに10MHz帯にアフリカのTU5MH(Coted Ivoire)の情報がアップされたのでQSYして聞きに行ったら559の信号レベルで聞こえている。ご本尊はスプリット運用でJAを好意的に捌いていたので居たので08:30JST頃から呼掛けを開始したが呼掛け巾は一時は1~7KHzまで広がり相手がどこらを聞いて居るのか解らず然も相手の動きのパターンが解らず暗中模索の状態が30分以上続きストレスが溜まる。其処で此れで応答無ければ今日は諦めようと4.3KHz-UPで呼掛けたらコールバックが有り599-599で交信が成立した。


 相手の信号は08:50JSTには599プラスまで上がったが09:05JST頃からQSBが始まり途中で579程度まで下がったが少し持ち直した09:18JSTの交信と成った。実に48分間に渡り呼掛け続けたわけで粘り勝ち!最後まで諦めずに呼掛けて続けて良かった。