さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 チェスキー・クルムロフ その3

2011年11月02日 | 海外旅行
来た道を戻りながら、街の眺めを楽しみました。



城の塔とセットで写真に良く登場する旧聖ヨシュト教会



ヴルダヴァ川にかかる橋にでました。



橋の上には、聖ネポムツキーの像が置かれています。

聖ネポムツキーは、チェコの守護聖人として、チョコの各地に像が置かれていますが、特にプラハのカレル橋の像が有名です。

ネポムツキー像には、必ず5つ星と棕櫚の枝が配されていますが、詳しくはカレル橋の項にて。



朝の霧はどこへいったのか思うほど、日差しが厳しく感じるようになってきました。



建物の壁の所々に、チェスキー・クルムロフの領主であったロジェンベルグ家の紋章である五弁のバラが飾られています。



五弁のバラは、マンホールの飾りにも使われています。



スヴォルノスティ広場に戻り、今後は東に向かうと、聖ヴィート教会があります。



聖ヴィート教会は、15世紀のゴシック様式の建物です。



小路から見る城の塔



「スグラフィート装飾」の建物が並んでいます。



三っつ目の展望スポットに到着しました。ここからは、城の眺めが広がっていました。



手前の塔は、旧聖ヨシュト教会です。



街の看板も趣があります。



レストランの看板



花の飾りも似合っています。



聖ヴィート教会の尖塔



歩いていない通りに入ると、別な風景が広がっています。



レストランの入り口に置かれた思わせぶりな人形



集合時間になって、バスに戻りました。



チェスキー・クルムロフからプラハに向かう途中、チェスケー・ブジェヨヴィツェの街を通り過ぎました。

これは、ブドヴァル社の工場のショールームです。

チェスケー・ブジェヨヴィツェのドイツ語読みは、「ブトヴァイス」(Budweis)で、ブドヴァル社が販売する「ブドヴァイゼル・ビール」が名産になっています。

このビールの評判にあやかったのが、アメリカのアンハイザー・ブッシュ社製の「バドワイザー」です。両者の間で、商標を巡る訴訟に発展し、1911年及び1939年の同意では、チェコ側が北米および米国保護領に限り商標権を放棄することで合意しています。ヨーロッパでは、このアメリカ製ビールは、「Bud」(バド)「Busch」(ブッシュ)で売られています。アンハイザー・ブッシュ社製は、商標の買い取りを申し出たものの、ブドヴァル社側はこれを拒否しています。

中国のパクリが問題になっていますが、アメリカでもやっていたのですね。



チェスキー・クルムロフの街中にも、赤色の「ブドヴァイゼル・ビール」の看板が多数掲げられていました。





途中で休憩したガソリンスタンド付属のコンビニで、「ブドヴァイゼル・ビール」を見つけたので買いました。右は、チェスキー・クルムロフ産のエッゲンベルクです。

バドワイザーの缶は、赤と白を基調としており、「ブドヴァイゼル・ビール」をまねしたのかなとも思ってしまいます。

アメリカ製の「バドワイザー」は、味が薄いので嫌いですが、チェコのビールは美味しいですね。
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